週刊ハーツ

2026.10.25

10月25日 フェニックス戦 3-16

2026年10月25日(日)8:55~10:05
西戸山公園(一塁側)
第29戦《シニアリーグ第4戦》
【南海ハーツ vs フェニックス】

H 003   3
P 367  16

投:横井〔負〕-松尾-兵藤

 1 (二)藤本【 5 】→兵藤【23】
 2 (右)岩田【36】→丸山【39】→太田【16】
 3 (左)中原【44】
 4 (中)成岡【11】
 5 (遊)松尾【17】
 6 (三)渡部【10】
 7 (捕)筒井【18】
 8 (一)高松【49】
 9 (投)横井【 6 】

★ハーツ表彰★(選定&コメント:太田シニア監督)
敢闘賞=成岡(「追いつけないボールは追わないで中継に回っておくれ」と監督が伝え忘れたせいで、歩くのも覚束ない瀕死状態ながら外野最深部までボールを追いかけてくれました。尊敬まではしないけど、評価します)
敢闘賞=丸山(同じく歩くのもままならない状態で代打を打診され、「打つだけなら」と打席に入ったものの、よりによって四球で出塁してしまい、中原の快打などで走らされ、ホームまで帰還。ご苦労さまでした)
技能賞=中原(1安打2四死球の唯一の満塁の好機に2者を還す望外の左中間タイムリー二塁打。3-9と追い上げ、楽勝の展開だった相手を多少なりとも動揺させた。左前打をトンネルしてフェンスまで届かせたプレーさえなければ立派な敢闘賞だったが……)
技能賞=松尾(来季に期待を抱かせるいいボールもいくつかあった)
辻本賞=星野(当日の熱発で急遽の不参加。代わりに3番に入った中原がタイムリーを放ったことで、「隠れたファインプレー」と称賛の声が)
辻本賞=横井(退任する太田監督へのねぎらいの言葉が一番多かった。数だけなら高松の方が多かったが)
★シニアGMの高松からは、太田シニア監督に【シニアMVP】という名誉賞が送られた。

試合動画

今季のシニアリーグ最終試合となる第4戦。1カ月前に1勝を挙げた南海ハーツ。参戦4年目にして、初の年間2勝を目指す。実現すれば2勝2敗の勝率5割に。

1回表、1番バッターは早稲田BBCさんとのフリーマッチで2安打を放った藤本。2番は同じく早稲田戦でクリーンヒットの岩田。そして前週に2打点の3番・中原へと続く打線。太田シニア監督の期待を背負っての3人だったが、フェニックスの先発・八木投手は立ち上がり良く、三者凡退に抑える。

フェニックスさんとはインターリーグでの対戦となるが、強豪という情報が入っている。先発を任された横井〔左〕はコントロール重視の投球を心がけるが、フェニックス打線は一枚上手だった。ストライクを積極的に狙い打ち、先頭打者〔右〕から4人連続で長短打。あっという間に3点を先制する。そこから横井は何とか粘るが、初回の3失点は重かった。

2回表、ハーツは二死となるが、ここで巡ったのは渡部〔中〕。出場試合数こそ少ないものの、参加すれば必ず結果を残す男。この日もしっかりミートし、サード強襲安打で、チーム最初の出塁。規定打席には満たないが、驚異の打率6割越えだ。本人にとっても充実したシーズンに違いない。渡部は盗塁も決めると、筒井が四球を選び、一二塁とチャンスが広がる。しかしハーツは得点ならず。

2回表のフェニックスは、一死一塁で打順がトップに戻ると、またもや4連続ヒット。4番・石塚選手〔左〕は満塁走者一掃の二塁打で、横井をノックアウト。ここで太田監督はマウンドを松尾〔右〕に託す。ピンチの登板でも、松尾は冷静に投げるが、この回、計6失点。0-9と点差は広がり、勝敗はほぼここで決まってしまった。

3回表の先頭は横井。不甲斐ない投球だったが、「このままでは終われない」と初球を振り抜き、レフトへのライナーヒット〔左〕。横井が二盗すると、代打の兵藤〔中〕は死球で無死一二塁に。後がないハーツは代打攻勢で、丸山〔右〕が四球。無死満塁とし、この日最大のチャンスが訪れた。

ここで巡ってきたのが、元祖・満塁男の中原。ベンチからの声援を胸に「俺に任せておけ」と、左中間へ快音を響かせると〔左〕、殊勲の2点タイムリー二塁打。足を負傷している丸山も懸命に走り、三塁へ。一死となるが、勝負強い松尾〔右〕がレフトへタイムリー。続く渡部が厳しい球をよく見極め四球を選び、一死満塁に。ここで登場するのは筒井、高松という南海ハーツを引っ張る豪傑たち。しかし相手投手にも意地がある。それ以上は点を与えず、スコアは3-9。

3回裏、この回先頭の1番打者・紺谷選手〔左〕は絶好調で、猛打賞となるレフトへのヒット。2四球で無死満塁になったとき、監督の太田が審判の元へ。この回からセカンドの守備に就いていた丸山に代わり、自らがセカンドへ。丸山の足の状態を考慮した決断だった。松尾は粘りのピッチングで、次打者をショートゴロに打ち取り、本封。しかし押し出し四球が2つ続いたところで、太田監督がマウンドへ。この日のクローザーに指名する予定だった兵藤〔右〕へスイッチする。兵藤はストライクを入れていくが、やはりフェニックス打線は勝負強い。ここから3安打などで、この回計7得点。この時点でスコアは3-16となり、3回13点差のためコールド試合に。

YBC-67戦で奇跡の勝利を手にし、次なる目標(もう1勝)を掲げた南海ハーツだったが、フェニックスさんの壁はあまりにも高かった。この結果、ハーツは所属するBグループで、1勝3敗とYBC-67さんに並んだが、得失点差で最下位に。今シーズンもシニア組は非常に出席率が高く、常に良いモチベーションで試合に臨んだが、結果はほろ苦いものに終わった。しかしシニアリーグ参戦4年目で、南海ハーツは初年度の1勝しか味わっていないなか、今年は全員野球の1勝を手にすることができた。選手一人ひとりの頑張りもあったが、太田シニア監督のスタメン構想、選手交代のタイミングには信念が表れていて、勝利に向けて最善を尽くす手腕は見事だった。南海ハーツの球史に新たな一頁を刻んだ名将として、選手一同、感謝の気持ちでいっぱいである。

文責【6】

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