週刊ハーツ

週刊ハーツ一覧

2017.05.06

05月06日 新宿ブンブン戦 15-9

2017年05月06日 13:00~15:00
東台野球場B面(ビジター)
Gリーグ 第1戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(1試合目)

H 40137 15
B 01071  9

投:松尾→住吉〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:住吉〔2号〕、松尾〔2号〕
三塁打:綿貫

 1 (左)横井【6】
 2 (遊)住吉【51】
 3 (二)岩本【1】
 4 (三)高松【49】
 5 (投)松尾【17】
 6 (一)筒井【18】
 7 (指)宮本【19】
 8 (指)藤本【5】
 9 (中)森【0】
10(捕)綿貫【14】
11(右)永山【36】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)
 優秀=横井(南海ハーツ)
 優秀=石塚(新宿ブンブン)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(先制2ランなど2安打1四球3盗塁&リリーフでピンチしのぐ)
敢闘賞=横井(2安打3盗塁で2度のビッグイニング起点)
敢闘賞=松尾(1点差から突き放す満塁本塁打)
守備賞=高松三塁手(満塁のピンチで三遊間の強い当たりを好捕し二封)
守備賞=松尾投手&遊撃手(投手ライナーを反応よく好捕し併殺&ショートで返球を好中継)
山平賞=宮本(2安打1打点2盗塁)

 ハーツは、7点リードをいったんは追いつかれるという苦しい展開から再び新宿ブンブンを突き放し、チームのGリーグ開幕戦を飾った。
 ハーツは1回表、先頭の横井が左前打〔左下〕で出て二盗、続く住吉が中越えに2ランを放ち〔中下〕、幸先よく先制。さらに松尾の右前適時打〔右下〕と宮本の遊撃越え適時打で、この回4点を先行した。

 2回に1点返されたハーツだが、3回には住吉の二盗、三盗を生かして岩本の左前適時打〔左下〕で1点、4回には敵失をきっかけに宮本〔中下〕、藤本〔右下〕の連打や綿貫の右犠飛で3点を加え、4回表を終わって8対1と、ゲームの流れは一方的になったかと思われた。

 しかし4回裏、ハーツは先発の松尾が変調、制球が乱れ始める。死球で出した先頭打者こそけん制で誘い出して一死を取った〔左下〕ものの、そこから2四球1安打で満塁とされると、石塚選手に2点二塁打〔中下〕、後藤選手に左前適時打を浴び4点差に。さらに四球での満塁から、ハーツは高松が三遊間の強い当たりを好捕し二封する好守を見せるが3点差。なおも内野ゴロの間に1点、押し出しで1点と、あっという間にリードは1点となった。
 ハーツはたまらずイニング途中で住吉に投手を交代するが、押し出しでついに同点。しかし住吉〔右下〕は続く打者を三振に取り、何とか同点止まりでピンチをしのいだ。

 再び振り出しに戻っての5回表。しかしハーツにはまだ反発力が残っていた。この回先頭の横井が中前打〔左下〕で出ると二盗、住吉も執念で中前に落とし一、二塁。重盗で二、三塁とすると、岩本の三ゴロ失の間に勝ち越した。ハーツはなお死球で満塁とすると、この日は不本意な途中降板に終わった松尾がセンター右を破る満塁本塁打〔中下〕、バットで取り返す形で勝負を決定づけた。ハーツはその後も二死一、二塁から綿貫の右越え三塁打〔右下〕で2点を追加した。
 その裏、ブンブンは二死満塁から石塚選手が左前打し、1点を返すが、ハーツは二走を好中継で刺し、そのまま時間切れとなりゲームセットとなった。

 苦しみながらもなんとかGリーグ開幕戦を飾ったハーツ。このところのGリーグは実力伯仲となっているだけに、6連覇を目指す今季は、たとえ苦しんだとしても最終的に白星とできれば良しと考えるべきところか。ただ一方で、松尾、住吉とつないでの5回9失点は、今季の投手陣に一抹の不安を抱かせたことも確か。今後もGリーグではチーム一丸、タフな気持ちが要求されるゲームが続くことになりそうだ。

【文責・背番号5】

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2017.05.04

05月04日 夢のドリームス戦 3-30

2017年05月04日 18:00~21:00
大田スタジアム(ビジター)
フリーマッチ
【夢のドリームス vs 南海ハーツ】

H 100000  0   0  2  3
D 013112 12 10 x 30

投:岩本〔負〕→長堂→住吉
捕:福田→長堂

三塁打:長堂
二塁打:横井

1 (三)長堂※
2 (一)佐藤※
3 (捕)福田【9】
4 (投)岩本【1】
5 (遊)住吉【51】
6 (中)横井【6】
7 (右)山口【31】→兵藤【23】(守備のみ)
8 (二)藤本【5】
9 (左)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=福田
敢闘賞=長堂
守備賞=なし
山平賞=住吉

