週刊ハーツ

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2022.07.30

07月30日 東京アドメン戦 2-5

2022年7月30日(土)11:00~13:00
玉川野毛町公園(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 東京アドメン】

H 200 00|1   2(3)
A 210 11        5

投:小西〔負〕-住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:【6】(ア)、【5】(ア)、【8】(ア)

 1 (中)土屋【13】
 2 (捕)横井【 6 】
 3 (投)小西【29】
 4 (三)菊池〔助っ人〕
 5 (一)高松【49】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (遊)松尾【17】
 8 (指)山口【31】
 9 (右)角田【 3 】
10(左)住吉【 1 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=兵藤(1回に会心のレフト線ライナーヒット)
技能賞=住吉(2回にライトの前に弾むヒット出塁)
守備賞=小西(ショートで逆シングル好捕の三封)
山山賞=なし

試合動画

 東京アドメンさんとの初対戦。
 1回表のハーツは、二死二三塁で5番・高松〔左〕のショートゴロ送球エラーの間に2者が生還。続く6番・兵藤〔中〕はレフト線に会心のライナーヒット。チャンスを広げるが、久しぶりに参加の7番・松尾〔右〕は惜しくもセカンドゴロに倒れ、追加点はならず。

 ハーツの先発は2週連続で小西〔左〕。1回裏、アドメンは先頭打者が初球を叩き、レフトの頭上を越える二塁打〔右〕。その後、失策と押し出し四球で2点を挙げ、初回の攻防は2-2。

 2回表、ハーツはこちらも久しぶりに参加の8番・山口〔左〕が打席に入るが、惜しくもファーストゴロ。二死から10番・住吉〔中〕がライトの前に落ちるヒットで出塁するが、1番・土屋〔右〕はショートゴロに倒れ、得点ならず。

 2回裏一死、アドメン10番打者が投手の左に放った高いバウンドを小西がジャンピングキャッチ〔左〕、素早く一塁送球するが捕球できず、打者走者は三塁まで進む。1番打者が四球を選んだ際にワイルドピッチとなり、アドメンが1点追加〔右〕。

 4回裏からハーツは住吉〔左〕にスイッチ。アドメンは、この回先頭の8番バッターが豪快にレフトへ二塁打〔右〕。三盗後、内野エラーがあり、1点追加。4-2とリードを広げる。

 5回表のハーツは先頭の角田〔左〕が死球出塁。住吉四球、土屋死球で無死満塁。絶好の反撃のチャンスを迎えたが、2番・横井〔中〕が投手へのインフィールドフライ。打球がワンバウンドした際に三塁ランナーの角田が飛び出してしまい、結果としてダブルプレーに。ハーツベンチは3番・小西〔右〕に託すが、惜しくもショートフライで無得点。

 5回裏、無死一二塁から、アドメン6番打者のショート左のゴロを小西が逆シングルで捕り〔左〕、三塁封殺。素晴らしいプレーで住吉を守り立てる。小西は次打者のショート右のゴロにもよく反応し、そのまま二塁ベースを踏んでツーアウト〔右〕、一塁に転送しダブルプレーかと思われたが、この送球は逸れてしまい、三塁を回ったランナーがホームイン。アドメンが5-2とする。

 6回表、ハーツは先頭の菊池選手が四球で出ると、二盗後、ワイルドピッチで三進した際に、捕手からの送球が逸れ、そのままホームイン〔左〕。続く高松も四球〔中〕、兵藤は死球〔右〕でチャンスを広げるが、後続が打ち取られ、ゲームセット。6回は表だけだったため、最終スコアは2-5。東京アドメンが南海ハーツを下した。
 両チーム暑さには苦労したが、東京アドメンさんはマナーも良く、終始、楽しく試合を進めることができた。また対戦していただきたいチームだ。

文責【6】

2022.07.23

07月23日 中野マシンガンズ戦 2-10

2022年7月23日(土)15:00~17:00
玉川野毛町公園(ホーム)
Gリーグ第5戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1回戦)

