週刊ハーツ

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2023.07.29

07月29日 TNS戦 10-4

2023年7月29日(土)13:00~15:00
井の頭恩賜公園(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TNS】

T 100 3|0    4
H 322 3|x  10

投:矢野〔勝〕-菊池

1 (三)中原【44】
2 (右)角田【 3 】
3 (二)丸山【39】
4 (左)兵藤【23】
5 (一)藤本【 5 】
6 (中)菊池【 8 】
7 (投)矢野【32】
8 (捕)筒井【18】
9 (遊)横井【 6 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(4回裏、試合を決める2点タイムリー二塁打!)
殊勲賞=矢野(先発で4回をしっかり投げ勝利投手! 打でも1安打)
敢闘賞=丸山(一、二塁間へ2点タイムリー。捕手デビューも飾る)
技能賞=角田(3四球2盗塁2得点。三塁ランナー時、好判断で先制のホームイン)
技能賞=菊池(最終回に今季初登板。1イニングを3人で抑える)
守備賞=中原(三塁手としてゲッツーの起点になり、試合を締める)

試合動画

 ハーツはつなぎの攻撃で4イニング毎回得点の10点を挙げ、初対戦のTNSに快勝した。
 1回表に1点を失ったハーツだが、その裏、角田の四球と盗塁からチャンスを作り、二死満塁。相手の暴投のとき三走の角田が好判断でホームにかえり、同点に追いつくと、さらに敵失の間に2点を挙げて勝ち越した。
 2回には横井と角田の四球と盗塁を絡めて作った一死二、三塁から丸山がセカンドのグラブをはじいてライトへ転がる2点適時打して加点。3回にも敵失絡みで2点を追加した。
 4回表に3点差と詰められたが、ハーツはその裏、藤本の四球と矢野の内野安打で一、二塁とすると、筒井が左翼線に2点二塁打、さらに敵失で1点を加えてこの回3点を挙げ、突き放した。

 この日のハーツ打線はヒットは3本だったが、6盗塁するなど積極的な走塁で、10四球を効果的に得点に結びつけた。
 ハーツは投げるほうでは先発の矢野が4回を2安打、8奪三振。四死球は7と少し多かったが、しっかりと相手打線を抑え込んだ。5回には菊池が今季初のマウンドへ。丸山がマスクをかぶり、今後へのトライアルを行なった。一死から内野安打で走者を出したが、続く打者の三遊間のゴロをサードの中原が反応よく飛び出してつかみ、5-4-3の併殺に取って鮮やかにゲームセットとした。
 メンバー的にはやや苦しい中だったが、各選手がそれなりに役割を果たして勝利につなげた好ゲームだった。

 この試合中、相手のパスボールが続いたところでファウルグラウンドにいくつもボールが転がったまま回収されず、さらに次のパスポールがあった際に捕手がプレー中のものでない別のボールをグラウンドに投げ込んでしまう、というプレーがありました。
 この試合は両チームとも9人だったので、ファウルグラウンドに転がったボールの回収は攻撃側のメンバーの義務。ここは本来ならタイムをかけてでもボールを回収してから進めるべきところでした。暑い中で大変な状況ではありますが、次打者、ベンチ、ランナーコーチ、皆でしっかり義務は果たしていきたいものです。今後気をつけていきましょう。

文責【5】

今週のベストショット

2023.07.23

07月23日 NEO-YANKEES戦 1-14

2023年7月23日(日)09:30~11:00
落合中央公園
シニアリーグ第3戦
【南海ハーツ vs NEO-YANKEES】

H 100   1
Y 185  14

投:高松〔負〕-兵藤

1(左)兵藤【23】
2(一)筒井【18】
3(投)高松【49】
4(三)渡部【10】
5(捕)綿貫【14】
6(中)宮本【19】
7(遊)中原【44】
8(二)岩田【36】
9(右)丸山【39】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=渡部(シニアチーム初の複数守備機会で守備率100%)
技能賞=兵藤(シニアリーグ投手デビュー)
技能賞=綿貫(チーム唯一のヒット)

 勝ちに不思議な勝ちあり。
 負けに不思議な負けなし。
 (高松シニア監督談)

 10月の残り1試合、勝って5割を目指しましょう!