 毎年恒例となった、夢のドリームスさんとの対戦〔左下〕。
 ドリームスの先発は、好投手の根岸選手。劣勢も予想されたが、ハーツ1番の助っ人・長堂選手がいきなりセンター越えの三塁打〔中下〕。一死満塁とし、5番住吉はきっちりライトへの犠牲フライ〔右下〕。ハーツが1点を先制する。

 ハーツ先発の岩本〔左下〕は初回を2奪三振の好投で無失点。上々の滑り出しを見せる。ハーツはその後も3回には3番福田〔中下〕、4番岩本〔右下〕、5番住吉の三連打など、打線は好調でヒットを重ねる。しかし根岸投手は要所をしっかり締め、ハーツに追加点を許さない。このピッチングが後半に向けてドリームス優勢の起点となった。

 ドリームスは2回裏に同点とすると、3回には犠牲フライなどそつのない走塁で3得点。4回には6番長島選手のレフト越えホームラン〔左下〕も飛び出し、5-1と徐々にリードを広げる。しかしハーツ打線も負けておらず、5回表には二死から6番横井〔中下〕と7番山口〔右下〕が連続安打。なんとこの時点で安打数はハーツ7本に対しドリームス2本と、スコアとは逆の不思議な展開に。

 この辺りまではいい緊張感の中、試合ができたのだが、ドリームスは2回以降毎回得点を続け、攻撃の手を緩めない。対するハーツは次第に体力的な疲れも出てしまったのか、守備でエラーが目立つようになる。2番手は長堂、3番手は住吉と、Gリーグで考えたら各チームエース級の黄金リレーとなったハーツだったが、それでもドリームスの勢いを止められない。ここは広い広い大田スタジアム。外野の間を抜ければ、ほぼランニングホームラン覚悟の球場。この日の外野陣はレフト永山、センター横井、ライト山口の布陣。山口にはナイスキャッチもあり、永山も左右のグラブを器用に使いこなしながら3人で必死に守るも、外野をボールは転々。ドリームスは7回に12点、8回に10点をあげ、大量30得点。

 迎えた最終回、この回から登板のドリームス女性投手に対し、ハーツは福田の左打席での綺麗な安打、住吉の右中間、横井のレフト越え二塁打などで2点を返すがここまで。3-30とハーツ史上最多失点での敗戦となってしまった。
 しかしこの日には朗報が。怪我から復帰の兵藤が終盤にライトの守備で実戦復帰。まだ完治とはいかないが、助監督の戦列復帰は、今後大きな力となっていくだろう。

 最後は両チーム仲良く記念撮影。この日はドリームスさんが大田スタジアムを4時間取ってくださり、ハーツはその内2時間分を使わせていただきました(実際の試合時間は約3時間)。審判はドリームスの選手のお父さんがボランティアで務めてくださり、費用面も含めとても協力的な対応をしていただきました。ドリームスの池田監督、いつも窓口となってくれる夏苅さん、そして全選手、スタッフのみなさんに、この場を借りて御礼を申し上げます。
 試合は大差となってしまいましたが、これに懲りずに、またぜひ対戦してください!
 助っ人の佐藤さん、長堂さん、そして応援に駆けつけてくれた、あしたばの紳士【13】もありがとうございました。

【文責・背番号6】

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2017.04.29

04月29日 ブーザーチンパンジー戦 17-8

2017年04月29日 13:00~15:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【ブーザーチンパンジー vs 南海ハーツ】

H 410 10 2 17
C 002  5 1X 8

投:松尾〔勝〕→伊藤→住吉
捕:綿貫→福田

三塁打:松尾、住吉
二塁打:松尾、福田

 1 (中)横井【6】
 2 (指)宮本【19】
 3 (指)伊藤【15】
 4 (二)高松【49】
 5 (三)岩本【1】
 6 (投)松尾【17】
 7 (左)福田【9】
 8 (一)藤本【5】
 9 (捕)綿貫【14】
10(遊)住吉【51】
11(右)永山【36】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=岩本(先制三塁打を含む3安打、3打点)
敢闘賞=松尾(2安打、2打点、2盗塁)
守備賞=住吉遊撃手(三塁後ろにあがった飛球を好捕)
山平賞=福田(初回粘りの四球出塁、4回大きな二塁打)
山平賞=伊藤(最終5回にきっちり犠飛)

 ハーツのオリジナルメンバーだけで9人以上がそろう(平均年齢46.5歳)久しぶりのゲーム〔左下〕。初回のハーツは、横井四球、宮本死球で、無死一二塁とした後、3番伊藤、4番高松は倒れたが、今季絶好調の岩本が右越えの三塁打を放ち〔中下〕、2点を先制する。その後、相手投手の制球が乱れ、連続押し出しでさらに2点を追加。続く2回にも、敵失、横井の内野安打などでつくった一死満塁のチャンスに4番高松が左前適時打を放つ〔右下〕。

 4回ハーツは、敵失、永山の四球などで無死二三塁とし、横井が左前にはじき返してまず1点〔左下1〕。振り逃げ、敵失、暴投などで2点を追加し、一死二三塁で岩本が再び左前適時打〔中下1〕。続く松尾〔右下1〕、福田〔左下2〕の連打でさらに3点、その後も、綿貫の右打ち安打〔中下2〕、住吉の三塁打〔右下2〕と続き、この回10得点のビッグイニングとし、15対2と大量リードを奪った。