M 041 005 0  10
H 001 000 1   2

投:小西〔負〕-住吉
捕:住吉-横井

本塁打:なし
三塁打:宮本(ハ)
二塁打:下田(マ)、葛西(マ)

 1 (中)久原【24】
 2 (捕)住吉【 1 】
 3 (投)小西【29】
 4 (指)筒井【18】→(二)成岡【11】
 5 (三)横井【 6 】
 6 (一)高松【49】
 7 (左)土屋【13】
 8 (右)宮本【19】
 9 (二)兵藤【23】
10(遊)楓貴〔助っ人〕
11(指)藤本【 5 】
12(指)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=菊地選手(中野マシンガンズ)
 優秀=下田選手(中野マシンガンズ)
 優秀=宮本選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=宮本(チーム唯一の長打、鋭いライト線への三塁打で好走塁も)
敢闘賞=角田(3回に反撃開始のライト前タイムリー)
技能賞=住吉(ボールを見極め、2四球を選ぶ)
守備賞=土屋(初回先頭打者のレフト線のフライをランニングキャッチ)
山山賞=なし

試合動画

 Gリーグ第5戦は、目下4連勝中と快進撃の中野マシンガンズがGリーグ5試合連続の2桁得点で、南海ハーツに圧勝。打線のつながりが素晴らしく、菊地投手の安定感も重なり、破竹の5連勝。何とか他の4チームで追いかける展開に持っていきたいところだ。

 ハーツの先発は小西〔左〕。マシンガンズ先頭の橋口選手がレフト線にフライを打ち上げると、土屋がランニングキャッチ〔右〕。大学の先輩・小西を、後輩の土屋が助ける。小西は4番の松原選手から三振を奪うなど、無失点で上々の立ち上がり。

 マシンガンズの先発は菊地投手〔左〕。コントロールが良く、変化球もうまく織り交ぜ、三振からスタート。2番・住吉〔中〕はボールをよく見極め、四球出塁するが、4番・筒井〔右〕の強烈なサードゴロを葛西三塁手がきっちり処理り、ハーツも無得点。

 順調な立ち上がりを見せた小西だが、2回は制球に苦しむ。マシンガンズ5番・榎本選手〔左〕のセカンド内野安打(兵藤がよく追いつき素早く送球するもセーフ)の後、6四死球で4点を献上。しかしこの回のアウトは全て三振〔右〕と、力強いストレートの威力は特筆できる。粘り強く球を見極めたマシンガンズが試合を優位に運ぶ流れに。

 3回表のマシンガンズは無死一塁で、7番・菊地選手〔左〕が投手の足元を鋭く抜けるセンター前ヒット。続く下田選手の投ゴロで、小西はダブルプレーを狙うが、二塁への送球が高く抜けてしまい、その後のランダウンプレーでも内野の送球エラーが重なり、マシンガンズは労せず1点を追加〔右〕。

 何とか反撃したいハーツは3回裏、先頭の9番・兵藤〔左〕がレフトへのヒットで出塁。続く楓貴選手(筒井監督の次男)は惜しくもショートゴロ〔中〕で二封。その後、盗塁と内野ゴロで二死三塁となり、成長街道まっしぐらの角田〔右〕が勝負強くライト前タイムリー。貴重な得点を挙げた。

 ハーツは4回表から住吉〔左〕がリリーフ登板。初球を4番・松原選手〔右〕にレフト前ヒットされるも、その後をしっかり抑え無失点。住吉は5回も点を与えず、試合を作る。

 6回表のマシンガンズは集中打が出る。無死二塁で榎本選手〔左〕がレフト前ヒット。続く葛西選手のセカンドゴロで1点追加すると、菊地選手〔中〕もレフトヘライナーヒット。ここで8番・下田選手〔右〕がライトの頭上を越えるダメ押し2点タイムリー二塁打。この回、計5得点で試合を決める。

 ハーツ打線でこの日一番の見せ場は、6回裏の宮本だ。全選手を通じて最高の当たりで、先頭打者としてライト線への三塁打〔中〕。しかも猛暑の中、スピードを緩めることなく三塁まで全力疾走。スライディングも上手く、見事なチャンスメイク。しかし後続が三者連続三振で、得点ならず。

