週刊ハーツ

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2023.11.25

11月25日 新宿ブンブン戦 14-4

2023年11月25日(土)13:00~15:00
東台B面(ビジター)
フリーマッチ
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】

B 301 000    4
H 023 09x  14

投:小西〔勝〕-小林〔S〕

 1 (遊)矢野【32】
 2 (捕)丸山【39】
 3 (三)小林【61】
 4 (投)小西【29】
 5 (一)筒井【18】
 6 (指)横井【 6 】
 7 (中)中原【44】
 8 (右)角田【 3 】
 9 (二)星野【助】
10(左) 黄  【助】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=中原(ついに初安打から一気にマルチヒット、3打点!)
殊勲賞=小林(リリーフで圧巻の5連続奪三振、初セーブ! 打でも1本)
殊勲賞=小西(4回を粘投で勝利投手! 4番として2安打3打点)
技能賞=矢野(先頭打者ヒット。その後の2ライナーもミートはきっちり)
辻本賞=黄(初参戦でセンター右へクリーンヒット)

試合動画

 11月最終戦、寒さが身にしみる気温のなか行われた試合。1人の男の心には熱い闘志が芽生えていた! その男の名は『中原』。中原は今シーズン未だノーヒット。良い当たりを放ってもファウル…。毎試合苦い経験が続き、チーム内でも待望の初ヒットが期待されていた。ヒットはいつ打つのかとイジってくるチームメイトもいたが、彼は『次は打ちます』と言い続け、密かに練習を積み重ねてきた。

 最初に述べるが、試合は14-4と2桁得点で快勝だ。そんななか、中原はこの試合初ヒットが出たのか!? ピックアップしてみよう。

【第一打席】
ノーアウト2,3塁。ショートのエラーとなり出塁はするもののヒットとはならなかった…。

【第二打席】
2アウト満塁のチャンス! ノーアウトから5,6番打者が共にフライを上げて2アウトとなり、チャンスが潰れかけそうな場面、打席に向かう中原。相手ピッチャーは2アウトを取り下位打線。打ち取る気合い満々だ。中原は2ストライクと追い込まれ厳しいカウント、意地で放った当たりはピッチャーゴロ。かと思いきや、ピッチャーの横をスルリと抜けてセカンド内野安打〔中〕。待望の初ヒット!! 会心ではなくても誰が何と言おうとヒットはヒットである。ベンチでは今日イチの盛り上がり! 中原本人も肩の荷がおりただろう。

【第三打席】
またも満塁のチャンスで周ってきた中原。初ヒットを前打席で放ち、力みがなくなったのか見事なレフトへのクリーンヒット〔中〕かつタイムリー! 今までの苦い経験が嘘のような打球である。中原の表情も豊かになり、緊張が解れたようだった。

 結果、打線全体のつながりでチームは快勝! 中原は殊勲賞に選出された。今シーズン残り少ないなか、ヒットが出るかと不安もあっただろう。しかし、その不安を払拭して堂々とチームの一員として胸を張れる活躍であった。彼にとって忘れられない日となったに違いない。彼の活躍はまだ序章に過ぎない。これからさらなる成長・飛躍に期待して戦評を締めくくることにする。

文責【3】

2023.11.11

11月11日 25周年記念紅白戦 Y10-S3

2023年11月11日(土)13:00~15:00
羽根木公園B面
【南海ハーツ25周年記念紅白戦】
シニアチーム vs ヤングチーム

S 000 000 300   3
Y 003 020 05x  10

投手
S:高松-岩田
Y:小西-矢野〔勝〕-中原-角田-小林-綿貫

本塁打:小林《Y》

《シニアチーム》
1(中)宮本【19】
2(一)藤本【 5 】
3(投)高松【49】
4(遊)筒井【18】
5(左)山口【31】
6(三)兵藤【23】
7(右)太田【16】
8(二)岩田【36】
9(捕)丸山【39】

《ヤングチーム》
1(一)綿貫【14】
2(遊)矢野【32】
3(投)小西【29】
4(捕)小林【61】
5(三)中原【44】
6(二)藤本智【101】
7(左)みずき
8(右)角田【 3 】
9(中)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小林(6打点)
敢闘賞=中原(初登板、初ヒット)
敢闘賞=丸山(2安打)
技能賞=兵藤(1安打、堅実な守備)
技能賞=高松(1安打、7イニング好投)
守備賞=太田(さすがの拝み捕り)
辻本賞=藤本智(初出場、前に飛ばす)
辻本賞=みずき(初出場、打球逸らさず)
辻本賞=角田(初登板)
辻本賞=綿貫(シフトにしっかり引っかかる)
辻本賞=岩田(守備で目立ち、抑えで登板)

試合動画

 「27年目」の25周年記念試合。紅白戦のチーム分けはガチンコの年齢分け。シニアチームの某T監督から「試合にならないんじゃないの~」と至極真っ当な指摘を受けたが、ジャイアントキリングが一番起きやすい球技。やってみなければわからない。

 前々日スタメンを組んで唖然、呆然。当たり前だが「純シニアチーム」。初参戦とはいえ、4試合のうち、3試合ダブルスコア以上で惨敗した悪夢が蘇る。祝賀会はやけ酒だな、半ばヤケクソで試合に臨んだ。

