週刊ハーツ

2025.10.18

10月18日 ラジカルズ戦 5-12

2025年10月18日(土)14:30~16:30
目黒砧C面(ビジター)
第29戦《フリーマッチ》
【ラジカルズ vs 南海ハーツ】

R 237 000 0  12
H 130 001 0   5

投:兵藤〔負〕-矢野-加藤-高松

 1 (一)高松【49】
 2 (二)小林【61】
 3 (左)加藤【43】
 4 (投)兵藤【23】
 5 (三)中原【44】
 6 (遊)矢野【32】
 7 (中) 黄  【47】
 8 (捕)筒井【18】
 9 (右)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=加藤(2イニング零封に打でも2安打)
敢闘賞=黄(タイムリー二塁打含むマルチ安打)
敢闘賞=小林(二塁打含む2本のタイムリー)
技能賞=矢野(2安打でチャンスメイク)
技能賞=高松(先頭打者安打と、渋い内野安打)
守備賞=黄(大きなレフトフライを好捕)

試合動画

 毎年、試合を依頼してくださるラジカルズさんとの一戦。そのパイプ役となっているのが兵藤〔中〕だ。いつも物静か、試合後の飲みでは周りが驚くほどの小食(最後まで割り箸が袋に入ったままのときも?)なのだが、ポツリと呟いた一言が核心を突いていることが多々あり、チーム内でも一目置かれる存在。
 この日は四番エースのポジションで、ラジカルズに立ち向かう。先頭打者を打ち取ると、力強いスイングの3番バッターに2ランホームランを浴びるが、初回を打者5人で締め、まずまずの立ち上がり。

 1回裏、すかさずハーツが反撃する。まず1番の高松〔左〕がレフトへ鋭いライナーヒット。そして2番・小林〔中〕が右中間を破るタイムリー二塁打。3番の加藤〔右〕はファウルで粘り、きっちりレフト前。迫力満点の上位打線となった。なおもチャンスは続き、5番・中原は三遊間にヒット性の当たりを放つが、ラジカルズ内野陣の堅守でまさかのダブルプレー。しかし1-2と追い上げ、試合はこれから。

 2回表の兵藤は被安打0。しかし振り逃げやエラーなどで悔しい3失点。ピッチングは悪くない。その裏、6番の矢野〔左〕が先頭打者としてセカンド後方への安打で出塁すると、7番・黄〔中〕がレフトへ会心のライナーヒット。9番・横井〔右〕もレフトヘ弾き返し、一死満塁。

 ここで高松のサードゴロが相手エラーを誘い、2点を追加。続く小林〔中〕もしぶとくレフトの前へ打球を運び、この回3点目。4-5と追い上げ、強豪ラジカルズに迫っていく。

 この日のハーツは投手陣が豊富。3回のマウンドをどうするか横井が兵藤に尋ねると、「もう1回行ってみようか」と返答が。普段は控えめな兵藤から、このような前向きな言葉を聞けたのが嬉しい。期待は大きかったが、さすがラジカルズ打線、打順が上位に回るこのイニングは先頭から4連打。兵藤は無念の降板となり、矢野〔中〕へバトンタッチ。しかしピンチが続いていたこともあり、なかなかその流れは止められず、この回7失点。捕手の筒井曰く「ハーツが負けるときは、必ずどこかで大量失点の回を作ってしまう。そこが勿体ない」。筒井からはよく継投についてアドバイスを受ける監督の横井だが、3年目の今季もやはり投手の繋ぎ方は難しい。日々、勉強だ。

 前半は点の取り合いになったが、中盤からは急に展開が変わる。両チームともにスコアボードには0が並んでいく。2イニング目に入った矢野は球が走り始め、危なげなく無失点。そして3番手の加藤〔中〕が素晴らしかった。コントロール重視かつ真ん中には投げない巧みな投球で、2イニングを3奪三振、無失点。球を受けた筒井もベタ褒めだった。もともと加藤の投手としての才を見いだしたのは筒井だ。ゴールデンウィークのあしたばさんとの混合紅白戦で、白組の筒井監督は加藤の初登板を演出。加藤は外野守備も絶品だが、今後はハーツのローテーションに入っていくだろう。

 6回裏、この日好調の矢野〔左〕が2本目の安打をレフトヘ放つと、黄〔右〕がレフト越えの大きな二塁打。黄を南海ハーツに誘った友人の矢野をホームへ迎え入れる。思えば、今年新入団の加藤と黄がこうしてチームに溶け込み、しっかり貢献していることが、とても嬉しい。出席率の面でもハーツを支えてくれている。

 最終回のマウンドに登ったのは、Mr.南海ハーツの高松〔中〕。「草野球で緊張したことがない」という高松は急遽の登板でも普段どおりの落ち着いた投球。三振も奪い、1イニング無失点。さすがである。

 試合は5-12で敗れたが、雨で2試合流れたあとの試合を、9人みな楽しんだことだろう。試合後の飲みには、若手の加藤、小林も参加してくれて、高松推薦の美味しい焼き肉店で、話も弾んだ。高松、筒井との二次会後、横井はふらふらと三茶へ向かったようだが、バスの中で寝てしまい三茶を通り越し終点まで。結局またタクシーで戻ったらしい。本人が楽しいのなら、まぁ、いいのかな?

文責【6】

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