 ハーツは最終7回裏二死から、この日2四球目を選んだ住吉が走った際に、3番・小西〔左〕が巧くライトへ打球を放ち、意地のタイムリー。次打者は今季初出場で、試合前に膝を痛めた筒井に代わり途中から4番に座る成岡〔右〕。成岡もケガからの復帰を目指す最中だが、フルスイングするも惜しくもヒットは出ず、ゲームセット。

 中野マシンガンズが連勝の勢いのまま、南海ハーツを10-2で下した。マシンガンズ打線は後半に数多くのヒットが出たが、前半はボールの見極めで、着実に得点した。新入団の松原選手、北村選手が打線に加わり、さらにつながりが良くなったこと、またこの2人が内外野に加入したことで、守備陣も強化された印象だ。
 そしてこの試合では、マシンガンズは内野ゴロを確実にアウトにし、菊地投手を助けた。下田捕手の配球も見事で、ハーツ打線に的を絞らせない。菊地投手も緩急織り交ぜ、打ち気にはやるハーツメンバーのタイミングを巧みに外していた。
 一方のハーツは守備でもミスが目立ち、そこから傷口を広げてしまった。もちろん四死球を減らすことも失点の少なさにつながる。攻撃面では、ハーツは三者凡退も多く、結果として淡泊な打撃内容が浮き彫りとなった。
 この日は負けるべくして負けたと言わざるを得ない。それでもGリーグはホーム&ビジターで各チームと2試合対戦できる。次のマシンガンズ戦はビジターだが、今度はミスを減らし、接戦に持ち込み、勝機をうかがいたい。

文責【6】

2022.07.09

07月09日 フラワーズ戦 5-4

2022年7月9日(土)15:00~17:00
石神井公園B野球場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs フラワーズ】

H 302 000  5
F 100 201  4

投:矢野〔勝〕-住吉
捕:住吉-矢野

本塁打:なし
三塁打:【5】(フ)
二塁打:【55】(フ)、【88】(フ)

 1 (中)土屋【13】
 2 (投)矢野【32】
 3 (捕)住吉【 1 】
 4 (一)高松【49】
 5 (遊)横井【 6 】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (左)宮本【19】
 8 (右)角田【 3 】
 9 (三)菊池〔助っ人〕
10(指)筒井【18】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=横井(先制打含む2度のタイムリーで4打点、2盗塁)
敢闘賞=角田(こちらも2安打2盗塁でチャンスメイク)
技能賞=土屋(1番打者として、マルチ安打に2盗塁、2得点)
守備賞=矢野(動けるキャッチャー初披露、捕飛を難なくキャッチ)
守備賞=高松(グラブ捌きと正確な送球で、一塁・二塁を堅守)
山山賞=なし

試合動画

 2018年以来のフラワーズ戦。1回表のハーツは1番・土屋〔左〕がライトの前に落ちる安打で出る。二盗とエラーなどで二死二三塁とすると、5番・横井〔右〕がセンターへ2点タイムリー。さらにサードゴロエラーで3-0。ハーツは幸先良く先制する。

 ハーツの先発バッテリーは、矢野〔左〕-住吉〔中〕。今季、主にマウンドを任されているのは、矢野、住吉、小西だが、筒井監督の構想では、3人ともにピッチャーだけでなく、キャッチャーも経験させたいという思いがある。ひとつは皆、肩が強いこと。草野球では一塁に出ると、ほとんどのチームが盗塁を仕掛ける。そしてセーフの確率がかなり高い。投手をできる選手が捕手としても出場すれば、相手チームは盗塁を仕掛けにくくなる。
 1回裏のフラワーズは二死一三塁から、5番打者〔右〕がセンターのグラブの先を越える二塁打で1点を返す。

