週刊ハーツ

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2023.10.07

10月07日 TITANS戦 8-9

2023年10月7日(土)13:00~15:00
上井草スポーツセンターC面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TITANS】

H 142 10   8
T 125 01x  9

投:小西-小林〔負〕

 1 (遊)小林【61】
 2 (捕)土屋【13】
 3 (三)高松【49】
 4 (投)小西【29】
 5 (一)筒井【18】
 6 (中)横井【 6 】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (左)丸山【39】
 9 (右)角田【 3 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小林(シュアなバッティングで猛打賞、初登板でも躍動)
技能賞=土屋(初の捕手出場、レフト前ヒットと犠牲バントで貢献)
技能賞=高松(先制犠牲フライに、レフト前、2四球で高出塁率)
技能賞=筒井(フルスイングでライトへライナーヒット)
技能賞=小西(打撃好調、テキサス安打2本に、先発で試合を作る)
技能賞=丸山(渋い内野安打に、2度の進塁打)

試合動画

 10月に入り、漸く秋らしい気温になりつつある中、この日は上空に強風が吹き荒れていた。相手は初対戦となるTITANS。どのような野球をしてくるのだろうか。そんな中、南海ハーツでは小西がチームに誘った職場の後輩・小林が晴れて新入団選手に。頼もしき存在が加わり、9人でTITANSに挑む。

 初回、1番打者として打席に立つ小林。若き背中を見つめるチームメイトの前できれいなレフト前ヒットを放つ。盗塁も決めノーアウト2塁。2番打者の土屋は先制点の大事さを考え、自らの判断で送りバントを決め1アウト3塁。クリーンナップの3番高松がレフトへ犠牲フライを放ち、幸先よく先制。続く小西がライトへポテンヒットを放つが、後続は打ち取られた。

 その裏、同点に追い付かれるが、2回表に南海ハーツ打線が火を吹く。横井、兵藤が連続フォアボールを選ぶと、続く丸山が内野ゴロで各ランナーを進める。角田がフライを上げアウトと思われたが、風に煽られショートが落球、ランナー1人がホームイン。小林のサードゴロで、3塁ランナー兵藤がホームを狙うが、挟殺プレーとなり2アウト。続く土屋がレフト前ヒットで満塁のチャンスに。すると相手投手がワイルドピッチ。その隙を突き3塁ランナーが微妙なタイミングだったがホームイン。高松がフォアボールを選び再び満塁。4番の小西がセカンドへヒットを放ち2人が返り、4点をあげるビッグイニング!

 2回にも失点するが、3回は横井のレフト前クリーンヒットと盗塁、兵藤のフォアボールを挟んで、丸山が2回と同様の進塁打。ここで小林がセンター前へしぶとくヒットを放ちランナー2人を返し追加点。

 勝利が見えつつある中、3回裏にTITANSが牙を剥く。ヒット、四球でチャンスを作ると、タイムリー。エラーや連係ミスも重なり5失点で、ハーツは逆転を許してしまう。

 4回表に1点をもぎ取り同点に追い付くと、その裏のマウンドには初登板の小林。テンポ良く、直球に緩いカーブを交えて相手打線を翻弄。無失点で上々の投手デビューに。そして2イニング目に入った5回裏、相手打者が放ったライナーはライトを襲い、懸命に突っ込むも後逸となり、ランニングホームランで勝ち越し(残り時間が少なく最終回となったため、サヨナラ負けのかたちに)。ライトの状況判断ミスで、新入団の小林に黒星を付ける結果となった。

 僅差ではあったがチームの連敗を止めることが出来なかった南海ハーツ。しかし、新入団・小林の活躍、土屋の捕手デビュー(大学の先輩、小西投手との初バッテリー)は明るいニュース。この日、ハーツ打線が見せた粘りのあるチャンスメイクと勝負強さは今後に活かしていきたい。すでにGリーグを終えた南海ハーツだが、今シーズンはまだ終わっていない。連敗が継続している以上、来シーズンへの課題は山積みである。まず連敗を止め、勝つためには何が必要かをチーム内で共有し、連勝街道へ進んでいきたい。

文責【3】

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2023.09.30

09月30日 中野マシンガンズ戦 5-10

2023年9月30日(土)15:00~17:00
羽根木公園B面(ホーム)
《筒井幹雄選手還暦記念試合》
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

