週刊ハーツ

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2017.04.29

04月29日 ブーザーチンパンジー戦 17-8

2017年04月29日 13:00~15:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【ブーザーチンパンジー vs 南海ハーツ】

H 410 10 2 17
C 002  5 1X 8

投:松尾〔勝〕→伊藤→住吉
捕:綿貫→福田

三塁打:松尾、住吉
二塁打:松尾、福田

 1 (中)横井【6】
 2 (指)宮本【19】
 3 (指)伊藤【15】
 4 (二)高松【49】
 5 (三)岩本【1】
 6 (投)松尾【17】
 7 (左)福田【9】
 8 (一)藤本【5】
 9 (捕)綿貫【14】
10(遊)住吉【51】
11(右)永山【36】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=岩本(先制三塁打を含む3安打、3打点)
敢闘賞=松尾(2安打、2打点、2盗塁)
守備賞=住吉遊撃手(三塁後ろにあがった飛球を好捕)
山平賞=福田(初回粘りの四球出塁、4回大きな二塁打)
山平賞=伊藤(最終5回にきっちり犠飛)

 ハーツのオリジナルメンバーだけで9人以上がそろう(平均年齢46.5歳)久しぶりのゲーム〔左下〕。初回のハーツは、横井四球、宮本死球で、無死一二塁とした後、3番伊藤、4番高松は倒れたが、今季絶好調の岩本が右越えの三塁打を放ち〔中下〕、2点を先制する。その後、相手投手の制球が乱れ、連続押し出しでさらに2点を追加。続く2回にも、敵失、横井の内野安打などでつくった一死満塁のチャンスに4番高松が左前適時打を放つ〔右下〕。

 4回ハーツは、敵失、永山の四球などで無死二三塁とし、横井が左前にはじき返してまず1点〔左下1〕。振り逃げ、敵失、暴投などで2点を追加し、一死二三塁で岩本が再び左前適時打〔中下1〕。続く松尾〔右下1〕、福田〔左下2〕の連打でさらに3点、その後も、綿貫の右打ち安打〔中下2〕、住吉の三塁打〔右下2〕と続き、この回10得点のビッグイニングとし、15対2と大量リードを奪った。


 先発の松尾〔左下〕は、試合前の投球練習で調整した変化球を要所に交え、3イニングを2安打2失点と危なげない投球を見せた〔中下〕。松尾の後をうけたのが久々参加の伊藤〔右下〕だったが、制球が定まらず、ストライクを取りに行ったところを痛打されるなど、1イニング3長単打、4四球に暴投もあり、5点を失い、15対7と詰め寄られた。

 しかし、ハーツは最終5回にも、敵失からつかんだ一死三塁で、伊藤がきっちり左翼に犠飛を放ち〔左下〕、さらに岩本〔中下〕、松尾〔右下〕の連打で1点を加え、相手を突き放した。

 この試合、ハーツは11安打。とくに3番から7番の5人で10打点をあげるなど、打線の中軸が機能した。
 気がかりなのが、5回に救援登板した住吉。この日は、いつものような投球のキレが見られず、相手を追い込んでから粘られるという苦しい投球が続き、2四死球に、適時打を浴びた。試合後、住吉は肩の不調を訴え、病院に直行、5月6日のGリーグ初戦を前に、回復具合が気になるところだ。

【文責・背番号23】

2017.04.22

04月22日 ナインエールズ戦 3-6

2017年04月22日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ナインエールズ】

N 310110 6
H 201000 3

投:住吉〔負〕
捕:綿貫

二塁打:住吉

1(遊)渡部【10】
2(二)山口【31】
3(右)宮本【19】
4(一)高松【49】
5(投)住吉【51】
6(中)横井【6】
7(捕)綿貫【14】
8(三)太田【16】
9(左)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(強打のナインエールズ相手に完投、打ってはチーム唯一のヒット(二塁打)!)
守備賞=高松一塁手(試合中、多くの打球が一塁に飛ぶ中、堅実にアウトを重ねる)
山平賞=渡部(トップバッターとして2出塁、盗塁も決め、遊撃手として内野を引き締める)

