週刊ハーツ

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2019.07.13

07月13日 新宿ブンブン戦 9-11

2019年7月13日 15:00~17:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
Gリーグ 第6戦
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(1試合目)

B 603 2  11
H 304 2   9

投:柴川〔負〕-高松-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井(ハ)、佐々木(ブ)

 1 (左)横井【 6 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)筒井【18】
 5 (遊)住吉【51】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (右)山口【31】
10(投)柴川【 4 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=佐々木選手(新宿ブンブン)
 優秀=石塚選手(新宿ブンブン)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=なし
技能賞=なし
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 Gリーグ第6戦。ここまで3勝2敗のハーツとしてはこれ以上の星は落とせない。いつも以上に集中力を求められた一戦だったが、相手(5安打)を上回る安打(7本)を放ちながら、初回先頭打者からの6連続四死球をきっかけにした6失点が最後まで響き、反撃及ばず、痛い星を落としてしまった。

 この日のハーツ打線は、現在の調子をもとに組み替えたラインアップ。上位5人で見れば、10打数7安打、4四球、1犠飛、8得点、6打点、10盗塁と期待通りに機能した。それに対して、下位5人は、柴川の中堅を襲う一打が好捕され併殺になるという不運があったとはいえ、7打数0安打、5四球、1得点、2打点、2盗塁と、思うような結果が得られず、高松監督の強い思いに応えられなかった。

 ハーツ先発のマウンドは、ここ数試合の好救援で、監督からの期待も大きい柴川〔左〕。しかしこの日のマウンドの姿は、まったく別人。制球ままならず、先頭から一死も奪うことができないまま、3四球、2死球でマウンドを高松〔右〕に譲る。急きょ登板の高松は、ふだんのごとく粘りの投球を見せたが、重苦しい流れを跳ね返すまでには至らず、ハーツは初回大量6点を失ってしまった。

 その裏、ハーツはすぐさま反撃を見せる。先頭横井が四球を選び出塁すると、二盗、三盗〔左1〕を鮮やかに決め、2番綿貫〔右1〕の内野ゴロでホームに還り、1点を返す。続く、高松〔左2〕、筒井〔中2〕、住吉〔右2〕の3連続長短打で、2点を追加し、6対3と追撃態勢を整えた。


 2回、高松が相手打線を0点に抑えるが、ハーツ打線も柴川の一打〔左1〕が併殺となり無得点に終わる。3回、高松が連続死球を与えたところで、住吉〔右1〕にスイッチ。しかし、無死満塁から適時二塁打を浴びてしまった。その裏のハーツは、一死から綿貫〔左2〕、高松〔中2〕、筒井〔右2〕が三連打、さらに相手投手の制球難もあり4点を返す。3回を終えて、9対7、ハーツが2点を追う展開となった。


 最終の4回、ハーツは2点を奪われ、その差は4点に広がる。粘るハーツ打線は、筒井のこの日3本目の安打〔左〕で1点を返し、住吉の犠飛〔右〕でさらに1点を奪う。しかし反撃もここまで。両チームで24四死球が乱れ飛ぶ乱戦は、ハーツの敗北で結末を迎えた。

 ハーツの敗因は、9四球を選びながらも、好機に適時打が奪えなかった打線。とくに下位は、四球こそ選んでいたものの、進塁打を放つことさえままならなかった。気持ちのうえでは、チーム一丸となって戦っていたはずだが、結果がついてこなかった。

 この日の対戦チーム、新宿ブンブンさんは16人が参加〔中〕。それに対しハーツは10人。参加メンバーの差で圧倒されたわけではないだろうが、この時点で、いつもの集中力あるハーツではなかったのかもしれない。

 このゲームで、今期の前半戦が終了。次戦は7/27から再開となる。
 前半戦、好調を維持できている選手も、課題山積の選手も、記録達成を目前にした選手もいる。各自各様の思いを胸に、後半戦のハーツ野球を、思う存分、楽しんでいければと思う。

↓↓↓

 最後に、前半戦最終試合後の高松監督からのコメントを掲載します。

「ブンブン戦は、前半戦の、いや、シーズンを通しても、最も重要な、絶対勝たねばならない試合でしたが、残念ながらその試合を落としてしました。勿論、全ての責任は監督にあります。そのことを謝罪した上で、この敗戦の意味は参加したメンバー皆が受け止めるべきとの思いから、表彰はなしとします。Gリーグ公式戦は残り2試合です。連勝して、せめてもの意地を見せましょう」

 次回、Gリーグ戦は8月10日です。

【文責・背番号23】

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2019.07.06

07月06日 中野マシンガンズ戦 1-11

2019年7月6日 13:00~15:00
上高田運動施設野球場B面(ビジター)
フリーマッチ
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】

H 000 010 0  1
M 522 002 x 11

投:高松〔負〕-兵藤-筒井-高松-柴川
捕:綿貫-横井

本塁打:石井選手(マシンガンズ)
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)柴川【 4 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (一)横井【 6 】
 5 (投)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (左) 森  【 0 】
 9 (三)兵藤【23】
10(二)山口【31】
11(右)宮本【19】
12(指)筒井【18】
13(指)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=なし
技能賞=綿貫(最終回にノーヒットワンランを逃れたチーム唯一の安打)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 今シーズン早くも4回目の対戦となった中野マシンガンズ戦。空の表情は微妙だったが、野球好きのナインのために、試合時間帯だけは雫のまばたきを我慢してくれたようだ。多彩な投手リレーを見せたハーツに対し、マシンガンズは速球派の橋口投手から菊地投手へとつないだ。吉と出たのは、どちらのチームだったのか。

 南海ハーツの先発は高松〔中〕。先頭打者から順調に内野ゴロを打たせるも、サード、セカンド、ファーストが揃ってエラーやフィルダースチョイスでランナーを生かしてしまい、不運な失点。内野手がきっちり処理していれば三者凡退だっただけに、悔やまれる初回に。

 2回裏、マシンガンズは3番石井選手〔左〕がライナーで左中間に打球を運ぶ。俊足を生かし、そのままホームイン。2ランホームランとなり、早くも7-0と大量リード。一方のハーツ打線は、マシンガンズ先発の橋口投手〔右〕の前になかなかヒットが出ず、沈黙。この日の曇り空のように、スカッとしない。

