週刊ハーツ

週刊ハーツ一覧

2024.08.03

08月03日 パディーズ戦 5-3

2024年8月3日(土)14:30~16:30
東台A面(ホーム)
第26戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs パディーズ】

H 003 020  5
P 200 100  3

投:小西〔勝〕-矢野〔S〕

 1 (中) 森  【 0 】
 2 (右)土屋【13】
 3 (三)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (遊)横井【 6 】
 7 (二)兵藤【23】
 8 (一)丸山【39】
 9 (左)岩田【36】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(4回を投げ先発勝利&ライトへタイムリー!)
殊勲賞=矢野(貴重な勝ち越しタイムリー&無失点セーブ!)
敢闘賞=丸山(粘りの打撃でセンター前。打撃の状態良し)
技能賞=土屋(足を生かしたショート内野安打。2盗塁2得点)
技能賞=森(初回に先頭打者安打で出塁)
守備賞=土屋&丸山(的確なポジションでライトゴロ達成)
守備賞=兵藤&筒井(初回一死二三塁、前進守備で本封)
守備賞=岩田(逆転後、大きなレフトフライを永山キャッチ。流れを引き寄せる)
守備賞=森(左右のセンターフライを堅実に捕球)
守備賞=矢野(緩くて難しいサードゴロ2つを軽快にさばく)
守備賞=小西(最終回、2つのサードゴロを完璧送球)

試合動画

 初回、パディーズに2点を先取されるも、3回に小西〔左〕の適時打で1点を返すと、二走・矢野、一走・小西のダブルスチールで作った2死二、三塁の好機を横井〔右〕の2点打で3-2と逆転。

 4回に3-3の同点に追いつかれるも、5回に矢野〔左〕が勝ち越し適時打。さらに横井〔右〕が、この日3打点目となる左前適時打を放ち突き放した。

 そして最終6回2死、相手3番の当たりを二塁手・兵藤がさばき、5-3でゲームセット。
相変わらずの猛暑。メンバーが9人ギリギリという過酷な状況下で、ハーツは前週に続き平均年齢の若いチームとの接戦を制した。

 横井監督の大盤振る舞いだ。この日は何と、守備賞8人!! 「素晴らしかったので、監督以外、全員に守備賞を進呈」と大絶賛。横井監督も3つの遊ゴロをさばくなど全員が訪れた守備機会でキッチリ対応した。

 前週の矢野に負けじと今度は小西〔左〕が4回熱投。長打を浴びた1、4回以外は無失点投球で存在感を示した。リリーフした矢野〔右〕も2回無失点。最終6回には3者凡退で斬ってとった。

 粘りの投球には粘りの守備で応える。1回1死二、三塁のピンチでは相手4番の二ゴロを処理した兵藤〔中〕が判断良く本塁転送。筒井も冷静なタッチプレーで本塁封殺を完成させた。さらに前週の右翼手・高松の2度のライトゴロに刺激を受けたのか、この試合は土屋がライトゴロを決めてみせる。2点を先取されなお2死三塁のピンチで流れを渡さないナイスプレーだった。

 守備の見せ場はほかにも盛りだくさん。投手も兼ねた矢野〔左〕と小西〔右〕が三塁守備で魅せたゴロ処理と力強い送球。一塁手・丸山の再三の巧みなグラブさばき。兵藤、土屋のバックアップにおける豊富な運動量。中堅手・森も何とか相手の大飛球を捕った。

 そんな中、強烈なインパクトを残した左翼手・岩田が5回の守り、初回に中越え三塁打を放っている相手5番の打球に対し、小西に指摘を受け左中間深めの絶妙なポジショニングを披露。ほぼ一歩も動かず、滞空時間の長いフライをキャッチすると、味方からも大歓声。相手の反撃の芽を摘んだ。

 まさに2週続けて全員野球による完全“粘勝”。高まるチームの士気をGリーグでもぶつけたいところだ。

文責【0】

【今週のベストショット by Tsucchy

続きを読む

2024.07.27

07月27日 Outlaws戦 4-3

2024年7月27日(土)13:00~15:00
高井戸公園(ホーム)
第25戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs Outlaws】

H 010 21  4
O 110 10  3

投:矢野〔勝〕-小西〔S〕

 1 (遊)成岡【11】
 2 (左)久原【24】
 3 (一)筒井【18】
 4 (捕)小林【61】
 5 (右)高松【49】
 6 (三)小西【29】
 7 (投)矢野【32】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (中) 森  【 0 】
10(指)丸山【39】
11(指)横井【 6 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小西(2打数2安打、逆転2点タイムリーに、完璧セーブ!)
殊勲賞=矢野(速球と制球力冴え、粘りの4イニングで先発勝利!)
技能賞=高松(ショートへの渋い内野安打でチャンスメイク)
技能賞=兵藤(2回満塁のチャンスで押し出し四球で同点に)
守備賞=高松&筒井(猛チャージで、2度のライトゴロ達成)
守備賞=久原&成岡(双方的確な判断でセンターゴロ達成)
守備賞=矢野(強烈な投ゴロを見事なグラブ捌きでアウトに)
辻本賞=小林(審判さん緊急時に迅速な人員確保)

試合動画

 酷暑の中、ハーツは耐えて守り抜いた。
 Outlaws戦、先発・矢野〔左〕が4回4奪三振の熱投。毎回、走者を背負う中でも各回最少失点に抑え、試合を作ると、最後は小西〔右〕が1回2奪三振の3人斬りの完璧リリーフ。4-3で逃げ切った。