H 003 020 0    5
M 005 410 x  10

投:筒井-兵藤-高松〔負〕-小西

 1 (三)高松【49】
 2 (捕)綿貫【14】→藤本【 5 】
 3 (遊)兵藤【23】
 4 (投)筒井【18】
 5 (二)小西【29】
 6 (中)矢野【32】
 7 (左) 森  【 0 】
 8 (指)岩田【36】
 9 (一)中原【44】→横井【 6 】
10(右)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=筒井(4打席フルスイングに、ピッチャーとショートで活躍)
敢闘賞=小西(猛打賞で打撃上昇、好リリーフも)
敢闘賞=高松(先頭打者安打と二塁打。投手でも貢献)
技能賞=矢野(ライトへのエンタイトルツーベース)
技能賞=森(レフトへしぶといヒット。計2打点)
守備賞=中原(ファーストで難しい送球をナイスキャッチ)
守備賞=矢野(センターでこの日も好守連発)
辻本賞=渡部(長年にわたる、歴代還暦記念試合&祝賀会の貢献度)
辻本賞=兵藤(遊投三二、内野守備で幅広く貢献)

試合動画

 チームの連続試合出場記録を作るなど、長く主力として活躍してきた「ザ・昭和の野球オヤジ」筒井の還暦試合。この日は、ゲームにも、その後の宴会にも多くの人数が集まって盛り上がった。

 筒井は「四番ピッチャー」で出場。1回表のハーツは、先頭の高松のヒットから満塁とするが(筒井の第1打席は四球)無得点に終わった。
 その裏、筒井は勇躍マウンドへ。背番号18、かつてはチームの最多記録となるシーズン12勝を挙げたことが(今でも)自慢だ。この日は先頭打者を中飛に打ち取りしっかり一死を取った。

 次打者に四球を出し交代したが、リリーフした兵藤が三、四番を打ち取り無失点で切り抜ける。2回から登板した高松も、センター矢野の好守もあってこの回を3者凡退。序盤は両軍無得点で進んだ。

 先制点の欲しいハーツは3回表、敵失などで一死満塁の好機をつくると、小西が三遊間に適時内野安打し先制、さらに敵失、記録はライトゴロとなったが、森の右前への当たりで計3点を挙げた。

 しかしその裏からマシンガンズの強力打線が爆発し、ハーツは3回、4回で9失点、逆転を許した。6回以降は小西が2回1失点と踏ん張ったが計10失点。攻撃では5回表に小西の左翼線安打、矢野の右越えエンタイトル二塁打、森の左前打と3連打が出、矢野の本盗もあって2点を返したが、及ばなかった。

 敗戦に終わったハーツだが、この日は打線では小西〔左〕が3安打、高松〔右〕が二塁打を含む2安打を放ったほか、守備でも矢野がセンターで好守を連発、中原もファーストで好プレーを見せ、また兵藤は4つのポジションを守って監督采配を支えた。

 この日の主役の筒井はヒットこそ出なかったが、各打席で持ち前のフルスイングを披露、外野へ2本の飛球を運び、落球の判定で出塁、マウンドを降りてからはショートを守り、節目のゲームで思い切り燃焼した。

 試合後の祝宴では、筒井へはもちろん、同様に今年還暦を迎える渡部にも、これまで他の選手の還暦試合にユニークな横断幕を準備したり、記念品をデザインしてくれたことへの感謝を込め、記念品が贈られた。

 また、この日は対戦相手のマシンガンズさんからも、筒井への記念品(両チームのマークをあしらったTシャツ)をいただいた。筒井はこれをいたく気に入り、終日着用していた。マシンガンズさん、ありがとうございました!

文責【5】


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2023.09.23

09月23日 あしたば戦 1-11

2023年9月30日(土)14:30~16:30
砧C面(ビジター)
Gリーグ第10戦
【あしたば vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 000 000 1        1
A 200 135 x(3)  11(14)

投:小西〔負〕-矢野-松尾

 1 (遊)松尾【17】
 2 (投)小西【29】
 3 (三)横井【 6 】
 4 (中)矢野【32】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)綿貫【14】
 7 (左)岩田【36】
 8 (二)萩原【助】
 9 (指)大島【助】
10(右)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=友廣選手(あしたば)
 優秀=長堂選手(あしたば)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小西(先発で5回を投げ、速球、制球ともにGood)
敢闘賞=筒井(最終回、意地のレフト前タイムリー)
技能賞=松尾(7回裏の登板で制球良く、秋の投球に期待。ショートの堅守もさすが)
技能賞=大島(3回センターへクリーンヒット)
守備賞=矢野(2つのセンターフライをスーパーキャッチ、ランナーも刺す)
辻本賞=岩田(レフトで試合開始から最後まで声でチームを鼓舞)

試合動画

 数々の球場に足を運んだが、最も移動に難儀するのがこの砧(目黒区管轄) 。割と近い小田急沿線に住んでいながら、1時間半かかった。まぁ準備運動と考えればいいか(苦笑)。

 Gリーグ最終戦。初戦は勝利した強豪あしたば。連勝と行きたいところ。
 初回。久々参加の松尾が「打ちたい」気持ちをグッと抑えて四球を選ぶ。二番小西の初球に二盗を試みるが、相手捕手の強肩にタッチアウト。これでハーツの足が止まった。
 「あの松尾が刺されるのか…」早くも暗雲が立ち込める。