 流れを変えるべく3回裏からマウンドに上がったのは兵藤〔中〕。前回の登板では1イニングを投げ、経験を積みつつある。普段のキャッチボールでは、その球筋の良さを何人もの選手から称賛されているだけに、高松監督の期待も大きい。この日は立ち上がりにランナーを出すものの、前回よりも落ち着きが感じられ、任されたイニングを2失点でしっかり投げ切った。

 打線が湿りがちだったハーツの中で、一番のニュースと言えば、筒井〔左〕の登板だろう。今でもシーズン最多勝記録を保持しているのは筒井だという。背番号も18、エースナンバーだ。速球でビシビシ押す投球とはいかなかったが、久しぶりにマウンドを楽しんでいる様子が窺えた。ランナーを溜めたところで、再び高松のリリーフを仰いだものの、満足感があったのではないだろうか。圧巻だったのは高松。一死満塁から、たった1球で1番打者をピッチャーゴロに打ち取り〔右〕、判断よくホームへ送球、捕手綿貫から一塁横井へと転送され、併殺成立。見事すぎる火消しぶりだった。

 5回表、ハーツ唯一の得点は横井の四球から。4番としての責任を果たせていない思いからか、スランプがないと言われる足だけでもチームに貢献しようと、二盗〔左〕、三盗。満塁から、兵藤がきっちり四球を選び〔右〕、押し出しで1点を返す。この時点でもチームはノーヒットだったが、ノーランだけは免れた。

 なかなか見せ場のないハーツにとって収穫だったのは、5回、6回を投げた柴川〔中〕。前週のYBC-67戦で投球のコツをつかんだ背番号4は、スライダーの曲がりが良く、狙って三振を取りにいくシーンも見られた。この日好調だったマシンガンズの選手からも「今の球、何?」という声が漏れるなど、今後の武器となり得るボールだと言えよう。

 さて、最終回を迎えても依然として無安打継続中のハーツ打線。6回から代わった菊地投手に対し、一本打つことができるのか。こういう時に無類の強さを発揮するのが、プレッシャーとは無縁の男、綿貫だ。ファウルで粘りに粘り、だんだんタイミングをつかんでくると、ついに出た! フルスイングで得意の右中間に運んだ打球は人工芝の上で跳ね〔中〕、ハーツは何とかノーヒットワンランを逃れることができた。

 それにしても、1-11で大きな見せ場なく、ライバル中野マシンガンズさんに完敗してしまったのは寂しいところだ。今シーズンのGリーグ対戦は終わっているが、現在1勝3敗。このままでは苦手意識を作ってしまう。幸い、8月にもフリーマッチが組み込まれている。次のチャンスでは、新生ハーツ打線を見せることができるか。
 次週のGリーグ第6戦、新宿ブンブン戦は、優勝戦線に生き残るためにも大事な試合となる。打線も天気も梅雨明け宣言で、夏に突入しよう。

【文責・背番号6】

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2019.06.29

06月29日 YBC-67戦 9-7

2019年6月29日 13:00~15:00
西戸山公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【YBC-67 vs 南海ハーツ】

Y 015 100  7
H 151 20x  9

投:今泉-柴川〔勝〕
捕:横井-綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:綿貫、小西2、兵藤、今泉

 1 (捕)横井【 6 】
 2 (二)柴川【 4 】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (指)綿貫【14】
 5 (投)今泉【63】
 6 (指)永山【36】
 7 (中)宮本【19】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (三)兵藤【23】
10(左) 森  【 0 】
11(右)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=今泉(試合を決める勝ち越し適時二塁打)
敢闘賞=柴川(3イニングを1失点、5奪三振の好投)
敢闘賞=小西(打率10割を切ったものの、二塁打2、打点2)
技能賞=なし
守備賞=住吉(三遊間深めの当たりに追いつき、二封)
山山賞=なし

動画はコチラ

 この日は対戦相手のYBC-67さんのご厚意により、試合前2時間は合同練習。梅雨時らしい小雨交じりの中、参加した7名は、試合でしっかり結果を残し、練習の有難みを改めて教えてくれた。練習参加者最年長の藤本は初回の守備から出足鋭く一邪飛を好捕するなど、4度の守備機会を完璧にこなした〔左〕。打では安打こそなかったものの、2四球、2得点〔右〕と渋い存在感を示していた。

 試合の序盤は両チームが点を取り合う展開。初回ハーツは先頭の横井が幸運な内野安打〔左〕で出塁、4番綿貫の内野ゴロで先制点を奪う。同点に追いつかれた2回、四球出塁の藤本が暴投で逆転のホームを踏むと、無死二三塁から助っ人小西が三塁線を破る痛烈な適時二塁打〔中〕を放ち2点を追加。さらに二死二三塁からは綿貫の2点適時二塁打〔右〕が飛び出し、この回5得点のビッグイニングとなった。

 先発を任された今泉〔左〕は、1、2回を1失点で切り抜けたが、3回、3四死球に自らの失策も重なり、5点を奪われ、試合は6対6の振り出しに戻った。その裏ハーツは、二死から藤本が四球で出塁、すかさず二盗を決めると、続く兵藤が適時二塁打を放った〔右〕。

 4回からハーツのマウンドは横手投げの柴川。いきなりの連打で1点を失ったが、後続を断ち切る。この日の試合を決めたのは、ハーツ4回の攻撃だ。先頭小西〔左〕がこの日2本目の二塁打で出塁、続く横井〔中〕がしぶとく中前に落とし、柴川は四球で歩いて無死満塁、絶好のチャンスをつくる。さあここからは、三番住吉からのクリーンアップ。しかし、住吉、綿貫と内野飛球に倒れ、二死となる。ここで迎えた五番今泉〔右〕はチームの期待に応え、右越えの2点適時二塁打を放ち、粘る相手を突き放した。

 2点のリードをもらった柴川〔中〕は、5回、6回をしっかりと締め、勝利を手にした。この日の柴川は、緩急を巧みに織り交ぜ、立ち上がりを除いては、まともにバットを振らせなかった。3イニングで2四球と制球も安定、見事な救援で、助監督綿貫に勝利を届けた。

 集中力の途切れやすい小雨交じりの一戦となったが、ハーツ打線は二死からの適時打3本で5得点をあげた。柴川の好救援の陰に隠れがちだが、最後の攻撃で右中間にクリーンヒットを放った森〔中〕など、しぶとさを発揮したハーツ打線は、これからのGリーグ戦終盤の戦いに好材料となるだろう。