 2回表、ハーツは8番・角田〔左〕がカーブにうまくタイミングを合わせ、ライトの前に落ちるヒット。左対左の対決だったが、しぶとい打撃を見せた。一死後には二盗を成功させる〔中〕など、実戦でプレーに磨きがかかってきたが、筒井のファーストフライ〔右〕で飛び出してしまい、ゲッツーに。アウトカウントを常に頭に入れ、打球の行方をしっかり目で追う基本を大切にしたい場面だった。

 3回表のハーツは無死一二塁で3番・住吉〔左〕の放った打球はいい当たりだったが惜しくもレフトフライ。しかしワイルドピッチがあり、二死二三塁と得点チャンスに。ここで横井〔中〕が広く空いた右中間を狙うと、ちょうどその真ん中に打球が跳ね、初回に続き2点タイムリー。次打者・兵藤〔右〕も鋭い当たりのショート内野安打。この回の追加点で、ハーツは5-1と優位な展開に。

 4回表、代わり端の2番手投手から、角田が今度は会心のライト前ヒット〔左〕。マルチ安打で練習の成果を見せる。続く菊池選手の打席では、またも二盗を決める〔中〕。ワイルドピッチで三進し、筒井のサードゴロでは果敢にホームを狙うがここはタッチアウト。成功も失敗もあるが、積極プレーが目立つようになったことは収穫だ。続く土屋はライトへどんぴしゃのライナーヒット〔右〕。この日の打撃陣では、横井、土屋、角田が2安打ずつと気を吐いた。

 先発の矢野は3回を三者凡退とし、4回から住吉〔左〕にバトンタッチ。そしてバッテリーがそのまま入れ代わり、矢野が初マスクを被る。代わり端、1番打者がレフトへ大きな三塁打を放ち〔中〕、次打者の三塁ゴロ間に1点(送球エラーで打者走者は二進)。3番打者の二塁打で1点を加え、5-3に。さらに内野のエラーが続き、一死一三塁のピンチを迎えるが、ここで矢野が動ける捕手の真骨頂、キャッチャーフライに素早く反応し〔右〕、飛び出した一塁ランナーも刺しダブルプレー。住吉を助けた。

 2イニング目に入った住吉は安定感を見せ、この回からセカンドに回った高松〔左〕が巧みなハンドリングと正確な送球で守り立てる。高松は6回にも難しいバウンドにうまくグラブを合わせ、内野を引き締めた。高松と入れ代わりでファーストに回った筒井〔中〕も強烈な一塁ゴロをがっちり。この回の一二塁間は特に素晴らしかった。
 最終回の住吉はボーク絡みで1点は失うが、最後の打者をレフトフライに打ち取り、これを宮本がしっかりキャッチ〔右〕。終わってみれば、5-4の1点差となったが、終始リードを保ったハーツがフラワーズ戦を制した。

 フラワーズさんとは4年ぶりの対戦だったが、声がよく出て明るく、試合をしていて楽しかった。草野球はもちろん勝負にこだわりながらも、互いのプレーを尊重し、気持ちよく試合を進められるのが一番いい。そういう意味でも、良き相手に恵まれたことに感謝したい。ぜひ再戦したい好チームだった。

文責【6】

2022.07.02

07月02日 あしたば戦 5-9

2022年7月2日(土)15:00~17:00
世田谷公園B面(ビジター)
Gリーグ第4戦
【あしたば vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 211 100  5
A 070 101  9

投:矢野〔負〕-高松-住吉
捕:住吉-横井

本塁打:楓貴(ハ)1号
三塁打:鈴木(あ)、友廣(あ)
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (投)矢野【32】
 3 (遊)小西【29】
 4 (指)筒井【18】
 5 (捕)住吉【 1 】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (一)高松【49】
 8 (左)土屋【13】
 9 (指)宮本【19】
10(二)楓貴※
11(右)角田【 3 】
※は助っ人

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=友廣選手(あしたば)
 優秀=鈴木選手(あしたば)
 優秀=久原選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=住吉(自責1のロングリリーフと、マルチ安打)
敢闘賞=横井(リリーフ捕手と、セカンドへマルチ安打)
敢闘賞=楓貴(爽快な右へのランニングホームラン)
技能賞=久原(センターへのマルチ安打&2盗塁)
守備賞=小西(ショートで華麗な動き、ゴロもフライも完璧)
守備賞=土屋(レフトを守っても、さすがの安定感)
守備賞=矢野(投手で好反応、三塁でライナーキャッチ含む好守)
山山賞=なし