 この日の相手打線は右打者でも流し打ちを展開。右翼手・高松の所に大飛球や鋭い打球が襲いかかった。それでもさすがベテラン、歴戦の勝負勘が冴えわたる。一、二塁間を破るゴロに対し猛チャージに加え、素早い返球の“攻めの守り”で2、3回と2度のライトゴロを成立させた。

 それに呼応するように4回1死一、二塁の場面では中堅手・久原が中前の当たりで二塁へ素早い返球。ベースに入った遊撃手・成岡の巧みなハンドリングも相まって、二塁封殺を完成させた。

 打の主役は6番・小西。2回には完璧な左前打で好機を演出すると、1-2で迎えた4回には相手の力強い速球を投げ込む変則左腕から9球粘った末に中前打〔左〕。三走・筒井に続き、小林が二塁から逆転となるホームイン〔右〕。猛暑の中、フルマスクを被った若手が快足を披露した。

 ほかにも1回には筒井〔左〕が良い当たりの中飛、2回には兵藤〔中〕が冷静に押し出しを選んだ。1番・成岡〔右〕は3四球で全出塁。ただ、走塁面の悔しい思いをしたことで暑さにかかわらずランニングを敢行しているとか。このタフさと向上心は「さすが」としか言いようがない。

文責【0】

続きを読む

2024.07.20

07月20日 早稲田ベースボールクラブ戦 10-6

2024年7月20日(土)15:00~17:00
西戸山公園(ビジター)
第24戦《シニア強化試合》
【早稲田ベースボールクラブ vs 南海ハーツ】

H  010 090  10
W 000 123   6

投:兵藤-高松〔勝〕

 1 (三)高松【49】
 2 (二)渡部【10】
 3 (遊)横井【 6 】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (投)兵藤【23】
 6 (一)丸山【39】
 7 (中)矢野【32】
 8 (左)土屋【13】
 9 (右) 黄  (助っ人)

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(3回無失点、チームを勝利に導く!)
殊勲賞=筒井(四番の働きで猛打賞! 2本の二塁打)
殊勲賞=土屋(チャンスを広げるライト前に、守備で大貢献!)
敢闘賞=渡部(大きな右中間タイムリー二塁打)
守備賞=筒井(初回に一塁ランナーを好判断で刺す)
守備賞=土屋(レフトで飛球を6度好捕、守備賞2回分の価値)
守備賞=矢野(右中間のフライを長い距離走り好捕)
守備賞=黄(ライトフライを球際強くキャッチ)

試合動画

 ミスター南海ハーツ・高松の復帰試合。久しぶりの《シニア強化試合》は、早稲田ベースボールクラブさんにお誘いいただき、西戸山公園が舞台となった。

 この日、特筆すべきはハーツ先発の兵藤〔中〕。シニアリーグでの登板を重ね、制球力に磨きがかかり、マウンド度胸も身についている。初回はセンター・矢野の候補に、捕手・筒井が好判断で一塁ランナーを刺すなど、守備陣が盛り立て、打者3人で無失点スタート。

 2回表、ハーツは2四球・1死球で無死満塁とすると、矢野のショートゴロ間に1点を先制。兵藤はこの1点をしっかり守り、2回裏にはサード・高松が一死満塁で巧みなグラブ捌きから本封。3回裏も兵藤は三者凡退で打ち取り、中盤まで1-0とリード。
 ここで高松から続投を促された兵藤だったが、快くマウンドを譲る。兵藤の勝ち投手をアシストしようと気合十分の高松〔中〕だったが、1カ月半のブランクが響いたか、4回裏の先頭打者から2連続で長短打を浴び、1-1の同点に追いつかれてしまう。しかしここからサード・渡部、レフト・土屋の好守があり、高松は最少失点で切り抜け、勝ち越しへの期待が高まる。

 ここで、持っているのが高松である。矢野〔左〕、土屋〔中〕のヤング2連打等で一死一二塁とチャンスが広がると、レフトへ技ありのタイムリー〔右〕。貴重な勝ち越し打となる。

 打線の勢いが止まらないハーツは、登戸の帝王・渡部〔左〕がライトへ完璧な当たりの大きなタイムリー二塁打。さらに三茶のお眠りボーイ(おじさん?)横井〔中〕が渋すぎる内野安打でつなぐと、「ヘルメットを被ると打てる」と言う筒井〔右〕が四番の貫録で、右中間にこれまた大飛球のタイムリー二塁打。

 まだまだ打線はつながり、丸山〔左〕がライトへタイムリー。そしてこの回2本目のタイムリーを高松〔右〕が放ち、圧巻の1イニング9得点。試合を決めた。

 しかし粘る早稲田BBC打線は、5回に2得点、6回に3得点と、追撃の手を緩めない。結果的には6回表裏まで進み、10-6で南海ハーツが勝利するかたちとなった。

 まさに酷暑、両チームともに大変だったが、シニア勢が大多数を占めるなか、ヤングの土屋と矢野が外野で好守連発、兵藤と高松を助けた。内野陣の動きも良く、守りで試合の流れをつかめたことが大きい。
 早稲田ベースボールクラブさんは、力強い打撃の選手も多く、たまたま南海ハーツが勝ててはいるが、毎回、中盤までは接戦だ。こうして対戦の声をかけてくださることも、とてもありがたく、うれしい。ぜひまた試合をよろしくお願いします。

 試合後の飲みは、マネージャーの智ちゃんを含め6人が参加。ここで一番話題となったのは「無失点の兵藤さんに勝ちがついてほしかった」という点。すかさず、救援で勝ちが転がり込んだ(自らの打撃で引き寄せた)高松投手は「この勝利は兵藤さんと二人でつかんだもの!」という模範解答で場を和ませた。
 途中、飲み屋の外は長時間の豪雨で、まさに夏場の天候急転を味わったが、その分、試合の余韻を楽しめた。お開きになると、みな心地よい酔い加減でそれぞれ次の地へと向かっていく。参加した試合では必ず飲みの場の主役となる渡部はこの日も“舌”好調、高田馬場だけで終わらないことは容易に想像がついた。名前は伏せるが、帝王はミスターとともに小田急線の某駅近くで、東の空が白むまで飲み明かしていたとか、いなかったとか…。令和の時代に、昭和飲み、最高です!

