週刊ハーツ

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2019.05.25

05月25日 アメーバ戦 11-5

2019年5月25日 12:00~14:00
亀戸野球場A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 003 02   5
H 036 11  11

投:高松〔勝〕-今泉〔S〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:柴川、高松、筒井

 1 (中) 森  【 0 】
 2 (指)太田【16】
 3 (三)柴川【 4 】
 4 (指)久原【24】
 5 (投)高松【49】
 6 (指)筒井【18】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (左)宮本【19】
 9 (一)藤本【 5 】
10(指)永山【36】
11(捕)横井【 6 】
12(遊)今泉【63】
13(指)住吉【51】
14(右)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(満塁走者一掃の二塁打でダメ押し)
敢闘賞=兵藤(2回、先制適時打)
技能賞=太田(一死二三塁の場面できっちり犠飛放つ)
技能賞=柴川(初回、思い切りよく中越え二塁打)
守備賞=なし
山山賞=太田(無死三走者で、高松の左飛もタッチアップに入れず)

 チーム最年長、太田の今期開幕戦。1打点1得点1盗塁に堅い守り、元気はつらつ太田のプレーに、チームも元気づけられ、2試合連続の二けた得点で勝利を収めた。

 ハーツ初回の攻撃は3番柴川〔左1〕が思い切りよく振り抜き中越二塁打を放つが、この日4番に座って緊張気味の久原が三振に倒れ先制を逃す。しかし2回、5番高松〔中1〕以下、筒井〔右1〕、兵藤〔左2〕、宮本〔中2〕の4連打と藤本〔右2〕の犠飛で3得点を奪う。

 先発の高松〔左〕は1回、2回を自らの好フィールディング〔右〕もあり、6人で斬って取る。ところが、続く3回は連続四球で招いたピンチに野選、中日宇野をほうふつとさせる味方失策も重なり3失点、一気に同点に追いつかれてしまった。

 その裏のハーツの攻撃は先頭の今泉が四球で出塁、一死後、助っ人小西〔左〕が長いストライドをいかし内野安打を放つと、意表をついた二盗を敢行。相手守備陣の乱れを呼び、三走の今泉が勝ち越しのホームを踏んだ。さらに森が四球を選び、一死二三塁の場面で、打席には太田。ここできっちり中犠飛を放ち〔中〕、1点を追加。柴川の敵失でさらに1点を加えると、続く久原、高松が四球で歩き一死満塁とし、筒井がとどめの中越適時二塁打を放ち〔右〕、この回計6点を奪い、ハーツが9対3とリードした。

 4回からハーツのマウンドを守るのは今泉〔中〕。最終5回に味方の適時失策で2点を失ったが、落ち着いた投球でしっかり試合を締めた。

 終わってみれば11対5の大勝。気温30度を超す暑さのなか、この試合を盛り上げたのは、太田をはじめとした50代後半以上の活躍だ。殊に筒井は、試合後に仕事を控えるなか、適時二塁打を含む2安打、1四球の4打点。景気づけの1杯後、仕事人に気持ちを切り替え、反省会場を後にした。

 この試合の勝利でハーツは3連勝、今期成績も初めて勝ち越し(7勝6敗)となった。次戦はGリーグ、中野マシンガンズ戦。この勢いでリーグ戦4連勝を目指す。

【文責・背番号23】

2019.05.18

05月18日 土曜会戦 18-9

2019年5月18日 15:00~17:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 土曜会】

H 036 900  18
D 216 00x   9

投:高松〔勝〕-柴川-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:松尾
三塁打:なし
二塁打:福田

 1 (遊)住吉【51】
 2 (指)筒井【18】
 3 (左)福田【 9 】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (指)松尾【17】
 6 (右)兵藤【23】
 7 (三)柴川【 4 】
 8 (投)高松【49】
 9 (捕)綿貫【14】
10(二)山口【31】
11(中)宮本【19】
12(一)藤本【 5 】
13(指)永山【36】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=松尾(今季チーム1号を満塁弾でキメる)
敢闘賞=福田(今季初安打は2点適時二塁打。最後はいい当たりを好捕され無念)
技能賞=筒井(1安打2四死球、サードでも冷静な守備)
技能賞=藤本(軟投派投手から技ありヒット、守っても9刺殺)
技能賞=宮本(1安打1四球と敵失で全打席出塁)
守備賞=福田(フライ2本を安定の足さばきで捕球)
守備賞=住吉(冷静な走者刺殺から素早い送球で併殺完成)
山山賞=山口(選考理由別掲)

