週刊ハーツ

月別アーカイブ

2017.07.29

07月29日 シルバーフォックス戦 10-9

2017年07月29日 13:00~15:00
光が丘公園野球場A面(ビジター)
フリーマッチ
【シルバーフォックス vs 南海ハーツ】

H 004 60  10
S 025 11x  9

投:住吉〔勝〕→高松
捕:岩本→柴川

三塁打:藤本
二塁打:岩本2、住吉

1(三)高松【49】
2(一)藤本【5】
3(投)住吉【51】
4(捕)岩本【1】
5(中)横井【6】
6(二)山口【31】
7(遊)柴川【4】
8(左)永山【36】
9(右)兵藤【23】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=岩本(これぞ4番の働き。3打数3安打、4打点の大活躍!)
敢闘賞=藤本(左へ右へ、巧みなバットコントロールで三塁打含むマルチ安打)
敢闘賞=高松(前週から連投となるリリーフで、チームの勝利にしっかり貢献)
守備賞=住吉・柴川(絶妙の呼吸で遊撃柴川がベースに入り、住吉の牽制で二塁ランナーを刺す)

 この日のグラウンドは光が丘公園野球場。外野にフェンスはなく、低い土手になっているため、ホームランを狙える数少ない球場である。思い切り強振するか、堅実な打撃を心掛けるか迷うところだが、ハーツ打線で結果を残したのは、打順上位の2番藤本、3番住吉、4番岩本だった。

 1回表、一死から藤本が痛烈なレフト前安打〔左下〕。ここまでは右への打球が際立っていたが、本人曰く今シーズン初の引っ張りでのヒットだったそう。しかしこの回は盗塁死もあり、結局3人で攻撃を終える。
 1回裏に早くも良いプレーが飛び出した。二死からシルバーフォックスの3番大澤選手がセンター前ヒットで出て、その後二進する。しかしショートの柴川が絶妙のタイミングでセカンドベースに入り〔中下〕、住吉も素早く反応し、二塁ランナーを牽制タッチアウトに〔右下〕。

 シルバーフォックスは2回裏に3本の長短打などで2点を先制する。だがハーツも負けていない。3回表に二死満塁から住吉が四球を選び1点を返すと、4番岩本が走者一掃のライトへの二塁打〔左下〕。一塁ランナー住吉の好走塁〔中下〕もあり、4-2と逆転に成功する。しかしシルバーフォックス打線も好調。その裏、5番船水選手のレフト越え3ラン本塁打〔右下〕などで、7-4と再逆転する。

 試合はさらに動き、シーソーゲームに。4回表、藤本得意の右への三塁打〔左下〕で2点、つづく住吉も完璧なセンター越え二塁打〔中下〕で1点、ダメ押しに岩本が左中間にジャストミートの二塁打〔右下〕で1点と、この回に計6得点の猛攻。10-7とし、試合を決める。

 シルバーフォックスは粘りを見せ、4回、5回にそれぞれ1点ずつ返すも、住吉からマウンドを引き継いだリリーフの高松が相手に的を絞らせないピッチングで要所を締め、5回裏時間切れで、ハーツが10-9で辛勝。9人ぎりぎりで臨んだハーツだったが、永山監督のディフェンス面での采配(守備交代)も冴え、紙一重の差で勝利を手にした。

 そして打撃面で特に光っているのが岩本。前週もカウントすると2試合で5打数5安打、打率も.447まで上げて独走態勢。しかし規定打席には満たないものの、隠れ首位打者・松尾(.538)の存在もある。シーズン後半に向けて、リーディングヒッター争いも見逃せない。

【文責・背番号6】

2017.07.22

07月22日 土曜会戦 3-19

2017年07月22日 13:00~15:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【土曜会 vs 南海ハーツ】