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy & Tomochan

続きを読む

2024.07.13

07月13日 あしたば戦 2-0

2024年7月13日(土)13:00~15:00
台東リバーサイドスポーツセンターB面(ホーム)
第23戦《Gリーグ第8戦》
【南海ハーツ vs あしたば】(2回戦)

A 000 000 00  0
H 200 000 42  2(8)

投:小林〔勝〕-矢野

本塁打:久原1号

 1 (右)土屋【13】
 2 (投)小林【61】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (三)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (左)横井【 6 】
 7 (一)丸山【39】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (中)久原【24】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小林選手(南海ハーツ)
 優秀=小西選手(南海ハーツ)
 優秀=加島選手(あしたば)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小林(粘りの完封勝利に、打でも猛打賞!)
殊勲賞=久原(最後にドンピシャ、8回にランニング2ランホームラン!)
敢闘賞=小西(初回に左中間への先制タイムリー二塁打)
敢闘賞=筒井(貴重な2点目となるレフト前タイムリー)
技能賞=矢野(さすがのバットコントロール、7回に2点タイムリー二塁打)
守備賞=小西(強烈な三塁線ゴロを好捕で二封)
守備賞=小林(投三間の難しいゴロを素手でキャッチ&送球アウト)

試合動画

破竹の球団新記録(たぶん) Gリーグ開幕8連勝!
息詰まる投手戦 速球冴えるハーツ小林に軍配
ハーツ「スミ2」を守り切る
久原 おまけの本塁打で華を添えた

 好敵手あしたばを迎えたGリーグ第8戦。
 立ち上がりのチャンスを生かしたハーツが守り切った試合である。

 初回の攻撃。二番小林〔左〕がレフト前に渋く落とす。四番小西〔中〕がこれまた渋く左中間に落とし、先制。続く筒井〔右〕がショート強襲で小西を返し、もう1点追加。前回対戦時に恵美投手に苦しめられただけに、幸先良いスタートだった。

 しかしハーツ打線は二回以降沈黙。1安打に封じ込められた。制球良く緩急つけた投球でコーナーを突く恵美投手の術中にハマる。三回に小林の二塁打を足掛かりに二死満塁まで攻め立てるが、横井が投ゴロに倒れ、結局「スミ2」で終わった。

 勝利への原動力は、今日も小林投手〔中〕。
 この日の投球は褒めすぎても褒めすぎることはない。完璧と言ってもいいだろう。
 7イニング完投。被安打3。1死球。10奪三振。

 投球の8割を占める速球が低めに決まる。特に追い込んでからの外角低めの速球は狙っても厳しいと思う。
 あしたば打線の何人かに言われた。「いい投手ですね。打てないですよ」

 30分以上早く試合が終わったので、エキシビションを行った。ハーツ打線はようやく目覚める。2イニングで6得点。試合前に「キーマン」に指名された久原は沈黙を守っていたが、レフトに2ラン本塁打〔中〕。ベンチを盛り上げた。

 最後にあしたば遊撃手の加島さんに触れておこう。初回の二遊間ゴロ。三回の三遊間ゴロ。いずれも抜けたかと思われる打球をフットワーク良く追いつき、アウトにする。スーパープレーである。

 これでハーツは、Gリーグ開幕8連勝。残すはあと4試合。8/10のマシンガンズ戦が山であろう。夏本番を迎えるが、しっかりと体調整えて臨みたい。

文責【18】

【今週のベストショット by Tsucchy

続きを読む

2024.07.06

07月06日 東京ベイパッカーズ戦 11-12

2024年7月6日(土)15:00~17:00
野毛町公園(ホーム)
第22戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs 東京ベイパッカーズ】

B 901 20  12
H 614 00  11

投:小西〔負〕-矢野

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (三)横井【 6 】
 6 (右)宮本【19】
 7 (捕)筒井【18】
 8 (一)丸山【39】
 9 (左) 黄  (助っ人)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小西(猛打賞、2打点、2盗塁で4番の働き)
敢闘賞=矢野(二塁打含むマルチ安打、2打点。好リリーフ)
敢闘賞=筒井(マルチ安打、1打点、フルスイングで打撃復調)
敢闘賞=丸山(広角にマルチ安打、1打点)
敢闘賞=黄(内野安打含む2安打、1打点)
技能賞=久原(サード強襲安打でタイムリー)
技能賞=兵藤(最終回にセンター前ヒット)
技能賞=宮本(2度のチャンスに堅実に2打点)
守備賞=小西、筒井、丸山(連係よく投ゴロゲッツー完成)
守備賞=兵藤(ライトへ抜けそうなフライを好捕)

試合動画

 気温30度を優に超す猛暑のなかでの一戦は、両チームとも9名ぎりぎり。ハーツはメンバー中4人が還暦越え。試合中には相手チームの選手が軽い熱中症で座り込む事態も出るなど、暑さとの戦いにもなった。

 試合は序盤からの乱打戦。ハーツの先発、小西〔中〕は先頭打者を三振に斬ってとったものの、制球が安定せず、バックの乱れも重なり、初回、一挙9点を失ってしまう。

 その裏、ハーツはすぐさま反撃。先頭の久原が敵失で出塁、矢野が四球で歩き、小西〔左〕の左前打で、満塁としたところで、横井〔中〕が中前適時打を放って1点を返し、続く宮本〔右〕の内野ゴロで1点を追加。

