週刊ハーツ

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2021.09.25

09月25日 中野マシンガンズ戦 2-12

2021年9月25日(土)13:00~15:00
上高田運動施設B面(ビジター)
フリーマッチ
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】

M 345 00  12  
H 101 00    2

投:矢野〔負〕-松尾-住吉
捕:住吉-綿貫-筒井

本塁打:後藤(マ)
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)土屋【13】
 2 (二)綿貫【14】
 3 (一)高松【49】
 4 (指)筒井【18】
 5 (捕)住吉【51】
 6 (遊)松尾【17】
 7 (右) 森  【 0 】
 8 (左)宮本【19】
 9 (三)横井【 6 】
10(投)矢野【32】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=住吉(リリーフで2回を4奪三振、無失点の頑張り)
技能賞=宮本(最終回に巧みなバットコントロールで中前打)
技能賞=綿貫(得意の右打ちで反撃のタイムリー。ライトゴロは目を瞑ろう)
守備賞=土屋(2回表二死満塁でセンターライナーをファインプレー)
山山賞=なし

試合動画

 ハーツの先発は矢野〔左〕。この日はストライクとボールの差がはっきりしていた。先頭バッターを四球で歩かすと、2番打者から三振を奪うが、3番・橋口選手〔右〕にライト前ヒットを打たれる。ライトがボールの処理にもたつく間に二塁ランナーがホームイン。マシンガンズが先制する。その後、3連続四球で押し出し。なおも満塁で7番・榎本選手のサードゴロを横井が本塁へ悪送球。投手を盛り立てなければいけない場面で、残念なプレーだった。しかしここから矢野が踏ん張り、二者連続三振。ピンチを脱する。

 マシンガンズの先発は石井投手〔左〕。トップバッターに起用された土屋〔中〕がボールをじっくり見て四球出塁。盗塁とボークで三進すると、ミスター右打ちの2番・綿貫〔右〕がライト線にイメージ通りに落とし、1点を返す。3番・高松が死球で、さあ、ここから反撃の場面だったが、4番・筒井の放った打球は強烈な当たりが災いしたサード正面のゴロ。三塁を踏まれ、そのまま二塁送球で悔しいダブルプレー。初回のハーツの得点は1点のみだった。

 2回表、マシンガンズは無死一二塁から2番・嶋田選手のセカンドゴロで綿貫がお手玉→一塁悪送球となり、まず1点。ここで初回に続き橋口選手が勝負強くライトへ抜けるタイムリー〔左〕。二者が生還し、6-1に。次打者の後藤選手〔中〕はライトへきっちり犠牲フライ。打線のつながりが良く、あっという間に6点差に。6番・石井選手〔右〕もスイング鋭くセンターへヒット。なおも二死満塁とピンチが続くが、ここで9番打者のセンターライナーを土屋がファインプレー。ようやくチェンジに。

 3回表、ハーツは久しぶりに参加の松尾〔左〕がマウンドへ。一死から1番・菊地選手〔中〕がセンターへヒット。ここから連続死球で満塁に。ここで頼れる4番・後藤選手がセンターの頭上を一瞬で越えていくランニング満塁ホームラン〔右〕。完全に試合を決める一打となった。

 3回裏、ハーツは先頭の10番・矢野〔左〕が四球で出て、三塁まで進むと、二死から高松〔右〕の打球がサードゴロエラーとなり、1点を返すのがやっと。石井投手を打ち崩すことができない。

 少しでも流れを変えたいハーツは4回から住吉〔左〕が登板。ここで彼が踏ん張る。1安打こそ許すが、2奪三振で、この試合初の無失点イニングを作る。その裏、6番・松尾〔右〕がブランクを感じさせないジャストミートでライナーを放つが、ライトががっちりキャッチ。マシンガンズの攻撃は長く、ハーツの攻撃は短いサイクルを繰り返してしまう。

 気がつけば、時間的に、もう最後のイニング。住吉は5回も快調なピッチング。この回も2奪三振で、計4奪三振の無失点フィニッシュ。球に力もあり、好リリーフを見せた。ラストで反撃したいハーツは、2番手の榎本投手〔左〕から、8番・宮本〔中〕が吉田正尚のようなバットコントロールでセンターへのライナーヒット。ようやくチーム2本目の安打を放つ。そして二死一三塁となり、勝負強い綿貫に打順が回る。ここで初回と同じくライト前タイムリーと思われたが〔右〕、まさかのライトゴロで、ジ・エンド。この日はツキもなく、南海ハーツは中野マシンガンズに2-12の大差で敗れる。

 マシンガンズさんとは、8月の試合は引き分けだったが、7月はハーツの自滅もあり大敗。そして9月は、まさにマシンガンズ打線炸裂で打力の差を見せつけられた。ここ最近、Gリーグチームに対して苦戦が続くハーツ。まずは守備陣が投手を支え、失点を減らし、泥臭く1点を取る野球を徹底し、各チームに苦手意識を作ることなく、シーズン後半を乗りきっていきたい。練習の成果を実戦で見せていこう。