 その裏。ヒット2本に四球がからみ、2失点。しかしながら今日のハーツは違った。ズルズル行かない。踏ん張った。

 それを支えたのはなんと言ってもセンター矢野。二回の裏、右中間を破るかと思われた強烈なライナーを判断よく追いつき、最後はジャンピングキャッチ。20年以上在籍しているが、間違いなく5本の指に入るファインプレーである。三回にも魅せた。センター前を襲った打球を地面スレスレでキャッチ。すぐさま一塁に遠投。ダブルプレーである。このプレーも凄まじかった。

 ハーツ打線は相変わらずの低空飛行。「打線」。そう。線にならなければならないのだが、全く繋がらない。

 あしたばの長堂投手は制球良く、速球も走っていたが、個々の工夫がないので打ち崩せない。打席の位置を変えるとか、バットの長さを考えるとか、方法はいくつか考えられるのだが、ただ振り回しているだけではゼロ行進もむべなるかな…。

 三回に助っ人2名(YBC 萩原さん、大島さん)の連打と松尾の四球で満塁と追い詰めたのが唯一の見せ場。最終回、筒井の一打で完封を逃れるのが精一杯だった。

 これでGリーグは終戦。5勝5敗。負ける試合はいつも大量得点差。残された約10試合で来年の方向性を試す戦いをしなければいけない、そう感じた最終戦だった。

文責【18】

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2023.09.16

09月16日 西荻ヘイガース戦 5-12

2023年9月16日(土)13:00~15:00
東台B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 西荻ヘイガース】

Ha 502 401  12
He 010 004   5

投:矢野〔負〕-筒井-高松

 1 (遊)筒井【18】
 2 (右)角田【 3 】
 3 (投)矢野【32】
 4 (一)高松【49】
 5 (捕)丸山【39】
 6 (左)山口【31】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (中)宮本【19】
 9 (三)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=兵藤(会心の左中間二塁打に、最終回もセンター前)
敢闘賞=筒井(センターへのタイムリーに、レフトへの完璧な安打)
技能賞=矢野(最終回に反撃のレフト前タイムリー。先発で好投)
技能賞=高松(3イニングのロングリリーフ、さすがの安定感)
技能賞=角田(四死球出塁に、4打席目の渋い内野安打)
守備賞=矢野(強肩キャッチャー、二盗を刺す)
辻本賞=菊池(2週連続、スコア入力を進んで担当)

試合動画 前半 後半

 前日、雨が降った影響もあり高温多湿の中行われる試合。球場に一番乗りしたのは横井監督だった。2試合連続完封負け、大量失点と監督として責任を感じているのだろう。本日こそはという気合いが感じられる!
対戦相手は7/15に4(11)-14で敗戦した西荻ヘイガース。この試合は成岡、松尾が参加しており乱打戦となったが、惜しくも敗れた試合。勝利をもぎ取りたい。

 南海ハーツの先発投手は矢野。本日の矢野は今までとは雰囲気が違っていた。試合前に2人のチームメイトからアドバイスがあったからだ。1人は高松。打たせて取る意識で、短い時間でイニングを終えられるかに挑戦してみては?と。守備のリズムも良くなり、攻撃にも活気が出るのではとの考え。もう1人はスタメン捕手の丸山。矢野の投球フォームについてアドバイスを送り、制球が良くなるのではないかと。

 それらのアドバイスを胸に、まっさらなマウンドに上がる矢野。彼はアドバイスを体現して打たせて取る投球を見せた。結果、初回5失点したものの表情は明るく下を見ることはなかった。また四球がなく、自滅することのない投球。マウンドを降りる彼にはチームメイトから称賛の声があり、矢野の自信につながったのではないだろうか。その後は、捕手へと変わりフル回転する彼はこの試合一番の功労者だろう。

 矢野の投球に応えるべく、南海ハーツの初回の攻撃。先頭打者は筒井。初回はベテランが球を見極め四球で出塁。2、3番は死球と四球となりノーアウト満塁。初回から、得点のチャンス! しかし、4、5、6番が打ち取られ得点には至らなかった。得点力不足が表面化した形となった。

 しかし、2回の攻撃、3塁コーチャー丸山からの『しまっていこう!』という声に後押しされて、横井がヒットで出塁、盗塁、相手のエラーも重なり2アウト3塁。ここで打席に立つのはチャンスに強い筒井。見事にセンターへ弾き返し〔中〕、3試合ぶりの得点をチームにもたらした!

