週刊ハーツ

月別アーカイブ

2019.06.29

06月29日 YBC-67戦 9-7

2019年6月29日 13:00~15:00
西戸山公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【YBC-67 vs 南海ハーツ】

Y 015 100  7
H 151 20x  9

投:今泉-柴川〔勝〕
捕:横井-綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:綿貫、小西2、兵藤、今泉

 1 (捕)横井【 6 】
 2 (二)柴川【 4 】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (指)綿貫【14】
 5 (投)今泉【63】
 6 (指)永山【36】
 7 (中)宮本【19】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (三)兵藤【23】
10(左) 森  【 0 】
11(右)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=今泉(試合を決める勝ち越し適時二塁打)
敢闘賞=柴川(3イニングを1失点、5奪三振の好投)
敢闘賞=小西(打率10割を切ったものの、二塁打2、打点2)
技能賞=なし
守備賞=住吉(三遊間深めの当たりに追いつき、二封)
山山賞=なし

動画はコチラ

 この日は対戦相手のYBC-67さんのご厚意により、試合前2時間は合同練習。梅雨時らしい小雨交じりの中、参加した7名は、試合でしっかり結果を残し、練習の有難みを改めて教えてくれた。練習参加者最年長の藤本は初回の守備から出足鋭く一邪飛を好捕するなど、4度の守備機会を完璧にこなした〔左〕。打では安打こそなかったものの、2四球、2得点〔右〕と渋い存在感を示していた。

 試合の序盤は両チームが点を取り合う展開。初回ハーツは先頭の横井が幸運な内野安打〔左〕で出塁、4番綿貫の内野ゴロで先制点を奪う。同点に追いつかれた2回、四球出塁の藤本が暴投で逆転のホームを踏むと、無死二三塁から助っ人小西が三塁線を破る痛烈な適時二塁打〔中〕を放ち2点を追加。さらに二死二三塁からは綿貫の2点適時二塁打〔右〕が飛び出し、この回5得点のビッグイニングとなった。

 先発を任された今泉〔左〕は、1、2回を1失点で切り抜けたが、3回、3四死球に自らの失策も重なり、5点を奪われ、試合は6対6の振り出しに戻った。その裏ハーツは、二死から藤本が四球で出塁、すかさず二盗を決めると、続く兵藤が適時二塁打を放った〔右〕。

 4回からハーツのマウンドは横手投げの柴川。いきなりの連打で1点を失ったが、後続を断ち切る。この日の試合を決めたのは、ハーツ4回の攻撃だ。先頭小西〔左〕がこの日2本目の二塁打で出塁、続く横井〔中〕がしぶとく中前に落とし、柴川は四球で歩いて無死満塁、絶好のチャンスをつくる。さあここからは、三番住吉からのクリーンアップ。しかし、住吉、綿貫と内野飛球に倒れ、二死となる。ここで迎えた五番今泉〔右〕はチームの期待に応え、右越えの2点適時二塁打を放ち、粘る相手を突き放した。

 2点のリードをもらった柴川〔中〕は、5回、6回をしっかりと締め、勝利を手にした。この日の柴川は、緩急を巧みに織り交ぜ、立ち上がりを除いては、まともにバットを振らせなかった。3イニングで2四球と制球も安定、見事な救援で、助監督綿貫に勝利を届けた。

 集中力の途切れやすい小雨交じりの一戦となったが、ハーツ打線は二死からの適時打3本で5得点をあげた。柴川の好救援の陰に隠れがちだが、最後の攻撃で右中間にクリーンヒットを放った森〔中〕など、しぶとさを発揮したハーツ打線は、これからのGリーグ戦終盤の戦いに好材料となるだろう。

【文責・背番号23】

2019.06.22

06月22日 TEAMシゲル戦 4-10

2019年6月22日 15:00~17:00
世田谷公園野球場B面(ビジター)
Gリーグ 第5戦
【TEAMシゲル vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 010 3(3)  4(7)
S 020 8(x)  10

