週刊ハーツ

2026.05.24

05月24日 早稲田ベースボールクラブ戦 1-13

2026年5月24日(日)9:40~10:50
西戸山公園(一塁側)
第13戦《シニアリーグ第2戦》
【南海ハーツ vs 早稲田ベースボールクラブ】

H   0  0 1 0   1
W 10 1 2 x  13

投:兵藤〔負〕-横井-成岡

 1 (遊)横井【 6 】
 2 (投)兵藤【23】
 3 (中)成岡【11】
 4 (三)高松【49】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (一)丸山【39】
 7 (左)星野【34】
 8 (二)綿貫【14】
 9 (右)岩田【36】

ベンチスタート:太田【16】、山口【31】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=兵藤&横井(次で立ち直る、次で立ち直る、と期待させておいて最後まで押し切る。いい根性してる。これも敢闘賞?)
敢闘賞=筒井(マウンドへの行き帰りすらツラそうなジジイのような歩き方をしていたが、最後までマスクを被り続けた。バックネットからの跳ね返りの処理もうまくなった)
技能賞=星野(3点取られたらその時点でコールド負けの満塁の場面でレフトオーバー。ところがそのボールがネットにはまり、星野がボールデッドをアピール。なんとかそこでのコールドを免れ、打ち上げ会場の11時開店までの時間を稼いだ)
守備賞=高松(アウトを取れたのはほぼ三ゴロだけ。Y投手が優しく見送った投ゴロもカバーして一塁で刺した)
辻󠄀本賞=成岡(ボークが何だ!の心意気で、プレートは無視、静止もせずの大胆投球。今後に期待を持たせた)

試合動画

 一瞬、暑くなりそうな気配を見せたものの、すぐに太陽は隠れ、適温・適湿の絶好の野球日和。いい試合をしないと神様に申し訳ない。「今日勝たないとまた1勝もできないぞ」とゲキを飛ばそうと思ってたところでプレーボール。初回は兵藤〔中〕のヒットも出たし、点こそ取れなかったものの、手応えは十分。ところが……。

 ↑試合後の太田シニア監督の言葉が、週刊ハーツの書き出しのようだったので、そのまま引用させていただきました。

 太田監督からの信頼も厚く、先発投手を任された兵藤〔右〕だったが、トップバッターの早瀬選手〔左〕がいきなりレフト越えの二塁打でチャンスメイク。ここでショート横井から兵藤への返球が高く浮いてしまい、三進を許す。守備のリズムを作るうえで、やってはいけないミスだった。それでも兵藤は冷静に2番・財津選手と対峙するが、巧みなバットコントロールでレフトヘ先制タイムリー。次打者は三塁ファウルフライで一死を取るが、ここからすべてが悪い流れに…。早稲田ベースボールクラブ打線は、しっかり球を見てくる。兵藤はそれに耐えきれずに、4番から8番まで5者連続四球という、まさかの展開に。

 4点を失ったところで、ピッチャーは横井〔右〕に交代。兵藤のためにも、ここで抑えなければいけなかったが、攻めの投球ができず、2者連続四球。2人で7連続という言い訳のできない結果に。次打者はセカンドゴロに打ち取るが、ファーストが一塁ベースに戻りきる前に打者走者が駆け抜けセーフに。ここで4番の酒井選手〔左〕がライト線に技ありの2点タイムリー二塁打。なんと早稲田BBCは計10得点。試合は、初回で決まってしまった。

 もちろんハーツもこのままズルズルではいけない。シニアリーグにはコールドの規定もある。0-11で迎えた3回表、先頭の綿貫〔左〕が得意の右打ちで低目の球をグイッと掬い上げ、二塁打で出塁。岩田の進塁打で一死三塁とすると、横井〔右〕が左中間へタイムリーヒット。何とか1点を返す。

 太田采配の特徴が見られたのは3回裏だ。3番手に送ったのは成岡〔中〕。期待に応え、先頭バッターをサードゴロに打ち取る。太田監督の表彰選手評にあったように、この日、アウトを取れたのはほとんどがサード。ミスター南海ハーツの高松が投手陣を懸命に盛り立てる。成岡は粘りのピッチングで二死まで取るが、好調の早瀬選手が満塁から豪快なレフトへの打球をフェンスまで飛ばす。もし走者一掃なら3回13点差でコールドゲームが成立してしまうところ、ボールはフェンスの網目にすっぽり。ここで星野が得意の声量でエンタイトル二塁打をアピールし、受け入れられる。成岡は最大のピンチを凌ぎ、ハーツは1-13と差を広げられるが、4回の攻撃につなぐことができた。

 最後の攻撃となった4回表、一死後、筒井〔中〕が球をよく呼び込み、右中間へ気合の二塁打。反撃なるかと思われたが、後続が打ち取られ、あっという間にゲームセット。早稲田さんも「絶対に勝つ」という気持ちだったと思うが、それは南海ハーツも同じ。でも結果はこんなにも対照的となってしまった。ボールをよく見てランナーを溜め、長打で得点する。理想的な打撃と堅守で、完全に早稲田ベースボールクラブの力が上だった。

 シニアリーグ開幕2連敗で収穫がないようにも見えたが、成岡のピッチングに光明が……。ハーツはシニアリーグだと集合時間がかなり早い。それよりもさらに早く数人のメンバーがグラウンド入りし、成岡と横井は互いに球を投げ合い、投球練習をみっちり行った。2人合計で50球以上は投げただろう。その際、成岡は自分に合ったフォームのヒントを得た。背番号11、元ジャイアンツの斎藤雅樹のようなサイドスローを試合時に披露し、右打者の内角へ食い込む球も投げていた。プレーボール数十分前の練習を本番で再現できる、さすがの身体能力だ。あとはチーム内の投手経験メンバーに、セットポジション時のルールをしっかり教われば、投手としての可能性が花開いていくだろう。

 こんなに悔しい負け方をしたのに、試合後のハーツ飲みは、この日も絶好調。もちろん反省点を振り返りながらも、次の試合に向けた前向きな笑顔と笑い声で飲みの場は包まれている。店内に響きわたる、岩田、星野、筒井、高松(←声量順)の大きな声は何デシベルに達しただろう。いや、最も低く響いたのは、シニア監督・太田の重みのある言葉の数々だった(例えば、シニアGMに上から物を言えるのはチーム内でも太田だけだろう)。
 そう、草野球は下を向いてはいけない。勝っても負けても、続きはまた来週。真っ白な気持ちで試合に臨むのだ。だから野球は楽しい。シニアもヤングも一緒くた、この唯一無二のメンバーでグラウンドに集まるのが楽しい。うん、南海ハーツの一員でいられて嬉しいな。

文責【16 & 6】

コメント

コメントフォーム

ページの先頭へ