D 706 42  19
H 012 0x   3

投:住吉〔負〕→高松
捕:岩本→柴川

二塁打:岩本

1(一)高松【49】
2(二)太田【16】
3(投)住吉【51】
4(捕)岩本【1】
5(右)山口【31】
6(遊)柴川【4】
7(左)久原【24】
8(中)永山【36】
9(三)兵藤【23】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=岩本(2安打、1打点、1得点。攻守に気を吐く)
守備賞=高松(不慣れな一塁起用も、無駄のない動きで3-3-6の併殺成立)
山平賞=兵藤(捕れない、拾えない、投げられない、もうないないの三塁守備)

 気温30度を超す猛暑の中での戦いとなるこの試合、オリジナルメンバーで9人ギリギリ(8月正式入団1名含む)を集めたハーツだったが、50代以上が過半を占める陣容で、最後まで無事戦い抜けるか、一抹の不安を抱えながらのスタートとなった。

 先発住吉はいつもの体のキレがなく、制球もままならない立ち上がり。先頭打者を自らの失策で出塁させると、4四死球、2安打に失策が絡み、初回、いきなり7点を失う。その裏ハーツは、相手先発投手のスローボールにタイミングが合わず、あっさり三者凡退に終わる。2回、住吉は先頭を四球で歩かせたが、次打者の一塁ゴロを高松が冷静な判断とムダのない動きで、3-3-6の併殺を成立させるなど、無失点で切り抜けた。ハーツ2回の攻撃は四番岩本から。左翼越えの二塁打で出塁すると、柴川が右前安打で続き、久原の内野ゴロの間に岩本がホームに還り、1点を返した。

 しかし、この日の住吉は3回に入っても制球は定まらず、4四死球に、二死からの三塁手兵藤の失策も足を引っ張り、6失点。初回に続く大量失点となってしまった。その裏ハーツは、高松、住吉、岩本が安打を放ち2点を返すが、4回から救援に立った高松粘りの投球も、バックの拙守から2イニングで6失点を喫し、5イニングで19失点、目の前の課題になすすべもなく、打ちのめされてしまったハーツだった。

 3-19の大敗は、投手陣が13四死球と乱れたことも一因だが、50代メンバーが不慣れなポジションについたとはいえ、要所要所で投手陣を盛り立てることができなかった点にもある。土のグラウンドながら手入れは行き届いており、足場を理由にすることはできない。年齢との闘いになるが、今一度、守りの基本を見直す必要があるかもしれない。

【文責・背番号23】

2017.07.15

07月15日 ブーザーチンパンジー戦 12-4

2017年07月15日 15:00~17:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【ブーザーチンパンジー vs 南海ハーツ】

H 004 8  12
C 002 2   4

投:住吉〔勝〕
捕:岩本

二塁打:松尾、藤本、高松、柴川

 1 (中)横井【6】
 2 (一)藤本【5】
 3 (指)山口【31】
 4 (捕)岩本【1】
 5 (投)住吉【51】
 6 (指)高松【49】
 7 (三)筒井【18】
 8 (遊)柴川
 9 (右)永山【36】
10(指)松尾【17】
11(左)久原【24】
  (二)兵藤【23】守備のみ

★ハーツ三賞★
殊勲賞=高松(二死満塁から先制の2点適時二塁打)
敢闘賞=住吉(4回2安打自責0完投。打っても適時打含め全打席出塁)
敢闘賞=柴川(初安打に続き2点二塁打を放つ)
守備賞=筒井三塁手(倒れながらもフライを好捕)
守備賞=兵藤二塁手(一塁背後の飛球や走者と重なるゴロなどさばく)
山平賞=松尾(復帰後初打席でいきなり二塁打)

 最高気温約35度の暑さの中でのゲームとなったが、ハーツは10四死球に二塁打4本を含む9安打がうまく絡んで打線がつながり大勝した。
 ハーツは初回に四死球で作った二死満塁の好機を逃し無得点、2回も永山の左前へのクリーンヒット〔左下〕と、久びさに参加した松尾の復帰初打席での二塁打〔中下〕で作った二死二、三塁を無得点と、序盤はあと一本が出なかった。