 その後失点が続く中、迎えた最終回。1アウトから兵藤が本日2本目のヒットで出塁〔左〕。2アウトになるものの横井が四球、筒井が2本目のヒットで2アウト満塁。ここで打席に立つのは三振数チームダントツトップの角田〔中〕。チームの期待が薄い中、2ストライクと追い込まれる。何とか食らいつこうと放った打球は1塁へ渋い内野安打となり兵藤が帰り1点、さらに相手の隙を突いて2塁ランナーの横井も帰り2点を返す。矢野〔右〕がレフトへヒットを放ち、もう1点。相手投手は投球が乱れ、高松に四球、打者・丸山時にはボークでさらに1点追加となるが、反撃もここまで。南海ハーツは5-12で敗戦となった。

 試合は敗戦であったが、収穫は多く善戦と言って良いのではないだろうか。矢野のこれからの選手としての活躍が楽しみである。試合後には、東台野球場でお馴染みの中華太陽で新宿ブンブンと会い、10/14(土)の試合が決定!
 また、本日鋭い2塁打〔中〕を含む2安打を放った兵藤がご機嫌で飲み会に参加、途中マネージャーである藤本の奥様も参加して、チームのムードは和やかになった。そして皆は笑顔絶やさず、気分良く帰路に就くのであった。

 

文責【3】

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2023.09.09

09月09日 ラジカルズ戦 0-17

2023年9月9日(土)13:00~15:00
上井草スポーツセンターA面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ラジカルズ】

R 251 9|3   17(20)
H 000 0|0x   0

投:高松〔負〕-菊池-兵藤-矢野

 1 (左)菊池【 8 】
 2 (一)藤本【 5 】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)丸山【39】
 5 (指)山口【31】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (三)中原【44】
 8 (中)矢野【32】
 9 (遊)筒井【18】
10(右)角田【 3 】
11(指)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=丸山(先発マスクで投手陣を引っ張り、四番打者としてセンターへ完璧なヒット)
技能賞=高松(難しい球を抜群のバットコントロールでセンター前)
技能賞=矢野(最終回に俊足を生かし、貫録の右中間スリーベース)
技能賞=菊池(今季2度目の登板、1失点の安定したピッチング)
守備賞=藤本(捕手初出場、キャッチング、フットワークで魅了)
守備賞=筒井(ショート時、満塁ピンチに前進守備で堅実に本塁封殺)
守備賞=中原(強いサードゴロをがっちり捕球、しっかり送球)
守備賞=菊池(初回のピンチにレフトフライ背走キャッチ)
辻本賞=藤本(キャッチャー初挑戦。自らの可能性を広げ、チームメンバーにも刺激)

試合動画

 Gリーグ最終戦が近づく中、勝ちを掴み取りたい南海ハーツ。台風が過ぎ去り、曇りながらも高温多湿の中行われた試合、対戦相手は強豪ラジカルズ。Gリーグ最終戦の対戦チームあしたばに備えた練習相手としては最適である。南海ハーツはどのようにして、相手投手を攻略し、勝ちに結びつけるのか。

 先に述べるが、スコアは0-17と大敗である。大量失点かつ2試合連続完封負け。南海ハーツとラジカルズを比較すると、声出しをしてフライのお見合いなどをしない堅実な守備と、走塁を絡めた強打による差がスコアに表れた。またスコアから読み取れるように、南海ハーツは守備時間が大幅に多く、攻撃時間が圧倒的に少ない。攻守のリズムが取れず、投手も野手も気持ちの整理が出来ぬまま攻撃・守備を行う。相手投手の攻略を考える余裕もない。選手からすると厳しく辛い試合であった。

 しかし、その中でも光明が見えた! 高松、矢野、小西の三本柱に頼っていた投手陣に新たに兵藤、菊池が加わった。試合中盤まで先発捕手としてチームを引っ張ったのが丸山。打撃では4番として、美しいライナーヒット。

 そしてこの日、一番チームで目立ったのは藤本。「実はキャッチャーというポジションに興味がある(特にリード面など戦術的な点で)」という本人の言葉から実現した、最終回の捕手初出場は、ミット構え、ショートバウンド時のハンドリング、矢野投手の速球に負けない力強いキャッチングと、確かな存在感。マネージャーの奥様不在だったのが唯一の残念であった…。

 他の選手も普段とは違う打順やポジションを担うことで、新鮮さと難しさや動き方などの学びがあり、バリエーションが増えたのも収穫だ。

 試合後、南海ハーツは飲みハーツに気持ちを切り替え、反省や課題を話し始める。野球は1点でも多く取れば勝利である。守り勝つ野球も大事だが、得点力も大事な要素。2試合連続完封負けはまさに厳しいチーム状況を突き付けられている。チームの中で如何に点を取るかを考え、各選手が自らの技術向上を目指していく姿勢が求められるだろう。

 投手陣では第二の高松、過去に年間12勝をあげた筒井のような投手を育成しなければならない。監督、選手とのコミュニケーションによる意思統一を図り、勝利に向けての将来設計が求められるだろう。そのアドバイザーとして丸山に投手コーチを担ってもらうべきだ、という声も聞かれた。試合の中で、投手のちょっとした投球フォームの乱れ・変化を見極める丸山の眼力は南海ハーツの大きな財産だ。横井監督の丸山の活かし方次第で、投手王国も夢ではない。

