週刊ハーツ
2026.09.27
09月27日 YBC-67戦 8-3
2026年9月27日(日)7:55~9:25
西戸山公園(三塁側)
第25戦《シニアリーグ第3戦》
【南海ハーツ vs YBC-67】
H 331 1 8
Y 200 1 3
投:横井〔勝〕-兵藤〔S〕
1 (二)丸山【39】→山口【31】
2 (遊)松尾【17】
3 (三)中原【44】
4 (投)横井【 6 】→太田【16】
5 (中)兵藤【23】
6 (一)高松【49】
7 (捕)筒井【18】
8 (左)綿貫【14】
9 (右)星野【34】
★ハーツ表彰★
殊勲賞=()
敢闘賞=()
技能賞=()
守備賞=()
辻󠄀本賞=()
いつも交流していただいているYBC-67さんとのシニアリーグ第3戦。今シーズンは、シニアGM高松の引きの強さ?で、馴染みのYBCさん、早稲田ベースボールクラブさんと同じグループに。真剣勝負の場で、仲の良いチーム同士の対戦が実現するのは、草野球人として、とても嬉しいこと。
南海ハーツはシニアリーグに参加して、今年で4年目。高松GMを中心にリーグに向ける想いはみな強く、参加率も非常に高い。常に勝利を目指しているが、この4年間でわずかに1勝。しかも初年度の勝利だから、かなりの年月を勝利に飢えたまま過ごしてきた。各チーム、ディフェンス力があり、好機には畳みかける攻撃力もある。長年、シニアリーグの高き壁を体感してきた。特に今シーズンは、兵藤投手が好投した東交・シニア戦では0-1の惜敗。逆に早稲田BBC戦はコールド負け。普段はもう少し接戦ができているのに、完璧に負けてしまった。この日のYBC-67さんとは拮抗した試合が多いが、ここ数年はYBCさんが地力に勝る印象。ただし直近の6月の対戦では1点差と互角の勝負ができた。何とかそういう試合をして勝機を見出したいところ。
しかし試合開始前からアクシデントが。太田シニア監督が期待を込めて1番打者に起用する予定だった成岡が膝のケガで急遽欠席に。暗雲漂ったが、太田は1番に丸山を指名。今年ハーツ本体の監督として、チームを引っ張る男だ。1回表、その丸山〔右〕が期待に応え、YBC-67の先発で好投手の松本選手〔左〕から四球で出塁。


ワイルドピッチで丸山が二進後、こちらも好打者・松尾〔左〕がショートへの内野安打で無死一二塁に。その後、一死二三塁になった場面で、丸山が直前の走塁で脚を痛めてしまったことが判明。ハーツは初回から丸山に代走の山口を送らざるを得ない展開に。早くもベンチに残るのは監督の太田のみだ。ここで打席に向かうのは横井。なんと4番・投手でスタメン。普段なら考えられないが、日曜を中心に横井がYBC-67さんと野球をさせてもらっていることを知っている太田監督の温情が感じられる(太田はとても厳しいが、とことん優しい)。ここまでしてもらって、意気に感じないわけはない。横井〔中〕はベースマンで買ったばかりのバットで、ランナーを返そうと渾身のスイングをするが、打球は平凡なサードゴロに。しかしホームで刺そうとした送球が右へ逸れ、ハーツはラッキーなかたちで1点を先制する。その後、二死となるが、ここで登場するのは、チーム一、シニアリーグで燃える男・高松だ。高松〔右〕もサードへゴロを放つが、鍛え抜かれた脚力で一塁へ激走。執念の内野安打を勝ち取り、送球が逸れたこともあり、この間に松尾と横井が生還。ハーツは幸先良く3点を先制する。



南海ハーツの先発は横井〔左〕。味方にリードをもらい、YBC打線をしっかり抑えたいところだが、立ち上がりの課題が出てしまう。2四球と内野安打の無死満塁で、4番打者を迎える展開に。そしてカウントは3-2に。もうボール1つも投げられない状況だが、左打席に立つ相手の外角低めぎりぎりにストライクが入り、まず一死。次打者はショートゴロで、三塁ランナーがホームインするが、ここでショート松尾が抜群の判断力を見せ、そのまま三塁ベースにタッチし、二塁ランナーをアウトに。好守で横井を助けるが、勝負強い6番・萩原選手〔右〕がセンターへ鋭く弾き返し、2点目。初回から3-2で互いに点を取り合う接戦に。


次にどちらのチームが得点するかで、流れは傾く。2回表のハーツは一死から、星野〔左〕がじっくり球を見極め、四球で出塁。二死となるが、星野が盗塁を決め、勝負強い2番の松尾に打順が巡る。ここで松尾〔右〕はさすがのバットコントロールで、レフトへタイムリー三塁打を放つ。貴重な追加点だ。


さらに中原〔左〕の三塁ゴロエラー間に1点を追加すると、横井、兵藤が四球を選び、二死満塁。ここで回ってきたのは、チームの期待をカタチにする男・高松〔中〕。この回も全力疾走で内野安打となり、さらに1点。なおも満塁で、筒井の放った打球〔右〕は写真でもわかるとおり、完璧なライナー。しかし完璧すぎたか、センターの正面で、ここは松本投手が踏ん張る。



打線が6-2と大きなプレゼントをくれたら、横井は頑張るのみ。2回裏、巧打者の1番・吉竹選手〔中〕に二死から完璧なヒットを打たれるものの、計4人を無失点で抑える。流れはハーツだ。