【文責・背番号23】

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2019.06.22

06月22日 TEAMシゲル戦 4-10

2019年6月22日 15:00~17:00
世田谷公園野球場B面(ビジター)
Gリーグ 第5戦
【TEAMシゲル vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 010 3(3)  4(7)
S 020 8(x)  10

投:岩本〔負〕-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:永山、綿貫

 1 (遊)住吉【51】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (三)高松【49】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (一)筒井【18】
 6 (二)柴川【 4 】
 7 (指)永山【36】
 8 (捕)綿貫【14】
 9 (中) 森  【 0 】
10(指)山口【31】
11(左)宮本【19】
12(右)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小松選手(TEAMシゲル)
 優秀=金城選手(TEAMシゲル)
 優秀=綿貫選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=綿貫(フルスイング貫き一時、勝ち越しとなる2点適時二塁打)
技能賞=永山(先制点を呼びこむ強烈二塁打に、2得点に絡む激走)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 雨で中止も心配されたGリーグ第5戦。3週連続中止は阻止したいハーツナインの熱い思いが実ったか、世田谷では雨脚も弱まり何とか試合は決行。Gリーグ王者奪還に燃えるハーツは4回に綿貫の2点適時打もあり、勝利に近づいた。だが、その裏、雨脚が強くなるなど、プレー環境は厳しくなるばかり。加えて、前回覇者・シゲル打線の粘りもあり、まさかの8失点。4対10で敗戦した。これでリーグ成績は3勝2敗となった。

 序盤はハーツのペースだった。1回表は得点こそ奪えなかったが、二死から三番・高松の左前打〔左〕などで満塁機を作るしぶとさを発揮。さらにその裏の守りでは遊撃手・住吉が中堅前の飛球を快足飛ばしキャッチ。そして2回表は先頭の七番・永山が強烈な左翼への二塁打〔中〕で出塁。永山は続く綿貫の遊ゴロで三進、九番・森の三ゴロ〔右〕で本塁生還と激走も見せ、幸先よく1点を先制した。

 この日、先発の岩本〔中〕もテンポの良い投球を披露。2回裏はシゲルに2本の三塁打を浴び逆転を許すが、3回を終え7つの内野ゴロを奪うなど持ち前の制球力で凡打の山を築いた。

 そして1対2で迎えた4回表、ハーツ打線が力を見せる。敵失で出塁した先頭の高松が二盗、三盗と好機を作ると六番・柴川が左翼への犠飛〔左〕で同点。さらに二死一、二塁の好機で打席には綿貫。この日の綿貫は得意の流し打ちは封印し、初球から強振。そしてツーストライクと追い込まれた3球目、相手守備陣も驚いたであろう、綿貫はフルスイングを貫き左中間を破る二塁打〔右〕。二走・筒井に続いて永山も一塁からホームインし2点を追加。「新生・綿貫」の覚醒に、ベンチのムードも最高潮となった。

 ただ、その裏から世田谷は土砂降りに。疲れの見え始めた岩本、そしてリリーフの住吉も制球が定まらないなど不運も重なり、8失点。5回表の攻撃こそ山口〔左〕、宮本〔右〕の連続安打を皮切りに5安打を放ち打者10人の猛攻で3得点。Gリーグ試合成立のルールによりスコアに反映されないものの、最後まで諦めない粘りを見せた。

 悔しさが残る試合となったが、好材料もあった。やはり公式戦なのか、ベテラン勢は随所に勝負強さを発揮。綿貫は後ろに逸らさないなど捕手としても堅守を見せれば、永山も積極走塁が光った。高松はこの日2安打し、筒井も1安打2四球と全出塁。走塁面では住吉、高松が果敢に三盗を仕掛け、成功。加えて、走れる四番・横井も2盗塁。走塁の力で相手にプレッシャーをかけていく場面も見せることができた。

 守りでは、高松が2回裏無死二、三塁の場面で右翼・桑原へ前に出るよう指示。その直後、打球はちょうど、右翼の正面へ。安打性の打球を好捕する桑原のナイスプレー〔中〕を後押しした。さらに左翼・宮本は三塁打にはなったが、大飛球を捕れそうな状況までもっていくなど的確なポジショニングを見せた。

 こういったポジショニングに加え、相手の配球傾向などベテラン勢の経験に裏打ちされた情報を、チームとして共有していくことも、逆転優勝へのカギとなっていくだろう。そして、いよいよ体力の消耗していく夏に突入。頭脳プレーも駆使しての戦いも不可欠となってきそうだ。

【文責・背番号0】

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2019.06.01

06月01日 UN戦 2-15

2019年6月1日 15:00~17:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs UN】

H 101 000 0   2
U 220 500 6  15

投:柴川〔負〕-今泉-小西
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:福田、筒井、小西

 1 (捕)綿貫【14】
 2 (二)山口【31】
 3 (三)兵藤【23】
 4 (左)福田【 9 】
 5 (投)柴川【 4 】
 6 (一)藤本【 5 】
 7 (指)住吉【51】
 8 (指)横井【 6 】
 9 (指)高松【49】
10(中)久原【24】
11(指)筒井【18】
12(遊)今泉【63】
13(右)小西※
14(指)永山【36】
※は体験参加

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=筒井(二塁打含む2打数2安打と打撃好調)
技能賞=山口(セカンドで強烈な打球をバックハンドでさばき、443のゲッツー)
技能賞=小西(左中間二塁打含む2打数2安打、初登板も果たす)
守備賞=兵藤(サードで難しい当たりをいくつも処理)
山山賞=なし

動画はコチラ 前半
動画はコチラ 後半

 第1試合でGリーグを接戦の末に落としてのダブルヘッダー第2試合。気分的には難しい部分もあったゲームだが、メンバーや打順をかなり変えて臨んだ効果もあり、最終的には大差となったが、精神的にダレることもなく、それなりに収穫もあるゲームとなった。

 ハーツは1回表、先頭の綿貫〔左1〕の幸運なヒットからチャンスをつかみ、福田〔右1〕の左中間深くに打ち込む二塁打で先制。その後逆転されたが、3回表には一死後、現在打撃絶好調の筒井〔左2〕がレフトに鋭い当たりの二塁打、二死後に小西〔右2〕が左中間に適時二塁打を放ち、2点差と、中盤までは好勝負を展開した。


