週刊ハーツ

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2024.07.27

07月27日 Outlaws戦 4-3

2024年7月27日(土)13:00~15:00
高井戸公園(ホーム)
第25戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs Outlaws】

H 010 21  4
O 110 10  3

投:矢野〔勝〕-小西〔S〕

 1 (遊)成岡【11】
 2 (左)久原【24】
 3 (一)筒井【18】
 4 (捕)小林【61】
 5 (右)高松【49】
 6 (三)小西【29】
 7 (投)矢野【32】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (中) 森  【 0 】
10(指)丸山【39】
11(指)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(2打数2安打、逆転2点タイムリーに、完璧セーブ!)
殊勲賞=矢野(速球と制球力冴え、粘りの4イニングで先発勝利!)
技能賞=高松(ショートへの渋い内野安打でチャンスメイク)
技能賞=兵藤(2回満塁のチャンスで押し出し四球で同点に)
守備賞=高松&筒井(猛チャージで、2度のライトゴロ達成)
守備賞=久原&成岡(双方的確な判断でセンターゴロ達成)
守備賞=矢野(強烈な投ゴロを見事なグラブ捌きでアウトに)
辻本賞=小林(審判さん緊急時に迅速な人員確保)

試合動画

 酷暑の中、ハーツは耐えて守り抜いた。
 Outlaws戦、先発・矢野〔左〕が4回4奪三振の熱投。毎回、走者を背負う中でも各回最少失点に抑え、試合を作ると、最後は小西〔右〕が1回2奪三振の3人斬りの完璧リリーフ。4-3で逃げ切った。

 この日の相手打線は右打者でも流し打ちを展開。右翼手・高松の所に大飛球や鋭い打球が襲いかかった。それでもさすがベテラン、歴戦の勝負勘が冴えわたる。一、二塁間を破るゴロに対し猛チャージに加え、素早い返球の“攻めの守り”で2、3回と2度のライトゴロを成立させた。

 それに呼応するように4回1死一、二塁の場面では中堅手・久原が中前の当たりで二塁へ素早い返球。ベースに入った遊撃手・成岡の巧みなハンドリングも相まって、二塁封殺を完成させた。

 打の主役は6番・小西。2回には完璧な左前打で好機を演出すると、1-2で迎えた4回には相手の力強い速球を投げ込む変則左腕から9球粘った末に中前打〔左〕。三走・筒井に続き、小林が二塁から逆転となるホームイン〔右〕。猛暑の中、フルマスクを被った若手が快足を披露した。

 ほかにも1回には筒井〔左〕が良い当たりの中飛、2回には兵藤〔中〕が冷静に押し出しを選んだ。1番・成岡〔右〕は3四球で全出塁。ただ、走塁面の悔しい思いをしたことで暑さにかかわらずランニングを敢行しているとか。このタフさと向上心は「さすが」としか言いようがない。

文責【0】

2024.07.20

07月20日 早稲田ベースボールクラブ戦 10-6

2024年7月20日(土)15:00~17:00
西戸山公園(ビジター)
第24戦《シニア強化試合》
【早稲田ベースボールクラブ vs 南海ハーツ】

H  010 090  10
W 000 123   6

投:兵藤-高松〔勝〕

 1 (三)高松【49】
 2 (二)渡部【10】
 3 (遊)横井【 6 】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (投)兵藤【23】
 6 (一)丸山【39】
 7 (中)矢野【32】
 8 (左)土屋【13】
 9 (右) 黄  (助っ人)

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(3回無失点、チームを勝利に導く!)
殊勲賞=筒井(四番の働きで猛打賞! 2本の二塁打)
殊勲賞=土屋(チャンスを広げるライト前に、守備で大貢献!)
敢闘賞=渡部(大きな右中間タイムリー二塁打)
守備賞=筒井(初回に一塁ランナーを好判断で刺す)
守備賞=土屋(レフトで飛球を6度好捕、守備賞2回分の価値)
守備賞=矢野(右中間のフライを長い距離走り好捕)
守備賞=黄(ライトフライを球際強くキャッチ)

試合動画

 ミスター南海ハーツ・高松の復帰試合。久しぶりの《シニア強化試合》は、早稲田ベースボールクラブさんにお誘いいただき、西戸山公園が舞台となった。

 この日、特筆すべきはハーツ先発の兵藤〔中〕。シニアリーグでの登板を重ね、制球力に磨きがかかり、マウンド度胸も身についている。初回はセンター・矢野の候補に、捕手・筒井が好判断で一塁ランナーを刺すなど、守備陣が盛り立て、打者3人で無失点スタート。