試合動画

 Gリーグ第4戦は、南海ハーツが先制、加点し、3-0とリードするも、2回裏にあしたば打線がビッグイニングで7得点、その後、2点ずつ奪い、最終的には9-5であしたばが勝利。ハーツは悔しい逆転負けとなった。

 1回表、あしたば先発の長堂投手〔左〕から、1番・久原〔中〕がセンターの前へうまく運び出塁。久原の二盗後、2番・矢野〔右〕は渋くショートへの内野安打。ダブルスチールを経て、3番・小西のセカンドゴロ間にまず1点。4番・筒井のサードゴロでも、三塁走者・矢野の好走塁で、2点目を挙げる。

 ハーツの先発は矢野〔左〕。1回裏一死後、3つの死四球を与えるが、5番・恵美選手から三振を奪うなど〔右〕、無失点で乗り切る。

 2回表、ハーツは先頭の6番・横井〔左〕がタイミングを外されながらも、セカンドとライトの間に落ちるヒットで出塁。二盗、三進後、8番・土屋〔右〕のセカンドゴロで1点追加。ハーツはタイムリーなしで3点を奪う、効果的な攻撃を見せる。

 2回裏、あしたばは先頭の佐藤選手が四球出塁すると、8番・鈴木選手〔左〕が仁王立ち打法で、高目の球をライト方向へ見事に打ち返す。これがタイムリー三塁打となり、あしたばが反撃開始。一死一三塁から、11番・熊谷選手〔中〕が鋭く三遊間を抜き、レフトへのライナーヒットで2点目。続く1番・長堂選手〔右〕も強いライナーを左中間に放ち、一気に同点。

 一死満塁となり、3番・三好選手〔左〕は最後の球にぎりぎりでスイングを止め、貴重な押し出し四球を選ぶ。あしたばが4-3と逆転。普段は先発投手を粘り強く投げさせる筒井監督だが、ここは早めに継投を決断。火消し役に高松投手〔中〕を選ぶ。高松は緊急登板にも動じず、球を投げ込むが、長打力のある4番・友廣選手〔右〕が的確にミートし、右中間へ走者一掃の三塁打。あしたばが選球眼と、勝負強さで、あっという間に7-3とリードを広げる。

 何としても反撃したいハーツは3回表、先頭の10番・楓貴選手〔中〕がライトの右を抜けていくランニングホームラン! 筒井監督の次男が素晴らしい働きで、ハーツは1点を返す。

 続くルーキー角田〔左〕は、よくボールを捉え、捕られはしたものの内容のあるセンターフライ。後続は抑えられたが、3回裏からマウンドを託された住吉〔右〕が、あしたば打線を三者凡退とし、反撃に望みをつなぐ。

 4回表、ハーツは先頭の小西がレフトポール際への大ファウルのあと、うまく拾ったセンターへのヒットで出る〔左〕。一死三塁となり、5番・住吉がレフトへ運び〔右〕、タイムリーで1点追加。5-7と2点差に追い上げる。

 あしたばは4回裏、2つのエラーで1点追加。8-5とする。その後、ハーツは5回に久原〔左〕がセンターへ、6回には住吉〔右〕が脚を生かした内野安打で出塁するが、得点には結びつかず。あしたばは6回裏に押し出し死球で1点を追加。9-5でハーツを下した。

 Gリーグ首位を走る4連勝の中野マシンガンズに追いつきたい南海ハーツだったが、あしたばに逆転負け。これで公式戦は3勝1敗となった。3週間後の7月23日は、Gリーグでマシンガンズと初対戦。とにかく今年はまさにマシンガン打線というべき、強力な打撃陣が待ち受けるが、そこまでにしっかり調整して、首位チームに食らいついていきたい。

文責【6】

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