 ハーツの先発・柴川〔中〕は4イニングを投げ、久びさのロング投球。立ち上がりに連続四球から失策も絡み2点、2回に2点、4回には5点と失点は重ねたが、ゴロを打たせて打ち取れているケースもそれなりにあり、立ち上がりの制球と球数が増えてからのスタミナという課題はあるが、内容的には手ごたえもある投球だった。

 後半は、ハーツは5回表に藤本〔左〕と住吉〔右〕の連続安打から満塁のチャンスをつかむがもうひと押しできずに無得点。相手の軟投派投手を捕まえられず、ダブルの第1試合に続いて同じ課題を残した。

 投手陣のほうでは、今泉〔左〕が急きょの登板ながら、山口の好守(後述)にも助けられ、2回をさすがの投球でゼロ封。そのあとは小西〔右〕がテスト登板で初のマウンドに上がった。小西は、ハーツのレベルからすると段違いのスピードのストレートが圧巻。コントロールがままならず、6点を失ったが、魅力の片りんを見せた。これから、そのスピードとコントロールの折り合いをどうつけていくか、というところがカギにはなってくるが、慣れてくるとともにどうなっていくかが楽しみなところ。また、小西は打っても二塁打を含む2安打と、力強い打球を放った。

 そしてこの日特筆すべきは、ハーツには珍しいことだが守備だった。サードに入った兵藤は、三遊間寄り〔左〕からライン際〔右〕まで、さまざまなゴロを5本さばいた。

 さらにすごかったのはセカンドに入った山口。初回に相手左打者の強烈な当たりをキャッチしたときは一塁悪送球でファインプレーを逃したが、6回裏、無死一塁からセカンドベース寄りのセンターへ抜けようかというゴロをバックハンドで抑えると〔左〕そのままセカンドにベースタッチ、一塁に転送して〔右〕鮮やかに443のゲッツーを成立させ、両軍のメンバーを驚かせた。

 またこの日は、グラウンドが長く取れていたため、ゲーム後にフリー打撃と有志が残っての内野ノックの練習も行った。気温がさほど高くなかったことにも恵まれ、動きを再確認したいメンバーや、プレーの絶対量が不足しているメンバーにはいい機会になったと思う。

【文責・背番号5】

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2019.06.01

06月01日 中野マシンガンズ戦 6-7

2019年6月1日 11:00~13:00
上井草スポーツセンターC面(ビジター)
Gリーグ 第4戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 202 200  6
M 203 011  7

投:岩本-今泉-住吉〔負〕
捕:横井

本塁打:住吉、筒井
三塁打:なし
二塁打:柴川

 1 (二)今泉【63】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (三)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (一)筒井【18】
 9 (右)柴川【 4 】
10(指)兵藤【23】
11(左)福田【 9 】
12(指)藤本【 5 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=石井選手(中野マシンガンズ)
 優秀=住吉選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=住吉(3回、勝ち越し2ランホームラン。3打点)
技能賞=筒井(4回、同点ソロホームラン)
技能賞=今泉(左右に打ち分け、猛打賞)
守備賞=住吉(3、4回にショートフライを好捕)
山山賞=なし

動画はコチラ

 開幕3連勝で迎えたGリーグ第4戦。ここで南海ハーツが勝てば全勝ターンとなり、一方、中野マシンガンズにとっては絶対に負けられない一戦である。試合は序盤から両者譲らず、決勝点は最終回に記録された。果たして、勝利の女神はどちらのチームに微笑んだのか。

 今季リーグ戦初のビジターとなったハーツは、1回表に3番住吉の犠牲フライ〔左〕で先制。その後、5番高松のレフト線安打〔中〕でチャンスを広げると、7番永山の鋭いショートへの当たり〔右〕がフィルダースチョイスを誘い、もう1点を追加する。

 ハーツの先発は満を持しての岩本〔左〕。初回から2奪三振のピッチングを見せるが、マシンガンズ打線のクリーンアップも力強い。3番石井選手の右中間ヒット〔中〕、4番橋口選手の左中間2点タイムリー〔右〕で2-2の同点とする。

 勝ち越したいハーツは3回表、1番今泉のセカンド内野安打〔左〕でチャンスメイクすると、住吉〔右〕が豪快にレフトへランニングホームラン! 4-2とリードする。

 しかしマシンガンズも負けていない。すかさずその裏に、石井選手のライト前〔左〕につづき、6番下田選手のライト前タイムリー〔中〕で同点とすると、8番吉田選手の渋いファースト前内野安打〔右〕で勝ち越しに成功。5-4とし、シーソーゲームとなっていく。

 再度の逆転を狙うハーツは4回表に絶好調男・8番筒井がフルスイング〔左1〕。打球はレフトへ高らかに舞い上がり、筒井は全力疾走でソロホームラン! 追いつき、5-5となる。つづく9番柴川もレフトへ二塁打〔右1〕。そして10番兵藤のセンター前タイムリー〔左2〕で6-5。勝負強さを発揮し、逆転する。この後、11番福田にもレフト前ヒット〔右2〕が出て4連打。ハーツが流れをつかむ。


 ハーツは4回から今泉〔左〕が登板。期待に応えた今泉はテンポよく三者凡退、勝利の方程式が動き出した。しかし5回表の無死満塁のチャンスを4番横井以下が活かせず、追加点を奪えなかったのが後に響いてくる。5回裏、マシンガンズは橋口選手〔中〕が俊足を活かし内野安打。盗塁で無死二塁とすると、5番菊地選手がセンターへタイムリー〔右〕。6-6とし、土壇場でまたもや追いつく、驚異的な粘りを見せる。

 どちらも負けられない試合。残り時間から見て、試合が決まるのは6回の攻防と予想された。ハーツは6回表が三者凡退。ここで流れが止まってしまったかもしれない。6回裏からは住吉〔左〕にスイッチ。先頭バッターをピッチャーゴロに打ち取るが、ファーストへの送球がミットからこぼれ、ランナーは生きる。その後、塁が埋まり無死満塁。ここで迎えるのは、この日2安打の4番橋口選手。住吉投手は渾身のスライダーで、空振り三振を奪う〔中〕。しかしここで思わぬ事態が……キャッチャーの横井がそのボールを捕球できず、後逸。三塁ランナーの会田選手がこの一瞬の隙を見逃さず、果敢にホームに走る。間一髪のタイミングでセーフ〔右〕。7-6と勝ち越し、マシンガンズのベンチは大盛り上がり。痛恨のパスボールをしてしまった横井は、悔しすぎるプレーだった。