 先発の松尾〔左下〕は、試合前の投球練習で調整した変化球を要所に交え、3イニングを2安打2失点と危なげない投球を見せた〔中下〕。松尾の後をうけたのが久々参加の伊藤〔右下〕だったが、制球が定まらず、ストライクを取りに行ったところを痛打されるなど、1イニング3長単打、4四球に暴投もあり、5点を失い、15対7と詰め寄られた。

 しかし、ハーツは最終5回にも、敵失からつかんだ一死三塁で、伊藤がきっちり左翼に犠飛を放ち〔左下〕、さらに岩本〔中下〕、松尾〔右下〕の連打で1点を加え、相手を突き放した。

 この試合、ハーツは11安打。とくに3番から7番の5人で10打点をあげるなど、打線の中軸が機能した。
 気がかりなのが、5回に救援登板した住吉。この日は、いつものような投球のキレが見られず、相手を追い込んでから粘られるという苦しい投球が続き、2四死球に、適時打を浴びた。試合後、住吉は肩の不調を訴え、病院に直行、5月6日のGリーグ初戦を前に、回復具合が気になるところだ。

【文責・背番号23】

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2017.04.22

04月22日 ナインエールズ戦 3-6

2017年04月22日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ナインエールズ】

N 310110 6
H 201000 3

投:住吉〔負〕
捕:綿貫

二塁打:住吉

1(遊)渡部【10】
2(二)山口【31】
3(右)宮本【19】
4(一)高松【49】
5(投)住吉【51】
6(中)横井【6】
7(捕)綿貫【14】
8(三)太田【16】
9(左)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(強打のナインエールズ相手に完投、打ってはチーム唯一のヒット(二塁打)!)
守備賞=高松一塁手(試合中、多くの打球が一塁に飛ぶ中、堅実にアウトを重ねる)
山平賞=渡部(トップバッターとして2出塁、盗塁も決め、遊撃手として内野を引き締める)

 この日の試合は、横井が火曜リーグで長年対戦してきた強豪ナインエールズ戦。30代後半から40代前半の同世代組で土曜活動チームを立ち上げ、記念すべき初戦が対ハーツという構図〔左下〕。ハーツは9人ぎりぎりでの戦い、普段守り慣れていないポジションに立つ選手も多い中、平均年齢で大きくハーツを下回るナインエールズに挑んだ。

 1回表、ナインエールズは1番福地が四球を選ぶと、2番福高の打球はセンター前へ。ここで、怪我から復帰のセンター横井が、バウンドを合わせ損ね、後逸してしまい、一塁ランナーが一気に生還。浮足立ったハーツに襲いかかるように、3番壷屋がセンターの頭上を越える大きな当たりで、ランニングホームラン〔中下〕。3-0とするが、ハーツの先発・住吉は後続をしっかり抑える〔右下〕。

 1回裏のハーツは、自身の開幕となった1番渡部がファールで粘り〔左下〕四球を選ぶと、2番山口もきっちり四球〔中下〕。一死二三塁から4番高松のサードゴロの一塁送球間に三塁ランナー渡部が果敢にホームを狙うも〔右下〕、惜しくも判定はアウト。しかしその後もランナーを溜め二死満塁から、6番横井が四球で押し出し。7番綿貫も押し出しで2点を返し、2-3と追い上げる。



 2回表、ナインエールズの先頭打者・8番吉田の当たりはサードの前へ。普段あまり守ることのない三塁手として出場の太田がダッシュ良く捕球し〔左下〕、綺麗な流れで一塁送球するが惜しくもセーフ。その後、無死二三塁から、10番木村はレフトへ打ち上げる。3月の怪我で利き手(左手)を痛めているレフト永山は右手にはめたグラブで起用にキャッチし〔中下〕、左手で送球。犠牲フライにはなったものの、しっかりと守備をこなす。スリーアウト目となった捕邪飛も、綿貫が反応良くキャッチし〔右下〕、野手陣が力投の住吉を盛り立てた。この時点でスコアは4-2となり、ナインエールズはリードを広げる。



 3回裏、ハーツは四球の高松を一塁に置き、5番住吉が完璧な当たりのレフト越え二塁打〔左下〕。一死二三塁から、綿貫のショートゴロを遊撃手がホームへ悪送球、三塁ランナー高松が生還する〔中下〕。3-4と1点差にまで追い上げたハーツだが、続く8番太田以下が粘るも〔右下〕同点とはならず。



 4回表に吉田のレフト線二塁打で5-3としたナインエールズは、その裏から左腕の成田が登板〔左下〕。ここから圧巻のピッチングを繰り広げる。打者の手元で伸びるストレートと制球力で、3イニングを5奪三振、9人に対しパーフェクト投球。見事なリリーフでハーツ打線を抑え込んだ。試合はナインエールズが5回表に2番福高のライト前ヒット〔中下〕でさらに1点を追加し、6-3で完勝。

