週刊ハーツ

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2019.04.27

04月27日 YBC-67戦 14-5

2019年4月27日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs YBC-67】

H 310 0 10  14
Y 013 0   1    5

投:今泉-高松〔勝〕-住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (右)兵藤【23】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)筒井【18】
 5 (左)永山【36】
 6 (指)藤本【 5 】
 7 (指)山口【31】
 8 (遊)住吉【51】
 9 (二)岩本【 1 】
10(投)今泉【63】
11(捕)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=永山(最終回のタイムリー含むマルチ安打!)
敢闘賞=今泉(先発投手としてテンポ良く、試合を作る)
技能賞=久原(2安打に3盗塁、トップバッターの働き)
守備賞=なし
山山賞=なし

 今シーズン第9戦は、YBC-67さんとの試合。ゴールデン街のお店で知り合ったのをきっかけに、定期的に試合を行っている。今回は南海ハーツのホームで対戦していただいた。

 初回のハーツ打線は、久原、兵藤、高松が四球で出ると、5番永山〔左〕のセンター前タイムリーなどで3点を先制。ハーツは2回表にも11番横井〔右〕のラッキーな内野安打で4-0とする。

 3回表にもハーツは2番兵藤〔左〕、3番高松〔右〕が連続センター前ヒットでチャンスメイクするも、あと1本が出ず、この回は得点ならず。

 ハーツの先発は今泉〔左〕。落ち着いたピッチングで初回を無失点。4-1で迎えた3回、YBC-67打線は3番大島選手のヒット〔右〕などで3点を返し、4-4の同点とする。

 4回表のハーツは、二死から9番岩本〔左〕がお手本のようなセンター返しで出塁すると、10番今泉〔中〕もしぶとく内野安打でつなぐが、ここも相手の本格派投手が力強い速球でホームに返さない。
 勝敗の行方が見えないなかで、4回から登板した高松〔右〕の投球がハーツに勝機を呼び寄せた。テンポの良いピッチングで危なげなく三者凡退。毎回ヒットのYBC-67打線の流れを止めた。

 5回表、ハーツは1番からの好打順。ここで久原〔左〕が完璧なミートでセンター前に弾き返し、すかさず盗塁。この後、兵藤、高松が四球を選び、4番筒井は貫録の押し出し四球で5-4とハーツが勝ち越し。そして5番永山が前週に続き、値千金の活躍。打撃フォーム改造がしっくりきているようで、普段の高く舞い上がる打球ではなく、見事なライナー〔中〕でセンター前に運んだ。続く6番藤本も押し出し四球を選ぶと、迎えるは今季2試合目の7番山口。
 「満塁は俺のためにある」と言わんばかりの強烈な打球をレフトへかっ飛ばす〔右〕。ここでボールが左翼手のグラブの下をすり抜け、走者は全員生還。山口も両脚フル回転で三塁に到達。この日一番盛り上がったシーンとなった。

 この後もまだ攻撃は続き、岩本の犠牲フライを挟み、再び久原が1イニング2安打目となるセンター前〔左〕。久原は打撃、走塁、守備とすべての面で成長著しく、この日規定打席に達し、いきなりチーム内打率2位に。いま野球が楽しくて仕方ないだろう。今後も大いに期待できる若手の有望株だ。
 ハーツは高松もマルチヒット〔中〕、この打席で首位打者に躍り出た。さすが“ミスター500安打”、いつどんな時も安定の打撃職人である。そしてチームとして平成最後のヒットを放ったのは、フルスイング筒井〔右〕。ちなみに平成最後の打点、平成最後のエラーを記録したのも筒井だったようで、試合後の飲み会では山山賞の候補(自薦?)に挙がるほどだった。

 最終回を締めたのは、新クローザーの住吉〔左〕。高松監督の期待に応える、攻めの投球が続いている。
 今シーズンはまだ雨天中止が一度もなし。平成ラストゲームも両チーム怪我なく、無事に終えることができた。GリーグチームやYBC-67さん〔右〕をはじめ、令和を迎えても良き対戦相手と野球の楽しさをたくさん味わっていきたい。