投:岩本〔負〕-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:永山、綿貫

 1 (遊)住吉【51】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (三)高松【49】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (一)筒井【18】
 6 (二)柴川【 4 】
 7 (指)永山【36】
 8 (捕)綿貫【14】
 9 (中) 森  【 0 】
10(指)山口【31】
11(左)宮本【19】
12(右)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小松選手(TEAMシゲル)
 優秀=金城選手(TEAMシゲル)
 優秀=綿貫選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=綿貫(フルスイング貫き一時、勝ち越しとなる2点適時二塁打)
技能賞=永山(先制点を呼びこむ強烈二塁打に、2得点に絡む激走)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 雨で中止も心配されたGリーグ第5戦。3週連続中止は阻止したいハーツナインの熱い思いが実ったか、世田谷では雨脚も弱まり何とか試合は決行。Gリーグ王者奪還に燃えるハーツは4回に綿貫の2点適時打もあり、勝利に近づいた。だが、その裏、雨脚が強くなるなど、プレー環境は厳しくなるばかり。加えて、前回覇者・シゲル打線の粘りもあり、まさかの8失点。4対10で敗戦した。これでリーグ成績は3勝2敗となった。

 序盤はハーツのペースだった。1回表は得点こそ奪えなかったが、二死から三番・高松の左前打〔左〕などで満塁機を作るしぶとさを発揮。さらにその裏の守りでは遊撃手・住吉が中堅前の飛球を快足飛ばしキャッチ。そして2回表は先頭の七番・永山が強烈な左翼への二塁打〔中〕で出塁。永山は続く綿貫の遊ゴロで三進、九番・森の三ゴロ〔右〕で本塁生還と激走も見せ、幸先よく1点を先制した。

 この日、先発の岩本〔中〕もテンポの良い投球を披露。2回裏はシゲルに2本の三塁打を浴び逆転を許すが、3回を終え7つの内野ゴロを奪うなど持ち前の制球力で凡打の山を築いた。

 そして1対2で迎えた4回表、ハーツ打線が力を見せる。敵失で出塁した先頭の高松が二盗、三盗と好機を作ると六番・柴川が左翼への犠飛〔左〕で同点。さらに二死一、二塁の好機で打席には綿貫。この日の綿貫は得意の流し打ちは封印し、初球から強振。そしてツーストライクと追い込まれた3球目、相手守備陣も驚いたであろう、綿貫はフルスイングを貫き左中間を破る二塁打〔右〕。二走・筒井に続いて永山も一塁からホームインし2点を追加。「新生・綿貫」の覚醒に、ベンチのムードも最高潮となった。

 ただ、その裏から世田谷は土砂降りに。疲れの見え始めた岩本、そしてリリーフの住吉も制球が定まらないなど不運も重なり、8失点。5回表の攻撃こそ山口〔左〕、宮本〔右〕の連続安打を皮切りに5安打を放ち打者10人の猛攻で3得点。Gリーグ試合成立のルールによりスコアに反映されないものの、最後まで諦めない粘りを見せた。

 悔しさが残る試合となったが、好材料もあった。やはり公式戦なのか、ベテラン勢は随所に勝負強さを発揮。綿貫は後ろに逸らさないなど捕手としても堅守を見せれば、永山も積極走塁が光った。高松はこの日2安打し、筒井も1安打2四球と全出塁。走塁面では住吉、高松が果敢に三盗を仕掛け、成功。加えて、走れる四番・横井も2盗塁。走塁の力で相手にプレッシャーをかけていく場面も見せることができた。

 守りでは、高松が2回裏無死二、三塁の場面で右翼・桑原へ前に出るよう指示。その直後、打球はちょうど、右翼の正面へ。安打性の打球を好捕する桑原のナイスプレー〔中〕を後押しした。さらに左翼・宮本は三塁打にはなったが、大飛球を捕れそうな状況までもっていくなど的確なポジショニングを見せた。

 こういったポジショニングに加え、相手の配球傾向などベテラン勢の経験に裏打ちされた情報を、チームとして共有していくことも、逆転優勝へのカギとなっていくだろう。そして、いよいよ体力の消耗していく夏に突入。頭脳プレーも駆使しての戦いも不可欠となってきそうだ。

【文責・背番号0】

2019.06.01

06月01日 UN戦 2-15

2019年6月1日 15:00~17:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs UN】

H 101 000 0   2
U 220 500 6  15

投:柴川〔負〕-今泉-小西
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:福田、筒井、小西

 1 (捕)綿貫【14】
 2 (二)山口【31】
 3 (三)兵藤【23】
 4 (左)福田【 9 】
 5 (投)柴川【 4 】
 6 (一)藤本【 5 】
 7 (指)住吉【51】
 8 (指)横井【 6 】
 9 (指)高松【49】
10(中)久原【24】
11(指)筒井【18】
12(遊)今泉【63】
13(右)小西※
14(指)永山【36】
※は体験参加