 年間にGリーグを含め試合は多くある。チーム課題に対し、試行錯誤を繰り返しながら勝利を勝ち取る術を一つ一つ学び、習得し、実践する気持ちが勝利への近道ではないだろうか。

 各選手、思い思いの考えを述べた上で帰路につく。自宅に帰り着くまでが試合である。南海ハーツLINE内の不定期連載?「“突つい”の今日も家にたどり着けなかった、関東周遊深夜鉄道の旅」も楽しみにしながら、次の試合に向けて南海ハーツはまた歩き始めるのである。

文責【3】

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2023.09.02

09月02日 中野マシンガンズ戦 0-11

2023年9月2日(土)13:00~15:00
上高田運動施設A面(ビジター)
Gリーグ第9戦
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 000 000    0
M 013 070  11

投:矢野〔負〕-高松-小西

 1 (指)高松【49】
 2 (中)土屋【13】
 3 (投)矢野【32】
 4 (遊)小西【29】
 5 (一)筒井【18】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (捕)小林【助】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (指)宮本【19】
10(右) 森  【 0 】
11(左)丸山【39】
12(指)山口【31】
13(指)藤本【 5 】
14(指)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=菊地選手(中野マシンガンズ)
 優秀=橋口選手(中野マシンガンズ)
 優秀=兵藤選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(初回先頭打者安打で二盗も決め、チームを鼓舞)
敢闘賞=兵藤(6回先頭で三遊間へ完璧なヒット)
技能賞=森(3回先頭でレフト前ヒット&二盗)
技能賞=矢野(5回先頭でヒット、二盗でチャンスメイク)
守備賞=小林(初回に二盗を完璧な送球で刺す)

試合動画

 Gリーグ優勝を目指すためには、負けられないマシンガンズさんとの一戦。まだまだ暑さが厳しい中だったが、ハーツは助っ人的立場で参加してくれた小林選手を含め、14人のメンバーが集まり、ゲームに臨んだ。

 ハーツは1回表に先頭の高松のヒットと盗塁から作ったチャンスを逃すが、その裏は先頭打者を歩かせたものの、この走者の二盗を捕手の小林がピシャリと刺し、結果3人で片づける立ち上がり。2回に押し出しで1点を失ったが、序盤は緊迫した戦いとなった。

 が、シビレるようなゲームはそこまでだった。3回裏、先手先手を狙ったハーツはピッチャーを高松にスイッチ、それに伴って守備シフトを代えたが、そこからゲームのリズムが変わってしまう。この回の先頭打者にライトオーバーの三塁打を許したのをきっかけに、内野ゴロのホーム送球が逸れて生還を許すと、けん制悪送球などが続いてリズムが崩れ、アッという間の3失点。4回からマウンドに立った小西も、この回は3者凡退に抑えたが、5回に3安打5四球に失策も絡んで7失点し、ゲームは一方的になった。

 逆にハーツの攻撃は、高松、小林、森、矢野、兵藤がヒットを放つなど、イニングの先頭打者を4度出塁させたが、1回表に無死一、二塁からクリーンアップが枕を並べて凡退したのを皮切りに、2回の一死二塁、3回の無死一、二塁からの二死三塁、5回の無死一、二塁、6回の一死満塁から一本が出ず。相手の好守にはばまれた面もあったとはいえ、ことごとく好機を逃して完封負けを喫した(14人目の角田には、結局1打席しか回すことができなかった)。

 最終的には0対11の完敗。“優勝へ向け、勝負の一戦”の意気込みで臨んだゲームだったが、終わってみれば、ハーツは投手、打撃、守備とすべての面で、「持っている能力を、1点を取る、1点を防ぐ、という結果に結びつける力」において彼我の差は限りない、ということを見せつけられたのみだった。ひょっとして手が届くかに見えた優勝も、そこの部分が縮まらない限り、果てしなく遠いところにあると言えるだろう。

 ここから何か練習を積めるわけでもなく、「だからどうする?」となっても難しいところではあるが、せめて意識の部分だけでも、持てる力を結果につなげるために、何が必要なのかをそれぞれが考え、何か武器になるものを携えて、Gリーグの残る1試合を手応えのあるものにしていきたいところだ。

文責【5】

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2023.08.26

08月26日 雨天中止

 先週は猛暑の中、Gリーグシゲル戦で惜敗。各選手、課題を見出しクリアするため迎える対戦相手は初対戦のバンディッツ。歴史は南海ハーツよりも長く結束力のあるチームだ。
 各選手、上野恩賜公園野球場に集合し、試合開始だ…。と思いきや雲行きが怪しくなり試合前に局地的な大雨! 止むのを待つ一同だが止む気配なくグラウンドはコンディション不良となり結果、雨天中止となった。解散かと思いきや…。ここで終わらないのが南海ハーツである。
 南海ハーツから“飲み”ハーツに気持ちを切り替え、各選手は上野の飲み屋街へと足を進めるのであった。

