週刊ハーツ

2024.06.02

06月02日 新宿リンクス戦 2-10

2024年6月2日(日)10:30~12:00
落合中央公園
第18戦《シニアリーグ第3戦》
【南海ハーツ vs 新宿リンクス】

L 105 004  10
H 200 000   2 

投:高松〔負〕-兵藤

 1 (遊)横井【 6 】
 2 (左)松尾【17】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (三)渡部【10】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (中)丸山【39】→太田【16】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (右)岩田【36】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★

試合動画

 シニアリーグ、2試合連続コールド負けで、今度こそ!と気合が入った南海ハーツナイン。その気持ちが最も強いのは、シニア監督であり主戦の高松〔中〕だ。この日も先発マウンドに上がると、新宿リンクスの先頭バッターを見逃し三振。そこから二連打され、押し出し四球こそ与えるが、次打者は投ゴロで自ら本封。7番バッターのレフトへの当たりを松尾がランニングキャッチし、初回を1失点で切り抜ける。

 1回裏のハーツは、先頭の横井〔左〕がレフトへのヒットで出ると、二死二三塁までチャンスを広げ、渡部〔右〕の三遊間への当たりをサードが送球エラーする間に二者が生還。タイムリーとはならなかったが、しぶとい攻撃で2-1と逆転する。

 今日のハーツは一味違う。ベンチの雰囲気も明るくなる。高松は2回を打者4人で無失点に抑え、いい流れが来るかと思われた。しかし2回裏のハーツは三者凡退。そして3回表、リンクスは無死満塁から6番打者が左中間へ2点タイムリーで再逆転。続く7番打者も左中間への2点タイムリー三塁打を放つ。さらに1点を加えたリンクスは6-2とリードを広げる。

 何とか反撃したいハーツだったが、3回裏は1番からの攻撃で三者凡退。苦しい試合が続く。しかしここで踏ん張ったのが、3回途中から登板した兵藤〔中〕だった。4回は打者4人で無失点。5回には6-4-3のダブルプレーもあり、スコアボードに0を並べていく。

 打撃陣に見せ場があったのは4回裏。好調の5番・渡部〔中〕がレフトのグラブの先を抜ける大きな二塁打を放ちチャンスメイク。しかし後続が倒れ、得点ならず。

 5回裏、一死から岩田〔左〕がスピードスケート選手のような独特なフォーム“由紀夫打ち”で、レフト線に力強い二塁打。この日、ベンチが一番盛り上がる。二死二塁で松尾〔右〕が三塁手後方に絶妙に落とす技ありヒットでランナーを溜めるも、あと1本が出ず無得点。

 ここまで耐えてきた兵藤だったが、6回表に4本のヒットで4失点。ついに2-10となり、この裏に2点を取らないとコールド負けの展開に。6回裏、先頭の筒井〔中〕は渾身のスイングでショートの左へ打球を運び、激走の内野安打。最後に意地を見せたいハーツ打線だったが、この回も後続を打ち取られ万事休す。

 シニアリーグ第3戦は、過去2試合に比べ長い時間グラウンドにいることはできたが、6回コールドで、3試合連続の屈辱的な敗戦となってしまった。しかし下を向くのはやめよう。高松に本来の制球力が戻れば十分に戦えるし、リリーフで経験を積んでいる兵藤は球の力もコントロールも確実に良くなっている。南海ハーツのエースとして積み重ねた通算99勝の松尾もいる。そしてこの試合は内野手を中心に好守で投手を盛り立てることもできた。あとは打線の繋がりと爆発力だろう。

 今季対戦したシニアリーグの各チームは安定した投手力と、チャンスに畳みかける打線の強さを持っていた。ハーツとの差は少しかもしれないし、実はもっと大きいのかもしれない。現時点でリーグの壁は高いが、昨年、宮本と高松を中心にシニアリーグに参戦した英断により、今年もベテラン勢は真剣勝負を楽しめている。「シニアリーグになるとアドレナリンが出る」と言う高松の言葉どおり、一年の草野球ライフの上でシニアメンバーのモチベーションは高い位置で保たれている。飲み会での盛り上がりが、それを雄弁に物語る。リーグは残り1試合。4戦目もハーツの色を出していきましょう!

文責【6】

【今週のベストショット by Tomochan

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