今週のベストショット

2023.07.22

07月22日 永福コルセッツ戦 6-4

2023年7月22日(土)12:00~14:00
外濠公園総合グラウンド(ビジター)
Gリーグ第7戦
【永福コルセッツ vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 310 2|0    6
C 110 2|2x  4(6)

投:小西〔勝〕

 1 (左)土屋【13】
 2 (中)久原【24】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (指)高松【49】
 6 (一)筒井【18】
 7 (二)松尾【17】
 8 (捕)菊池【 8 】
 9 (三)横井【 6 】
10(指)兵藤【23】
11(右)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=兵藤選手(南海ハーツ)
 優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=松田選手(永福コルセッツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(2打数2安打2打点、勝負強い打撃で勝利に導く!)
殊勲賞=小西(気合の完投で勝利に貢献! 最終回はレフトヘ巧打)
敢闘賞=矢野(初回にエンタイトル二塁打でビッグイニングを作る)
技能賞=久原(先制点につながるバントヒット。押し出し四球も貴重)
技能賞=筒井(打撃好調、右中間への強烈なヒットで打率も3割越え)
技能賞=菊池(打撃上昇中、レフトへのヒットに、捕手としても要の働き)
守備賞=矢野(最終回の中継、完璧なストライク送球で同点を防ぐ)
辻本賞=角田(右中間への快打に四球で全出塁、つなぎの野球を体現)
辻本賞=土屋(1番打者として3四球全出塁、先制のホームイン)

試合動画

 Gリーグ第7戦。試合前のGリーグ成績は4勝2敗。Gリーグ優勝にはさらなる貯金が欲しいところだ。
 対戦相手は永福コルセッツ。コルセッツはGリーグで7/8にTEAMシゲルに14-4で初勝利。南海ハーツは春先4/22にGリーグでコルセッツと対戦し5-1で勝利を収めているが、シゲルから14点も奪う打線は計り知れない! 春先から徐々に力を付け、上位を狙う準備を整えてきている。ハーツはコルセッツの勢いを本戦で止めて、さらなる高みを目指したい! いざプレイボール!

 ハーツは1番から4番まで若手中心で俊足と粘り、長打力を兼ね備えたメンバーで先制点を狙う。5番からはベテランと中堅メンバーで追加点を取るスタメンで勝利への道筋を描く。

 1回表、先頭打者は土屋。鋭い選球眼と粘りを見せフォアボールを選び先頭打者の役割を発揮。続く久原の打席に土屋が二盗。久原は相手の意表をつくピッチャーへのバントヒット、ファーストのエラーが重なり土屋はセカンドからホームイン。久原もセカンドまで達する。さらに久原が三盗を決め、打席には3番の矢野。相手投手が制球難と動揺で苦しむ中、狙いすました打球は左中間へ。エンタイトルツーベースとなり久原が生還。5番高松の内野ゴロで矢野が生還し、ハーツは初回に3点を先制する。

 その裏、ハーツの先発投手は闘志あふれるピッチングが持ち味の小西。先頭打者にレフト前ヒットと二盗、内野のエラーも重なり、初回に1点を奪われるが後続を抑える。

 2回のハーツの攻撃、先頭打者はハーツのホームベースを守るキャッチャー菊池。レフトへヒットを放つと二盗、三盗を決め守備だけではなく、攻撃と走塁で存在感を見せる。その後、1アウトとなり10番兵藤。センターへヒットを放ち、菊池をホームへ還す。11番の角田は右中間へポテンヒットを放ち、打線をつなげる。その後、ワイルドピッチ、二盗でランナー2、3塁。1番土屋に打席が回ると、再びフォアボールを選び満塁とするが、後続が続かずこの回は1点のみとなる。2回裏も1点を返され、互いに点を取り合う展開となる。3回は互いに無得点となり最終回へと向かう。

 4回表、ハーツは早々に2アウトを取られるが、ここから粘りを見せる。監督横井がセンターへヒットを放つと二盗を決める。続く兵藤がセンターへクリーンヒットを放ち横井をホームへ迎え入れる。ワイルドピッチがありランナーがセカンドへ進み、続く打者角田はフォアボール。1番へ戻り土屋の打席はこの日3つ目となるフォアボールを選び本戦3打席全て出塁し、監督の期待に応える。2アウト満塁で2番の久原。相手投手に2ストライクと追い込まれるも驚異のバットコントロールでファールで粘り、フォアボールをもぎ取り、押し出しで追加点を奪う。3番矢野もファールで粘りを見せるが、ファーストライナーとなる。しかし、相手投手を苦しませる攻撃を見せ、貴重な2点をこの回に奪う。