 7回表のハーツは、諦めることなく、先頭の兵藤がレフトへクリーンヒット〔左〕。今泉の猛打賞となる一塁へのヒット〔右〕で7-7の同点に追いつく。しかし規定により、表の攻撃はカウントされないため、中野マシンガンズが激戦を制し、Gリーグを2勝2敗で五分の星に戻した。南海ハーツの連勝はストップし、3勝1敗に。この日の時点で、あしたばも3勝1敗。2チームが首位に並んだ。

 どちらが勝ってもおかしくない試合だったが、最後のミスで負けたハーツにとっては、痛い敗戦となった。4番としての責任も果たせず、守備でも悔やまれるプレーをしてしまった横井は、次のGリーグでは何とかチームに貢献してほしい。
 打線全体としては好調な選手も多く、長打も出ている。グラウンド上やベンチでも互いに声を掛け合い、チームの雰囲気は良い。幸いなことに、6月に入っても雨天中止が一度もない。毎試合、選手も多く集まっている。ベテランと若手のバランスもいい感じだ。このチーム状態を維持し、Gリーグの後半戦に向かっていきたい。

【文責・背番号6】

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2019.05.25

05月25日 アメーバ戦 11-5

2019年5月25日 12:00~14:00
亀戸野球場A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 003 02   5
H 036 11  11

投:高松〔勝〕-今泉〔S〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:柴川、高松、筒井

 1 (中) 森  【 0 】
 2 (指)太田【16】
 3 (三)柴川【 4 】
 4 (指)久原【24】
 5 (投)高松【49】
 6 (指)筒井【18】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (左)宮本【19】
 9 (一)藤本【 5 】
10(指)永山【36】
11(捕)横井【 6 】
12(遊)今泉【63】
13(指)住吉【51】
14(右)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(満塁走者一掃の二塁打でダメ押し)
敢闘賞=兵藤(2回、先制適時打)
技能賞=太田(一死二三塁の場面できっちり犠飛放つ)
技能賞=柴川(初回、思い切りよく中越え二塁打)
守備賞=なし
山山賞=太田(無死三走者で、高松の左飛もタッチアップに入れず)

 チーム最年長、太田の今期開幕戦。1打点1得点1盗塁に堅い守り、元気はつらつ太田のプレーに、チームも元気づけられ、2試合連続の二けた得点で勝利を収めた。

 ハーツ初回の攻撃は3番柴川〔左1〕が思い切りよく振り抜き中越二塁打を放つが、この日4番に座って緊張気味の久原が三振に倒れ先制を逃す。しかし2回、5番高松〔中1〕以下、筒井〔右1〕、兵藤〔左2〕、宮本〔中2〕の4連打と藤本〔右2〕の犠飛で3得点を奪う。

 先発の高松〔左〕は1回、2回を自らの好フィールディング〔右〕もあり、6人で斬って取る。ところが、続く3回は連続四球で招いたピンチに野選、中日宇野をほうふつとさせる味方失策も重なり3失点、一気に同点に追いつかれてしまった。

 その裏のハーツの攻撃は先頭の今泉が四球で出塁、一死後、助っ人小西〔左〕が長いストライドをいかし内野安打を放つと、意表をついた二盗を敢行。相手守備陣の乱れを呼び、三走の今泉が勝ち越しのホームを踏んだ。さらに森が四球を選び、一死二三塁の場面で、打席には太田。ここできっちり中犠飛を放ち〔中〕、1点を追加。柴川の敵失でさらに1点を加えると、続く久原、高松が四球で歩き一死満塁とし、筒井がとどめの中越適時二塁打を放ち〔右〕、この回計6点を奪い、ハーツが9対3とリードした。

 4回からハーツのマウンドを守るのは今泉〔中〕。最終5回に味方の適時失策で2点を失ったが、落ち着いた投球でしっかり試合を締めた。

 終わってみれば11対5の大勝。気温30度を超す暑さのなか、この試合を盛り上げたのは、太田をはじめとした50代後半以上の活躍だ。殊に筒井は、試合後に仕事を控えるなか、適時二塁打を含む2安打、1四球の4打点。景気づけの1杯後、仕事人に気持ちを切り替え、反省会場を後にした。

 この試合の勝利でハーツは3連勝、今期成績も初めて勝ち越し(7勝6敗)となった。次戦はGリーグ、中野マシンガンズ戦。この勢いでリーグ戦4連勝を目指す。

【文責・背番号23】

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2019.05.18

05月18日 土曜会戦 18-9

2019年5月18日 15:00~17:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 土曜会】

H 036 900  18
D 216 00x   9

投:高松〔勝〕-柴川-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:松尾
三塁打:なし
二塁打:福田

 1 (遊)住吉【51】
 2 (指)筒井【18】
 3 (左)福田【 9 】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (指)松尾【17】
 6 (右)兵藤【23】
 7 (三)柴川【 4 】
 8 (投)高松【49】
 9 (捕)綿貫【14】
10(二)山口【31】
11(中)宮本【19】
12(一)藤本【 5 】
13(指)永山【36】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=松尾(今季チーム1号を満塁弾でキメる)
敢闘賞=福田(今季初安打は2点適時二塁打。最後はいい当たりを好捕され無念)
技能賞=筒井(1安打2四死球、サードでも冷静な守備)
技能賞=藤本(軟投派投手から技ありヒット、守っても9刺殺)
技能賞=宮本(1安打1四球と敵失で全打席出塁)
守備賞=福田(フライ2本を安定の足さばきで捕球)
守備賞=住吉(冷静な走者刺殺から素早い送球で併殺完成)
山山賞=山口(選考理由別掲)

 ハーツは打線がつながり、ビッグイニング3度で18点を挙げる大勝、今季の成績を5割に戻した。

 1回裏に2点を失ったハーツだが、なお一死満塁のピンチを、ショートゴロを捕って一塁走者にタッチし、素早い送球で一塁も刺して併殺とする住吉の好プレー〔左〕でピンチを脱出。2回表に横井〔中〕、松尾〔右〕の連打からチャンスをつかみ、内野ゴロに敵失を絡めて走者をかえして逆転した。