 2回表、ハーツは2四球・1死球で無死満塁とすると、矢野のショートゴロ間に1点を先制。兵藤はこの1点をしっかり守り、2回裏にはサード・高松が一死満塁で巧みなグラブ捌きから本封。3回裏も兵藤は三者凡退で打ち取り、中盤まで1-0とリード。
 ここで高松から続投を促された兵藤だったが、快くマウンドを譲る。兵藤の勝ち投手をアシストしようと気合十分の高松〔中〕だったが、1カ月半のブランクが響いたか、4回裏の先頭打者から2連続で長短打を浴び、1-1の同点に追いつかれてしまう。しかしここからサード・渡部、レフト・土屋の好守があり、高松は最少失点で切り抜け、勝ち越しへの期待が高まる。

 ここで、持っているのが高松である。矢野〔左〕、土屋〔中〕のヤング2連打等で一死一二塁とチャンスが広がると、レフトへ技ありのタイムリー〔右〕。貴重な勝ち越し打となる。

 打線の勢いが止まらないハーツは、登戸の帝王・渡部〔左〕がライトへ完璧な当たりの大きなタイムリー二塁打。さらに三茶のお眠りボーイ(おじさん?)横井〔中〕が渋すぎる内野安打でつなぐと、「ヘルメットを被ると打てる」と言う筒井〔右〕が四番の貫録で、右中間にこれまた大飛球のタイムリー二塁打。

 まだまだ打線はつながり、丸山〔左〕がライトへタイムリー。そしてこの回2本目のタイムリーを高松〔右〕が放ち、圧巻の1イニング9得点。試合を決めた。

 しかし粘る早稲田BBC打線は、5回に2得点、6回に3得点と、追撃の手を緩めない。結果的には6回表裏まで進み、10-6で南海ハーツが勝利するかたちとなった。

 まさに酷暑、両チームともに大変だったが、シニア勢が大多数を占めるなか、ヤングの土屋と矢野が外野で好守連発、兵藤と高松を助けた。内野陣の動きも良く、守りで試合の流れをつかめたことが大きい。
 早稲田ベースボールクラブさんは、力強い打撃の選手も多く、たまたま南海ハーツが勝ててはいるが、毎回、中盤までは接戦だ。こうして対戦の声をかけてくださることも、とてもありがたく、うれしい。ぜひまた試合をよろしくお願いします。

 試合後の飲みは、マネージャーの智ちゃんを含め6人が参加。ここで一番話題となったのは「無失点の兵藤さんに勝ちがついてほしかった」という点。すかさず、救援で勝ちが転がり込んだ(自らの打撃で引き寄せた)高松投手は「この勝利は兵藤さんと二人でつかんだもの!」という模範解答で場を和ませた。
 途中、飲み屋の外は長時間の豪雨で、まさに夏場の天候急転を味わったが、その分、試合の余韻を楽しめた。お開きになると、みな心地よい酔い加減でそれぞれ次の地へと向かっていく。参加した試合では必ず飲みの場の主役となる渡部はこの日も“舌”好調、高田馬場だけで終わらないことは容易に想像がついた。名前は伏せるが、帝王はミスターとともに小田急線の某駅近くで、東の空が白むまで飲み明かしていたとか、いなかったとか…。令和の時代に、昭和飲み、最高です!

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy & Tomochan

2024.07.13

07月13日 あしたば戦 2-0

2024年7月13日(土)13:00~15:00
台東リバーサイドスポーツセンターB面(ホーム)
第23戦《Gリーグ第8戦》
【南海ハーツ vs あしたば】(2回戦)

A 000 000 00  0
H 200 000 42  2(8)

投:小林〔勝〕-矢野

本塁打:久原1号

 1 (右)土屋【13】
 2 (投)小林【61】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (三)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (左)横井【 6 】
 7 (一)丸山【39】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (中)久原【24】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小林選手(南海ハーツ)
 優秀=小西選手(南海ハーツ)
 優秀=加島選手(あしたば)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小林(粘りの完封勝利に、打でも猛打賞!)
殊勲賞=久原(最後にドンピシャ、8回にランニング2ランホームラン!)
敢闘賞=小西(初回に左中間への先制タイムリー二塁打)
敢闘賞=筒井(貴重な2点目となるレフト前タイムリー)
技能賞=矢野(さすがのバットコントロール、7回に2点タイムリー二塁打)
守備賞=小西(強烈な三塁線ゴロを好捕で二封)
守備賞=小林(投三間の難しいゴロを素手でキャッチ&送球アウト)

試合動画

破竹の球団新記録(たぶん) Gリーグ開幕8連勝!
息詰まる投手戦 速球冴えるハーツ小林に軍配
ハーツ「スミ2」を守り切る
久原 おまけの本塁打で華を添えた

 好敵手あしたばを迎えたGリーグ第8戦。
 立ち上がりのチャンスを生かしたハーツが守り切った試合である。

 初回の攻撃。二番小林〔左〕がレフト前に渋く落とす。四番小西〔中〕がこれまた渋く左中間に落とし、先制。続く筒井〔右〕がショート強襲で小西を返し、もう1点追加。前回対戦時に恵美投手に苦しめられただけに、幸先良いスタートだった。

