週刊ハーツ

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2019.03.30

03月30日 スティング戦 1-6

2019年3月30日 15:00~17:00
新荒川大橋野球場E面(ビジター)
フリーマッチ
【スティング vs 南海ハーツ】

S 000 015 0(1)  6(7)
H 010 000 0(0)  1(1)

※8回は参考イニング。個人成績は反映

投:今泉-高松〔負〕-住吉
捕:横井-綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (一)岩本【 1 】
 3 (投)今泉【63】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (指)高松【49】
 6 (指)綿貫【14】
 7 (左)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (中)宮本【19】
10(右)桑原【99】
11(三)柴川【 4 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=横井(今期初安打から、一気に猛打賞)
技能賞=なし
守備賞=今泉(5イニングを1失点の好投)
守備賞=柴川(6度の守備機会を無失策)
守備賞=兵藤(3度のゴロは無難にさばくが)
山山賞=綿貫(曇天と老眼の進行で迷守)

 今期初の河川敷グラウンド。先発今泉〔中〕の好投で、5回まで五分の戦いに持ち込んだが、終盤、守備の乱れも響き、1-6で敗れた。

 2回、ハーツの攻撃は先頭の横井が今季初安打〔左〕を、ラッキーな内野小飛球で放ち出塁。高松〔中〕の敵失、綿貫〔右〕の内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。ところが、3回以降は散発の4安打、無四球に封じ込まれ追加点を奪うことができなかった。

 ハーツ先発の今泉〔左〕は5イニングを被安打4、奪三振2、四死球3の投球で1失点に抑え、きっちり試合をつくった。今泉の後を受けた高松〔右〕は先頭を失策で出塁させながらも、いつもの粘り強い投球で二死を奪ったが、二塁後方、右翼前の不運な安打を含む三連打に二塁・兵藤の適時エラーで大量5失点を喫してしまった。

 この日、四番横井〔左〕に待望の今期初安打が生まれ、一気に猛打賞と気を吐いた。腰痛をかかえる柴川は痛烈な左前安打〔右〕を放ち、守っても6度の守備機会を堅実にさばき、試合を締めた。

 一方、守りでの不安も噴出。二塁後方と右翼の間の飛球に対する連携のまずさから、凡打を安打にしてしまうシーンが目立った。過去のハーツによく見られたプレーだが、5回に集中、高松の足を引っ張るかたちとなってしまった。

【文責・背番号23】

2019.03.23

03月23日 中野マシンガンズ戦 11-5

2019年3月23日 11:00~13:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
Gリーグ 第1戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1試合目)

M 201 020 0   5
H 220 205 X  11

投:松尾〔勝〕-住吉〔S〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (三)高松【49】
 3 (中)今泉【63】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (一)筒井【18】
 7 (左)永山【36】
 8 (右)福田【 9 】
 9 (指)宮本【19】
10(指)兵藤【23】
11(二)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉選手(南海ハーツ)
 優秀=松尾選手(南海ハーツ)
 優秀=下田選手(中野マシンガンズ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=住吉(打での猛打賞に、クローザーとしても勝利に貢献)
敢闘賞=松尾(先発投手としてチームを勝利に導き、今季初ヒットも記録)
技能賞=永山(ジャストミートのレフト前安打でチャンスメイク)
技能賞=今泉(外野での前進好捕に加え、ショートでも安定の守備。ファウルで粘った末の出塁も大きい)
守備賞=筒井(横っ飛びで一塁ライナーをファインプレー)
守備賞=福田(ライトからの好返球で、俊足橋口選手をホームで補殺)
山山賞=なし

動画はコチラ

 2019年のGリーグ開幕戦。
 前日までの春の陽気から一転、肌寒い試合日となったが、今季初出場の松尾、福田を含め、南海ハーツは11人のメンバーで試合に臨むことができた。背番号を99に決めた、新入団の桑原もスタメンセカンドで守備に就く。

 ハーツの先発は松尾〔左〕。なんと約半年ぶりの実戦となったが、投球練習時から、いつもの伸びのある速球と、変化球のキレがよく、どんな投球をしてくれるか期待が増す。
 初回の中野マシンガンズは、先頭の後藤選手が塁に出ると、好調橋口選手〔中〕と、4番下田選手〔右〕のヒットで2点を先制する。

 追いかけるハーツは、1回裏に相手のエラーなどで2-2の同点とすると、2回にも四球を絡め、ノーヒットのまま2点を挙げ、4-2とリードする。マウンドの感覚をつかんだ松尾は、2回には好打者石井選手から三振を奪うなどギアを上げ、三者凡退で試合を作っていく。

 3回裏、住吉にチーム初安打〔左〕が出たハーツ打線は、4回裏に機能する。先頭の7番永山〔中〕が腰の回転よく得意の引っ張りで出塁すると、二死満塁から1番住吉〔右〕が勝負強くレフトへのタイムリーで追加点。6-3とリードを広げる。

