週刊ハーツ

2025.03.22

03月22日 TEAMシゲル戦 13-2

2025年3月22日(土)14:00~16:00
東台B面(ホーム)
第5戦《Gリーグ第1戦》
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】(1回戦)

S 001 10|5      2 (7)
H 024 07|1x  13(14)

投:小林〔勝〕

本塁打:成岡〔1号〕

 1 (三)小西【29】
 2 (中)土屋【51】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小林【61】
 5 (右)高松【49】
 6 (二)横井【 6 】
 7 (左)成岡【11】
 8 (捕)筒井【18】
 9 (一)丸山【39】
10(指)山口【31】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
 優秀=成岡選手(南海ハーツ)
 優秀=最上選手(TEAMシゲル)
 MGP=丸山選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=成岡(値千金の3点本塁打に、タイムリー二塁打。バースデー&通算100試合出場時に、4打点の大活躍!)
敢闘賞=小林(粘りの完投勝利に、終盤のタイムリー二塁打)
敢闘賞=筒井(先制&最終回にタイムリー、計2打点)
敢闘賞=矢野(右と左に2安打、1打点、3盗塁)
技能賞=土屋(センターへ鋭くタイムリーヒット)
守備賞=丸山(ゲッツーを完成させた一塁での巧みなハンドリング)
辻本賞=山口(複雑な回転のかかった一二塁間のゴロで内野安打)

試合動画

 TEAMシゲルさんとのGリーグ第1戦。栄えある開幕投手は小林〔中〕。昨年のGリーグMVPであり、南海ハーツの二刀流として、現在も成長中だ。初球、低目のストライクで投手有利なカウントに持ち込み、立ち上がりも良く、1回表を三者凡退。セカンドから見ていても、さすがだと感心させられる安定感である。

 小林は2回に初ヒットを許すも、無失点。さあ、先制点が欲しいハーツ2回裏の攻撃。エラー出塁したランナーを三塁に置き、筒井〔中〕の放った打球はセンターへ。太陽の眩しさもハーツに味方したか、これが先制タイムリーとなり、敵失でさらに1点。

 3回表にシゲルが長打で1点を返し、ハーツは2-1と迫られる。3回裏、二死二三塁で、6番の横井〔中〕がしぶとく三遊間を抜くタイムリーでまず1点。

 なおも二三塁で、この日がバースデーかつ通算100試合出場の成岡〔中〕が大きな仕事をする。センターへ振り抜いた打球は外野を転々。俊足を生かし、値千金の3ランホームラン! ハーツは6-1とし、試合の主導権を握る。

 シゲルは4回表に合力選手の右中間三塁打で1点を返し、6-2に。試合はまだまだわからない。ハーツは4回裏から登板した長谷川投手の速球に苦しめられ、この回無得点。
 今シーズンの南海ハーツは、小林投手だけに頼るのではなく、豊富な“投手陣”でGリーグ各チームに挑む監督方針。続投か継投か迷う場面だったが、セーフティーリードとは言えない展開。小林に5回も続投をお願いする。この回、ハーツはゲッツーを完成させたが、一塁手の丸山がショートバウンドの送球を巧みなハンドリングでキャッチ。このプレーで、今シーズンから新設されたMGP(最もGリーグらしいプレーヤー)に選ばれた。

 5回裏、ハーツは一死から横井がレフト線へ高く舞い上がる二塁打〔左〕。2日前の祝日に、久しぶりのバッティングセンターで8打席打ち込んだ成果が表れたのかもしれない。そして打撃好調の成岡もレフトへのタイムリー二塁打〔右〕。殊勲賞を獲得する活躍ぶりだった。

 ハーツ打線はこの後もつながり、土屋〔左〕、矢野〔中〕、小林〔右〕が三者連続タイムリー。特に小林は大根切りのような縦振りで、その打球が左中間へグングン伸びる。強烈なパワーだ。

 5回裏に計7得点を挙げたハーツは13-2とリードを広げる。実は継投のタイミングはここだった。5回裏の攻撃時に監督の横井は、土屋に二番手での登板を依頼。ただし、十分に投球練習をしてからにしたかったため、6回からではなく、7回表にと伝える。しかし結果として、これは一歩遅れた判断となってしまった。開幕戦で疲労もいつも以上だったであろう小林に、シゲルの強力クリーンアップが襲いかかり、計5安打で5得点。ハーツの5回裏、シゲルの6回表がともにビッグイニングとなったことで、結果的に試合は7回に突入することなく、土屋のリリーフ登板が実現しなかった。試合後に、捕手の筒井から「こういう場面では、イニング途中の交代もありだよ」と横井は助言を受けた。継投のタイミングは本当に難しい。この日、学んだことをGリーグ第2戦のあしたば戦に生かそう。

 6回裏、ハーツ最後の攻撃で、筒井〔中〕が放ったこの日2本目のタイムリーも大きかった。どんな展開であっても、1打席を大切にする姿勢は、この後のGリーグでも生きてくるだろう。

 結果は5回表裏までの合計で、南海ハーツが13-2でTEAMシゲルに勝利した(最終スコアは14-7だが、6回裏のハーツの攻撃中に時間切れとなったため)。
 この日のハーツは計11安打で、打線のどこからでもヒットが出た。山口の打球がくるくる回転した内野安打もあり、全員野球でGリーグの1勝目をつかめたのは大きい。まだ始まったばかりで、この先、山あり谷ありだと思うが、年々交流の深まっている7チームで今年もGリーグを楽しめること、そこに感謝しつつ、また次の週に進んでいきたい。

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy

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