 だが3回に攻撃がつながりだす。一死後の藤本の右越え二塁打〔右上〕からチャンスを作って二死満塁。ここで高松がレフトに先制の2点適時二塁打〔左下1〕、さらに相手の暴投で2点を加え、この回4点を挙げてゲームの主導権を握った。
 その裏、2点を返されたハーツだが、4回、敵失で走者をためると、横井の遊撃内野安打〔中下1〕、山口の中犠飛〔右下1〕、住吉の中前適時打〔左下2〕、相手の暴投などで5点を挙げた。なお、二死二、三塁としたハーツは、前の打席でチーム参加後初安打を放っている柴川が、今度は右中間へ2点二塁打〔中下2〕、さらに久原も左前適時打〔右下2〕してこの回大量8点を挙げ、勝負を決めた。


 ハーツ先発の住吉は、ゲーム後半は、味方の守備のもたつきでリズムを崩し、失点する場面もあったが、打たれたヒットは、1、2回の計2本のみで、4イニングを自責点0にまとめ完投勝利。
 ハーツは、打線は満遍なく全員にいい当たりがあり、好調を維持。さらに、打撃で早くも本領を発揮し始めた新加入の柴川は、守備でもスローイングが安定しており、大きな戦力になりそう。さらに暑くなる今後に向けて、疲労を分散させる意味でも、守れる新メンバーの加入は心強い。

【文責・背番号5】

2017.07.08

07月08日 NEXUS戦 6-13

2017年07月08日 11:00~13:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs NEXUS】

H 030 12   6
N 039 01  13

投:岩本〔負〕→滝村
捕:福田

1(三)横井【6】
2(中)宮本【19】
3(捕)福田【9】
4(投)岩本【1】
5(右)山口【31】
6(二)滝村※
7(遊)柴川
8(一)永山【36】
9(指)高松【49】
  (左)兵藤【23】守備のみ
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=宮本(4回表にバット一閃、会心のセンター前タイムリー!)
山平賞=山口(久々復帰で、存在感を示すレフト前ヒット。外野守備もお疲れさまでした)

 ハーツには珍しい、午前開始の試合。11時でも既にグラウンドには熱気が漂っていた。
 この日の相手は若手中心のNEXUS。先発ピッチャーも力強い球を投げ込む好投手だった。しかし先制したのはハーツ。2回表、6番滝村選手が四球で出塁すると、8番永山のショート内野安打〔左下〕などで一死満塁とし、1番横井のセカンドゴロで1点を入れる〔中下〕。その後もショートゴロエラーの間に高松の好走塁〔右下〕もあり、2点を加え、3-0とする。

 ハーツ先発の岩本〔左下〕は初回を三者凡退で好スタート。しかし2回裏にNEXUSの5番打者がセンター越えの2ランホームランを放つ〔中下〕。さらに1点を追加し〔右下〕、すぐに3-3の同点に。

 試合が大きく動いたのは3回裏。先頭からNEXUS打線がつながり、2番手の滝村投手からもライトへの2本のホームランなどで一挙に9点を挙げ、12-3として試合を決める。しかしハーツも諦めない。4回表に9番高松の死球、横井のファースト内野安打〔左下〕で一死一二塁とすると、2番宮本が速球を完璧に捉え、センターに抜けるライナーヒット〔中下〕で一矢を報いる。ハーツは5回表にも、この日、試合に初参加の新人・柴川〔右下〕が出塁すると、すかさず盗塁を決めるなど、俊足を披露し、今後に期待を抱かせた。

 試合はNEXUSにハーツが押し切られるかたちで、最終スコアは6-13で完敗。
 しかし朗報もある。昨年の南海ハーツ20周年の宴で、ある選手から「実は隠れファンでした」と公言された山口〔左下〕がこの日から戦列復帰。3回表にはジャストミートのレフト前ヒット〔中下〕を放つなど、健在ぶりをしっかりアピール。ここはサービスショットで、走塁のアップ〔右下〕も含め3連写で締めてみよう。

【文責・背番号6】

ページの先頭へ