【文責・背番号6】

2021.09.11

09月11日 アメーバ戦 8-4

2021年9月11日(土)14:00~16:00
錦糸公園B面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 002 020x  4  
H 030 41     8

投:矢野〔勝〕-土屋-住吉-久原
捕:住吉-筒井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井

 1 (左)山口【31】
 2 (遊)土屋【13】
 3 (投)矢野【32】
 4 (二)小西【29】
 5 (捕)住吉【51】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (指)綿貫【14】
 8 (一)筒井【18】
 9 (右)宮本【19】
10(指)高松【49】
11(中)久原【24】
12(指)太田【16】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(2回に先制の2点タイムリー二塁打!)
敢闘賞=矢野(2イニングをパーフェクト。打でも1安打)
技能賞=土屋(初登板を果たし、ヒットも記録)
守備賞=なし
山山賞=なし

試合動画 前半 後半

 ダブルヘッダー2試合目はB面へ、先攻と後攻を逆にして行われる。太田と山口も駆けつけ、久しぶりに正規メンバーのみで12人。全員背番号入りのスタメンを書けるのは嬉しいものだ。
 この試合は若手投手のリレーが見られた。先発はエースへの階段を上っている矢野〔左〕。初回は2奪三振で三者凡退。打っても同じく初回にレフト前ヒット〔右〕。上々のスタートだ。

 2回裏、ハーツは一死から6番・横井〔左〕がライトへ渋くヒット。綿貫が歩くと、調子を取り戻した8番・筒井〔中〕がライトへ貴重な2点タイムリー二塁打。第2試合もハーツが先制する。続く宮本〔右〕の打球がサードのエラーを誘い、筒井が生還し、3-0に。

 3回表、ハーツは土屋が初登板〔左〕。1試合目の活躍を投手としても見せられるか。球威は申し分ない。ただやはり緊張はあったか、先頭バッターは四球。無死一二塁となるが、次打者は空振り三振。これで調子を取り戻したと思われたが、10番バッターがレフトへ技ありの一打〔右〕。二塁打となり、二者が生還。しかしこの後を無難に抑え、まずまずの初登板となった。腕は振れているので、あとは経験とともにコントロールを身に付けていけば、楽しみも広がる。

 3回裏、還暦試合を来月に控え、調子を上げていきたい山口〔左〕だが、惜しくもこの打席はヒットならず。続く土屋〔右〕は2試合目も運を持っていた。センターへの飛球がヒットとなり、盗塁も決める。このままハーツ野球で躍動してほしい。

 4回からは住吉〔左〕が登板。長年マウンドを任されてきた男だ。内に秘めた闘志はこの日もめらめら燃えているだろう。四球こそ与えたが、経験を活かしたピッチングでこの回を無失点。住吉はその裏に先頭バッターとして、レフト前ヒット〔中〕。投のリズムが打にも好影響した。その後、満塁から宮本の押し出し四球、投手の送球エラー、久原の三塁内野安打〔右〕で4点を追加。7-2とハーツがリードを広げる。

 アメーバは5回表に押し出し四球とレフト前タイムリーで2点を返し、4-7と追い上げる。
 5回裏、ハーツは先頭の山口が四球出塁すると、スタート良く二盗を決める〔左〕。脚のコンディションはいいようだ。二死となり、小西〔右〕の打球はショートゴロエラーとなるが、この間に山口がホームイン。8-4とリードしたまま最終回へ。

 6回は久原〔中〕が登板。マウンド度胸は高松に匹敵するのではないか。それに彼には勝ち運もある(既に昨年の最終戦で初勝利)。ここでバシッと締めてもらいたい。先頭バッターを投ゴロに仕留めると、四球は出したが、次打者をショートゴロで二死一塁。あと一人だったが、四球を与えたところで時間切れのゲームセット。南海ハーツが第2試合も勝利した。

 まず2連勝できたことが大きく、ここ最近の若手メンバーの活躍は非常に頼もしい。ベテラン勢を見れば、高松、筒井、横井は現時点で今年全試合出場で、それだけでもチームに貢献しているし、特に高松は監督兼選手として高打率を保っている。今はチーム全体で、年齢のバランスも良いのではないだろうか。宮本、山口も健在で、戦列復帰した綿貫は秋の活躍が期待される。太田は特にシーズン前半が好調で、その存在は欠かせない。ストイックな藤本、若手最年長のムードメーカー森が加われば、さらに層も厚みを増すだろう。
 このまま各選手が健康を維持して、シーズン終了まで無事に野球をしていきたい。この時点で、今季は6勝7敗2分。5割到達まであと1勝。次につながる収穫を得た、錦糸公園でのダブルヘッダーだった。

【文責・背番号6】

2021.09.11

09月11日 アメーバ戦 11-1

2021年9月11日(土)12:00~14:00
錦糸公園A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