 そこから、筒井〔1左〕、丸山〔1右〕、助っ人参加の黄選手〔2左〕、久原〔2右〕が4連打、さらに4点を加えた。


 2回にも矢野〔左〕、小西〔右〕の連打を生かし1点を追加。

 3回には丸山〔1左〕、黄〔1右〕の連打からチャンスをつくり、矢野〔2左〕、小西〔2右〕の三番、四番が連続適時打を放ち1点をあげ、11対10と、ついに試合をひっくり返した。


 しかしながら相手も粘る。4回のハーツの守りは、2死満塁のピンチ。ボールカウントは3-2。塁上の走者は一斉にスタートを切る。そこで投じた小西の一球は大きくはずれ、押し出し。がっくり肩を落とすバッテリー。その虚をつき、スタートを切っていた相手二塁走者は、ホームを一気に駆け抜けた。12-11。

 その後、ハーツは、4回、5回にも安打で走者を出すが、後続が続かず、無得点に終わった。この日のハーツ打線は、上位から下位まで、まんべんなく14安打を放ったが、最後は、相手の粘り、勝利に対する強い思いに押し切られたかっこうとなった。

文責【23】

続きを読む

2024.06.22

06月22日 新宿ブンブン戦 19-2

2024年6月22日(土)15:00~17:00
野毛町公園(ホーム)
第21戦《Gリーグ第7戦》
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(1回戦)

B 200 000 0    2
H 522 406 x  19

投:小林〔勝〕

 1 (投)小林【61】
 2 (右)土屋【13】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (三)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (一)横井【 6 】
 7 (中)久原【24】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (左) 森  【 0 】
10(指)丸山【39】
11(指)成岡【11】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小林選手(南海ハーツ)
 優秀=成岡選手(南海ハーツ)
 優秀=石塚選手(新宿ブンブン)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=成岡(チャンスでフルスイング、猛打賞3打点で勝利に貢献!)
殊勲賞=小林(投げては完投、打っては猛打賞、圧倒的な存在感!)
敢闘賞=久原(俊足生かした内野安打と、会心のレフト前ヒット)
敢闘賞=森(絶妙の位置に落とす内野安打と、ライトへ渋いヒット)
敢闘賞=矢野(ともにライトへ柔らかなバッティングで長短打)
技能賞=兵藤(初回にセンターへライナーヒットでタイムリー)
守備賞=小西(どんなゴロも軽快なフットワークで、送球も完璧ストライク)
守備賞=筒井(志願のフルマスク、好リードで守備の要)

試合動画

 打って、守って、走って躍動したハーツが新宿ブンブンを破りGリーグ破竹の7連勝を飾った。

 攻撃は16安打19得点の猛攻。四死球も12個選び、最後まで手を緩めず。投げては小林〔中〕が7回11奪三振で完投。1四球と制球も光り、リーグ戦6勝目。Gリーグ最優秀賞に輝いた。

 初回の守り、振り逃げと失策も絡み1死二、三塁の場面でブンブン4番の石塚選手に左中間二塁打を浴びる。
 痛い形で先取点を失ったが、この日のハーツは打線がつながった。

 その裏、ハーツは2死満塁で6番・横井〔左〕が左翼線に安打を放ち、三走・小林、二塁から土屋もかえり同点とすると、続く久原〔中〕の内野安打で、矢野がかえり勝ち越し。さらに二、三塁とし8番・兵藤〔右〕のきれいな中前打で三走・横井に続き相手のミスを逃さず、久原も二塁からホームイン。一気に5点を奪いを流れを作った。

 2回以降も打線の勢いは止まらない。2回には矢野〔左〕が右翼へ2点二塁打を叩き出せば、この日、ラストの11番に座った成岡〔右〕が6回の2点適時二塁打を含む3安打に3打点2得点3盗塁とフルパワーを発揮。率先してベンチワークをこなす紳士な面も健在だった。久々の実戦にもかかわらず高い適応力を示し、Gリーグ優秀賞を獲得した。

 シニア勢2人も激走。4回には筒井〔左〕が、6回には丸山〔右〕が味方の安打と相手の中継ミスなどを逃さず一塁から長駆ホームインと貪欲に次の塁を奪ってみせた。

 守りでは小西〔中〕が躍動。初回に抜けそうな三塁線のゴロをシングルハンドで好捕してからの力強いストライク送球でアウトを奪うなど、縦横への軽快なフットワークと巧みなグラブさばきで4つのゴロ、1つのライナーを処理した。

 終始、リードする展開に加え厳しい暑さ。そんな状況下でも攻守で終始、緊張感を持って戦い抜いことは収穫だ。暑さとの戦いともなる次戦以降も最後まで高い集中力を発揮し、勝利をつかみたいところだ。

文責【0】

【今週のベストショット by Tsucchy

続きを読む

2024.06.15

06月15日 城北ブランメル戦 0-10

2024年6月15日(土)13:00~15:00
赤塚公園(ホーム)
第20戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs 城北ブランメル】

B 122 05|8x  10(18)
H 000 00|       0

投:小西〔負〕-矢野-小西

 1 (投)小西【29】
 2 (右)土屋【13】
 3 (三)横井【 6 】
 4 (遊)矢野【32】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (中) 森  【 0 】
 7 (二)星野(助っ人)
 8 (左)黄(助っ人)
 9 (一)角田【 3 】
10(指)太田【16】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=矢野(チーム唯一のセンター前ヒット)
守備賞=土屋(右中間のフライ好捕に、リリーフ捕手としても貢献)