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=筒井(二塁打含む2打数2安打と打撃好調)
技能賞=山口(セカンドで強烈な打球をバックハンドでさばき、443のゲッツー)
技能賞=小西(左中間二塁打含む2打数2安打、初登板も果たす)
守備賞=兵藤(サードで難しい当たりをいくつも処理)
山山賞=なし

動画はコチラ 前半
動画はコチラ 後半

 第1試合でGリーグを接戦の末に落としてのダブルヘッダー第2試合。気分的には難しい部分もあったゲームだが、メンバーや打順をかなり変えて臨んだ効果もあり、最終的には大差となったが、精神的にダレることもなく、それなりに収穫もあるゲームとなった。

 ハーツは1回表、先頭の綿貫〔左1〕の幸運なヒットからチャンスをつかみ、福田〔右1〕の左中間深くに打ち込む二塁打で先制。その後逆転されたが、3回表には一死後、現在打撃絶好調の筒井〔左2〕がレフトに鋭い当たりの二塁打、二死後に小西〔右2〕が左中間に適時二塁打を放ち、2点差と、中盤までは好勝負を展開した。


 ハーツの先発・柴川〔中〕は4イニングを投げ、久びさのロング投球。立ち上がりに連続四球から失策も絡み2点、2回に2点、4回には5点と失点は重ねたが、ゴロを打たせて打ち取れているケースもそれなりにあり、立ち上がりの制球と球数が増えてからのスタミナという課題はあるが、内容的には手ごたえもある投球だった。

 後半は、ハーツは5回表に藤本〔左〕と住吉〔右〕の連続安打から満塁のチャンスをつかむがもうひと押しできずに無得点。相手の軟投派投手を捕まえられず、ダブルの第1試合に続いて同じ課題を残した。

 投手陣のほうでは、今泉〔左〕が急きょの登板ながら、山口の好守(後述)にも助けられ、2回をさすがの投球でゼロ封。そのあとは小西〔右〕がテスト登板で初のマウンドに上がった。小西は、ハーツのレベルからすると段違いのスピードのストレートが圧巻。コントロールがままならず、6点を失ったが、魅力の片りんを見せた。これから、そのスピードとコントロールの折り合いをどうつけていくか、というところがカギにはなってくるが、慣れてくるとともにどうなっていくかが楽しみなところ。また、小西は打っても二塁打を含む2安打と、力強い打球を放った。

 そしてこの日特筆すべきは、ハーツには珍しいことだが守備だった。サードに入った兵藤は、三遊間寄り〔左〕からライン際〔右〕まで、さまざまなゴロを5本さばいた。

 さらにすごかったのはセカンドに入った山口。初回に相手左打者の強烈な当たりをキャッチしたときは一塁悪送球でファインプレーを逃したが、6回裏、無死一塁からセカンドベース寄りのセンターへ抜けようかというゴロをバックハンドで抑えると〔左〕そのままセカンドにベースタッチ、一塁に転送して〔右〕鮮やかに443のゲッツーを成立させ、両軍のメンバーを驚かせた。

 またこの日は、グラウンドが長く取れていたため、ゲーム後にフリー打撃と有志が残っての内野ノックの練習も行った。気温がさほど高くなかったことにも恵まれ、動きを再確認したいメンバーや、プレーの絶対量が不足しているメンバーにはいい機会になったと思う。

【文責・背番号5】

2019.06.01

06月01日 中野マシンガンズ戦 6-7

2019年6月1日 11:00~13:00
上井草スポーツセンターC面(ビジター)
Gリーグ 第4戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 202 200  6
M 203 011  7

投:岩本-今泉-住吉〔負〕
捕:横井

本塁打:住吉、筒井
三塁打:なし
二塁打:柴川

 1 (二)今泉【63】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (三)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (一)筒井【18】
 9 (右)柴川【 4 】
10(指)兵藤【23】
11(左)福田【 9 】
12(指)藤本【 5 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=石井選手(中野マシンガンズ)
 優秀=住吉選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=住吉(3回、勝ち越し2ランホームラン。3打点)
技能賞=筒井(4回、同点ソロホームラン)
技能賞=今泉(左右に打ち分け、猛打賞)
守備賞=住吉(3、4回にショートフライを好捕)
山山賞=なし