 終わってみれば、住吉の二塁打が唯一のヒットとなってしまったハーツ打線だったが、最終回の9番永山の強烈な三塁線ファール〔右下〕など、相手投手陣に必死に食らいついた。そしてこの日の守備は各選手に光るプレーが多く、特にファーストの高松は一塁ゴロだけで6回の守備機会があり、堅実にアウトを重ねた。セカンドの山口も6回表にゴロ捕球後の素早い送球で二塁フォースアウトを取るなど、強打のナインエールズ打線に対し完投を果たした住吉投手のピッチングに応える守りを見せた。



 実はこの日、ハーツには【陰の殊勲賞】がいました。それは太田さん。試合後の反省会で、なんと参加者全員分の飲み代を支払ってくださいました。野球同様得意の競馬で良いレースができたようで、各選手はその恩恵に与りました。太田さん、ご馳走様でした。車のため飲み会に参加できなかった渡部さん、すみません。
 山平賞の次に、選手の名を冠した賞は、長年チームに貢献していただいている宮本賞や、通算500安打達成の高松賞が有力ですが、太田賞もググンと候補に浮上でしょうか。野球と酒で成り立つ南海ハーツならではのエピソードになりそうです。
 来週の井の頭公園でも、怪我なく、楽しく試合をしましょう!

【文責・背番号6】

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2017.04.15

04月15日 土曜会戦 11-4

2017年04月15日 15:00~17:00
東調布公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【土曜会 vs 南海ハーツ】

H 110513 11
D 100120  4

投:住吉〔勝〕→松尾→岩本
捕:綿貫→福田

三塁打:綿貫
二塁打:久原2、宮本、高松、松尾

1(遊)松尾
2(捕)綿貫
3(三)岩本
4(二)高松
5(左)福田
6(投)住吉
7(指)筒井
8(指)宮本
9(一)藤本
10(中)久原
11(右)永山

★ハーツ三賞★
殊勲賞=宮本(2点適時二塁打含む2安打3打点)
敢闘賞=久原(二塁打2本で2得点)
守備賞=岩本三塁手(サードゴロ3本を確実に処理)
山平賞=福田(敵失含め全打席出塁して3盗塁2得点)
山平賞=筒井(故障中ながら犠飛で激走生還)

 ハーツは、ゲーム後半に打線がつながって大量点を挙げ、大勝した。
 2週間ぶりのゲームとなったこの日は、事故による骨折明けの筒井【18】、治療中でゲームには不出場の兵藤【23】、横井【6】を含め、13人のメンバーが顔をそろえた〔左下〕。
 ハーツは初回、先頭の松尾【17】の右翼二塁打〔中下〕を足場に敵失で先制、その裏にすぐ追いつかれたが、2回に二死二塁から永山【36】のセンター返しの適時打〔右下〕で勝ち越しに成功した。


 さらに4回には、四死球で無死満塁とすると、宮本【19】がライトへ鮮やかに2点二塁打〔左下1〕、続く藤本【5】の左飛〔中下1〕で三塁から筒井が足を引きずりながらも激走して生還し1点〔右下1〕、久原【24】も左越えに豪快な二塁打〔左下2〕を放つなど、一気に5点を挙げてゲームの大勢を決めた。ハーツはその後も5回に宮本の適時打〔中下2〕、6回には久原の二塁打を起点に綿貫【14】の三塁打〔右下2〕などで3点と着々加点した。



 ハーツ攻撃陣は、宮本が今季初安打を含めマルチ安打、福田【9】も今季初安打〔左下〕を放ったうえ3盗塁〔中下〕と、全体的に上昇気配。そしてこの日目立ったのが何といっても久原。左中間に強烈な二塁打を2本放ち〔右下〕ブレーク、この連続長打はスイングスピードの速さの証明であり、今後、さまざまな投手にタイミングが合わせられるようになれば楽しみな存在になってきそうだ。


 ハーツ投手陣は、住吉【51】〔左下〕から松尾〔中下〕、岩本【1】〔右下〕と3投手がリレー。それぞれにマウンドの感触を確認した。中1週空いたこともあったか、守備では若干ミスも出たが、近づいてきたリーグ戦へ向け、チーム全体としては、投打に上り調子を実感できたゲームであった。


 この日は、ゲームの最後に来て、力投を続けていた相手投手が、ちょっとした動きで大きなケガをされてしまい、それをもってゲームセットと、やや後味のよくない幕切れとなってしまった。不可抗力ではあったと思うが、大きなケガは敵も味方もなく、できるだけ避けたいもの。早い回復をお祈り申し上げます。

【文責・背番号5】

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2017.04.01

04月01日 湾岸サムライズ戦 14-8

2017年04月01日 15:00~17:00
世田谷公園野球場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 湾岸サムライズ】

S 104201  8
H 80303x 14

投:松尾〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:松尾【1号】
三塁打:綿貫
二塁打:住吉

1(左)成岡
2(遊)住吉
3(投)松尾
4(三)高松
5(捕)綿貫
6(中)山下※
7(一)篠田※
8(二)滝村※
 (右)横井
※は助っ人
*横井は怪我のため打席は立たず