 ハーツは打線がつながり、ビッグイニング3度で18点を挙げる大勝、今季の成績を5割に戻した。

 1回裏に2点を失ったハーツだが、なお一死満塁のピンチを、ショートゴロを捕って一塁走者にタッチし、素早い送球で一塁も刺して併殺とする住吉の好プレー〔左〕でピンチを脱出。2回表に横井〔中〕、松尾〔右〕の連打からチャンスをつかみ、内野ゴロに敵失を絡めて走者をかえして逆転した。

 2回裏にいったん追いつかれたハーツだが、3回表、宮本が左中間に落とすヒット〔左1〕、藤本も左中間安打〔中1〕で続き、永山四球で満塁とすると、住吉の中犠飛〔右1〕で勝ち越し、筒井の中前打〔左2〕でなお満塁とすると、福田が今季初安打となる二塁打〔右2〕を放って加点、さらに横井が中前適時打〔左3〕、兵頭が右中間に2点適時打〔右3〕と続いてこの回6点を挙げ、再びリードを奪った。



 しかし土曜会も、3回裏に真田選手の3ラン本塁打〔左〕などで6点を返し、また同点に。ゲームは大乱戦となったが、この日のハーツは負けていなかった。4回裏、二死無走者から2四球と敵失で満塁とすると、永山の死球〔中〕で押し出しの1点を挙げ勝ち越し。さらにバッテリーエラーも絡んで2点を追加し、なお満塁で松尾が打席に入った。松尾はここで右越えに狙いすましたような満塁弾〔右〕(今季チーム1号)。ハーツはこの回9点を奪って勝負を決めた。

 リードを奪ったハーツは、中継ぎの柴川〔左〕が変化球のキレもよく、1回を1四球のみでつなぐと、最後は住吉〔右〕が締めくくって快勝した。

 これでハーツは今季の成績を5割に戻した。この日は相手投手の制球の乱れに助けられた面もあるが、9安打が出て18点と、打線がよくつながった。打線は上向きの選手が多く、柴川の好投も好材料。この上昇ムードを、今後のGリーグ戦にもつなげていきたいところだ。

今週の山山賞!

 2回裏、一死三塁。バックホーム態勢のところで相手打者がセカンドゴロ。これを捕った山口は、ホームへ突入する走者を刺そうと勢い込んでホームへ送球したが……、力みすぎたか送球は藤本ばりの?魔送球に。ナイストライ〔左〕ではあったが同点の生還を許した。
 通算200安打にあと3本と迫っている山口だが、この日は第1打席でいい当たりを相手の守備に阻まれ、記録への前進はならず。それでもその後2四球を選び、決勝ホームを踏む〔右〕など勝利に貢献した。

【文責・背番号5】

2019.05.11

05月11日 TEAMシゲル戦 9-8

2019年5月11日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
Gリーグ 第3戦
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】(1試合目)

S 042 11  8
H 203 40  9

投:松尾-今泉〔勝〕-(住吉)
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:高松2、柴川、桑原

 1 (遊)住吉【51】
 2 (指)岩本【 1 】
 3 (二)今泉【63】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (指)高松【49】
 7 (指)永山【36】
 8 (中)久原【24】
 9 (捕)綿貫【14】
10(一)筒井【18】
11(指)兵藤【23】
12(左) 森  【 0 】
13(三)柴川【 4 】
14(右)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=高松選手(南海ハーツ)
 優秀=永山選手(南海ハーツ)
 優秀=山口選手(TEAMシゲル)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(4回、値千金の走者一掃逆転タイムリー二塁打!)
敢闘賞=今泉(好リリーフで、ハーツ入団後初勝利)
敢闘賞=柴川(3回、気迫のレフト越えタイムリー二塁打)
敢闘賞=桑原(ハーツ入団後、初安打。ライト守備でも果敢なダイブ)
技能賞=永山(新打法で、自身初の4戦連続タイムリー)
技能賞=岩本(内野安打2本に、三塁ランナーでの好走塁。足で稼ぐ)
守備賞=松尾(低い投手ライナーを、さすがの反応で好捕)
山山賞=横井(理由は本文内)