試合動画

 初対戦の城北ブランメル戦。南海ハーツは、星野選手と黄選手、2人の助っ人の力を借りて、試合に臨んだ。
 先発は小西〔中〕。6月1日のヤング強化試合では、矢野とともに、力強い速球を投げ込んでいた。この日もその投球に期待だ。1回表、ブランメルの攻撃は二死三塁からレフトへフライが飛んだが、グラブに当てつつも捕球ならず。1点を先制する。

 1回裏、ハーツは二死一塁で、4番に座った矢野がセンターへクリーンヒット〔中〕。チャンス拡大となったが、後続が打ち取られ0点。

 ブランメルは2回に3本のヒットで2点、3回には6番打者にレフトフェンス越えのホームランが飛び出し、5-0とリードを広げる。
 一方のハーツは、速球派の好投手の前に、2回、3回と連続三者凡退。反撃の糸口をつかめない。

 ハーツは4回から矢野〔中〕にスイッチ。6月1日は先発マウンドで、腕がよく振れていて、多少のボール球でも打者が振ってしまうほど。この日もそういう投球かできるか。先頭打者から三振を奪うと、ヒットは打たれるもののこの回を無失点。良い立ち上がりだった。しかし5回にブランメル打線が爆発。打者一巡以上の攻撃で5得点。内外野の痛いエラーも重なり、その後は四球もあり、苦しいピッチングとなった。

 ハーツ打線は4回裏に矢野が四球出塁するのが精一杯で、この回も2つの三振で無得点。5回も2番手投手に三者凡退。結局、ヒットは初回の1本のみで、打撃陣は若手2投手に完全に抑え込まれるかたちとなった。
 6回表もブランメル打線は容赦なし。4安打で8得点。ここで時間切れとなり、ハーツは0-10(18)で完敗。

 小西投手、矢野投手ともに、速球に力があり、要所での変化球も効いていた。ただ四死球が惜しまれる。そこに大事な場面での野手陣のエラーも重なり、投手を助けることができず、結果的に大敗となってしまった。
 反省点の多い試合だったが、ここは気持ちを切り替えて、次週のGリーグ第7戦(新宿ブンブン戦)に向けて再調整していこう。すでにメンバーも10人は集まっている。人数不足を心配しなくていいだけで、ありがたい。ブンブン打線はチャンスに畳みかける勝負強さを持っている。今シーズンの南海ハーツは小林投手と、内外野の堅い守りで勝ってきた。それを継続しつつ、好調な上位打線を中心に、複数のチャンスを作り、得点を重ねていこう。

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy

続きを読む

2024.06.08

06月08日 エースハンターズ戦 6-2

2024年6月8日(土)13:00~15:00
野毛町公園(ビジター)
第19戦《Gリーグ第6戦》
【エースハンターズ vs 南海ハーツ】(1回戦)

H 010 040 1  6
A 000 101 0  2

投:小林〔勝〕

 1 (右)土屋【13】
 2 (投)小林【61】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (三)小西【29】
 5 (一)菊池【 8 】
 6 (左)横井【 6 】
 7 (捕)筒井【18】
 8 (中)久原【24】
 9 (二)兵藤【23】

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=小林選手(南海ハーツ)
 優秀=小西選手(南海ハーツ)
 優秀=小林選手(エースハンターズ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=小林(完投勝利に、貴重な勝ち越しタイムリー!)
殊勲賞=小西(5回に相手を突き放す2点タイムリー二塁打!)
敢闘賞=菊池(5回にレフトヘタイムリー二塁打)
敢闘賞=土屋(1番打者として、マルチ安打でチャンスメイク)
技能賞=兵藤(勝ち越しにつながるレフトへのヒット)
守備賞=兵藤(4回のピンチにセカンドライナーをナイスキャッチ)
守備賞=土屋(計算されたポジショニングでライトフライを好捕)
守備賞=矢野(初回のゲッツーで二塁送球好捕に、一塁へもストライク)
辻本賞=土屋(センターからのカメラで初撮影。プロ野球中継のよう)

試合動画 メインカメラ センターカメラ

緩急抜群の上領投手に苦しむも五回二死から快打連発で一気に突き放す!
小林安定した投球で七回完投

 Gリーグ第6戦。連勝街道まっしぐらのハーツ。初参戦のエースハンターズとの対決だ。
 上領投手は、超草野球的な好投手。投球時の「おりゃ!」との叫び声とは裏腹に、緩急抜群の投球で低めを丹念に突いてくる。ハーツ打線は苦しんだ。
 二回に挟殺プレーのミスに乗じ1点を先制したが、なかなかジャストミートできない。
 四回までわずか1安打と凡打を重ねる(12アウト中6個が凡飛)。

 ハーツ小林〔中〕はいつも通りの安定した投球。伸びのある速球と落差のあるカーブのコンビネーションがいい。三回までは全く危なげなかった。

 四回の裏。珍しく制球を乱し、四死球と盗塁で一死二三塁のピンチ。ここで五番小林選手にうまく合わされ、ライト前に。同点に追いつかれる。本日の白眉はこの後。
 続く二死二三塁で、これまたうまく合わされた打球。誰もが抜けたと思ったライナーを二塁手兵藤がワンハンドキャッチ〔中〕。ポジショニングといい、その反応といい、完璧なプレー。これが抜けていたら、この試合どう転んだか分からなかった。今季一番と言っていい正真正銘のスーパープレーである。

 流れを渡さなかったハーツ。打線がようやく五回に目覚める。
 一死から兵藤の打球の目測を誤ったレフトが取れない(記録はヒット)。二死二塁で小林が痛烈に三遊間〔左〕。三塁手が反応良くはじいたが、ボールはセンター方向に。1点勝ち越し。矢野四球で繋ぎ、小西〔中〕、菊池〔右〕の連続レフトオーバー二塁打。この回4得点。一気に突き放した。