 しかしハーツ打線は二回以降沈黙。1安打に封じ込められた。制球良く緩急つけた投球でコーナーを突く恵美投手の術中にハマる。三回に小林の二塁打を足掛かりに二死満塁まで攻め立てるが、横井が投ゴロに倒れ、結局「スミ2」で終わった。

 勝利への原動力は、今日も小林投手〔中〕。
 この日の投球は褒めすぎても褒めすぎることはない。完璧と言ってもいいだろう。
 7イニング完投。被安打3。1死球。10奪三振。

 投球の8割を占める速球が低めに決まる。特に追い込んでからの外角低めの速球は狙っても厳しいと思う。
 あしたば打線の何人かに言われた。「いい投手ですね。打てないですよ」

 30分以上早く試合が終わったので、エキシビションを行った。ハーツ打線はようやく目覚める。2イニングで6得点。試合前に「キーマン」に指名された久原は沈黙を守っていたが、レフトに2ラン本塁打〔中〕。ベンチを盛り上げた。

 最後にあしたば遊撃手の加島さんに触れておこう。初回の二遊間ゴロ。三回の三遊間ゴロ。いずれも抜けたかと思われる打球をフットワーク良く追いつき、アウトにする。スーパープレーである。

 これでハーツは、Gリーグ開幕8連勝。残すはあと4試合。8/10のマシンガンズ戦が山であろう。夏本番を迎えるが、しっかりと体調整えて臨みたい。

文責【18】

【今週のベストショット by Tsucchy

2024.07.06

07月06日 東京ベイパッカーズ戦 11-12

2024年7月6日(土)15:00~17:00
野毛町公園(ホーム)
第22戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs 東京ベイパッカーズ】

B 901 20  12
H 614 00  11

投:小西〔負〕-矢野

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (三)横井【 6 】
 6 (右)宮本【19】
 7 (捕)筒井【18】
 8 (一)丸山【39】
 9 (左) 黄  (助っ人)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小西(猛打賞、2打点、2盗塁で4番の働き)
敢闘賞=矢野(二塁打含むマルチ安打、2打点。好リリーフ)
敢闘賞=筒井(マルチ安打、1打点、フルスイングで打撃復調)
敢闘賞=丸山(広角にマルチ安打、1打点)
敢闘賞=黄(内野安打含む2安打、1打点)
技能賞=久原(サード強襲安打でタイムリー)
技能賞=兵藤(最終回にセンター前ヒット)
技能賞=宮本(2度のチャンスに堅実に2打点)
守備賞=小西、筒井、丸山(連係よく投ゴロゲッツー完成)
守備賞=兵藤(ライトへ抜けそうなフライを好捕)

試合動画

 気温30度を優に超す猛暑のなかでの一戦は、両チームとも9名ぎりぎり。ハーツはメンバー中4人が還暦越え。試合中には相手チームの選手が軽い熱中症で座り込む事態も出るなど、暑さとの戦いにもなった。

 試合は序盤からの乱打戦。ハーツの先発、小西〔中〕は先頭打者を三振に斬ってとったものの、制球が安定せず、バックの乱れも重なり、初回、一挙9点を失ってしまう。

 その裏、ハーツはすぐさま反撃。先頭の久原が敵失で出塁、矢野が四球で歩き、小西〔左〕の左前打で、満塁としたところで、横井〔中〕が中前適時打を放って1点を返し、続く宮本〔右〕の内野ゴロで1点を追加。

 そこから、筒井〔1左〕、丸山〔1右〕、助っ人参加の黄選手〔2左〕、久原〔2右〕が4連打、さらに4点を加えた。


 2回にも矢野〔左〕、小西〔右〕の連打を生かし1点を追加。

 3回には丸山〔1左〕、黄〔1右〕の連打からチャンスをつくり、矢野〔2左〕、小西〔2右〕の三番、四番が連続適時打を放ち1点をあげ、11対10と、ついに試合をひっくり返した。


 しかしながら相手も粘る。4回のハーツの守りは、2死満塁のピンチ。ボールカウントは3-2。塁上の走者は一斉にスタートを切る。そこで投じた小西の一球は大きくはずれ、押し出し。がっくり肩を落とすバッテリー。その虚をつき、スタートを切っていた相手二塁走者は、ホームを一気に駆け抜けた。12-11。

 その後、ハーツは、4回、5回にも安打で走者を出すが、後続が続かず、無得点に終わった。この日のハーツ打線は、上位から下位まで、まんべんなく14安打を放ったが、最後は、相手の粘り、勝利に対する強い思いに押し切られたかっこうとなった。

文責【23】

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