動画はコチラ

 開幕3連勝で迎えたGリーグ第4戦。ここで南海ハーツが勝てば全勝ターンとなり、一方、中野マシンガンズにとっては絶対に負けられない一戦である。試合は序盤から両者譲らず、決勝点は最終回に記録された。果たして、勝利の女神はどちらのチームに微笑んだのか。

 今季リーグ戦初のビジターとなったハーツは、1回表に3番住吉の犠牲フライ〔左〕で先制。その後、5番高松のレフト線安打〔中〕でチャンスを広げると、7番永山の鋭いショートへの当たり〔右〕がフィルダースチョイスを誘い、もう1点を追加する。

 ハーツの先発は満を持しての岩本〔左〕。初回から2奪三振のピッチングを見せるが、マシンガンズ打線のクリーンアップも力強い。3番石井選手の右中間ヒット〔中〕、4番橋口選手の左中間2点タイムリー〔右〕で2-2の同点とする。

 勝ち越したいハーツは3回表、1番今泉のセカンド内野安打〔左〕でチャンスメイクすると、住吉〔右〕が豪快にレフトへランニングホームラン! 4-2とリードする。

 しかしマシンガンズも負けていない。すかさずその裏に、石井選手のライト前〔左〕につづき、6番下田選手のライト前タイムリー〔中〕で同点とすると、8番吉田選手の渋いファースト前内野安打〔右〕で勝ち越しに成功。5-4とし、シーソーゲームとなっていく。

 再度の逆転を狙うハーツは4回表に絶好調男・8番筒井がフルスイング〔左1〕。打球はレフトへ高らかに舞い上がり、筒井は全力疾走でソロホームラン! 追いつき、5-5となる。つづく9番柴川もレフトへ二塁打〔右1〕。そして10番兵藤のセンター前タイムリー〔左2〕で6-5。勝負強さを発揮し、逆転する。この後、11番福田にもレフト前ヒット〔右2〕が出て4連打。ハーツが流れをつかむ。


 ハーツは4回から今泉〔左〕が登板。期待に応えた今泉はテンポよく三者凡退、勝利の方程式が動き出した。しかし5回表の無死満塁のチャンスを4番横井以下が活かせず、追加点を奪えなかったのが後に響いてくる。5回裏、マシンガンズは橋口選手〔中〕が俊足を活かし内野安打。盗塁で無死二塁とすると、5番菊地選手がセンターへタイムリー〔右〕。6-6とし、土壇場でまたもや追いつく、驚異的な粘りを見せる。

 どちらも負けられない試合。残り時間から見て、試合が決まるのは6回の攻防と予想された。ハーツは6回表が三者凡退。ここで流れが止まってしまったかもしれない。6回裏からは住吉〔左〕にスイッチ。先頭バッターをピッチャーゴロに打ち取るが、ファーストへの送球がミットからこぼれ、ランナーは生きる。その後、塁が埋まり無死満塁。ここで迎えるのは、この日2安打の4番橋口選手。住吉投手は渾身のスライダーで、空振り三振を奪う〔中〕。しかしここで思わぬ事態が……キャッチャーの横井がそのボールを捕球できず、後逸。三塁ランナーの会田選手がこの一瞬の隙を見逃さず、果敢にホームに走る。間一髪のタイミングでセーフ〔右〕。7-6と勝ち越し、マシンガンズのベンチは大盛り上がり。痛恨のパスボールをしてしまった横井は、悔しすぎるプレーだった。

 7回表のハーツは、諦めることなく、先頭の兵藤がレフトへクリーンヒット〔左〕。今泉の猛打賞となる一塁へのヒット〔右〕で7-7の同点に追いつく。しかし規定により、表の攻撃はカウントされないため、中野マシンガンズが激戦を制し、Gリーグを2勝2敗で五分の星に戻した。南海ハーツの連勝はストップし、3勝1敗に。この日の時点で、あしたばも3勝1敗。2チームが首位に並んだ。

 どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、最後のミスで負けたハーツにとっては、痛い敗戦となった。4番としての責任も果たせず、守備でも悔やまれるプレーをしてしまった横井は、次のGリーグでは何とかチームに貢献してほしい。
 打線全体としては好調な選手も多く、長打も出ている。グラウンド上やベンチでも互いに声を掛け合い、チームの雰囲気は良い。幸いなことに、6月に入っても雨天中止が一度もない。毎試合、選手も多く集まっている。ベテランと若手のバランスもいい感じだ。このチーム状態を維持し、Gリーグの後半戦に向かっていきたい。

【文責・背番号6】

ページの先頭へ