 先発の松尾は5回こそテキサスヒットなどで2点を失うが、終始落ち着いたマウンド捌きで丁寧に投げ切り、クローザーの住吉〔左〕に引き継ぐ。この日のハーツは、初回にライト福田がホームへの好返球〔右〕で、俊足・橋口選手のホームインを阻むなど、守備陣も投手を盛り立てた。筒井一塁手の横っ飛びファインプレーもチームの士気を高めた。

 6回裏、ハーツは1番住吉〔左〕、2番高松〔中〕、5番松尾〔右〕の3本のクリーンヒットなどで5点を挙げ、11-5とする。ダメ押しとなるこの回の追加点が大きかった。また一死満塁からのサードゴロで、三塁ランナー住吉が快速を飛ばしホームインするなど、足で1点を稼ぐプレーも光った。

 最終回には、マシンガンズの3番橋口選手に対し、住吉投手がストレート勝負で挑み、彼もフルスイングで互いの力を試し合うワンシーン〔中〕も清々しかった。

 草野球にはさまざまな楽しみ方があるが、チームプレーという意味では、腰を痛めこの日はプレーできなかった柴川が試合に駆けつけ、コーチャーズボックスで的確な指示を送るなど、こういうチーム愛は各選手にとってもありがたい。体調万全でなかった兵藤も指名打者として参加し、チーム一丸で中野マシンガンズに挑んだことが、勝利につながったように思う。
 また、試合後にいつも率先してグラウンド整備を行ってくれる今泉の姿が印象に残る。チームの勝ちには、フィールド内でのプレーとともに、それ以外の部分で貢献している各メンバーの力が確実に活きている。

 この日の飲みは楽しかったようだ。勝つことで味わう喜び、新しい顔がチームの輪に溶け込む嬉しさ……外の気温は低かったが、お酒を囲むメンバーの笑顔には、春の温かさが宿っていた。

【文責・背番号6】

2019.03.16

03月16日 アメーバ戦 11-5

2019年3月16日 13:00~15:00
世田谷公園A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs アメーバ】

A 100 300 1  5
H 005 150 0 11

投:高松〔勝〕-今泉-住吉〔S〕
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:住吉2
二塁打:久原

 1 (遊)住吉【51】
 2 (指)岩本【 1 】
 3 (中)今泉【63】
 4 (一)横井【 6 】
 5 (左) 森  【 0 】
 6 (指)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (指)兵藤【23】
 9 (三)柴川【 4 】
10(右)宮本【19】
11(二)藤本【 5 】
12(投)高松【49】
13(捕)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=住吉(三塁打2本で3打点。投げてもS)
敢闘賞=今泉(適時打2本に投げても冷静な中継ぎ)
敢闘賞=藤本(逆転の2点適時打)
技能賞=宮本(2安打含め全打席出塁し3盗塁)
守備賞=なし
山山賞=藤本(右往左往の走塁も相手を幻惑し?セーフに)

 ハーツは打線がつながり11点を奪って大勝。今季から2度目の監督を務める高松監督となっての初勝利をマークした。

 この日は今季初参加の宮本、藤本を含め、選手13人、さらには岩本家の双子のお子さんや藤本(智)も顔を見せ、にぎやかなベンチとなった。

 先制を許したハーツは2回までは相手先発投手にうまくタイミングをずらされていたが、3回に下位打線から反撃開始。敵失と四球で出塁した柴川と宮本が足を絡めて無死二、三塁の好機を作ると、藤本〔左〕がピッチャーのグラブをはじいて中前に抜ける2点適時打を放ち逆転。なお一死一、二塁として住吉〔中〕が左越えに2点三塁打、さらにその住吉を今泉〔右〕が一、二塁間突破の適時打でかえし、この回一挙5点を奪って主導権を握った。

 4回表に守備の乱れもあって1点差に詰め寄られたハーツだが、その裏、久原〔左〕の三遊間突破安打から二死二、三塁とし、宮本〔右〕の投手強襲安打で追加点。

 さらに5回には住吉〔左1〕の左越え三塁打と敵失、今泉〔右1〕の右前適時打、久原〔左2〕の左翼線二塁打、永山〔右2〕の中前適時打と打線がつながり、再び一挙5点を挙げて突き放した。


 この日のハーツは、岩本〔中〕にも技ありの右前打が出るなど11安打。13人の参加で打順が3巡半回り、攻撃面では収穫の多いゲームとなった。

 先発の高松〔左〕から今泉〔中〕-住吉〔右〕とつないだ投手陣も、それぞれに持ち味を出して好継投を決めた。特に1イニングに4失策と足を引っ張られながらもリードを保った今泉の冷静なマウンドさばきが光った。

