週刊ハーツ

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2017.08.26

08月26日 Sルドルフ戦 7-0

2017年08月26日 14:30~16:30
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs Sルドルフ】

S 000 000  0
H 013 030  7

投:住吉〔勝〕→松尾
捕:柴川

本塁打:なし
三塁打:住吉、柴川
二塁打:なし

 1 (中)宮本【19】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)横井【6】
 4 (三)高松【49】
 5 (投)住吉【51】
 6 (捕)柴川【4】
 7 (一)藤本【5】
 8 (左)松尾【17】
 9 (指)山口【31】
10(右)永山【36】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(投げて5回ゼロ封、打って三塁打含み3打点)
敢闘賞=柴川(ダメ押しの三塁打&守っても好リード)
守備賞=宮本(センターで背後やライナー性の飛球を、ポジション取りよくさばく)
守備賞=松尾(レフトでファウルフライをスライディングキャッチ)
守備賞=兵藤(タイミングのいいベースカバーでけん制アウト演出)
山平賞=松尾(綿貫欠場の穴を埋め犠飛で打点。投げても完封リレー完成)

 相手方には合馬選手、伊藤選手など、なじみの顔も見えるSルドルフとの対戦。ハーツは外野守備陣の活躍もあり、三塁も踏ませず7対0で完封勝利を飾った。

 ハーツは2回裏、四球の住吉が二盗、三盗〔左下1〕を決め、松尾の中犠飛〔中下1〕で先制。3回には兵藤が四球で出ると、横井、高松が連続してサードを襲うヒットを放って満塁。ここで住吉が左前に2点適時打〔右下1〕、さらに二死二、三塁から藤本の中前打〔左下2〕で1点を追加した。さらに5回には2人目の投手もとらえ、四球で出た走者を進めると、内野ゴロの間に1点、さらに住吉〔中下2〕、柴川〔右下2〕が連続で左越えに三塁打を放ち、この回3点と着々と加点した。

 この日のハーツで特筆すべきは守備陣。先発の住吉〔左下1〕は、柴川〔中下1〕のリードにも導かれ、5回を散発3安打の安定したピッチング。しかも、外野まで運ばれた当たりも、この日はハーツの外野陣が次々と摘み取った。センターの宮本〔右下1〕は、先頭打者のフライを処理したのをはじめ、伊藤選手の放った背後を襲う当たりや、ヒット性のライナーもポジション取りよくキャッチ。また、ライトの永山は、ランナーがスタートしたところで飛んだフライを捕るとすかさず返球してゲッツーを取る。さらにレフトの松尾もファウルフライをスライディングキャッチ〔左下2〕でさばいた〔中下2〕。また、内野でもセカンドの兵藤がドンピシャのタイミングでベースに入り、住吉とのコンビでけん制アウトを取り〔右下2〕、ピンチの火を消した。


 この日のハーツは、記録部によると今季初のノーエラー(しかも全員守備機会あり)、珍しく「守り勝ち」と言っていい内容となった。
 ハーツにとって珍しい「守り勝ち」への流れはいかにして作られたか。もちろん最大の殊勲は、低めに集め、真芯でほとんど捕らえさせなかった住吉の投球と、リードした柴川。バッテリーの頑張りで、そもそも出した走者が少なかったことは、まず第一の条件だろう。加えて前半にある程度差をつけたことで、守備陣のポジション取りに制約がつく場面が少なくなるという流れができた。こうなれば、守備陣は、打球の来そうなところに自由にポジションが取れるので、好守が出やすい形が整う。また、皆で意識し合って攻守交代を素早くしたことも、守りの集中力をアップさせることに、いくばくかの効果を発揮したかもしれない。
 もちろん、相手もあることで、いつもいつもこううまくはいかないだろうが、投手を中心にいい流れが作れれば、我々でも「守り勝ち」もできるのだ、ということを現実に体験できたことは、チームにとって自信としていいだろう。

【文責・背番号5】

2017.08.19

08月19日 エクソダス戦 5-4

2017年08月19日 14:00~16:00
豊島区立総合体育場(ビジター)
フリーマッチ
【エクソダス vs 南海ハーツ】

H 230 000  5
E 001 030  4

投:住吉〔勝〕→柴川→高松〔S〕
捕:福田→岩本

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:高松

 1 (中)横井【6】
 2 (右)兵藤【23】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)岩本【1】
 5 (投)住吉【51】
 6 (捕)福田【9】
 7 (遊)柴川【4】
 8 (二)山口【31】
 9 (左)永山【36】
10(指)太田【16】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=高松(ハーツ唯一の長打。全打席出塁、セーブで締める)
敢闘賞=住吉(4イニングを2安打、3奪三振、1失点に抑える)
守備賞=兵藤(2回先頭打者の一二塁間を抜ける打球を右ゴロに仕留める)
守備賞=福田(一塁後方の飛球を下がりながら好捕、ゲームセットに)
山平賞=岩本(二度の押し出しで2打点。4番の役割をしっかり果たす)

