週刊ハーツ

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2018.10.27

10月27日 TEAMシゲル戦 10-14

2018年10月27日 15:00~17:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】

S 232 07  14
H 010 18  10

投:住吉〔負〕→今泉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:住吉
二塁打:相澤、住吉、綿貫

 1 (中)今泉【63】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (投)住吉【51】
 4 (一)筒井【18】
 5 (捕)横井【 6 】
 6 (指)宮本【19】
 7 (遊)相澤※
 8 (右)綿貫【14】
 9 (左)久原【24】
10(三)清水※
11(指)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(安定したバットコントロールで、三塁打&二塁打)
守備賞=なし
山平賞=久原(足だけで魅せた、若きスピードスター)
山平賞=綿貫(いつでもどこでも右打ち健在)

 Gリーグの2試合目は12月1日に延期となり、フリーマッチとして行われたTEAMシゲル戦。
 先制点を挙げたのはシゲルだった。初回二死満塁から、6番山口選手〔左下〕がしぶとくライト前ヒットで2点を先制。
 一方、ハーツ打線は槇田投手〔中下〕の落ち着いた投球の前に、なかなかジャストミートできず、1回裏に3番住吉〔右下〕が左中間三塁打で出るも得点ならず。

 シゲルは2回表にもタイムリーで3点を挙げ、5-0とリードを広げる。ハーツはその裏に内野ゴロで1点を返したあと、三塁ランナー久原がワイルドピッチ時に果敢にホームを狙う〔左下〕。キャッチャーの好判断で惜しくもアウトとなったが、若さあふれる積極的な走塁は見習いたいところだ。
 シゲル打線は活発で、3回表も7番柳選手〔中下〕がレフトへの二塁打でチャンスメイクすると、その後もヒットが続き、2点を追加。早くも7-1と試合を優位に進める。ハーツ先発の住吉〔右下〕は要所で三振を奪うなど、いつもの良さを見せるが、この日は右打者の内角側に抜ける球もあり、思い通りの投球とはいかなかった。

 試合が大きく動いたのは5回。ハーツはこの回から今泉〔左下〕にスイッチするが、ピッチングも冴えた8番槇田選手のセンター前〔中下〕からシゲル打線がヒットを重ね、4番瀧澤選手〔右下〕のライトへの二塁打などで大量7点を奪う。この日のシゲル打線は破壊力抜群だった。

 何とか意地を見せたいハーツ打線は、ようやくその裏の最終回につながる。まず先頭の9番久原が四球で出ると、得意の足で二盗、三盗、送球が逸れる間に足だけで1得点〔左下〕。2回の積極的な走塁が、ここで生きた形だ。その後も、住吉の左中間二塁打〔中下〕、8番綿貫の流し打ち二塁打〔右下〕などで一挙8得点。この回だけでルーズヴェルト・ゲーム(8-7)を完成させ、10-14と追い上げるが、ここまで。TEAMシゲルが投打の歯車も噛み合い、南海ハーツに完勝した。

 このままいくとGリーグ最終戦となる12月のシゲル戦を前に、ハーツはきっちり対策を立てていかないと、多彩なハロウィーン打線に翻弄されてしまう。守備陣が投手を盛り立て、接戦に持ち込み、勝機をうかがいたい。
 なかなか9人そろうのも難しいチーム状況で(それはシゲルさんも同じようだ)、ここから先の試合は寒さもだんだん厳しくなるが、優勝の二文字に向けて、ハーツメンバーは、あしたば、シゲルと残す公式戦2試合で集中力を発揮してくれるだろう。

【文責・背番号6】

2018.10.20

10月20日 調布マリナーズ戦 3-17

2018年10月20日 15:00~17:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【調布マリナーズ vs 南海ハーツ】

M 2 14 0 1  17
H 3  0  0 0   3

投:高松〔負〕→住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:久原

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (投)高松【49】
 5 (一)岩本【 1 】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (左)中村※
 8 (指)太田【16】
 9 (右)永山【36】
10(三)柴川【 4 】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=久原(ハツラツとしたプレーで唯一の長打を放つ)
守備賞=なし
山平賞=高松(強豪相手に得意の緩球、高低で挑む)
山平賞=住吉(点差の開いたゲームの後半を締める)

 ハーツの主力、岩本〔下〕の約1年ぶりの復帰戦となったこの一戦だが、対戦相手は前評判に違わぬ実力で大量17得点、一方ハーツは散発2安打に抑え込まれ、大差で敗れた。加えて、中盤には主審の判定に対する野手の声が内野を飛び交う場面もあり、試合終了と同時に激しい雨に見舞われるなど、スッキリしないゲームになった。