 五回に連打を浴び1点を失ったが、七回にも土屋〔左〕、小林〔右〕の連打で1点。勝負を決めた。

 これで 何年振り(もしかしたら初?)かのGリーグ6連勝!
 しかし、まだ半分終わっただけ。あと6試合残している。
 近年のハーツは夏場に連敗を重ねることが多い。これからが正念場である。

《蛇足》
 ハーツの三塁コーチャーの動きが甘い。ルール上はコーチャーボックスを出てはいけない、となってはいるが、ランナーに触りさえしなければ罰則はない(はず)。ランナーの正面に回るくらいはみ出てもっと大きな声で手をぐるぐる回し、誘導しよう。

文責【18】

【今週のベストショット by Tsucchy & Tomochan

続きを読む

2024.06.02

06月02日 新宿リンクス戦 2-10

2024年6月2日(日)10:30~12:00
落合中央公園
第18戦《シニアリーグ第3戦》
【南海ハーツ vs 新宿リンクス】

L 105 004  10
H 200 000   2 

投:高松〔負〕-兵藤

 1 (遊)横井【 6 】
 2 (左)松尾【17】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (三)渡部【10】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (中)丸山【39】→太田【16】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (右)岩田【36】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★

試合動画

 シニアリーグ、2試合連続コールド負けで、今度こそ!と気合が入った南海ハーツナイン。その気持ちが最も強いのは、シニア監督であり主戦の高松〔中〕だ。この日も先発マウンドに上がると、新宿リンクスの先頭バッターを見逃し三振。そこから二連打され、押し出し四球こそ与えるが、次打者は投ゴロで自ら本封。7番バッターのレフトへの当たりを松尾がランニングキャッチし、初回を1失点で切り抜ける。

 1回裏のハーツは、先頭の横井〔左〕がレフトへのヒットで出ると、二死二三塁までチャンスを広げ、渡部〔右〕の三遊間への当たりをサードが送球エラーする間に二者が生還。タイムリーとはならなかったが、しぶとい攻撃で2-1と逆転する。

 今日のハーツは一味違う。ベンチの雰囲気も明るくなる。高松は2回を打者4人で無失点に抑え、いい流れが来るかと思われた。しかし2回裏のハーツは三者凡退。そして3回表、リンクスは無死満塁から6番打者が左中間へ2点タイムリーで再逆転。続く7番打者も左中間への2点タイムリー三塁打を放つ。さらに1点を加えたリンクスは6-2とリードを広げる。

 何とか反撃したいハーツだったが、3回裏は1番からの攻撃で三者凡退。苦しい試合が続く。しかしここで踏ん張ったのが、3回途中から登板した兵藤〔中〕だった。4回は打者4人で無失点。5回には6-4-3のダブルプレーもあり、スコアボードに0を並べていく。

 打撃陣に見せ場があったのは4回裏。好調の5番・渡部〔中〕がレフトのグラブの先を抜ける大きな二塁打を放ちチャンスメイク。しかし後続が倒れ、得点ならず。

 5回裏、一死から岩田〔左〕がスピードスケート選手のような独特なフォーム“由紀夫打ち”で、レフト線に力強い二塁打。この日、ベンチが一番盛り上がる。二死二塁で松尾〔右〕が三塁手後方に絶妙に落とす技ありヒットでランナーを溜めるも、あと1本が出ず無得点。

 ここまで耐えてきた兵藤だったが、6回表に4本のヒットで4失点。ついに2-10となり、この裏に2点を取らないとコールド負けの展開に。6回裏、先頭の筒井〔中〕は渾身のスイングでショートの左へ打球を運び、激走の内野安打。最後に意地を見せたいハーツ打線だったが、この回も後続を打ち取られ万事休す。

 シニアリーグ第3戦は、過去2試合に比べ長い時間グラウンドにいることはできたが、6回コールドで、3試合連続の屈辱的な敗戦となってしまった。しかし下を向くのはやめよう。高松に本来の制球力が戻れば十分に戦えるし、リリーフで経験を積んでいる兵藤は球の力もコントロールも確実に良くなっている。南海ハーツのエースとして積み重ねた通算99勝の松尾もいる。そしてこの試合は内野手を中心に好守で投手を盛り立てることもできた。あとは打線の繋がりと爆発力だろう。

 今季対戦したシニアリーグの各チームは安定した投手力と、チャンスに畳みかける打線の強さを持っていた。ハーツとの差は少しかもしれないし、実はもっと大きいのかもしれない。現時点でリーグの壁は高いが、昨年、宮本と高松を中心にシニアリーグに参戦した英断により、今年もベテラン勢は真剣勝負を楽しめている。「シニアリーグになるとアドレナリンが出る」と言う高松の言葉どおり、一年の草野球ライフの上でシニアメンバーのモチベーションは高い位置で保たれている。飲み会での盛り上がりが、それを雄弁に物語る。リーグは残り1試合。4戦目もハーツの色を出していきましょう!