 南海ハーツは試合の有無にかかわらず飲み会を大切にするチームである。飲み会で各選手コミュニケーションを図りながら結束を深めているのである。これが南海ハーツの強みである。週一でしか会わない中で結束力を深めるのには飲み会が最適である。これをなくして南海ハーツは語れないくらいだ。各選手、楽しく飲みを重ねながらチーム力を高め、次週のGリーグ中野マシンガンズ戦に挑むのであった。

 試合の雨天中止は、各選手のモチベーションに水を差す結果となったが、前向きに捉えれば一時の休息と考え、体のケアに時間を充てることが出来るのではないか…。次週のマシンガンズ戦は心身ともに充実した南海ハーツの各選手の姿がグラウンドに存在するだろう。それを期待したい!!

文責【3】

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2023.08.19

08月19日 TEAMシゲル戦 6-7

2023年8月19日(土)15:00~17:00
世田谷公園B面(ビジター)
Gリーグ第8戦
【TEAMシゲル vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 103 11  6
S 301 30  7

投:矢野〔負〕-高松

 1 (一)高松【49】
 2 (中)綿貫【14】
 3 (投)矢野【32】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (二)兵藤【23】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (左)丸山【39】
 8 (遊)菊池【 8 】
 9 (右)角田【 3 】
10(指)太田【16】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=瀧谷選手(TEAMシゲル)
 優秀=生沼選手(TEAMシゲル)
 優秀=綿貫選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=綿貫(久しぶりの参加でしっかり貢献。同点2ランホームラン)
敢闘賞=高松(執念の勝ち越し内野安打。全出塁3盗塁2得点。リリーフでも好投)
技能賞=矢野(先発としての責任を果たす。初回に先制タイムリー。3盗塁に好走塁でホームインも)
技能賞=兵藤(最終回にレフト前ヒットでチャンスメイク。打点も1)
守備賞=高松(強烈なピッチャーライナーを完璧キャッチ)

試合動画

 Gリーグ第8戦、TEAMシゲルとの2回戦は、酷暑のなか、初回から点を取り合う展開となったが、最終5回、ハーツの反撃もあと一歩及ばず、6対7の悔しい敗戦となった。

 両チームの放った安打は、ともに1本塁打を含む5安打、奪った四死球も、ハーツ8個に対しTEAMシゲルが7個とほぼ互角。結果だけを見れば、立ち上がり先発矢野の制球の乱れから一死満塁のピンチを招き、1安打で3点を失った初回の守りが悔やまれる。

 とはいえ、この試合のハーツは、最後まで集中力を切らさず、チャンスをしっかり得点に結びつけた。四球出塁後、二盗、三盗を決めた高松を、右前安打でホームに還した矢野の先制打。2点のビハインドの場面、四球出塁の高松を二塁に置き、久々、出場の綿貫が放った同点2点本塁打〔下写真〕。二死二三塁から緩い当たりの内野ゴロで懸命に一塁を駆け抜け逆転の一打にした高松の疾走。2点を追う5回、一死二三塁からの監督横井の適時打。攻撃のかたちはけっして悪くはなかった。古希を過ぎた太田の二盗も印象的だった。

 守りの面では、左⇒三⇒捕とつないで追加点を阻んだ連携プレーは見ごたえがあった。救援登板の高松は火の出るようなライナーを好捕。初回一死二三塁、前進守備から投手脇を抜ける打球を軽快にさばき、アウトカウントを増やした遊撃菊池の守りも試合を締めた。その一方で、二塁手、右翼手の声の連携ミスで凡打から出塁を許してしまった(記録は右失)シーンもあった。

 内容を振り返れば、けっして悪いゲームではなかったが、この敗戦で、Gリーグ戦は5勝3敗、目標とする優勝が少し遠くなってしまった。

文責【23】

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2023.08.19

週刊ハーツ 増刊号「声」

 夏の甲子園も大詰めを迎えている。
 制覇するチームが気になるところだが、我ら南海ハーツもGリーグの優勝戦線にいる。

 攻守の戦力に加えて、もう一つの力は「声」である。
 自チームの選手を鼓舞する声、相手チームの好プレーを称える声。
 草野球において、声の存在はとても大きい。
 エールに励まされ、自分の力以上の結果を打席で表現できたり、逆に心無い声によって意気消沈してしまうことだってあるだろう。
 野球とは“心”のスポーツと思う所以だ。