【文責・背番号6】

2019.04.20

04月20日 TEAMシゲル戦 5-8

2019年4月20日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】

H 100 103  5
S 130 004  8

投:岩本-今泉〔負〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:岩本、永山

 1 (指)藤本【 5 】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (遊)今泉【63】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (中)久原【24】
 6 (三)柴川【 4 】
 7 (右)桑原【99】
 8 (左)永山【36】
 9 (二)兵藤【23】
10(一)筒井【18】
11(指)綿貫【14】
12(指)高松【49】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=永山(6回、一時は逆転となる適時二塁打)
技能賞=なし
守備賞=今泉(4-6-3の併殺完成)
守備賞=兵藤(4-6-3の併殺完成)
守備賞=筒井(根性の送球捕球でチームを救う)
山山賞=なし

 今期通算3勝4敗で迎えた第8戦は、初回、今泉の適時打〔左〕で幸先よく先制するも、相手投手〔右〕のタイミングをずらす投球に翻弄され、5回まで散発2安打。最終6回にハーツ粘りの逆転も、再逆転を許し、敗れた。

 ハーツ先発は約半年ぶりマウンドの岩本〔左〕。一、二番に長短連打を浴び、いきなり無死二三塁のピンチを背負うが、相手クリーンアップを凡打に打ち取り、1失点でしのぐ。続く2回には四球で走者を許し長打で返されるという悪いパターンに陥ったが、バックが4-6-3の併殺〔右〕を成立させ3失点にとどめると、3回、4回はきっちり無失点で投げ切った。

 反撃に転じたいハーツは4回、二死満塁から桑原〔左〕が押し出しの四球を選び1点を返し、その差2点に迫る。5回からハーツのマウンドは、今期信頼厚い今泉〔右〕。期待に応え、制球よろしく三者凡退に抑えた。

 そして迎えたハーツ6回の攻撃は、この回代わった相手投手から岩本〔左〕が二塁打を放って出塁。三番、四番が凡打に倒れ二死となったが、ここから20代トリオの久原、柴川、桑原が粘って四球を選び1点差に迫ると、50代永山〔右〕が起死回生の2点適時打を放つ。5-4とハーツが土壇場で逆転に成功した。最終6回のマウンドを守るのは今泉。不運な内野安打などで二死二、三塁のピンチを背負うと、3安打と失策で4点を奪われてしまった。

 この日のハーツは得点に絡んだ3安打のほかは、筒井のフルスイング内野安打のみ〔中〕。10四球を選んだものの、大量得点につなげられなかったのが敗因だ。一方、投手陣はよく粘って失点を防いだ。惜しくも敗戦投手になってしまったが、2イニング無四球、今泉のテンポよい投球は、筒井の堅い一塁守備とともに、守りにいいリズムをもたらしている。この試合の失策絡みの失点は1点のみ、今期は堅い守りのハーツも楽しみだ。

【文責・背番号23】

2019.04.13

04月13日 あしたば戦 6-0

2019年4月13日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
Gリーグ 第2戦
【南海ハーツ vs あしたば】(1試合目)

A 000 000 0  0
H 600 000 x  6

投:松尾〔勝〕-住吉〔S〕
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (指)高松【49】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (指)筒井【18】
10(一)藤本【 5 】
11(左)宮本【19】
12(三)柴川【 4 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)
 優秀=福本選手(あしたば)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=松尾(勝負どころで踏ん張り見せ4回ゼロ封。打っても適時打)
敢闘賞=横井(先制打含むマルチ安打で四番の仕事)
敢闘賞=住吉(3回6奪三振の好リリーフでS)
技能賞=なし
守備賞=柴川(セカンドで投手横を抜けたゴロを素早く処理)
山山賞=筒井(選考理由別掲)
山山賞=藤本(選考理由別掲)