★ハーツ三賞★
殊勲賞=松尾(完投、今季1号本塁打を含む3安打)
敢闘賞=住吉(先制二塁打含む3安打)
守備賞=横井右翼手(骨折おしての、守備のみ出場で、2刺殺)
山平賞=高松(通算500安打達成)

 春の選抜大会決勝順延の余波がハーツにも。参加可能予定の2名がこの日の決勝のために欠席となってしまったのだ。永山監督【36】も不在。助っ人予定者1名の直前の事故によるけが欠場。加えて前日からの雨で試合決行の判断も難しい状況のなか、何とか6人が試合に間に合い、相手チームの助っ人を急きょ借り受けることで、負傷中の横井【6】を含めようやく9人のメンバーがそろうという危うい状態だった。

 この日の相手は、2週前に対戦、敗北を喫しており、ホームを変えての雪辱戦だ。兵藤監督代行【23】がジャンケンに敗れ、後攻となったハーツ。0-1で迎えた1回裏、1番成岡【11】が左前安打〔左下〕で出塁すると、2番住吉【51】は左翼手の頭上を大きく超える二塁打〔中下〕を放ち、成岡が一気に本塁を駆け抜け、すぐさま同点に追い付く。3番松尾【17】が倒れた後、4番高松【49】の技あり安打〔右下〕から2四球をはさんで6安打を連ね、この回、8得点をあげる。


 8-5と追い上げられた3回、住吉、松尾の連続内野安打に、四球、敵失を絡めて効率よく3点を追加。4点リードで迎えた5回には、先頭の松尾が右翼線に今季1号本塁打〔左下〕を放つと、高松はこの日、2本目の安打〔中下〕を放ち、ハーツ初の通算500安打を達成した。続く綿貫【14】も得意の右打ちで三塁打〔右下〕とし、その後の敵失で本塁に還り、この回も3得点をあげた。


 今季初先発の松尾は、試合前の飲酒(補記:グラウンド担当の横井が、天候等を考慮し、早い段階で一旦中止の方向性を示してしまったため←試合の時間帯には天候が回復し、無事に行えることに)というハンディを自らに課しての登板。強打の相手打線に時折、連打を浴びながらも、緩急をつけた丁寧な投球で、6イニング119球を投げ切った。

 14-8とスコアだけを見れば乱打戦だが、ハーツメンバーは助っ人、守備だけ出場の横井も含め、全プレイヤーが持ち場をしっかりこなした。
 初回の8安打中、長打はわずかに1本、大量得点にもおごることなくシュアな打撃を心がけていた。守っても、立ち上がりこそ内野陣の動きに硬さが目立ったが、中盤以降はいつにもましてキビキビとした守りで、打たせてとる松尾をしっかり支えた。捕球後の送球が困難な右翼手・横井は2刺殺に加え、中堅を守った助っ人・山下さんとの連携により捕球後のロスを最小限に抑えるという機転で、試合を引き締めた。今季初マスクの綿貫も、低めにボールを集める松尾の投球を巧みなミットさばきで後ろに逸らさず、守りの要として機能した。

 試合開始の直前まで、まともな戦いができるかと気をもんだ一戦だったが、終わってみれば、1年を通じてもそうそうない好ゲーム。「ここぞ」というときのハーツの集中力の高さも垣間見えた。

【文責・背番号23】

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2017.03.25

03月25日 アメーバ戦 10-10

2017年03月25日 12:00~14:00
谷中公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 20620 10
H 22222 10

投:住吉→高松→松尾
捕:福田→羽鳥

本塁打:岩本【1号】、住吉【1号】
二塁打:松尾、住吉

1(遊)松尾
2(投)住吉
3(一)岩本
4(三)高松
5(捕)福田
6(中)羽鳥※
7(二)滝村※
8(左)久原
9(指)横井
10(右)永山
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(柵越えホームランと二塁打のマルチヒット)
守備賞=松尾遊撃手(三遊間の深いゴロを強肩でアウトに)
守備賞=住吉遊撃手(センターに抜けるかという当たりを横っ飛びで刺す)
山平賞=岩本(先制打となるレフトへの柵越えホームラン)
山平賞=福田(相手の隙を見て、見事なホームスチール)

 足立区の谷中公園への遠征となったこの試合〔左下〕。
 1回表にアメーバは先頭バッターがライト越えの三塁打で出塁すると、3番のレフト前タイムリーで先制、5番にもタイムリーが出て2-0とする。
 対するハーツは1回裏に2番住吉【51】が左中間への二塁打〔中下〕で出塁すると、3番岩本【1】がレフト柵越えとなる2ランホームラン〔右下〕ですかさず2-2の同点に。2回裏にも2点を追加し、4-2と逆転に成功する。