 2回裏にいったん追いつかれたハーツだが、3回表、宮本が左中間に落とすヒット〔左1〕、藤本も左中間安打〔中1〕で続き、永山四球で満塁とすると、住吉の中犠飛〔右1〕で勝ち越し、筒井の中前打〔左2〕でなお満塁とすると、福田が今季初安打となる二塁打〔右2〕を放って加点、さらに横井が中前適時打〔左3〕、兵頭が右中間に2点適時打〔右3〕と続いてこの回6点を挙げ、再びリードを奪った。



 しかし土曜会も、3回裏に真田選手の3ラン本塁打〔左〕などで6点を返し、また同点に。ゲームは大乱戦となったが、この日のハーツは負けていなかった。4回裏、二死無走者から2四球と敵失で満塁とすると、永山の死球〔中〕で押し出しの1点を挙げ勝ち越し。さらにバッテリーエラーも絡んで2点を追加し、なお満塁で松尾が打席に入った。松尾はここで右越えに狙いすましたような満塁弾〔右〕(今季チーム1号)。ハーツはこの回9点を奪って勝負を決めた。

 リードを奪ったハーツは、中継ぎの柴川〔左〕が変化球のキレもよく、1回を1四球のみでつなぐと、最後は住吉〔右〕が締めくくって快勝した。

 これでハーツは今季の成績を5割に戻した。この日は相手投手の制球の乱れに助けられた面もあるが、9安打が出て18点と、打線がよくつながった。打線は上向きの選手が多く、柴川の好投も好材料。この上昇ムードを、今後のGリーグ戦にもつなげていきたいところだ。

今週の山山賞!

 2回裏、一死三塁。バックホーム態勢のところで相手打者がセカンドゴロ。これを捕った山口は、ホームへ突入する走者を刺そうと勢い込んでホームへ送球したが……、力みすぎたか送球は藤本ばりの?魔送球に。ナイストライ〔左〕ではあったが同点の生還を許した。
 通算200安打にあと3本と迫っている山口だが、この日は第1打席でいい当たりを相手の守備に阻まれ、記録への前進はならず。それでもその後2四球を選び、決勝ホームを踏む〔右〕など勝利に貢献した。

【文責・背番号5】

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2019.05.11

05月11日 TEAMシゲル戦 9-8

2019年5月11日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
Gリーグ 第3戦
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】(1試合目)

S 042 11  8
H 203 40  9

投:松尾-今泉〔勝〕-(住吉)
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:高松2、柴川、桑原

 1 (遊)住吉【51】
 2 (指)岩本【 1 】
 3 (二)今泉【63】
 4 (指)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (指)高松【49】
 7 (指)永山【36】
 8 (中)久原【24】
 9 (捕)綿貫【14】
10(一)筒井【18】
11(指)兵藤【23】
12(左) 森  【 0 】
13(三)柴川【 4 】
14(右)桑原【99】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=高松選手(南海ハーツ)
 優秀=永山選手(南海ハーツ)
 優秀=山口選手(TEAMシゲル)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(4回、値千金の走者一掃逆転タイムリー二塁打!)
敢闘賞=今泉(好リリーフで、ハーツ入団後初勝利)
敢闘賞=柴川(3回、気迫のレフト越えタイムリー二塁打)
敢闘賞=桑原(ハーツ入団後、初安打。ライト守備でも果敢なダイブ)
技能賞=永山(新打法で、自身初の4戦連続タイムリー)
技能賞=岩本(内野安打2本に、三塁ランナーでの好走塁。足で稼ぐ)
守備賞=松尾(低い投手ライナーを、さすがの反応で好捕)
山山賞=横井(理由は本文内)

動画はコチラ

 Gリーグ第3戦は、昨年の覇者TEAMシゲルさんとの試合。
 南海ハーツの先発は松尾〔左〕。初回一死二三塁からギアを上げ、4番、5番を連続三振。上々の立ち上がりを見せる。
 先制したのはハーツ。1回裏に、エラー出塁の住吉、ショート内野安打の岩本〔中〕が、3番、4番の内野ゴロの間にホームイン。特に岩本は絶妙のタイミングでホームに向かい、足で貴重な2点目を追加した〔右〕。

 シゲル打線は2回表に機能する。8番松平監督の特大左中間二塁打〔左〕で1点を返すと、2番瀧谷選手のレフト越え二塁打〔中〕で3-2と逆転。つづく3番山口選手もヒット〔右〕で畳みかけ、4-2とすると、3回表にも2本のタイムリーで6-2とリードを広げる。

 反撃したいハーツは、まず3回裏に10番筒井のヒットをきっかけにして、13番柴川〔左1〕が完璧な当たりのレフト越え二塁打で1点を返すと、14番桑原〔右1〕も連続タイムリー二塁打。桑原はこの一打が南海ハーツ入団後初ヒットとなり、応援に駆けつけてくれたお姉さん(とご友人)の力も大きかったか、つづく1番住吉〔左2〕の3連続タイムリーでは、セカンドから果敢な走塁を見せ、ホームに土埃が舞い上がるほどのスライディング〔右2〕で5-6と1点差に迫る。


 しかしシゲルは簡単には主導権を渡さない。4回から登板した今泉〔左〕に対し、4番瀧澤選手の中前適時打〔中〕で1点を追加する。この時、センター久原-ピッチャー今泉と中継されたボールを横井が捕球できず〔右〕、ランナーを生還させてしまった。しっかりキャッチすればアウトを取れたかもしれない場面であり、一瞬にして、嫌な流れに傾きかける。

 そんなハーツの窮地を救ったのが、千両役者・高松監督だった。5-7で迎えた4回裏、3連続四球で無死満塁となる。ここで6番高松がゆっくりと打席に入る。そして3球目をバット一閃〔左〕。ジャイアンツの坂本ばりに、内角を巧みに捌いた打球は、レフトのグラブの先を越える走者一掃の逆転タイムリー二塁打!
 起死回生の一打で8-7とゲームをひっくり返したハーツは、7番永山も渋い仕事をする。こちらも肘を畳みレフト線に技ありでボールを運び〔中〕、三塁ランナー高松を迎え入れる。互いの信頼ある同級生コンビで、一気に試合の流れをハーツ側に引き寄せた。なお永山は4戦連続のタイムリーで、今や恐怖の7番バッターになりつつある。外野守備に自信を持つ永山だが、現在のハーツ打線の中では貴重なポイントゲッターとしての存在感を増している。
 そしてこの後、9番綿貫がいつもの流し打ちではなく、きれいなミートでレフト前へ〔右〕。長年ハーツを引っ張ってきた主力組が、硬軟自在なバッティング技術を見せた厚みのある攻撃だった。