 裏を返せば、この日、計5失策と乱れた内野の守備が今後の課題。高松采配では、多くの選手が参加感を得られるよう、また、選手のプレーに対する見方の幅が広げられるように、リーグ戦以外では、投手交代に合わせ、細かくポジションを代えながら進めていく形が採られる方向で、選手も複数ポジションでの動きへの対応を求められるケースも増えそうだが、各選手が動きのバリエーションを自分の中で消化して増やし、このトライアルをプラスにしていくことができるかが、今後のポイントになってきそうだ。

【文責・背番号5】

2019.03.09

03月09日 あしたば戦 5-6

2019年3月9日 14:00~16:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

H 010 004  5
A 114 00X  6

投:高松〔負〕-兵藤-柴川-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井

 1 (中)住吉【51】
 2 (一)岩本【 1 】
 3 (三)久原【24】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (右)筒井【18】
 6 (左)柴川【 4 】
 7 (二)永山【36】
 8 (遊) 森  【 0 】
 9 (指)兵藤【23】
10(指)桑原【99】
11(投)高松【49】
12(捕)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=兵藤(一度は同点に追いつく犠飛を放つ)
技能賞=なし
守備賞=住吉(圧巻の投球で1イニング3奪三振)
山山賞=なし

 今期第2戦は宿敵、あしたば戦。
シーズンを通しての戦い方をにらみ、高松監督は、選手の適性、潜在能力を図るべく、思い切った布陣をしいた。打たせて取るのが真骨頂の先発高松〔左〕は、監督としての狙い通り、この日が初守備の三塁・久原〔中〕、遊撃・森〔右〕への打球を演出。2イニングを投げ、2点を失ったものの(自責点0)安定感は抜群、主戦投手としてチームの信頼は揺るぎない。

 昨シーズンから進境著しい久原は初の三塁守備で、たびたび襲う打球に苦しみ3失策を重ねたが、いずれも捕球に不慣れなだけで、拾ってからの送球は素早く力強い。ゴロを捕ることに慣れれば、内野への適性も十分だろう。

 投手陣は、4回、5回をそれぞれ任せられた柴川〔左〕、住吉〔右〕があしたば打線に安打を許さず、とくに住吉はあしたば主力を3奪三振に斬ってとった。

 一方打線は相手投手陣に4安打に封じこまれた。
そうしたなかでも、2人の得点力に期待がかかる、住吉〔左1〕、岩本〔右1〕の新一二番が、それぞれ1安打1四球と機能し始めた。今期開幕から打撃好調の森〔左2〕も、2回にチャンスを広げる中前打を放ち、5番筒井〔右2〕も最終6回に追撃の2点二塁打で意地を見せた。打線で気がかりなのが4番を任された横井。この日も初回の打席こそ四球出塁したものの、2打席目、3打席目の内容が、かつての横井を知るチームメイトにはさみしい限りだ。昨シーズン途中から捕手の重責を担い、人一倍責任感の強い横井には4番は重荷に思えるのかもしれないが、采配上手の高松監督の眼力に間違いはない。いつ往時の輝きを取り戻してくれるか、次戦以降に期待したい。


 試合のほうは、1対2のビハインドで6年ぶりに登板した兵藤〔中〕が二死満塁から走者一掃の三塁打を奪われ、得点差を広げられたのが響き、最終6回、相手2番手投手の制球難につけ込み4点を返したものの、あと1点届かなかった。

【文責・背番号23】

2019.03.02

03月02日 グリフィンズ戦 3-4

2019年3月2日 12:00~14:00
東台野球場B面(ビジター)
フリーマッチ
【グリフィンズ vs 南海ハーツ】

H 000 012  3
G 000 112  4

投:高松-柴川-住吉〔負〕
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:高松

 1 (遊)住吉【51】
 2 (一)岩本【 1 】
 3 (中)今泉【63】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (指)筒井【18】
 6 (右)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (三)柴川【 4 】
10(左) 森  【 0 】
11(指)桑原【99】
12(捕)綿貫【14】
13(投)高松【49】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=今泉(打ってはマルチ安打に盗塁、ショートでは2併殺完成、攻走守で活躍!)
技能賞=岩本(初回にタイミングばっちりのセンター前ヒット)
技能賞=今泉(センターとライトへ打ち分ける巧みなバットコントロール)
守備賞=住吉(横っ飛びと強肩で魅せた、ショートでのファインプレー)
守備賞=兵藤(6回の併殺完成で、安定した二塁からの送球)
守備賞=今泉(2度の併殺で、ともに起点となる遊撃での好判断)
山山賞=綿貫(ハラハラドキドキの走塁で、両軍ベンチを沸かせる)