 3回表、アメーバ打線はハーツの2番手・高松【49】〔左下〕に対し単打を重ね、打者11人で一挙6点。再逆転し、8-4とリードを広げる。しかし3回裏、この日好調の住吉がレフト柵越えのソロホームラン〔中下〕で再び反撃を開始すると、四球で出塁した福田【9】が二盗・三盗後になんとホームスチールを決める〔右下〕。スコアは8-6と接戦模様に。

 4回表にさらに2点を挙げ、10-6と二桁得点に成功したアメーバに対し、4回裏のハーツは、8番久原【24】が俊足を生かし内野安打〔左下〕で出塁すると、続く9番横井【6】のレフト前、10番永山【36】のレフト前にポトリと落ちるタイムリー〔中下〕で追い上げ、1番松尾【17】の左中間二塁打〔右下〕で8-10とする。

 5回表のアメーバ打線をハーツの3番手・松尾が2奪三振の三者凡退で抑えると、その裏のハーツはまたも粘りを見せ、土壇場で10-10の同点に。二死二三塁のサヨナラのチャンスに横井はセンターに打球を上げるもキャッチされサヨナラならず、乱打戦は引き分けで幕を閉じる。

【文責・背番号6】

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2017.03.18

03月18日 湾岸サムライズ戦 4-8

2017年03月18日 15:00~17:00
野毛町公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【湾岸サムライズ vs 南海ハーツ】

H 030100 4
S 33110x 8

投:住吉〔負〕→松尾
捕:永山→成岡

二塁打:成岡

1(左)成岡
2(投)住吉
3(遊)松尾
4(中)宮本
5(三)高松
6(一)藤本
7(二)太田
8(捕)永山
9(右)横井

★ハーツ三賞★
敢闘賞=成岡(フルスイングで3打点。レフトで好捕&急遽捕手としても貢献!)
守備賞=太田(5回にナイスベースカバー&フライ好捕で飛び出したランナーもアウトに)
山平賞=松尾(今シーズン初安打から一気に猛打賞)
山平賞=太田(最年長安打&盗塁を今季も更新)
山平賞=宮本(チームの危機に怪我をおしての出場、四番に座る)
山平賞=横井(右手人差し指にテーピングのまま9番ライトで出場)

 今季2度目の野毛町公園野球場。準備万端で試合に臨みたいところだったが、怪我人続出のチームにあって、まず9人揃うまでにひと苦労。体調万全でない中、宮本【19】が出場を決断し、負傷中の横井【6】もスタメンに名を連ねる。
 追い打ちをかけるように、相乗りのタクシーがなかなか捕まらなかったメンバーや、駐車場の空き待ちを余儀なくされた選手のグラウンド入りが遅れ、湾岸サムライズさんを待たせてしまう状況に(申し訳ありませんでした)。

 15:15プレイボールとなった試合は、1回裏からサムライズ打線がハーツの先発・住吉【51】に襲いかかる。先頭バッターこそ三振に倒れるものの、4番・5番の連続長短打などで一気に3点を先制。
 対するハーツも2回表に、5番高松【49】のレフト前ヒットを起点として、9番横井のラッキーな内野安打を挟み、1番成岡【11】が豪快なレフトへの二塁打で3-3の同点とする。

 しかしサムライズは攻撃の手を緩めず、2回裏にも1番バッターの右中間二塁打などで3点を挙げ、6-3と試合を優位に進める。
 ハーツは3回表に2番住吉、3番松尾【17】の連打でチャンスを作るも、惜しくも得点ならず。
 サムライズは3回裏、4回裏にも着実に1点ずつ加え、ここまで毎回得点。

 この日、ハーツで光ったのは7番太田【16】。今季初出場ながら、4回表にはセンターへの見事なクリーンヒット。すかさず盗塁も決める。自らが持つチームの最年長安打&盗塁の記録を更新。そして見せ場は5回裏の守備。ショートへの速いゴロにも的確なセカンドへのベースカバーで一死を取ると、次の打者のセカンドフライを確実にキャッチ、飛び出した一塁ランナーも刺し、一人で3つのアウトに絡む。

 試合はサムライズが終始、主導権を握り、そのままハーツを押し切るかたちで8-4で勝利を収める。試合前の選手の集まりも良く、準備の差がそのまま結果に出たとも言える。

 この日の試合で、ハーツにはまた不安要素が。普段守り慣れていない捕手を先発で務めた永山【36】が捕球時に左手親指付け根を痛め、腰痛も再発。監督までDL入り寸前という満身創痍のチーム状況に。
 果たして無事にGリーグ開幕を迎えることができるのか。連覇継続に黄色信号が灯りそうな状況だが、他の4球団にとってはハーツ包囲網の掛け時とも言える。昨年の戦いを見ても、大きな力の差はない5チーム。勝負どころで強かったハーツだが、それを保っていけるかが鍵となるだろう。
 春はもうそこまで。怪我人の回復を待ちつつ、昨年のチーム首位打者・綿貫【14】らが揃う4月までに態勢を整えていきたいところだ。

【文責・背番号6】

(※この試合は手違いで試合のビデオ撮影ができなかったため、写真掲載がなく、申し訳ありません)