動画はコチラ

 ハーツにとってのGリーグ第2戦。ハーツは初回に打線がつながり、先制攻撃に成功。ここで挙げた6点を松尾-住吉の好リレーで守り、6対0の完封勝利でGリーグを2連勝とした。

 1回表、二死満塁のピンチをしのいだハーツはその裏、あしたば先発の安藤投手の立ち上がりをとらえた。住吉、綿貫の一、二番がよく見て連続四球を選ぶと、高松が左前打〔左1〕で続き無死満塁。ここで打席に向かうのは、今季、四番に据えられながらここまで本来の打撃が出ていない横井。だがこの日の横井はひと味違った。初球を三遊間突破〔中1〕、先制の走者を迎え入れる。なお無死満塁が続き、松尾も左前に適時打し2点目〔右1〕。2人目の走者が本塁で憤死となり〔左2〕、攻撃が止まってもおかしくないところだったが、ハーツはその後も敵失で1点を加え、なお二死満塁から筒井が右前に2点適時打〔右2〕。送球エラーの間に一塁走者もかえって、この回一挙に6点を挙げた。


 横井はこの日2安打を放ち、四番の仕事。ヒザを柔らかく使って低めにもアジャストする形が出始めており、これをきっかけに上向いてくれれば打線に芯が通ってくることになる。

 そしてこの日はなんといっても先発・松尾とリリーフ・住吉の投手陣が頑張った。松尾〔左1〕は味方が得点した後の回を3者凡退に抑えてハーツ主導のリズムを固定させると、3、4回はピンチは招いたものの最後は踏ん張りを見せて責任回数の4回を無失点。5回からリリーフした住吉〔右1〕は、最初の回こそややボールが散って球数を要したが、根負けせずに投げ切って3イニングで6奪三振の好投を見せた。2投手とも、あしたばの誇る強力上位打線、長堂〔左2〕、安藤〔中2〕、三好〔右2〕各選手にいい当たりを1本も許さず、3人で内野安打1本、1四球に抑えたのが大きかった。Gリーグ表彰には野手のほうが選ばれたが、見事な完封リレーだった。


 また、この日のハーツは12人が集まったこともあって、比較的余裕を持った守備シフトを敷くことができ、守備にも好プレーが出た。柴川はセカンドに回った4回に、投手横を抜けたゴロを素早く処理し、一塁に刺す好プレー〔左〕。また、3回に無死一、二塁で、投前の飛球が捕り切れずツーバウンドになったところを、相手走者の動きを見て冷静に三封、捕ゴロとした綿貫のプレー〔右〕も光った。

 これでハーツはGリーグ2連勝。2回以降追加点が取れなかったのは課題といえば課題だが、今季も実力伯仲とみられるGリーグでは、とにかく一つ一つ白星を重ねていくことが大事。好スタートを切れたのは何よりだ。これからも強敵との対戦が続くが、一戦一戦を大事に戦っていきたいところだ。

今週の山山賞!

 今季より、巧まずしてチームに笑いをもたらすプレーを見せたエンターティナーに送られる「山山賞」が新設されました。果たして今週はどの選手が? クローズアップでお届けします。

 まず1人目は筒井。選考理由となったシーンはダブルだ。
1回表、サードのランナーコーチで、満塁から松尾の左前打のとき、二塁走者に無理な本塁突入を指示し、走者はアウトに。これによってチャンスが潰えるか……と思わせておいて、二死満塁で回ってきた打席で2点適時打! まさに自作自演!?
さらに、すでにゲーム成立後、残り時間でのエクストラのゲームでのこと。二死三塁から死球で出塁すると、いきなり初球に二盗を試み、アウトになってゲーム終了に。打席には、この日不本意な打撃が続いた藤本が「今度こそ」と入ったところだったが……なぜここで???