3回表、四球の綿貫〔左〕を三塁に置き、山口〔右〕がショート後方にハーフライナーのタイムリーヒットを放つ。試合後の飲みでは、なぜかこの打球に相応しい呼び方選びだけで、大いに盛り上がる。試合の流れ的にも、この1打点は大きかった。7-2とし、ハーツは優位を保つ。


さあ、しっかり抑えたい横井だったが、3回裏、先頭打者にヒットを打たれると、弱気になったか、続く大島選手、三井選手に連続四球で、初回と同じく無死満塁に。YBCベンチは押せ押せムード。何とか踏ん張りたい横井は懸命に投げ、まず次打者を投ゴロに打ち取り本封。続く横沢選手の打球は、一塁手の前への難しいゴロになったが、高松が判断良くホームへトス。ボールは高めに浮いたが、捕手の筒井が根性でつかみ取り、脚もホームベースから離さず、フォースアウト〔中〕。味方の好守に支えられた横井は次打者を一塁ゴロに打ち取り、無死満塁から奇跡の無失点。この回の攻防が勝敗に大きく影響した。

4回表、ハーツは一死から5番の兵藤〔左〕がセンターへ会心のライナーヒットを放つ。この日の兵藤は、試合終盤に攻走守でチームに大きく貢献する。兵藤が二盗後に三進すると、この試合のキーマン・高松が、写真だけで確認すると、どうやって打ったの?と思ってしまうほど、不思議なハーフライナーでショート内野安打〔中〕。ビデオでは、止めたバットに投球が当たったようにも見えたが、絶妙なヒットゾーンに飛ばすのがハーツ史上最多安打記録保持者の腕の見せどころ。筒井四球で一死満塁とチャンスを広げると、綿貫の一塁ゴロで、三塁ランナーの兵藤が果敢にホームへスライディング〔右〕。ダメ押しの1点をもぎ取る兵藤の積極性が素晴らしかった。



ここまで来たら、最後まで投げ切りたい横井だが、野球の神様はそんなに甘くない。4回裏の先頭バッターは鈴木選手〔左〕。いつもはヒロシくんと呼び、横井より年齢は少し下だが仲が良く、日曜に同じチームでプレーするときにはよく話す、親友のような存在だ。YBC-67の中でも体格に恵まれ、長打を期待させる選手。横井は最後の力を振り絞り、真っ直ぐを中心に投げ込むが、まず初球はレフト線に鋭いライナーを打たれる。惜しくもファウルとなるが、その後も粘りのスイングでタイミングを合わせてくると、最後はセンターにきれいなライナーヒットを放った。清々しい真剣勝負だった。
YBCが反撃モードに入ったが、次打者のセカンドハーフライナーを山口ががっちりキャッチ。この日の山口はタイムリーに好守と存在感抜群の活躍。ちなみに試合後の飲みでは、このとき二塁にすぐ投げていたら、ゲッツーも狙えた?と話題に。打撃でも守備でもハーフライナーがキーワードとなったため、「今日の山口さんはハーフ&ハーフ」と意味不明の命名をされてしまうのも、いつもの南海ハーツ(飲み)らしさか。
しかし試合はここから。2番打者はサードゴロ、3番打者はショート前へのライナーとなるが、いずれもアウトを取れず(内野陣は懸命のプレー)、1点を返され、横井には最後の試練が。ここで迎えるのは、途中からマスクを被り、4番に入った大島選手〔右〕。いつも野球だけでなく、本当にお世話になっている、草野球選手の鏡のような存在。横井はストライクで勝負したかったが、もう力は残っていなかったか、四球を与えてしまい、一死満塁の大ピンチに。


ここで監督の太田が動く〔左〕。センターから兵藤を呼び寄せ、抑えに指名すると、自らは横井に代わりセンターの守備位置へ。この瞬間に、ハーツはベンチ入り全員が出場。8-3の5点差とはいえ、こんな厳しい場面でマウンドを託された兵藤〔右〕は大変だ。しかし落ち着いていた、兵藤は。最初の打者の初球で、しっかりストライクを取ると、ショートフライに打ち取り、二死満塁。まだまだ痺れる場面は続くが、ここでも冷静で、最後の打者を投手フライに打ち取り、ゲームセット。もし連続ホームランを打たれたら同点になる場面での登板だったため、セーブが記録され、まさにクローザーといえる完璧な仕事をしてくれた。


南海ハーツのシニアメンバーにとっては、本当に遠かった1勝。長い長い年月を経て、ようやく手にすることができた。今季からシニアの指揮を執る太田にとっては、監督としてシニアリーグ初勝利。2日後には誕生日が待っているため、バースデー勝利にもなった。この試合は終始冷静かつ的確な太田采配があったからこそ、勝てたと思う。そしてベンチ入りメンバー全員が出場し、一人ひとりが自分の役割を全うした末の勝利だから、なおのこと嬉しい。
シニアリーグの連続出場を誇っていた岩田はこの日はどうしても参加できず、悔しかったと思うが、チームの勝ちをずっと願ってくれた。同じく不在だったが、渡部、成岡、藤本もシニアリーグの勝利を喜んでくれただろう。ハーツのヤングメンバーにも、ようやく勝ちの報告ができた。
草野球には勝ちもあれば、負けもある。この日だって、ちょっとしたことで試合の流れは逆になっていたかもしれない。いつも正々堂々としたプレーで対戦してくれる、彼ノ矢監督をはじめとするYBC-67の皆さん(チーム全体が家族のような温かい応援団を含め)に、あらためて感謝を申し上げたい。最後は試合終了後、両チーム挨拶の写真で締めたいと思う。

文責【6】
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