 4回裏、コルセッツの攻撃は小西を攻めたてるが2点止まりとなり、スコア6-4でコルセッツから苦しみながらも辛勝し、1勝を勝ち取った。

 Gリーグ表彰として、ハーツから兵藤が2打数2安打2打点で最優秀選手賞。矢野がビッグイニングとなるエンタイトルツーベースとホームへの正確なバックホーム送球で失点を防ぎ優秀選手賞に選出された。

 結果、本戦の勝利でGリーグ成績が5勝2敗となりGリーグ首位へ。本戦では攻撃面は相手のフォアボールをきっかけに、盗塁、ヒット、ファールでの粘り打ちで点を重ね、守備面はバッテリーの粘りの投球と配球。そして、堅い守備で失点を防いだことが勝利につながった。

 まだまだ修正点などはあるが監督の目指す野球、チームメンバー内のリスペクト精神を心掛け、お互い技術を高め合うことがGリーグ優勝への近道ではないだろうか。

文責【3】

今週のベストショット

2023.07.15

07月15日 西荻ヘイガース戦 4-14

2023年7月15日(土)14:30~16:30
東台B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 西荻ヘイガース】

HE 020 1   1|7x   4(11)
HA 103 0 10|     14

投:矢野-松尾〔負〕-高松

 1 (遊)成岡【11】
 2 (左)丸山【39】
 3 (二)松尾【17】
 4 (投)矢野【32】
 5 (指)高松【49】
 6 (中)宮本【19】
 7 (一)筒井【18】
 8 (捕)菊池【 8 】
 9 (指)兵藤【23】
10(右)角田【 3 】
11(三)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=矢野(今季1号ホームランに、先発で6奪三振の好投)
敢闘賞=兵藤(ライトへ巧打、タイムリー三塁打)
敢闘賞=丸山(今季初安打、ライトへ見事な二塁打)
敢闘賞=菊池(ライトへのタイムリー二塁打に、フルマスクでも貢献)
技能賞=高松(この日も勝負強さ発揮、三塁線へのタイムリー)
技能賞=松尾(さすがのバットコントロール、センター返しのヒット)
技能賞=筒井(サード強襲の内野安打)
守備賞=筒井(前進守備で一塁ライナーをジャンピングキャッチ)

試合動画

 前日までの猛暑が一休みしたこの日。それでも30度は超えているのだが(苦笑)、涼しく感じるのが不思議である。
 大変なトラブルに見舞われた立ち上がりだった。西武池袋線が人身事故で遅延。横井監督、高松の2名が試合開始ギリギリに滑り込み。

 チーム1、2を争う身体能力の持ち主の成岡、松尾が久々参戦。また丸山もシニアに引き続き参加。
 その丸山が初回いきなり魅せた。ライトオーバーの大飛球。果敢に三塁を狙うが、タッチアウト。しかしながら惜しかった、で済ませてはいけない。三塁コーチャーが不在だったのだ。試合前のトラブルでベンチが落ち着かない中でのスタートだったが、これは基本中の基本。完全なベンチワークミスである。勿体ないシーンだった。

 先発の矢野は順調な立ち上がり。「スローボールにしか見えない」(高松談)スラーブ?と速球のコンビネーションがよく、 初回こそミスで1点失うが、なかなかの投球だった。その後の投球も緩急が冴え、4イニングを4失点で凌ぐ。復調の兆しが見えた。

 二回表。二刀流矢野が豪快にセンターオーバー本塁打を放つ。宮本敵失、筒井三塁強襲で出塁したあと、「もう不調とは呼ばせない」菊池が右中間に二塁打。1点追加。
 三回裏に逆転されるが、四回表に絶好調高松タイムリー、五回表に兵藤が右中間三塁打で小刻みに加点。同点に追いつく。

 残り30分。通算100勝を懸けて、松尾が久々登板。ブランクが長くてもさすがの復活投球を見せるかと思いきや、制球が定まらない。あっという間に7失点。野球の神様は残酷である。緊急登板の高松も試合前のトラブルの影響か完全に準備不足。痛打を浴び、さらに3失点。試合が決まった。
 最終回の反撃。相手投手も制球が乱れ怒涛の反撃で7点を返すが、時すでに遅し。時間切れで試合終了。

 相手のヘイガースは南海ハーツのホームページを見て対戦を申し込んだ由。力も年齢バランスもマナーも今後の好敵手として良い関係を築けそう。

 試合途中までは拮抗した試合展開だったが、最後はお互いに大荒れ。まあこれも草野球。
 次週はGリーグ、そしてシニアリーグ。ますます暑くなるが、体調を整えて備えたい。

文責【18】

矢野選手【32】 左中間へ今季1号ホームラン!