 ヤングチーム(以下ヤング)の先発は小西。いつもより肩の力が適度に抜け(そりゃそうだ)、制球よく速球がコーナーにビシビシ決まる。初回をあっさりと三者凡退に。

 シニアチーム(以下シニア)の先発は一本柱の高松。こちらも制球よく打者を翻弄。先頭打者の綿貫の時に大掛かりな右寄りシフト。力んでピーゴロ、術中にハマる。矢野がレフト前に弾き返したあとにドラマが起こる。太田遅刻のためライトを守ったヤングの横井が小西の右中間へのライトライナーを好捕。ヤングのベンチから怨嗟の声。シニアはガッツポーズ。これでシニアの守備にリズムが生まれた。

 二回の裏。ノーヒッター中原の平凡なセカンドフライを岩田が目測誤り、初ヒット!! しかし高松は冷静に怒りを鎮め、下位打線をピシャリ。なんとなんと二回終了で0対0。だから野球はわからない。

 ヤング二番手矢野も肩の力が抜け、速球も変化球もキレ良し。しかしながら三回に丸山がセンターにクリーンヒット! だが、期待の一、二番の宮本、藤本が凡退。点が入らない。

 三回にヤングが先制。先頭の横井のライトフライを太田が拝み取り。シニアは盛り上がるが、綿貫の内野安打から小西エラー出塁で一二塁、四番小林がセンターオーバーの二塁打。さらにエラーで3点。やはりエラーが絡むと失点に繋がる。

 五回にもエラーが絡み、さらに2失点。0対5。これ以上離されるとせっかくの記念試合が凡戦になってしまう。そこで七回より「サイレント満塁」発動。初体験の「サイレント満塁」にヤング守備が動揺。送球エラーが続出し、3点。2点差に。

 七回の裏をしっかり抑え、八回の攻撃。再度の「サイレント満塁」。しかも二番からの好打順。さぁ逆転と盛り上がるが、藤本、高松がヤング小林の前に連続三振。四番筒井の渾身の「目の覚めるような」ライナーはセカンド正面。中原が難なくキャッチ。ゼロに終わる。

 ピンチの後にチャンスあり。シニアの投手が岩田に変わったとたん、ヤング打線が爆発。綿貫二塁打でまず1点、矢野が師匠太田を襲うライト前、トドメはまたも小林の豪快な左中間3点本塁打。勝負あり。

 しかしながら大方の予想を裏切り、三回途中まで0対0。特筆すべきは九回まで出来たこと。それだけリズム良く試合が運んだ証拠である。
 次は4年後の30周年記念試合。みなさんお元気で、同じメンバーで会いましょう。

文責【18】

2023.11.04

11月04日 中野マシンガンズ戦 4-16

2023年11月4日(土)14:00~16:00
上高田運動施設A面(ビジター)
フリーマッチ
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】

H 000 130 0    4
M 116 503 x  16

投:小西〔負〕-矢野

 1 (二)岩田【36】
 2 (一)藤本【 5 】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (中)中原【44】
 8 (左)丸山【39】
 9 (指)角田【 3 】
10(右)星野【助】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=藤本(巧みなバットコントロールでライトへ2安打)
技能賞=矢野(センターへ貴重なタイムリーヒット)
技能賞=星野(レフトへ強い打球のヒット)
守備賞=中原(センターで2度、フライを堅実にキャッチ)
守備賞=筒井(途中から入ったショートで、確実にゴロを複数アウト)
辻本賞=岩田(一塁から激走でホームイン)
辻本賞=小西(守備の乱れ多発の中、制球良く粘りの4回力投)

試合動画

 11月に入っても夏日が続き、記録的暑さが続く最中行われた試合。相手はダブルヘッダーで疲労の蓄積も予想される中野マシンガンズ。体力満タンな南海ハーツは攻守にわたり堅実に挑みたい。

 しかし、そんな簡単にいかないのが最近の南海ハーツ。1回、2回と立て続けに失点。攻撃も相手の堅い守備でアウトの山を築いてしまう。
 勝負の命運を分けたのは3回裏、中野マシンガンズの攻撃。先発の小西が打ち取った打球を味方がエラー。長打をくらう場面もあったが、中継プレーの乱れやファーストへの悪送球なども度重なり6失点。
 4回裏も流れを止めることが出来ず5失点。先発小西は苦しいマウンドとなったが、強い精神力で淡々と投げ続けた。13失点となったが小西の自責点がいくつあっただろうか…。守備の甘さを露呈した試合となった。

 攻撃面は4回に1点を返し、5回には2アウトから助っ人星野のレフト前ヒット、岩田がフォアボールで繋ぎ、藤本の上手い流し打ち〔左〕で星野が生還。相手が守備でもたついている隙を狙い、岩田が1塁から激走のホームイン。打者の藤本も3塁を落とし入れ貴重な加点となった。矢野もセンターへタイムリーヒットを打つ〔右〕が反撃もここまで。

 4-16で大敗の南海ハーツ。守備のリズムから攻撃へと掲げていたが、実現することが出来なかった。守備の基本『ボールをしっかりグラブに入れてから送球』を再認識して、アウトを積み重ねていきたい。
 今シーズンの試合も残り少なくなる中、少しでも南海ハーツの掲げる『守備から攻撃へ』を実現して、来シーズンへの糧を築いていこう。

文責【3】

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