週刊ハーツ
2026.10.31
10月31日 永福コルセッツ戦 3-9
2026年10月31日(土)13:00~15:00
戸田橋2面(ビジター)
第30戦《Gリーグ第11戦》
【永福コルセッツ vs 南海ハーツ】(2回戦)
H 000 210 00x 3
C 103 410 1 9(10)
投:矢野〔負〕-小林
本塁打:小林〔1号〕、黄〔3号〕
1 (三)高松【49】
2 (左) 森 【 0 】
3 (投)矢野【32】
4 (一)筒井【18】
5 (捕)小林【61】
6 (遊)横井【 6 】
7 (右)中原【44】
8 (二)兵藤【23】
9 (中) 黄 【47】
10(指)岩田【36】
11(指)丸山【39】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=牧野選手(永福コルセッツ)
優秀=松田選手(永福コルセッツ)
優秀=小林選手(南海ハーツ)
MGP=黄選手(南海ハーツ)
★ハーツ表彰★(選定&コメント:丸山監督)
敢闘賞=小林(4回、ライト線へ見事な本塁打、先発キャッチャーからリリーフとマルチな活躍)
敢闘賞=黄(5回、センターオーバーの本塁打、参考ながら8回にもライトオーバーのツーベース)
技能賞=兵藤(塁上での何気ない会話で相手投手の進化を聞きだす)
守備賞=横井(4回、三遊間のあたりをバックハンドからすばやい送球で打者走者をさす。その後、セカンドがはじいたゴロを見事なバックアップでツーアウト)
辻本賞=森(1回、しぶいヒットで一年前のノーヒットノーランの呪縛を解く)
完璧なまでに晴れ渡った青空。Gリーグ第11戦は好天に恵まれた。永福コルセッツさんとの2回戦。南海ハーツが対峙するのはリーグ屈指の好投手・牧野選手〔左〕。丸山監督の牧野投手を打ち崩したい思い、そして昨秋のノーヒットノーランの雪辱を期す森の気持ち、それぞれに熱いものを胸に試合に臨んだ。しかし牧野投手の壁は高かった。初めに記すと、ハーツは7イニングで12三振を奪われる。しかも各回3アウト目の三振率がとても高い。こちらとしては完璧にねじ伏せられた思いになる。それでも懸命に立ち向かったハーツ打線を順に見ていこう。1回表、一死から2番の森が詰まりながらもセカンド右への渋い当たりで内野安打〔右〕。まずはノーヒットノーラン阻止だが、このあと2者連続三振で、ハーツは無得点。


1回裏、ハーツの先発は矢野〔中〕。牧野投手に負けず、この日の彼は球が切れていた。1番打者を見逃し三振。そして予測不明で左右に沈む球を守備の上手い小林捕手がなかなか取れないほど、変化量が特に大きい。簡単に二死を取ったのだが、ここからのコルセッツ打線がしぶとい。3番・須藤選手がライトへの二塁打で出ると、5番・牧野選手のサード内野安打で1点先制。

肘の上げ方にタメができて、さらに進化した牧野投手が2回、3回を危なげなく無失点に抑えると、矢野投手も2回は三者三振。この日は初回から両先発投手が頑張った。試合が動いたのは3回裏、コルセッツ・2番の古川(法)選手が二塁打で出塁すると、4番・古川(春)選手の打球はショートを襲うライナー。これを横井がグラブに当てながらも取れず、まず1点。その後は牧野選手の好走塁などでさらに2点を加え、コルセッツが4-0とリードを広げる。
このまま点差を広げられるわけにはいかないハーツは4回表、四球、二盗の矢野を、5番の小林〔中〕がライト線を抜けるランニング2ランホームランで迎え入れ、2-4と追い上げる。

しかしGリーグ首位のコルセッツは強い。追い上げられたらすぐに突き放す。4回裏一死からエラーと3死四球、タイムリーで2点を挙げると、ハーツはここで小林〔中〕にスイッチ。一死満塁で、セカンドが弾いた打球をショート横井がバックアップし打者走者をアウトにするも、セカンドランナー牧野選手の好走塁で2者生還。このあたりの点の取り方はハーツも見習いたいところだ。この回終了時でコルセッツは8-2と再び大量リードに。ただ失点8のうち、矢野の自責はわずかに2。その数字だけなら互角の試合展開。やはり守備陣が投手を助けることが必要だ。

それでもハーツに見せ場は残っていた。今年の成長株、若手の黄が魅せてくれた。5回表、黄がフルスイングした打球はセンターの頭上を越えるランニングホームラン〔中〕。なんと今シーズン第3号で、チーム本塁打王を驀進中だ。体格が良く、当たれば飛んでいくし、何より脚がある。その脚力を生かし、3本ともランニング本塁打である。ハーツは好投手の牧野選手から若手の2ホームランで3-8と追い上げる。

それでもまた点を取るのがコルセッツ。チームの支柱・松田選手が右中間へ鋭く弾き返すと、こちらもランニングホームラン〔中〕。1試合で3本もホームランが出るのは珍しい。快晴の下、3者ともに素晴らしい打球だった。

ハーツの反撃力は5回までだったか。6回表には一死から森が球を完璧に捉えた強烈なライナーを放つも、牧野投手が素早く反応し好捕〔中〕。この日の牧野選手は、投球、守備、走塁と一人で何人分もの働きを見せ、最優秀選手も必然だ。

試合はこのまま押し切られ、ハーツは3-9でコルセッツに完敗。そしてコルセッツさんはリーグ一番乗りで全12試合を消化。これはシーズン初めからしっかり試合を組んできた成果であり(雨天中止に各チーム苦しんだが)、渉外担当・松田さんの功績は大きい。実はこの試合の前に、永福コルセッツはGリーグ初優勝を決めていた。リーグ参入4年目にして悲願の優勝を手にしたことになる。チームの先頭に立って運営を進める松田さんとともに、小須賀監督の存在が大きいと思う。Gリーグの開幕前ミーティングや球場でお話しすると、野球に精通していて、思慮深く、草野球人として私は尊敬している。いつもありがとうござます。そして永福コルセッツの皆さん、おめでとうございます!
Gリーグは現在7チーム。昨季はエースハンターズさんが初優勝(中野マシンガンズさんと両チーム優勝)。直近でリーグ入りした2チームが優勝を果たし、各チーム切磋琢磨でリーグ内のバランスも良いと思う。もちろん古くからいるチームも負けてはいられない。南海ハーツは現時点で下位に沈んでいるが、まずは残り1試合、そして来季に向けて前向きに進んでいこう。チーム全員で丸山監督を支えていきたい。
文責【6】
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