 5回の今泉は、シゲル打線の反撃を1点で凌ぎ、南海ハーツがTEAMシゲルに9-8で勝利した。今泉は昨年ハーツに入団後、投手として初勝利! これまで好投を見せながら勝ち運に恵まれなかっただけに、チームのメンバーには「今泉に初白星を」の気持ちがあり、それを現実のかたちにできたことは今後のハーツ野球にとっても大きい。

 3回には若手組の連打で、4回にはベテラン勢のヒットで、どちらも大量点につなげたハーツ打線。今とてもバランスが良いように思う。3回の柴川は、前の打者・森が右目への自打球で負傷したことで、「何としても打つ」と気合が入ったそうだ。

 この日は計14人がスタメンに顔を並べ、ベンチ内も賑やか。必然的に選手間の会話も増え、各プレーに対する声もよく出ている。試合終盤、ベンチから一番多くの声を受けたのは横井。しかしそれは残念ながら称賛の声ではなかった。
 捕手として4回の捕球ミスにつづき、6回(Gリーグの記録としてはカウントされず)にも2度目の中継プレーで、ショート松尾からの送球を弾いてしまい、ランナーを返す結果に。短いイニングで同じミスを繰り返してはいけない。5回裏、最後の打者となったのも横井。しかもランナーを2人置いての見逃し三振(←合わせ技で山山賞確定)。ここは根性で、5番松尾以下につなぐ打撃をしなければならなかった。
 高松監督が開幕から期待料込みで4番を任せている人間(まだ全然実績の4番ではありません)が、攻守に精彩を欠いては何とも情けない。次戦以降で、パフォーマンスを向上していけるかが鍵となる。

 辛勝でGリーグ開幕3連勝を手にした南海ハーツ。フリーマッチで苦杯をなめることも多い各チームに対し、公式戦で勝てているのは、ハーツ伝統の「大事な試合での集中力」を維持しつつ、個々の選手が自分の役割を理解し、しっかりこなしているからだろう。好スタートを、シーズン中盤、後半にまで生かしていきたい。

【文責・背番号6】

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2019.05.04

05月04日 中野マシンガンズ戦 2-3

2019年5月4日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

H 100 100 0(0)  2  (2)
M 000 100 3(1)  3x(5)
※7回で試合は成立

投:今泉〔負〕-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (投)今泉【63】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (三)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (一)筒井【18】
 9 (二)兵藤【23】
10(指)宮本【19】
11(左)山口【31】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=今泉(7回、8奪三振も勝利に一歩届かず)
技能賞=横井(令和の初打点は絶妙の内野安打)
技能賞=宮本(見事なポジショニングで安心の左飛キャッチ)
守備賞=住吉(背走背走、左前の飛球を好捕)
守備賞=久原(安定の中堅守備は後ろに逸らさず)
山山賞=筒井(平成最後、令和初の失策を記録)

 令和初試合は、息づまる投手戦。初勝利をめざし好投を続けた先発今泉だったが、最終7回自らの失策からリズムを崩し、あと一死と粘りながらも、連続適時打を浴び、惜しくも勝利とはならなかった。

 この日ハーツは、初回、敵失、連続四球で無死満塁のチャンスに、四番横井が三塁内野安打を放ち先制点を奪う〔左〕。しかし続く高松の内野ゴロで本塁封殺、さらに三塁を大きくオーバーランした三塁走者今泉が戻り切れず、併殺を喫してしまう〔右〕。なおも一、二塁の走者が残ったが、久原も左飛に倒れ、追加点を奪えず。

 3回は、一死から山口が内野安打を放つ〔左〕。通算197本目の安打となり、チーム表彰の200本安打まで、あと3本に迫ってきた。この回、綿貫の敵失出塁で二死二三塁のチャンスをつくるも、無得点。続く4回は先頭の横井が死球で出塁、二盗を決めるなど、二死三塁の場面で、今季、チャンスに滅法強い永山がしぶとく適時内野安打を放ち〔右〕、ハーツが2-0とリードを広げた。

 ハーツの先発今泉〔左〕は序盤3回を被安打1、奪三振4の好調な滑り出しを見せる。ところが4回、先頭打者に失策で出塁されると、次打者に中前に運ばれ〔中〕、無死二三塁のピンチを招く。ここで今泉は力投、三振、捕邪飛で二死まで奪う。続く打者も凡打に打ち取ったかに見えたが、内野安打となり〔右〕、1点差に迫られてしまった。

 ハーツ打線は5回以降、今泉〔中〕の内野安打1本に抑えられ、6回無死満塁のチャンスもものにできず、7回表を終えて、2-1。

 ハーツの1点リードで迎えた7回裏、相手の攻撃。先頭打者を投ゴロに打ち取るが、ボールがグラブの網に引っ掛かり〔左〕、一塁送球が間に合わず、出塁を許す。続く打者は三塁ゴロで二塁封殺。一死一塁から二盗を許すと、次打者の内野安打などで、一死二三塁、一打サヨナラの大ピンチを迎えた。ここでも今泉は粘りの投球で、三振を奪い二死。待望の初勝利まであと一人。
 しかし令和の神様はハーツには微笑んでくれなかった。二死からの連続適時打〔中〕〔右〕で、逆転を許してしまった(記録上はハーツのサヨナラ負け)。

 終盤まで両チーム貧打による投手戦だったが、テンポのよい緊張感あるゲームになった。敗れはしたが、次週のGリーグ戦につながる一戦になってくれるだろう。

【文責・背番号23】

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2019.04.27

04月27日 YBC-67戦 14-5

2019年4月27日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs YBC-67】

H 310 0 10  14
Y 013 0   1    5

投:今泉-高松〔勝〕-住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (右)兵藤【23】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)筒井【18】
 5 (左)永山【36】
 6 (指)藤本【 5 】
 7 (指)山口【31】
 8 (遊)住吉【51】
 9 (二)岩本【 1 】
10(投)今泉【63】
11(捕)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=永山(最終回のタイムリー含むマルチ安打!)
敢闘賞=今泉(先発投手としてテンポ良く、試合を作る)
技能賞=久原(2安打に3盗塁、トップバッターの働き)
守備賞=なし
山山賞=なし