動画はコチラ

 Gリーグ第3戦は、昨年の覇者TEAMシゲルさんとの試合。
 南海ハーツの先発は松尾〔左〕。初回一死二三塁からギアを上げ、4番、5番を連続三振。上々の立ち上がりを見せる。
 先制したのはハーツ。1回裏に、エラー出塁の住吉、ショート内野安打の岩本〔中〕が、3番、4番の内野ゴロの間にホームイン。特に岩本は絶妙のタイミングでホームに向かい、足で貴重な2点目を追加した〔右〕。

 シゲル打線は2回表に機能する。8番松平監督の特大左中間二塁打〔左〕で1点を返すと、2番瀧谷選手のレフト越え二塁打〔中〕で3-2と逆転。つづく3番山口選手もヒット〔右〕で畳みかけ、4-2とすると、3回表にも2本のタイムリーで6-2とリードを広げる。

 反撃したいハーツは、まず3回裏に10番筒井のヒットをきっかけにして、13番柴川〔左1〕が完璧な当たりのレフト越え二塁打で1点を返すと、14番桑原〔右1〕も連続タイムリー二塁打。桑原はこの一打が南海ハーツ入団後初ヒットとなり、応援に駆けつけてくれたお姉さん(とご友人)の力も大きかったか、つづく1番住吉〔左2〕の3連続タイムリーでは、セカンドから果敢な走塁を見せ、ホームに土埃が舞い上がるほどのスライディング〔右2〕で5-6と1点差に迫る。


 しかしシゲルは簡単には主導権を渡さない。4回から登板した今泉〔左〕に対し、4番瀧澤選手の中前適時打〔中〕で1点を追加する。この時、センター久原-ピッチャー今泉と中継されたボールを横井が捕球できず〔右〕、ランナーを生還させてしまった。しっかりキャッチすればアウトを取れたかもしれない場面であり、一瞬にして、嫌な流れに傾きかける。

 そんなハーツの窮地を救ったのが、千両役者・高松監督だった。5-7で迎えた4回裏、3連続四球で無死満塁となる。ここで6番高松がゆっくりと打席に入る。そして3球目をバット一閃〔左〕。ジャイアンツの坂本ばりに、内角を巧みに捌いた打球は、レフトのグラブの先を越える走者一掃の逆転タイムリー二塁打!
 起死回生の一打で8-7とゲームをひっくり返したハーツは、7番永山も渋い仕事をする。こちらも肘を畳みレフト線に技ありでボールを運び〔中〕、三塁ランナー高松を迎え入れる。互いの信頼ある同級生コンビで、一気に試合の流れをハーツ側に引き寄せた。なお永山は4戦連続のタイムリーで、今や恐怖の7番バッターになりつつある。外野守備に自信を持つ永山だが、現在のハーツ打線の中では貴重なポイントゲッターとしての存在感を増している。
 そしてこの後、9番綿貫がいつもの流し打ちではなく、きれいなミートでレフト前へ〔右〕。長年ハーツを引っ張ってきた主力組が、硬軟自在なバッティング技術を見せた厚みのある攻撃だった。

 5回の今泉は、シゲル打線の反撃を1点で凌ぎ、南海ハーツがTEAMシゲルに9-8で勝利した。今泉は昨年ハーツに入団後、投手として初勝利! これまで好投を見せながら勝ち運に恵まれなかっただけに、チームのメンバーには「今泉に初白星を」の気持ちがあり、それを現実のかたちにできたことは今後のハーツ野球にとっても大きい。

 3回には若手組の連打で、4回にはベテラン勢のヒットで、どちらも大量点につなげたハーツ打線。今とてもバランスが良いように思う。3回の柴川は、前の打者・森が右目への自打球で負傷したことで、「何としても打つ」と気合が入ったそうだ。

 この日は計14人がスタメンに顔を並べ、ベンチ内も賑やか。必然的に選手間の会話も増え、各プレーに対する声もよく出ている。試合終盤、ベンチから一番多くの声を受けたのは横井。しかしそれは残念ながら称賛の声ではなかった。
 捕手として4回の捕球ミスにつづき、6回(Gリーグの記録としてはカウントされず)にも2度目の中継プレーで、ショート松尾からの送球を弾いてしまい、ランナーを返す結果に。短いイニングで同じミスを繰り返してはいけない。5回裏、最後の打者となったのも横井。しかもランナーを2人置いての見逃し三振(←合わせ技で山山賞確定)。ここは根性で、5番松尾以下につなぐ打撃をしなければならなかった。
 高松監督が開幕から期待料込みで4番を任せている人間(まだ全然実績の4番ではありません)が、攻守に精彩を欠いては何とも情けない。次戦以降で、パフォーマンスを向上していけるかが鍵となる。