 今年の南海ハーツで声が一番印象に残るのは新入団の丸山さん【39】だ。高松さん【49】の大学の同級生で、当時から野球センスにあふれていたそう。2023年は南海ハーツにとって記念すべき年で、シニアリーグ参戦初年度である。それに伴い、丸山さん、岩田さん【36(仮)】、中原さん【44】がメンバーに加わった。それぞれに野球を楽しみながら、新たな力としてハーツ野球に貢献してくれている。3人ともシニアの試合だけでなく、スケジュールが合えば土曜の野球にも参加し、チームに馴染んでいる。

 丸山さんの太く力強い声はグラウンドにしっかりと響きわたる。試合後のチーム飲みでは物静かでノンアル。賑やかで大酒飲みのハーツメンバーの中では異色の存在だ。野球部経験も大きいのだと思うが、丸山さんは内外野どこを守っていても、投手に対し、仲間のプレーに対し、鼓舞する前向きな声を常にかけてくれる。はっきりと耳に届くのだ。素晴らしい声だと思う。
 外野がメインの土屋さん(つっちー)【13】も同様に前向きな声かけが印象に残る選手だ。つっちーもまた物静かで真面目、チーム運営面でも堅実に貢献してくれる若手期待の星である。
 普段静かなメンバーほど、内に大いなる情熱を秘めていて、試合時にそれが自然に現れてくるのではないかとも思う。

 そうそう、声といえば思い出すのは、私が東京Crazy9というチームで主に火曜に草野球をしていた頃、当時の自分は打撃も守備も三流で、なかなかチームに貢献できないことが歯痒く、そしてメンバーに申し訳なく思っていた。それと同時に選手としての危機感も……。このままではいけないと。そんな気持ちで迎えたある夏の試合、一つの誓いを立てた。攻守走の技術的なことではなく、ただひたすらに声を出し続けようと。グラウンドでもベンチでも、試合の最初から最後まで、誰より大きな声を! そうしたら、不思議と打席でも結果が出て、ボテボテの内野安打を含む人生初の猛打賞。この時、急に視野が開けた気がして、素振りなど練習に打ち込む日々のきっかけになった。
 声を出し、声に救われた夏の日。今もこの胸に残っている。

文責【6】

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2023.08.05

08月05日 ビッグアプセット戦 2-19

2023年8月5日(土)13:00~15:00
上井草スポーツセンターB面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ビッグアプセット】

NH 100 01|0   2
BU 593 20|x  19

投:小西〔負〕-矢野-高松

1 (遊)矢野【32】
2 (中)宮本【19】
3 (投)小西【29】
4 (三)高松【49】
5 (捕)筒井【18】→角田【 3 】
6 (右)山口【31】
7 (左)丸山【39】
8 (一)藤本【 5 】
9 (二)横井【 6 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(ロングリリーフで安定したピッチング)
敢闘賞=小西(チーム全打点、2本のタイムリー)
技能賞=宮本(センターへ強い打球のクリーンヒット)
守備賞=筒井(暑いなか、フルマスクでチームを鼓舞)
守備賞=矢野(ナイス中継でショートから本塁補殺)
守備賞=小西(好判断で三塁を狙ったランナーを刺す)
辻本賞=角田(コーチャーや投球練習時の受け手としてチームをサポート)

試合動画

 猛暑が続き、強い日差しが照りつけるなか、迎える本戦。8/19のGリーグに向けて、最後の練習試合。相手は強敵、ビッグアプセット。現在Gリーグ首位を走る南海ハーツは、順位がいつ入れ替わってもおかしくない。この試合を勝ちで終え、励みをつけ、次戦のGリーグを迎えたいところだ。

 初回、相手のエラーで出塁した矢野が宮本の内野ゴロにより二塁まで進み、打席には3番小西。タイムリーヒットを放ちセカンドから矢野が返り幸先よく先制。

 その裏、マウンドに上がるのは先発の小西。先頭打者にフォアボールを与えてしまうと、その後もコントロールが定まらず同点に追いつかれ、逆転を許す。ここで遊撃に入っていた矢野にスイッチ。小西は無念の降板となった。南海ハーツは初回に5失点、苦しいスタートに。

 早い回からマウンドを託された矢野であったが、緊急登板の難しさなのか、2回はコントロールが定まらない。こちらも四球で失点を重ねたところで、本日登板予定のなかった高松にマウンドを譲る。実績豊富な高松は失点を許しながらも、要所を押さえるピッチングを見せ、ロングリリーフを担った。

 高松の姿を見た各選手が一矢報いたい気持ちが高まりつつあるなか迎えた5回表、南海ハーツの攻撃。1アウトで、打席に入ったのは横井。好投を続けてきた相手投手から、しぶとくライトへヒットを放ち、ネクストバッターの初球に盗塁を決め、宮本もセンターへクリーンヒットを放ち、1アウト1、3塁。最後のチャンスで、小西に巡る。エースピッチャーはもちろんこの回も無失点で抑えたい。対する29番の背中からは、必ずランナーを返すというオーラが感じられる。そして勝負球は、レフトへ電光石火のごとく運ばれ、それを見たランナー横井がゆっくりとホームイン。一塁ベース上には、投手としては結果を出せなかったかもしれないが、チームのクリーンナップを任され、重圧に打ち勝ち、打者としてきっちり結果を出す小西の姿があった。

