週刊ハーツ
2025.12.13
12月13日 新宿ブンブン戦 11-2
2025年12月13日(土)11:00~13:00
上野恩賜公園(ホーム)
2026年度第1戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】
B 100 001|1x 2(3)
H 042 023| 11
投:高松〔勝〕-小西-矢野
1 (指)成岡【11】
2 (三)小西【29】
3 (投)高松【49】
4 (一)丸山【39】
5 (捕)筒井【18】
6 (指)藤本【 5 】
7 (右)岩田【36】
8 (中) 黄 【47】
9 (二)中原【44】
10(遊)矢野【32】
11(左) 森 【 0 】
12(指)横井【 6 】
★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(2026年度開幕戦勝利投手&初回レフトへのヒット、全打席出塁!)
殊勲賞=丸山(4番として、ライトへ完璧な当たりの2点タイムリー!)
殊勲賞=黄(2本のフェンス直撃安打(2打点)で、長距離打者へと覚醒!)
殊勲賞=小西(1安打2盗塁2得点に、3イニング好リリーフ!)
殊勲賞=矢野(2安打2打点1得点に、最終回クローザーとして好投!)
殊勲賞=森(打撃好調マルチ安打1打点に、2盗塁で足もアピール!)
敢闘賞=中原(終盤に左中間へのヒットでチャンスメイク)
技能賞=成岡(2盗塁1打点1得点で1番打者の働き)
技能賞=筒井(勝負強くレフトへ犠牲フライ)
守備賞=黄(1イニングに2つのセンターゴロ達成、ハーツ史上初!?)
守備賞=高松(強烈なピッチャーライナー好捕でダブルプレー)
守備賞=小西(試合を終了させる、ホームへの中継好返球)
辻本賞=岩田(死球で無死満塁のチャンスを作り、黄につなげる)
辻本賞=成岡(早い段階から納会幹事として動き、若手にも積極的に声をかけ、個室の素晴らしいお店を用意)
辻本賞=藤本(MVP投票の集計を快く引き受け、発表でもチームを盛り上げる)
当日に2025年の納会を控えた、2026年度開幕戦扱いの試合。
1回表、南海ハーツの先発は、新宿ブンブン戦と言えばこの人、高松〔左〕。いきなりブンブンの先頭打者、斎藤選手〔右〕がきれいなライナーでセンターへ弾き返し、チャンスメイク。二盗、三盗後、内野ゴロ間に好走塁で1点先制。


1回裏、2025年3割を達成した3番の高松〔左〕がボールをきっちり前で捉え、クリーンヒット。しかし後が続かず、無得点。しかし勝ち運を持っている高松は、2回表無死三塁のピンチで強烈なピッチャーライナーに素早く反応し好捕〔右〕、すかさず飛び出したランナーも刺し、ダブルプレーで切り抜ける。


このプレーでハーツにグッと流れが傾く。2回裏、筒井、藤本の連続四球のあと、こちらも“持ってる男”岩田が背中に死球を受け、無死満塁に。ここで若手成長株の黄〔左〕が打球を高らかにセンターへ打ち上げ、フェンス直撃の2点タイムリー二塁打。2-1と逆転すると、黄の友人、矢野〔中〕も三遊間を鋭く抜く安打で1点追加。続く森〔右〕も三塁線を破る会心のヒットでもう1点。最年長含むヤング世代の猛打で4-1とリードを広げる。



3回表、黄が驚異的な身体能力を見せる。先頭打者のセンターへのライナーをワンバンで掴むと矢のようなボールを一塁へ送り、センターゴロ〔左〕。これだけでも凄いのだが、二死後、またしてもセンターへ飛んだ打球を一塁へストライクで、なんと1イニングに2つのセンターゴロを達成〔右〕。これは南海ハーツ史上初の快挙に違いない。


勢いに乗るハーツは3回裏、先頭の小西〔左〕が三遊間を渋く破るヒットで出ると、高松四球後、4番の丸山〔右〕が2者を返すライト越え特大二塁打を放つ。南海ハーツはこの日の納会で新監督発表予定だったが、実はスタメンにヒントが隠されていた。丸山にチームを託す気持ちから、打線の中心に据えたのだ。その期待に見事に応えた、圧巻の打席だった。


4回表からハーツは小西〔中〕へバトンタッチ。小西は速球を武器に、この回3奪三振。5回も2奪三振と素晴らしい出来。そのまま6回まで投げ、1失点の危なげない投球を見せた。

5回裏のハーツは4連続四球で1点を加えると、5番・筒井〔中〕の放った飛球はレフトへ。本人はフェン直と思ったようだが、実際にはレフトの定位置。それでも俊足の小西がホームインし、犠牲フライでもう1点。写真の躍動感あるスイングを見ると、筒井の手応えもよくわかる。

6回裏、ハーツ打線がまたもや爆発する。先頭の黄〔左〕が今度はレフトフェンス直撃の大きなヒットで出ると、続く中原も快音響かせ、左中間へクリーンヒット〔中〕。無死二三塁とすると、矢野〔右〕が勝負強くセンター前タイムリー。その後も2点を加えたハーツは11-2とする。



7回表、クローザーとしてマウンドに登ったのは矢野〔左〕。一死三塁から5番打者をサードゴロに打ち取るが、横井が腰を一番下までおろしながら、まさかの大トンネル。監督として最後のプレーがお恥ずかしいかぎり…。そして一死二塁から、次打者がセカンドのグラブをかすめるヒット。しかしバックアップに入った黄と小西が見事な中継でホームタッチアウト〔右〕。ここで時間切れ、最後は素晴らしいプレーでの締めとなった。


試合後には上野のおいしい中華店で2025年度の納会を行い、ここで正式に2026年度からの丸山新監督が発表された。そしてシニアは藤本監督から太田新監督にバトンタッチ。来季の南海ハーツは首脳陣が刷新される。再びGリーグで上位に食い込めるか、そしてシニアリーグはまず1勝が目標となる。今シーズンが終わったばかりだが、早くも来春が待ち遠しい。新体制での船出が楽しみだ。
文責【6】
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