 もう一人の山山賞は藤本。打者三振のとき、いったんボールをそらした捕手・横井が念のために一塁に送った、加減した送球にタイミングが合わずポロリ。横井を慌てさせた。打者走者が走る意思がなかったためアウトになり、横井ともどもホッとひと息。

【文責・背番号5】

2019.04.06

04月06日 新宿ブンブン戦 4-12

2019年4月6日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】

H 101 101   4
B 611 22X  12

投:高松〔負〕-今泉-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)住吉【51】
 2 (指)岩本【 1 】
 3 (遊)今泉【63】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (中)久原【24】
 6 (指)兵藤【23】
 7 (左)永山【36】
 8 (二)山口【31】
 9 (一)筒井【18】
10(三)柴川【 4 】
11(投)高松【49】
12(捕)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=兵藤(完璧な今季初安打から、一気にマルチヒット!)
技能賞=綿貫(得意のおっつけで、センターとライトへ1本ずつ)
守備賞=横井(初回、右中間のフライをジャンピングキャッチ)
守備賞=久原(左中間を抜けそうな打球に俊足で追いつき、単打に)
山山賞=山口(セカンドでの機敏な身のこなしと正確な送球)

 4月最初のフリーマッチは新宿ブンブンさん。Gリーグでの対戦を前に互いのチーム力を試す試合となったが、初回からブンブン打線爆発で、毎回得点の破壊力に南海ハーツは圧倒された。

 1回表にエラーがらみでハーツは1点を先制。その裏のブンブンは、先頭打者が四球で出塁し二盗を決めると、2番打者がライトの左へ大飛球。横井が背走後、一か八かでジャンプすると、タイミングよくグラブに入り、まずは一死。しかしここからがすごかった。3番打者がライト戦へ適時二塁打〔左〕を放つと、打線がつながり、一挙6得点。ハーツは先発の高松〔中〕から今泉〔右〕にスイッチする。

 反撃したいハーツは、2回表に6番兵藤が今季初ヒットとなる会心の当たり〔左〕をセンターに放つ。この日のブンブンの先発は速球と変化球のコンビネーションが良い若手選手〔右〕。好投手が投げ込んだ自信の球を弾き返したシュアな打撃は高く評価できる。

 1-7となって迎えた3回表、今度は12番綿貫〔左〕がセンター前へ技ありのヒット。それを起点に1点を返し、何とか接戦に持ち込もうとする。しかしブンブンはすぐに再反撃し、手を緩めない。2-8となったが、4回表にまたしても兵藤が頑張る。勝負強いライト前タイムリー〔右〕で3-8とし、ハーツは粘りの姿勢を見せる。

 しかしブンブンはさらに上を行く。今泉を継いだ住吉〔左〕にも襲いかかり、5回裏には力勝負を制した4番打者の右中間三塁打〔中〕などで2点を追加。毎回の計12得点で勝負を決める。ハーツは最終6回に綿貫〔右〕が得意の右打ちで、兵藤に続きマルチ安打を放ち、何とか意地を見せるが、点差を縮めるには至らなかった。

 試合自体は完敗のハーツだったが、守備での見せ場があった。この日が自身の開幕日となった山口が2回には機敏な動きで〔左〕、3回には落ち着いたストライク送球で〔中〕、セカンドゴロを堅実に捌き、チームに貢献。同じく3回にはセンター久原が右中間の守備位置から中前打に追いつき、素早い返球〔右〕で、普通なら二塁打以上のコースを単打に留める。
 チーム全体で計4安打、打撃がふるわなかった週でも、こうした守備で集中力を切らさない姿勢は、後々の試合で必ず生きてくるだろう。

 今年の新宿ブンブンは投打ともにかなりの充実ぶりがうかがえる。ハーツナインは、この日がフリーマッチでよかった、と心底から思ったはずだ。次週は、あしたばとのGリーグ。今季はリーグの各チームとも常時12~14人くらいのメンバーが毎週集まり、ベンチも賑やかだ。ここまで人数がそろうシーズンは珍しいのではないか。それだけ自チームの野球が楽しい、という証拠だろう。Gリーグが盛り上がっていくのは何よりも嬉しいことだ。勝ちにこだわり、そして楽しむことを忘れずに、春の野球に邁進していきたい。

【文責・背番号6】

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