文責【6】

【今週のベストショット by Tomochan

続きを読む

2024.06.01

06月01日 サンライズ戦 12-2

2024年6月1日(土)15:00~17:00
赤塚公園(ビジター)
第17戦《ヤング強化試合》
【サンライズ vs 南海ハーツ】

S 000 002 0    2
H 345 000 x  12

投:矢野〔勝〕-菊池-小西

 1 (三)小西【29】
 2 (捕)小林【61】
 3 (投)矢野【32】
 4 (一)菊池【 8 】
 5 (遊)佐藤(助っ人)
 6 (二)兵藤【23】
 7 (中)横井【 6 】
 8 (右)黄(助っ人)
 9 (左)丸山【39】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=矢野(4回無失点、2打点。人数集めにも貢献)
殊勲賞=小林(3安打、2捕殺)
殊勲賞=小西(3安打、1ホームラン、3打点)
技能賞=菊池(ファーストでの堅守で5-3-2のダブルプレー、4番としてタイムリー)
技能賞=横井(2安打、意外と動けるセンター守備)
技能賞=黄(最初の打席でヒット、守備も向上)
技能賞=兵藤(安定感あるセカンド守備とタイムリー)
辻本賞=丸山(打者走者に抜かれないよう1塁からホームまで激走)

試合動画

 台風1号が過ぎ快晴となった赤塚公園でシニア強化試合と並び小西ヤング監督のもと強化試合が行われた。
 8日にはGリーグ第6戦エースハンターズ戦を控え、弾みをつけたい中、若手最年長・森、ハーツの貴公子・土屋、恐怖の切り込み隊長・久原、両投げ両打席強化中の角田を欠くハーツ。

 初回の攻撃、1番・長距離ヒッター・小西、2番・二刀流・小林の連打で1・2塁のチャンスを作り、3番・安打製造機・矢野がライトへのタイムリーを放つ〔中〕。4番・扇の要・菊池はショートゴロの間に塁に残り、すかさず盗塁で2・3塁のチャンスで5番の助っ人・佐藤選手が2塁打を放ち幸先よく3点を先制する。

 2回の攻撃、助っ人・黄選手がヒットで出塁し、シニア丸山、小西も続き満塁のチャンスで小林〔左〕がライトへ2点タイムリー、続く矢野はレフトへの犠牲フライ、菊池〔右〕もレフトへのタイムリーでこの回4点をあげる。

 3回の攻撃、シニア横井、黄選手、シニア丸山で1·2塁のチャンスを作り、小西の当たりはセンターの頭上を超え、1塁ランナーの丸山と並走する走力で3ランホームランへ放つ〔中〕。

 なおも、振り逃げ、3連続四球、兵藤〔中〕のタイムリーで、この回5点をあげる。

 投げては、先発矢野〔中〕が力強い真っ直ぐ中心で打たせて取る投球。守備陣もそれに応える。

 捕手に入った小林が3回セカンドへのストライク送球を見せ盗塁を阻止し、4回ランナー3塁で3塁手の小西が華麗なフィーリングを見せ、1塁菊池がサードランナーの動きをよく見てホームへ送球してダブルプレーをもぎ取る。遊撃に入った佐藤選手も絶妙なポジションニングと送球で確実にアウトを積み重ねる。1塁菊池も慣れていないポジションながらも呼応するように粘り強い守備で内野陣を盛り立て、矢野は4回0失点でマウンドを降りる。

 5回から菊池〔中〕がマウンドに上がり、2四球を出しながらも捕手小林が1塁ランナーの動きを見逃さず牽制で刺し、菊池を盛り立てる。続投となった6回に連続長打を浴び2失点はしたものの2イニングを投げきり、投手としての自信を取り戻すのに成功。

 最終7回小西ヤング監督〔中〕がマウンドに上がり、力強い真っ直ぐ、切れ味鋭い変化球で0点に抑え試合を締める!

 各々の打撃の調子がよく、結果ヒット13本、四死球9個をもぎ取る。効果的な得点の積み重ね、守備では内外野陣のノーエラーが攻撃へ弾みをつけた結果となったであろう。次週Gリーグ・対エースハンターズ戦へ弾みをつける大きな一戦となり、心地よくグランドを後にするのであった。

文責【8】

【今週のベストショット by Tomochan

続きを読む

2024.05.25

05月25日 YBC-67戦 2-17

2024年5月25日(土)13:00~15:00
西戸山公園
第16戦《シニア強化試合》
【YBC-67 vs 南海ハーツ】

Y 0 5 0 1 10 1   17
H 0 0 1 0  1 0     2

投:高松〔負〕-兵藤

 1 (遊)横井【 6 】
 2 (指)太田【16】
 3 (三)綿貫【14】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (二)兵藤【23】
 6 (一)丸山【39】
 7 (右)宮本【19】
 8 (中)矢野【32】
 9 (左)土屋【13】
10(投)高松【49】

★ハーツ表彰★

試合動画 前半 後半

 親交のあるYBC-67さんとのフリーマッチ(シニア強化試合)。
 ハーツ先発の高松〔左〕は、1回表を三者凡退に抑え、上々の滑り出し。その裏、先頭の横井〔右〕が新しい赤バットでライトにチーム初ヒット。二盗後、太田が四球を選び、勝負強い綿貫へ。しかし打球は投ゴロとなり一死一二塁。ここでワイルドピッチがあり、二三塁になるかと思われたが、クッションボールを大島捕手が素早く三塁へ送球。二塁ランナーの太田は帰塁するも、綿貫はすでに二塁間際。戻りきれずタッチアウトに。筒井も倒れ、先制点ならず。

 2回表、YBC-67は松本選手〔中〕のセンターへのクリーンヒットから四死球を挟み、打線がつながり5得点。しかし高松は3回を再び三者凡退に抑えるなど、粘りの投球を見せた。

 3回裏、反撃したいハーツは、シニア陣で固める打線の中で、ヤングの矢野〔左〕がセカンド強襲安打で出塁すると、こちらもヤングの土屋〔右〕がレフト線へ強烈な二塁打を放ち、矢野を迎え入れる。