 スコアは2-19で悔しい敗戦となったが、南海ハーツは、この試合で何か重要な気づきを得られたかもしれない。負けゲームこそ、学ぶべきところは多いものだ。各選手は誰一人下を向かず、真夏のグラウンドをあとにした。

文責【3】

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2023.07.29

07月29日 TNS戦 10-4

2023年7月29日(土)13:00~15:00
井の頭恩賜公園(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TNS】

T 100 3|0    4
H 322 3|x  10

投:矢野〔勝〕-菊池

1 (三)中原【44】
2 (右)角田【 3 】
3 (二)丸山【39】
4 (左)兵藤【23】
5 (一)藤本【 5 】
6 (中)菊池【 8 】
7 (投)矢野【32】
8 (捕)筒井【18】
9 (遊)横井【 6 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(4回裏、試合を決める2点タイムリー二塁打!)
殊勲賞=矢野(先発で4回をしっかり投げ勝利投手! 打でも1安打)
敢闘賞=丸山(一、二塁間へ2点タイムリー。捕手デビューも飾る)
技能賞=角田(3四球2盗塁2得点。三塁ランナー時、好判断で先制のホームイン)
技能賞=菊池(最終回に今季初登板。1イニングを3人で抑える)
守備賞=中原(三塁手としてゲッツーの起点になり、試合を締める)

試合動画

 ハーツはつなぎの攻撃で4イニング毎回得点の10点を挙げ、初対戦のTNSに快勝した。
 1回表に1点を失ったハーツだが、その裏、角田の四球と盗塁からチャンスを作り、二死満塁。相手の暴投のとき三走の角田が好判断でホームにかえり、同点に追いつくと、さらに敵失の間に2点を挙げて勝ち越した。
 2回には横井と角田の四球と盗塁を絡めて作った一死二、三塁から丸山がセカンドのグラブをはじいてライトへ転がる2点適時打して加点。3回にも敵失絡みで2点を追加した。
 4回表に3点差と詰められたが、ハーツはその裏、藤本の四球と矢野の内野安打で一、二塁とすると、筒井が左翼線に2点二塁打、さらに敵失で1点を加えてこの回3点を挙げ、突き放した。

 この日のハーツ打線はヒットは3本だったが、6盗塁するなど積極的な走塁で、10四球を効果的に得点に結びつけた。
 ハーツは投げるほうでは先発の矢野が4回を2安打、8奪三振。四死球は7と少し多かったが、しっかりと相手打線を抑え込んだ。5回には菊池が今季初のマウンドへ。丸山がマスクをかぶり、今後へのトライアルを行なった。一死から内野安打で走者を出したが、続く打者の三遊間のゴロをサードの中原が反応よく飛び出してつかみ、5-4-3の併殺に取って鮮やかにゲームセットとした。
 メンバー的にはやや苦しい中だったが、各選手がそれなりに役割を果たして勝利につなげた好ゲームだった。

 この試合中、相手のパスボールが続いたところでファウルグラウンドにいくつもボールが転がったまま回収されず、さらに次のパスポールがあった際に捕手がプレー中のものでない別のボールをグラウンドに投げ込んでしまう、というプレーがありました。
 この試合は両チームとも9人だったので、ファウルグラウンドに転がったボールの回収は攻撃側のメンバーの義務。ここは本来ならタイムをかけてでもボールを回収してから進めるべきところでした。暑い中で大変な状況ではありますが、次打者、ベンチ、ランナーコーチ、皆でしっかり義務は果たしていきたいものです。今後気をつけていきましょう。

文責【5】

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2023.07.23

07月23日 NEO-YANKEES戦 1-14

2023年7月23日(日)09:30~11:00
落合中央公園
シニアリーグ第3戦
【南海ハーツ vs NEO-YANKEES】

H 100   1
Y 185  14

投:高松〔負〕-兵藤

1(左)兵藤【23】
2(一)筒井【18】
3(投)高松【49】
4(三)渡部【10】
5(捕)綿貫【14】
6(中)宮本【19】
7(遊)中原【44】
8(二)岩田【36】
9(右)丸山【39】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=渡部(シニアチーム初の複数守備機会で守備率100%)
技能賞=兵藤(シニアリーグ投手デビュー)
技能賞=綿貫(チーム唯一のヒット)

 勝ちに不思議な勝ちあり。
 負けに不思議な負けなし。
 (高松シニア監督談)

 10月の残り1試合、勝って5割を目指しましょう!

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