 得点経過だけを見れば、初回、2回の先制パンチで逃げきったというかたちだが、攻撃内容としては見るべきものに乏しい試合になった。
 初回ハーツの攻撃は、先頭横井が四球で出塁、二盗を決めた後、2番兵藤のボテボテのゴロが内野安打〔左下〕となりチャンスを広げると、3番高松、4番岩本の連続四球で1点を先制。7番柴川の二塁ゴロを相手選手がハンブルし2点目を追加した。続く2回は、一死からの4連続四死球で1点を追加、5番住吉の犠飛〔中下〕、敵失で、この回、3点を加えた。
 3回以降は、相手救援陣の前に、高松の二塁打〔右下〕と柴川の四死球以外は出塁すらできず、追加点を奪うことができなかった。

 この日の先発、住吉〔左下〕は3回に1点を失ったものの、終始、落ち着いた投球で、予定の4イニングを投げきった。5回からは前回ゲームで好投の柴川〔中下〕が登板。先頭打者を三振に打ち取る幸先良いスタートを切ったが、次打者に右中間を破られると、暴投、死球、野選、牽制エラー、本塁ベースカバーを忘れるボーンヘッドなど、バッテリー間のミスも相次ぎ、3点を失った。
 最終6回、ハーツのマウンドは高松。連続死四球で、自ら無死一二塁のピンチを招いたが、次打者の強い打球を仁王立ちとなって好捕〔右下〕、三塁封殺すると、続く打者を左飛、一飛に討ち取り、最後を締めた。

 打撃では見るべきことの少なかったハーツだが、守りの面では、球際に強い相手野手のプレーに触発されたかのように、好プレーが随所に見られた。
  3回無死二塁の場面では、遊ゴロで飛び出した走者を6(柴川)-4(山口)-5(高松)で挟殺〔左下〕。腰痛をおして出場の左翼手永山はよく走り好捕、身を挺して打球を止めた。右翼手兵藤のストライク返球〔中下〕による右ゴロ。ゲームセットへと導いた一塁福田の一飛好捕〔右下〕も印象に残った。

【文責・背番号23】

2017.08.05

08月05日 恵比寿アタック戦 4-11

2017年08月05日 13:00~15:00
下高井戸運動場A面(ビジター)
フリーマッチ
【恵比寿アタック vs 南海ハーツ】

A 311 222 0  11
H 000 004 x   4

投:高松〔負〕→柴川→住吉
捕:永山→住吉→福田

二塁打:柴川

 1 (中)横井【6】
 2 (右)藤本【5】
 3 (三)住吉【51】
 4 (投)高松【49】
 5 (左)福田【9】
 6 (指)宮本【19】
 7 (一)筒井【18】
 8 (指)山口【31】
 9 (遊)柴川【4】
10(二)兵藤【23】
11(捕)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=柴川(6回に意地見せる2点適時二塁打)
守備賞=兵藤(鋭い打球を反応よく好捕し素早い送球で刺す)
守備賞=筒井(14度の守備機会をノーエラー)
山平賞=高松(強打線を相手に4イニング力投)

 ハーツは恵比寿アタックに好守ともに圧倒され、投打ともにわずかに最終回に意地を見せたのみの形で完敗を喫した。
 ハーツ投手陣は住吉を終盤まで温存し、高松〔左下〕がバースデー先発、さらに初マウンドの柴川〔中下〕がリリーフという布陣。相手打線が強力だったため、スコアとしては6回まで毎回失点となったが、それぞれに今後への可能性を垣間見せる内容を示した。高松は、左肩を入れることを意識して投げたとのことで、これまでと比べて球威がアップ、ストレートで見逃しストライクを取る場面もあり、投手としての新境地を見せた。柴川は、立ち上がりは制球に苦しんだものの、ボール自体には力があり、独特の腕の振りもあって、投手としても面白い存在。打たれた後に、野手がポジションに戻っていないのに投げかける場面もあったが、これからマウンドに慣れ、落ち着いてきたときにどんな内容を見せてくれるか、期待が高まる。
 ほかに、守備では兵藤〔右下〕がヒット性の1本を含め、右側の打球を捕った後、切り返しての素早く安定した送球を2度披露、セカンドへの適性を見せた。

 それなりに収穫があった守りに比べ、ほとんど得るものがなかったのが打撃陣。1回表、横井〔左下〕がきれいなヒットで出塁するが、続く藤本〔中下〕のピッチャー返しが投直併殺〔右下〕、住吉中飛で3人で攻撃を終わると、2回以降は、直球と小さな変化球で制球よく投げてくる相手投手に手も足も出ず。5回まで芯でとらえた当たりは皆無、外野にすら飛ばせず、せっかく出した四球の走者も盗塁失敗で失い、毎回きれいに3人ずつで片づけられた。

 そのまま終わるようでは、ゲームの行方が見えるとあっさり反発力を失ってしまう、いつもの悪い癖を露呈したのみに終わるところだったハーツ打線だが、6回、相手投手が代わったところでようやく反撃、四球で好機を作って筒井〔左下〕の中前適時打で1点返すと、なお一死一、三塁から柴川〔中下〕が右中間へ2点二塁打、さらに永山〔右下〕の右中間への適時打と続いて4点を返し、せめてもの意地を見せた。

【文責・背番号5】

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