 ハーツは4回表から兵藤〔中〕が登板。シニア関連の試合では、高松からバトンを受けるケースが多く、この二人のリレーにハーツ守備陣も馴染んでいる。代わり端、2四球を与えるが、その後は落ち着いた投球で、この回は犠牲フライの1失点のみ。しかし5回表は四死球にタイムリーなどが重なり10失点。投手にとって不運な打球も多く(内野陣でアウトを取れず)、厳しいイニングとなった。

 点差は離れてしまったが、攻撃で意地を見せたいハーツ。5回裏もヤングの活躍で一矢報いる。先頭の矢野〔左〕がレフトへの三塁打で出塁すると、土屋〔右〕のセカンド内野安打で1点を返す。

 2-17で迎えた6回裏、無死一塁で兵藤の放った打球はセンターに抜けるかと思われたが、ショートが好捕し、そのまま二塁を踏んで一塁送球のダブルプレー。しかし続く丸山が四球、そして宮本〔中〕がショート後方にうまく打ち返してヒットとなり、最後のチャンスを作る。ここで打席に向かうのはマルチ安打で期待の矢野だが、速球派の投手が渾身のストレート勝負で見逃し三振。
 YBC-67が貫録を見せ、南海ハーツは大差で敗れた。

 点差だけを見ると苦しい試合ではあったが、この日は今後のシニア試合に向けて新しい守備陣形を試したり、少しでも勝つ確率を高めようと考える高松シニア監督の構想が形となり、6月2日のシニアリーグ第3戦が楽しみだ。前週の筒井の提言もあり、ヘルメットを着用する選手が増えたのも良い傾向。できるところから一つずつ、やるべきことをやっていこう。
 試合後のチーム飲みを経て、数人のメンバーは夜にYBC-67さんと合流し、親交を深めた。こうして試合を楽しみ、飲みも含めて交流できるチームの存在はとても嬉しい。今後とも、よろしくお願いいたします。

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy

続きを読む

2024.05.19

05月19日 オリオールズ戦 2-15

2024年5月19日(日)10:30~11:40
落合中央公園
第15戦《シニアリーグ第2戦》
【南海ハーツ vs オリオールズ】

O 456  15
H 200   2

投:高松〔負〕-兵藤-高松

 1 (三)横井【 6 】
 2 (左)成岡【11】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (遊)兵藤【23】
 6 (右)丸山【39】
 7 (中)渡部【10】
 8 (一)藤本【 5 】
 9 (二)岩田【36】

ベンチスタート:太田【16】、中原【44】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=兵藤(初回、満塁のピンチでマウンドに立つも、堂々たるマウンド捌きで後続を断つ。その裏には、反撃の狼煙となる2点タイムリー)
敢闘賞=筒井(初回裏の攻撃でチーム初安打。続く兵藤との連打で、一時は2点差に)
敢闘賞=渡部(数ヶ月振りの試合で、初球を痛烈に弾き返す三遊間のヒット。バッティングセンターでの打ち込みの成果)
技能賞=中原(コールド負けで意気消沈しているチームを鼓舞する声出しは、辻本選手譲り!)
辻本賞=太田(10秒前のことを忘れるシニアの実態を、若手シニアに披露)
辻本賞=岩田(会社の野球チームの試合があり、飲み会不参加を事前に伝えず、飲みのネタだけを提供)

試合動画

 昨年度優勝の強豪オリオールズに玉砕!
 初回追撃の2得点も毎回失点であえなく三回コールド負け。

 シニアリーグ第2戦。
 Gリーグ5連勝と公式戦に強いハーツ。その勢いでシニアも、と意気込んで臨んだが…。

 初回表の守備。オリオールズの攻撃。いきなり2エラーで早くも暗雲が。
 飄々とした投球が持ち味の高松も「抑えねば」と力が入り、制球を乱す。3つ目の押し出し四球を与えたところで早くも兵藤にスイッチ。なんとか4失点で終わる。

 初回の攻撃。オリオールズの投手は速球とスライダーのコンビネーションで制球良くコーナーを突いてくる。攻略はなかなか難しい。一番横井、二番成岡が倒れるが、ここでアドレナリン全開の高松が四球を選ぶ。不発弾の筒井がライト前にしぶとく落とす〔左〕。二三塁のチャンスで兵藤がこれまたしぶとくセンター前〔右〕。2点返す。二死から粘っての得点。今日はいつもと違う、と期待を抱かせた。ところが…。

 二回表の守備。四死球で走者を溜めたところで快打を浴びる悪のスパイラル。5失点。粘りを見せることが出来ない。

 二回裏の攻撃。先頭打者の今季初出場、渡部が全くブランクを感じさせない打球をレフト前に運ぶ〔中〕。追撃開始したいところだったが、後が続かない。

 三回表の守備。再度の登板高松も悪い流れを断ち切れない。四死球とエラーで溜めた走者を快打で返されるパターン再び。6失点。

 三回裏の攻撃。この回に1点以上取らないとコールド負けになる。一死から高松がレフト前に快打〔左〕。兵藤が今日2本目のヒットを三遊間に〔右〕。二死一二塁とチャンスを作るが、丸山が空振り三振に倒れ、ジ・エンド。1試合目に続くコールド負けを喰らってしまった。

 反省点は山ほどあるが、初回いきなりの2エラーは痛かった。3イニングで12四死球も痛いが、スタートがズッコケなかったら展開は全然違ったはずだ。
 打線は好投手に対し5安打と健闘したが、四死球がほとんど期待できないだけに、もっと畳み掛けないと点は取れない。シニアの試合で2得点じゃ、一生勝てない。

 ここで提案。
 シニア強化試合は公式戦の完全予行練習にするべき。

①全員ヘルメット着用
②ネクストバッターズサークルでは素振りしない
③午前中(朝イチならベスト)の試合を組むべき

 いかがでしょう。

文責【18】

続きを読む
ページの先頭へ