 辛勝でGリーグ開幕3連勝を手にした南海ハーツ。フリーマッチで苦杯をなめることも多い各チームに対し、公式戦で勝てているのは、ハーツ伝統の「大事な試合での集中力」を維持しつつ、個々の選手が自分の役割を理解し、しっかりこなしているからだろう。好スタートを、シーズン中盤、後半にまで生かしていきたい。

【文責・背番号6】

2019.05.04

05月04日 中野マシンガンズ戦 2-3

2019年5月4日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

H 100 100 0(0)  2  (2)
M 000 100 3(1)  3x(5)
※7回で試合は成立

投:今泉〔負〕-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (投)今泉【63】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (三)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (一)筒井【18】
 9 (二)兵藤【23】
10(指)宮本【19】
11(左)山口【31】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=今泉(7回、8奪三振も勝利に一歩届かず)
技能賞=横井(令和の初打点は絶妙の内野安打)
技能賞=宮本(見事なポジショニングで安心の左飛キャッチ)
守備賞=住吉(背走背走、左前の飛球を好捕)
守備賞=久原(安定の中堅守備は後ろに逸らさず)
山山賞=筒井(平成最後、令和初の失策を記録)

 令和初試合は、息づまる投手戦。初勝利をめざし好投を続けた先発今泉だったが、最終7回自らの失策からリズムを崩し、あと一死と粘りながらも、連続適時打を浴び、惜しくも勝利とはならなかった。

 この日ハーツは、初回、敵失、連続四球で無死満塁のチャンスに、四番横井が三塁内野安打を放ち先制点を奪う〔左〕。しかし続く高松の内野ゴロで本塁封殺、さらに三塁を大きくオーバーランした三塁走者今泉が戻り切れず、併殺を喫してしまう〔右〕。なおも一、二塁の走者が残ったが、久原も左飛に倒れ、追加点を奪えず。

 3回は、一死から山口が内野安打を放つ〔左〕。通算197本目の安打となり、チーム表彰の200本安打まで、あと3本に迫ってきた。この回、綿貫の敵失出塁で二死二三塁のチャンスをつくるも、無得点。続く4回は先頭の横井が死球で出塁、二盗を決めるなど、二死三塁の場面で、今季、チャンスに滅法強い永山がしぶとく適時内野安打を放ち〔右〕、ハーツが2-0とリードを広げた。

 ハーツの先発今泉〔左〕は序盤3回を被安打1、奪三振4の好調な滑り出しを見せる。ところが4回、先頭打者に失策で出塁されると、次打者に中前に運ばれ〔中〕、無死二三塁のピンチを招く。ここで今泉は力投、三振、捕邪飛で二死まで奪う。続く打者も凡打に打ち取ったかに見えたが、内野安打となり〔右〕、1点差に迫られてしまった。

 ハーツ打線は5回以降、今泉〔中〕の内野安打1本に抑えられ、6回無死満塁のチャンスもものにできず、7回表を終えて、2-1。

 ハーツの1点リードで迎えた7回裏、相手の攻撃。先頭打者を投ゴロに打ち取るが、ボールがグラブの網に引っ掛かり〔左〕、一塁送球が間に合わず、出塁を許す。続く打者は三塁ゴロで二塁封殺。一死一塁から二盗を許すと、次打者の内野安打などで、一死二三塁、一打サヨナラの大ピンチを迎えた。ここでも今泉は粘りの投球で、三振を奪い二死。待望の初勝利まであと一人。
 しかし令和の神様はハーツには微笑んでくれなかった。二死からの連続適時打〔中〕〔右〕で、逆転を許してしまった(記録上はハーツのサヨナラ負け)。

 終盤まで両チーム貧打による投手戦だったが、テンポのよい緊張感あるゲームになった。敗れはしたが、次週のGリーグ戦につながる一戦になってくれるだろう。

【文責・背番号23】

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