 試合開始は、外野から本塁に差し込む日の高さが、ちょうど打者の目線付近にある時間帯。ハーツ先発の高松〔左下〕は、立ち上がり制球に苦しんだものの、自然条件を味方に付けながら、得意の山なりボールで高低をつき、相手四番以下3人を凡打に打ち取り、初回を2失点でしのぐ。代わってハーツ初回の攻撃は二死から4連続四球を選び1点を返すと、相手投手の暴投、さらには相手捕手の返球ミスを見逃さない岩本の好走塁〔右下〕もあり、計3点を奪い逆転に成功した。

 しかし高松の2イニング目は、微妙な判定の死球を皮切りに長短適時打を浴びせられ、打者19人の攻撃に14点を失ってしまった。ハーツ打線は1回途中から代わった相手2番手投手に抑え込まれ、結局、奪った安打は高松〔左下〕、久原(二塁打)〔右下〕の2本に終わった。

 見どころの少ないこの試合だったが、攻守で光っていたのは久原。基本に忠実に中堅方向に打ち返す打撃は、相手2番手投手の力ある投球にも負けることがなかった。守っても中堅を襲う打球を危なげなく捕球し、アウトカウントを確実に積み上げた。また高松の後を継いだ住吉〔下〕も、力をセーブした投球で2イニングをていねいに投げ切った。

 久しぶり実戦復帰の岩本は2四球。本来の打棒を見せるチャンスこそなかったが、今後、参加試合が増えれば、往時の打撃を楽しませてくれるにちがいない。その一方で、ミスターハーツの高松が本塁上のクロスプレーの際に左手首を負傷するというアクシデントもあり、Gリーグ戦残り2試合を残すハーツとして高松の回復状況が気になるところだ。

【文責・背番号23】

2018.10.13

10月13日 中野マシンガンズ戦 10-4

2018年10月13日 13:00~15:00
上高田運動施設B面(ホーム)
Gリーグ 第6戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(2試合目)

M 004 00(8)   4
H 630 01(x)  10

投:住吉〔勝〕(→高松)
捕:横井(→綿貫)

本塁打:なし
三塁打:柴川、筒井
二塁打:なし

1 (中)今泉【63】
2 (右)綿貫【14】
3 (投)住吉【51】
4 (三)高松【49】
5 (一)筒井【18】
6 (捕)横井【 6 】
7 (遊)柴川【 4 】
8 (二)兵藤【23】
9 (左)永山【36】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=今泉(南海ハーツ)
 優秀=横井(南海ハーツ)
 優秀=石井(中野マシンガンズ)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(先発完投でチームの勝利に貢献!)
敢闘賞=筒井(ダメ押し三塁打を含む猛打賞)
敢闘賞=今泉(シャープな2安打、全打席出塁で1番打者の働き)
守備賞=横井(快足橋口選手の二盗を阻止)
山平賞=柴川(リードを広げる2点タイムリー三塁打)

 まさかの4週連続中止で試合から遠ざかっていた南海ハーツ。
 Gリーグ第6戦は、中野マシンガンズとの対戦だ(マシンガンズさんはこの試合で今季のGリーグ全日程終了)。

 ハーツ先発の住吉投手〔左下〕は、冷静かつ気迫ある投球で1、2回を無失点。
 打撃陣は初回から6得点と、好調な滑り出し。ただしこの回は5四球と3エラーが重なったため、ヒットは5番筒井のショート後方の高い打球のみ〔右下〕。

 連打が出たのは2回裏。一死二塁から6番横井〔左下〕が左中間安打で、一三塁。盗塁で二三塁とした後、7番柴川〔中下〕がライトへの三塁打で二者を迎え入れる。そして二死三塁から、1番今泉〔右下〕がライトへの鋭いヒットで、9-0とリードを広げた。

 マシンガンズの反撃は3回表。3番石井選手〔左下〕、4番橋口選手〔右下〕の連続タイムリーなどで一気に4点を返し、ハーツに迫る。

 この後は両チーム0行進が続き、5回裏にハーツは4番高松のミラクルな内野安打〔左下〕と、筒井の豪快なレフト越え三塁打〔右下〕で加点し、10-4とする。

 結局、Gリーグの試合結果は5回裏終了までのスコアになったが、6回表にマシンガンズは驚異的な粘りを見せる。四球で溜めたランナーを次々とタイムリーで返す見事な攻撃で、なんと大量8得点。惜しくも時間切れでカウントされなかったものの、打線の破壊力を見せつけた。

 ハーツ打線は筒井〔左下〕が3安打、今泉〔中下〕が2安打、3割バッター兵藤〔右下〕も堅実にヒットを放ち、久しぶりの実戦だったわりには、コンスタントに安打も出て、打線のつながりが感じられた。

 この日の勝利で南海ハーツはGリーグ4勝2敗となり、TEAMシゲルと並び、あしたばも4勝3敗で迫っている。優勝争いは、この3チームに絞られた格好だ。この後の直接対決2試合がとても大事になってくる。
 秋の長雨に泣かされたハーツだが、野球に飢えた戦士は、10月の初試合で躍動した。いいかたちで、Gリーグ終盤戦に挑んでいきたい。

【文責・背番号6】

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