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2017.03.11

03月11日 中野マシンガンズ戦 11-2

2017年03月11日 13:00~15:00
世田谷総合運動場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

H 0306002 11
M 0000020  2

投:岩本〔勝〕→松尾〔S〕
捕:住吉

二塁打:岩本2、成岡、ミノグチ2

1(一)横井
2(捕)住吉
3(投)岩本
4(三)高松
5(左)松尾
6(遊)ミノグチ※
7(右)成岡
8(二)藤本
9(中) 森 
10(指)永山
※は助っ人

★ハーツ三賞★
殊勲賞=岩本(5回無安打投球&二塁打2本)
敢闘賞=成岡(2安打&犠飛。走塁もソツなく3得点)
敢闘賞=高松(先制口火&中押し打の2安打)
守備賞=住吉(後ろへそらさぬ手堅いキャッチング&強肩で機動力封じ)
山平賞=藤本(一、二塁間ゴロに追いつき一塁ダイブも及ばず等々)

 ハーツは攻めては12安打9点、守っても7回5安打2失点と投打がかみ合い、好敵手・中野マシンガンズを圧倒、今季初勝利を挙げた。
 ハーツは2回、先頭の高松【49】の左前打〔左下〕から一死三塁とすると、経験者の強力助っ人・ミノグチ君(以下敬称略)が中越えに豪快な二塁打〔中下〕を放ち先制。なお一死三塁から成岡【11】の中犠飛(失策)〔右下〕や内野ゴロの間に加点し、3点を挙げた。

 さらに4回には、松尾【17】の四球から無死三塁とすると、ミノグチ中前適時打、成岡左前打、藤本【5】右前打〔左下〕と3連打、一死後、捕逸と永山【36】の左前適時打〔中下〕で加点すると、岩本【1】のライトへの2点適時二塁打〔右下〕、高松の左前打適時打と続き、打者11人を送って6点を挙げ、勝負を決めた。

 ハーツ先発の岩本〔左下〕は、ボールの威力、制球ともよく、マシンガンズ打線を抑え込み、外野に運ばれたのも左飛2本のみとほぼ完ぺきな投球で5回をノーヒット。今季に期待を抱かせる内容を見せた。
 ハーツは6回から今季初登板となった松尾〔中下〕が3連打されるなど2点を失ったが、最終回にミノグチ、成岡の連打で好機を作ると、野選と失策で2点を追加した。写真〔右下〕は好リードと強肩の牽制が光った住吉【51】。

 全打席で強打を披露した助っ人・ミノグチに依存した部分も少なくなかったとはいえ、岩本が好調を維持、高松、藤本、永山に今季初安打が生まれ、成岡も存在感を発揮しての集中打が出たことはチームとしては収穫。攻撃陣に関しては、とりあえず、あとは松尾の状態が上がってくれば、というところか。
 ただ、一方で大きな心配もある。この日は横井【6】がゲーム中に突き指して3人目のDL入り。仕事の関係等で出られないメンバーも少なくないことから、今後はメンバーをそろえるにも四苦八苦という状況となりそう。守備のポジションのやり繰りも含め、しばらくはチームにとって苦しい局面が続きそうだ。

【文責・背番号5】

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2017.03.04

03月04日 ビクトリーズ戦 4-4

2017年03月04日 13:00~15:00
野毛町公園野球場(ホーム)
開幕戦(フリーマッチ)
【南海ハーツ vs ビクトリーズ】

H 10021 4
V 20002 4

投:住吉
捕:福田

1(左)横井
2(二)兵藤
3(一)岩本
4(三)高松
5(捕)福田
6(投)住吉
7(遊)筒井
8(指)藤本
9(中) 森 
10(右)永山
11(指)山口

★ハーツ三賞★
敢闘賞=岩本(先制打含み2安打2打点)
守備賞=兵藤(冷静な捕球と転送で併殺完成)
山平賞=筒井(豪快左越え安打と同点中犠飛)
山平賞=横井(2出塁2得点で責任果たす)
山平賞=住吉(制球に苦しむも5回9K完投)

 Gリーグ6連覇を目指す永山体制2年目は、初対戦のビクトリーズ戦で開幕。昨年途中より加入の森【0】、大阪勤めから戻ってきた藤本【5】などを含め、11人のメンバーがそろった。
 ハーツは1回表、先頭の横井【6】がショート右へのヒット、すぐ二盗を決め、暴投で三進。兵藤【23】も四球と盗塁で無死二、三塁とすると、岩本【1】が三遊間突破。幸先よく先制した。

 ハーツの開幕投手は昨年MVPに輝いた住吉【51】。しかし、立ち上がりは判定にも苦しみ、ストライクが取れない。内野安打を挟み4四球、2つの押し出しで2点を献上。それでも一死満塁からは連続三振で踏みとどまった。
 ここで大量失点を喫しなかったことが後半の反撃につながる。ハーツは4回、住吉の中前打などで一死二、三塁とすると、第1打席でも左越えに快打を放った筒井【18】が中犠飛を打ち同点。二死二塁から遊ゴロ失で勝ち越した。