H 211 020 5  11
A 000 001 x    1

投:高松〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:小西1号
三塁打:小西
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (左)土屋【13】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (二)小西【29】
 5 (三)住吉【51】
 6 (一)横井【 6 】
 7 (捕)綿貫【14】
 8 (指)筒井【18】
 9 (右)宮本【19】
10(投)高松【49】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(今季チーム初本塁打に、三塁打、単打の準サイクル安打!)
殊勲賞=土屋(入団後初ヒットから一気に猛打賞!5盗塁に、レフトでも好守)
敢闘賞=久原(トップバッターとして、マルチ安打に2盗塁)
技能賞=宮本(最初の打席で、ライトへきらりとクリーンヒット)
守備賞=久原(縦横無尽で何度もチームを救い、6回には背走の超ファインプレー)
山山賞=なし

試合動画

 約1年ぶりとなるダブルヘッダー。アメーバさんが錦糸公園を2コマ確保してくださり、実現できました。
 その1試合目。アメーバの先発は元ハーツの今泉投手〔左〕。こうして対戦できるのは草野球仲間として嬉しいもの。アメーバ・横山監督の粋な采配に感謝したい。
 ハーツ打線は上位に若手が並んだ。どのような活躍を見せるか期待も膨らむ。そして切り込み隊長の1番・久原〔中〕がレフトとサードの間にしぶとく落とすヒットで、いきなり出塁する。得意の脚ですかさず盗塁。敵失もあり三進する。ここで新人の2番・土屋〔右〕がレフトへ会心の先制タイムリー。記念すべき、ハーツ入団後初ヒットだ。

 ハーツの先発は高松〔中〕。この日は内外野を見渡しても守備陣に隙がなく、好投が期待されたが、まさにその通りのピッチング。初回を二ゴロ、二ゴロ、左フライで危なげなく三者凡退。いつものことながら、コントロールの良さが守備のリズムを作り、それが好守にもつながっていく。草野球のお手本となるピッチングである。

 2回表一死から、9番・宮本〔左〕が高い音を響かせライト前へきれいなヒット。二盗後、10番・高松〔中〕もレフトへ力強い安打で続く。二死二三塁から、この日のラッキーボーイ土屋がセカンド左へドライブのかかったゴロを放つ〔右〕。これが脚を活かした内野安打となり、ハーツは1点を追加。3-0とする。

 3回表は先頭の4番・小西〔中〕がレフトへライナーヒット。走れる4番の小西は二盗、三盗でさらにチャンスメイク。6番・横井のショートゴロで小西がホームイン。ヒット1本で得点までつなげる、この日のテーマを実践したかたちだ。

 5回表はまたも新1・2番が機能する。久原〔左〕はしっかりボールを捉え、レフト前。二盗後、土屋〔中〕もきっちりレフトへボールを運ぶ。土屋は早くも猛打賞を記録。ここで頼れる4番・小西がレフトへ大きな打球〔右〕。2人を迎え入れるタイムリー三塁打となり、6-0。この回の上位打線には破壊力があった。

 高松は5回まで被安打は内野安打の1本のみ。抜群の安定感だったが、6回に守備陣が足を引っ張ってしまう。三失のランナーを一塁に置き、1番打者の放ったフライはライトの前へ〔中〕。この回から入った横井が追いつけず、セカンドの小西が必死に追いかけるが、小西の脚を以ってしてもわずかにグラブが届かず、無死一二塁に。高松はそれでも次打者から三振を奪うなど粘投するが、一死二三塁から3番打者がセンターへ大きな飛球。これを久原が背走でナイスキャッチ。しかし犠牲フライには十分で、アメーバは待望の1点を得る。高松は6回まで投げ(完投)、失点はこの1点のみ(自責は0)。被安打2の素晴らしい内容だった。

 最終の7回表はハーツ打線が爆発。一死からこの日全打席出塁の土屋が四球で出ると、静かで熱い男3番・矢野〔左〕がレフト前。ここで炎の4番打者・小西がフルスイングでセンターの頭を遥かに超える特大飛球〔中〕。これが今季チーム初のホームランとなり、一挙に3点。小西は単打、三塁打、本塁打で準サイクルヒット、5打点の大活躍だった。ハーツはさらに打線がつながる。住吉を三塁に置き、この試合から久しぶりに復帰の7番・綿貫〔右〕が得意のライトへタイムリー。このあと高松の押し出し四球もあり、7回は計5得点。南海ハーツがアメーバを11-1で下した。


 第1試合はハーツの上位打線が機能し、完投した高松の快投もあり、投打が噛み合い完勝。
 4番を任された小西の活躍は言うまでもないが、2番に抜擢された土屋が猛打賞に5盗塁の素晴らしい働きぶり。大学の野球サークルでは小西の後輩であり、先輩の前に自分がきっちりランナーとして出るところは流石だ。そして小西と同い年の元気印・久原はマルチ安打も見事だったが、不動のセンターとして称賛すべき堅守。前へ後ろへ難しい打球にことごとく追いつき、球際の強さも健在。久原を筆頭に、矢野、小西、土屋らは守備での貢献も大きかった。
 実を言うと、ハーツの勝利は7月3日以来。勝ちに飢えていた集団に久しぶりに勝利の女神が微笑んだ。しかし美酒に酔っている暇はない。場所をA面からB面に移して第2試合が待っている。道具を持って、対面へダッシュだ。

【文責・背番号6】

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