今週のナイスショット

2023.07.08

07月08日 新宿ブンブン戦 11-9

2023年7月8日(土)13:00~15:00
世田谷総合運動場(ホーム)
Gリーグ第6戦
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(2回戦)

B 035 10    9
H 140 24  11

投:高松-小西〔勝〕

 1 (中)久原【24】
 2 (遊)矢野【32】
 3 (投)高松【49】
 4 (二)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (左)菊池【 8 】
 8 (指)宮本【19】
 9 (指)兵藤【23】
10(一)藤本【 5 】
11(右)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=高松選手(南海ハーツ)
 優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=神風選手(新宿ブンブン)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(2安打3打点、勝負強さで勝利に貢献!)
殊勲賞=矢野(猛打賞で3打点、左へ右へ広角打法!)
敢闘賞=小西(好救援でハーツの逆転を呼び込む)
敢闘賞=久原(今季初安打に、勝ち越し内野安打。守備も安定)
敢闘賞=筒井(最終回、先頭で右中間二塁打。フルマスクでも貢献)
技能賞=宮本(センターへの巧打に、最終回、同点に追いつく打点)
技能賞=兵藤(レフトとセンターの間に運ぶ、技ありヒット)
技能賞=藤本(センターへ今季初ヒット。2四球で出塁率10割)
守備賞=菊池(初回にレフト前のフライをランニングキャッチ)
守備賞=矢野(満塁のピンチにショートでライナー好捕、ゲッツーに)

試合動画

 Gリーグ第6戦。好敵手とも言える新宿ブンブンとの一戦。7月に入り夏の暑さが忍び寄る中で野球という熱闘が今始まる。
 先発投手は投手野手と二刀流でチームに貢献している高松。初回は相手打線を三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せる。打線は初回、矢野のレフト前ヒットと盗塁で二塁。その後、三塁まで進むと相手のワイルドピッチで1点を先制。

 2回表、南海ハーツは内野フライのお見合い、ワイルドピッチ、盗塁が重なり逆転を許してしまう。しかし、2回裏宮本のセンターへのクリーンヒット、藤本の鋭い選球眼によるフォアボール、久原、矢野のヒットに加え、高松のレフトへの二塁打で4点を返し逆転に成功する。

 3回表、相手打線が火を吹き、ヒット、盗塁、フォアボールで再逆転を許すと、横井監督は投手を高松から小西へスイッチ。小西はヒット、デッドボールなどありながらも後続を断つ。3回裏は相手投手に打線が抑えられ、無得点となるが、小西は粘りの好救援を見せ、5回まで相手打線を1点で抑え味方の援護を待つ。

 南海ハーツは4回裏に2点を返し、最終回。チーム内で声を出し合いサヨナラ勝ちを狙いにかかる! 先頭打者の筒井がバットのグリップエンドを少し残し、オーラ漂う集中力を発揮し二塁打で出塁。続く横井もその集中力に触発され二塁打、そして三盗と打線が奮起。1点差となり、宮本の打球でついに同点。兵藤、藤本もセンターへのヒットで繋ぎ、2アウト2、3塁でバッターボックスに立つのはリードオフマンの久原。相手投手の配球を読みスイングした打球は、チームに貴重な1点をもたらす当たりとなり、勝ち越しに成功。最終スコア11-9で、南海ハーツが新宿ブンブンに奇跡的な逆転勝利となった!


 久原の放った一打は南海ハーツのムードメーカーとしてだけではなく、Gリーグの一戦で貴重な1勝を呼び込む結果となり、今後の南海ハーツに良い流れをもたらすキーマンとなるだろう。

 Gリーグ表彰として、南海ハーツから高松が2安打3打点の活躍で最優秀選手。矢野が猛打賞3打点かつショートでの華麗な守備により優秀選手に選出された。

 この試合は、相手チームにリードを許し苦しい展開だったが、チーム内で選手同士声を出し合い、鼓舞することで試合の流れを1勝という形で引き寄せることができた。大きな収穫であり、かつ今後も継続していきたい。

 最後に、本試合では熱中症とみられる症状が出たメンバーがいた。そのメンバーは他の選手と交代し休養をとり、体調は快方に向かい大事には至らなかった。しかし今後、暑さが本格的になる中で熱中症対策として塩分・水分・ミネラル補給が必須。野球の技術を磨くだけではなく、野球を行う上での知識を学ぶ大切さをチーム内で共有し、体調管理に努めたい。

文責【3】

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