 2019年度の南海ハーツは、高松が7年ぶりに監督復帰。新事務局長の兵藤とともにチーム運営を担う体制に。昨年は人数不足に悩む週も多かったが、今シーズンの開幕戦には13人が参加。賑やかなベンチとなった。

 新生ハーツ打線は、昨年とはまた違った印象だ。チーム初安打を放ったのは、2番岩本〔左〕。高いレベルでのミート力は健在で、綺麗にセンター前に打ち返した。
 開幕投手を務めたのは、高松監督〔右〕。巧みな緩急で打たせて取るピッチングはさらに磨きがかかり、3イニングを散発4安打、アウトはすべて内野への打球で、見事に0封。抜群の安定感で試合を作った。

 2回表、先頭の5番筒井〔左〕は直球をフルスイング。打球はレフト越えかと思われたが、惜しくもキャッチされる。3回表には10番森がジャストミートのレフト線安打〔中〕。一週前の合同自主トレの成果が出たかたちだ。つづく打者は、同じく合同自主トレに参加し、この日がハーツの実戦初参加の桑原〔右〕。入団を希望しており、20代後半の若手の加入はチームにとっても大きい。

 先制したのはグリフィンズ。4回裏に2番手柴川から貴重なタイムリーで1点。
 しかしハーツも5回表に反撃する。先頭の3番今泉〔左〕がコンパクトなスイングでセンター前ヒット。すかさず盗塁も決め、チャンスメイクすると、筒井のサードゴロで三塁ランナー今泉が好スタートのホームイン〔中〕。同点に追いつく。この後、6番久原〔右〕も綺麗なミートでレフト前ヒット。こちらも二盗で、若手が躍動した。

 ハーツは5回裏に再びリードを許すが、6回表、9番柴川〔左〕のセンター前などで一死満塁とすると、12番綿貫〔中〕がお得意の流し打ちタイムリー。このポテンヒットの時、素早く状況判断し、ヘッドスライディング〔右〕でホームインした柴川の好走塁も光った。

 2-2の同点とし迎えるのは、勝負強いミスター南海ハーツ・高松〔左〕。期待に応える監督は、ボールをぎりぎりまで引きつけ、バット一閃。レフトへの会心の二塁打で、桑原がホームを踏み、3-2と逆転!
 ここでさらなる奇跡が起こった。一塁ランナーの綿貫は、まず三塁へ向かうもタイミングは微妙。4回には高松のライトへの(本来ならヒットの)打球で、まさかの二封されてしまった綿貫だけに、必死でスライディングすると、ここで“神の足”が。三塁への返球をキックするかたちになり、ボールはファウルグラウンドへ転々。これを見た綿貫は、再び立ち上がり、走り出す。普通なら楽々ホームインとなるはずなのだが、なぜか綿貫の姿はホームにない。実はこのとき気持ちはホームインしたはずの綿貫の足がまったくついてこず、三本間のど真ん中で、名古屋城の金のしゃちほこ〔右〕のような反りの体勢から地面にバッタリ。逆に、楽々アウトになってしまった。この一連の流れがビデオに映っていたら、間違いなく珍プレー大賞となるはずだったが、残念ながらフレームの外だったため、フリー素材でイメージをお確かめください。
 両軍の大爆笑を誘う、綿貫の見どころ満載の走塁が、今シーズンから新設された山山賞第一号に選ばれた。

 しかし、この綿貫の走塁も含め、みな真剣プレー。ハーツは守備にも光るものがあった。4回にはショートの住吉が三遊間のゴロに横っ飛び、送球も素早くファインプレー。5回には、一死満塁から、今泉-横井-筒井の6-2-3で併殺完成〔左〕。3番手の住吉が登板した6回にも、今泉-兵藤-岩本の6-4-3で二度目の併殺〔右〕。
 開幕戦は、各選手が多くのポジションを体験できる高松采配で、イニングごとに守備隊形は変化したが、どの選手も集中力を維持しつづけ、随所で好プレーが出た。

 試合はグリフィンズが6回裏に4-3と逆転するも、7回表には、またもや今泉の完璧なライト前タイムリー〔左〕で、二塁ランナーの住吉がホームイン〔中〕。同点に追いつくが、残り時間の関係で今泉が最終打者と宣言されていたため、7回の得点はカウントされず、試合は4-3でグリフィンズが勝利〔右〕。

 序盤は0-0の緊迫した展開、そして点が入りだすと、両チーム効果的に得点を重ねるという、メリハリのある内容で、選手の気持ちがしっかりと試合に入っている、とても内容の濃い2時間だった。そして草野球ならではの笑いが起こるプレーもあり、とにかく野球が楽しいと思える一日となった。
 来週以降は、開幕戦に参加できなかった選手のプレーにも期待したい。
 今シーズンの高松野球がますます楽しみになった土曜の午後だった。

【文責・背番号6】

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