 今シーズン第9戦は、YBC-67さんとの試合。ゴールデン街のお店で知り合ったのをきっかけに、定期的に試合を行っている。今回は南海ハーツのホームで対戦していただいた。

 初回のハーツ打線は、久原、兵藤、高松が四球で出ると、5番永山〔左〕のセンター前タイムリーなどで3点を先制。ハーツは2回表にも11番横井〔右〕のラッキーな内野安打で4-0とする。

 3回表にもハーツは2番兵藤〔左〕、3番高松〔右〕が連続センター前ヒットでチャンスメイクするも、あと1本が出ず、この回は得点ならず。

 ハーツの先発は今泉〔左〕。落ち着いたピッチングで初回を無失点。4-1で迎えた3回、YBC-67打線は3番大島選手のヒット〔右〕などで3点を返し、4-4の同点とする。

 4回表のハーツは、二死から9番岩本〔左〕がお手本のようなセンター返しで出塁すると、10番今泉〔中〕もしぶとく内野安打でつなぐが、ここも相手の本格派投手が力強い速球でホームに返さない。
 勝敗の行方が見えないなかで、4回から登板した高松〔右〕の投球がハーツに勝機を呼び寄せた。テンポの良いピッチングで危なげなく三者凡退。毎回ヒットのYBC-67打線の流れを止めた。

 5回表、ハーツは1番からの好打順。ここで久原〔左〕が完璧なミートでセンター前に弾き返し、すかさず盗塁。この後、兵藤、高松が四球を選び、4番筒井は貫録の押し出し四球で5-4とハーツが勝ち越し。そして5番永山が前週に続き、値千金の活躍。打撃フォーム改造がしっくりきているようで、普段の高く舞い上がる打球ではなく、見事なライナー〔中〕でセンター前に運んだ。続く6番藤本も押し出し四球を選ぶと、迎えるは今季2試合目の7番山口。
 「満塁は俺のためにある」と言わんばかりの強烈な打球をレフトへかっ飛ばす〔右〕。ここでボールが左翼手のグラブの下をすり抜け、走者は全員生還。山口も両脚フル回転で三塁に到達。この日一番盛り上がったシーンとなった。

 この後もまだ攻撃は続き、岩本の犠牲フライを挟み、再び久原が1イニング2安打目となるセンター前〔左〕。久原は打撃、走塁、守備とすべての面で成長著しく、この日規定打席に達し、いきなりチーム内打率2位に。いま野球が楽しくて仕方ないだろう。今後も大いに期待できる若手の有望株だ。
 ハーツは高松もマルチヒット〔中〕、この打席で首位打者に躍り出た。さすが“ミスター500安打”、いつどんな時も安定の打撃職人である。そしてチームとして平成最後のヒットを放ったのは、フルスイング筒井〔右〕。ちなみに平成最後の打点、平成最後のエラーを記録したのも筒井だったようで、試合後の飲み会では山山賞の候補(自薦?)に挙がるほどだった。

 最終回を締めたのは、新クローザーの住吉〔左〕。高松監督の期待に応える、攻めの投球が続いている。
 今シーズンはまだ雨天中止が一度もなし。平成ラストゲームも両チーム怪我なく、無事に終えることができた。GリーグチームやYBC-67さん〔右〕をはじめ、令和を迎えても良き対戦相手と野球の楽しさをたくさん味わっていきたい。

【文責・背番号6】

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2019.04.20

04月20日 TEAMシゲル戦 5-8

2019年4月20日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】

H 100 103  5
S 130 004  8

投:岩本-今泉〔負〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:岩本、永山

 1 (指)藤本【 5 】
 2 (投)岩本【 1 】
 3 (遊)今泉【63】
 4 (捕)横井【 6 】
 5 (中)久原【24】
 6 (三)柴川【 4 】
 7 (右)桑原【99】
 8 (左)永山【36】
 9 (二)兵藤【23】
10(一)筒井【18】
11(指)綿貫【14】
12(指)高松【49】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=永山(6回、一時は逆転となる適時二塁打)
技能賞=なし
守備賞=今泉(4-6-3の併殺完成)
守備賞=兵藤(4-6-3の併殺完成)
守備賞=筒井(根性の送球捕球でチームを救う)
山山賞=なし

 今期通算3勝4敗で迎えた第8戦は、初回、今泉の適時打〔左〕で幸先よく先制するも、相手投手〔右〕のタイミングをずらす投球に翻弄され、5回まで散発2安打。最終6回にハーツ粘りの逆転も、再逆転を許し、敗れた。

 ハーツ先発は約半年ぶりマウンドの岩本〔左〕。一、二番に長短連打を浴び、いきなり無死二三塁のピンチを背負うが、相手クリーンアップを凡打に打ち取り、1失点でしのぐ。続く2回には四球で走者を許し長打で返されるという悪いパターンに陥ったが、バックが4-6-3の併殺〔右〕を成立させ3失点にとどめると、3回、4回はきっちり無失点で投げ切った。

 反撃に転じたいハーツは4回、二死満塁から桑原〔左〕が押し出しの四球を選び1点を返し、その差2点に迫る。5回からハーツのマウンドは、今期信頼厚い今泉〔右〕。期待に応え、制球よろしく三者凡退に抑えた。

 そして迎えたハーツ6回の攻撃は、この回代わった相手投手から岩本〔左〕が二塁打を放って出塁。三番、四番が凡打に倒れ二死となったが、ここから20代トリオの久原、柴川、桑原が粘って四球を選び1点差に迫ると、50代永山〔右〕が起死回生の2点適時打を放つ。5-4とハーツが土壇場で逆転に成功した。最終6回のマウンドを守るのは今泉。不運な内野安打などで二死二、三塁のピンチを背負うと、3安打と失策で4点を奪われてしまった。

 この日のハーツは得点に絡んだ3安打のほかは、筒井のフルスイング内野安打のみ〔中〕。10四球を選んだものの、大量得点につなげられなかったのが敗因だ。一方、投手陣はよく粘って失点を防いだ。惜しくも敗戦投手になってしまったが、2イニング無四球、今泉のテンポよい投球は、筒井の堅い一塁守備とともに、守りにいいリズムをもたらしている。この試合の失策絡みの失点は1点のみ、今期は堅い守りのハーツも楽しみだ。

【文責・背番号23】

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