 ハーツは最終回を宣告された5回表にも岩本の適時打で追加点を挙げ、開幕戦勝利は目の前かと思われたが、その裏、住吉が3連続死球を含む4四死球と乱れ、暴投もあって同点に。引き分けとなった。
 住吉は立ち上がりとスタミナには課題を残したが、ピンチを招きながらも連続三振で切り抜ける粘りを4度も見せたのは立派。守備陣では、ショートのはじいたボールをベースに入りながらキャッチ、冷静な転送で併殺を奪ったセカンド兵藤のプレーが光った。

 ただ、このゲームでは兵藤がけん制捕球の際に右手薬指を痛め骨折。さらに後日、筒井もグラウンド外で負傷(骨折)と、ケガ人のニュースが相次ぐ事態に。Gリーグ開幕へどうチームを整備していくか、いきなり試練に襲われる船出となった。

【文責・背番号5】

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2017.02.25

02月25日 あしたば戦 10-14

2017年02月25日 13:00~15:00
二子玉川緑地運動場A面(ビジター)
オープン戦
【あしたば vs 南海ハーツ】

A 4121060 14
H 1400401 10

投:住吉→横井〔負〕→粂川
捕:福田→粂川→住吉

1横井(一)
2兵藤(二)
3福田(捕)
4高松(三)
5住吉(投)
6粂川(遊)※
7池田(中)※
8久原(右)
9永山(左)
※は助っ人

 オープン戦2試合目もライバルあしたば戦。
 1回表、あしたばは先頭加島【9】(昨シーズン後半に入団。攻守ともにセンスあり、要注意です!)の二塁打を起点に、5番熊谷【40】の左中間タイムリーなどで4点を先制する。
 1回裏、ハーツは1番横井【6】がレフト前、新背番号の3番福田【9】がレフトへのタイムリーで1点を返す。


 2回表にあしたばが加島の犠牲フライで加点すると、その裏のハーツは相手エラーに乗じて、またしても福田のタイムリーなどで5-5の同点とする。
 あしたばは3回表に7番鈴木【13】、8番恵美【0】のともにレフトへのヒットなどで2点を勝ち越すと、4回表にも1点を追加し、8-5に。4回裏、ハーツは2番兵藤【23】のセンター左へのヒット、5番住吉【51】のレフト越え二塁打でチャンスメイクするも無得点。


 5回裏、ハーツは9番永山【36】のレフト前タイムリーで再反撃開始。つづく横井の当たりはセンター前への強いライナー、これが中堅手の前でワンバウンドし、そのままポーンと跳ね上がり頭を越える。ラッキーな形でのランニングホームランとなり、8-8の同点に。そしてついに4番高松【49】のエンタイトルスリーベースで9-8と勝ち越し。

 このまま進めばハーツの大逆転勝利となるのだが、2番手でマウンドに登った横井がワンアウトを取った後に炎上。四球でランナーを溜めてはタイムリーを浴びるという悪循環で、情けない6失点。再び大きなリードを許してしまう。


 ハーツは7回裏に粘りを見せ、福田と横井はこの回の安打でともに猛打賞。しかし反撃は1点止まり。10-14で残念な敗戦となった。

【文責・背番号6】

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2017.01.21

01月21日 あしたば戦 6-5

2017年01月21日 14:00~16:00
多摩スポーツセンター(ビジター)
オープン戦
【あしたば vs 南海ハーツ】

A 000041 5
H 310020 6

投:松尾→住吉〔勝〕→横井〔S〕
捕:福田→筒井

 ハーツの今シーズン初試合は、異例の1月。好敵手のあしたばと対戦しました。
 1回表、ハーツ先発の松尾は先頭バッターを見逃し三振とし、好調な滑り出し。しかし久しぶりに野球に接した守備陣がフライの目測を誤り、ピンチを広げてしまう。それでも粘りのピッチングで初回を無失点に。
 1回裏のハーツは、守備とは逆に打線が機能する。監督2年目を迎えた4番永山がセンター左への強烈なヒットで一死満塁とすると、6番藤本が二死からお手本のようなライトへの流し打ちで2人を迎え入れる。さらに渡部の本盗(ダブルスチール)で3-0に。

 2回裏、ハーツは横井のレフト越え二塁打、高松のレフト前、松尾の左中間二塁打の三連打で1点を追加。

 5回表、あしたばはハーツ2番手の住吉から5四死球を選び、押し出しや内野安打で4-4の同点とする。
 5回裏、ハーツは先頭の住吉が左中間二塁打で出塁し、続く横井がレフト線へのヒットで無死二三塁とし、二死から1番兵藤の遊ゴロがフィルダースチョイスを誘い、1点勝ち越し。2番久原の三ゴロでも加点し、6-4に。

 6回表、リリーフ登板の横井が内野ゴロエラーと二塁打で1点を返されるも、何とか後続を抑える。
 試合は7回表まで続き、あしたばが逆転しましたが、時間切れで表はカウントされず、スコアとしては6-5でハーツが勝利しました。

【文責・背番号6】

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