 この日の試合は、横井が火曜リーグで長年対戦してきた強豪ナインエールズ戦。30代後半から40代前半の同世代組で土曜活動チームを立ち上げ、記念すべき初戦が対ハーツという構図〔左下〕。ハーツは9人ぎりぎりでの戦い、普段守り慣れていないポジションに立つ選手も多い中、平均年齢で大きくハーツを下回るナインエールズに挑んだ。

 1回表、ナインエールズは1番福地が四球を選ぶと、2番福高の打球はセンター前へ。ここで、怪我から復帰のセンター横井が、バウンドを合わせ損ね、後逸してしまい、一塁ランナーが一気に生還。浮足立ったハーツに襲いかかるように、3番壷屋がセンターの頭上を越える大きな当たりで、ランニングホームラン〔中下〕。3-0とするが、ハーツの先発・住吉は後続をしっかり抑える〔右下〕。

 1回裏のハーツは、自身の開幕となった1番渡部がファールで粘り〔左下〕四球を選ぶと、2番山口もきっちり四球〔中下〕。一死二三塁から4番高松のサードゴロの一塁送球間に三塁ランナー渡部が果敢にホームを狙うも〔右下〕、惜しくも判定はアウト。しかしその後もランナーを溜め二死満塁から、6番横井が四球で押し出し。7番綿貫も押し出しで2点を返し、2-3と追い上げる。



 2回表、ナインエールズの先頭打者・8番吉田の当たりはサードの前へ。普段あまり守ることのない三塁手として出場の太田がダッシュ良く捕球し〔左下〕、綺麗な流れで一塁送球するが惜しくもセーフ。その後、無死二三塁から、10番木村はレフトへ打ち上げる。3月の怪我で利き手(左手)を痛めているレフト永山は右手にはめたグラブで起用にキャッチし〔中下〕、左手で送球。犠牲フライにはなったものの、しっかりと守備をこなす。スリーアウト目となった捕邪飛も、綿貫が反応良くキャッチし〔右下〕、野手陣が力投の住吉を盛り立てた。この時点でスコアは4-2となり、ナインエールズはリードを広げる。



 3回裏、ハーツは四球の高松を一塁に置き、5番住吉が完璧な当たりのレフト越え二塁打〔左下〕。一死二三塁から、綿貫のショートゴロを遊撃手がホームへ悪送球、三塁ランナー高松が生還する〔中下〕。3-4と1点差にまで追い上げたハーツだが、続く8番太田以下が粘るも〔右下〕同点とはならず。



 4回表に吉田のレフト線二塁打で5-3としたナインエールズは、その裏から左腕の成田が登板〔左下〕。ここから圧巻のピッチングを繰り広げる。打者の手元で伸びるストレートと制球力で、3イニングを5奪三振、9人に対しパーフェクト投球。見事なリリーフでハーツ打線を抑え込んだ。試合はナインエールズが5回表に2番福高のライト前ヒット〔中下〕でさらに1点を追加し、6-3で完勝。

 終わってみれば、住吉の二塁打が唯一のヒットとなってしまったハーツ打線だったが、最終回の9番永山の強烈な三塁線ファール〔右下〕など、相手投手陣に必死に食らいついた。そしてこの日の守備は各選手に光るプレーが多く、特にファーストの高松は一塁ゴロだけで6回の守備機会があり、堅実にアウトを重ねた。セカンドの山口も6回表にゴロ捕球後の素早い送球で二塁フォースアウトを取るなど、強打のナインエールズ打線に対し完投を果たした住吉投手のピッチングに応える守りを見せた。



 実はこの日、ハーツには【陰の殊勲賞】がいました。それは太田さん。試合後の反省会で、なんと参加者全員分の飲み代を支払ってくださいました。野球同様得意の競馬で良いレースができたようで、各選手はその恩恵に与りました。太田さん、ご馳走様でした。車のため飲み会に参加できなかった渡部さん、すみません。
 山平賞の次に、選手の名を冠した賞は、長年チームに貢献していただいている宮本賞や、通算500安打達成の高松賞が有力ですが、太田賞もググンと候補に浮上でしょうか。野球と酒で成り立つ南海ハーツならではのエピソードになりそうです。
 来週の井の頭公園でも、怪我なく、楽しく試合をしましょう!

【文責・背番号6】

2017.04.15

04月15日 土曜会戦 11-4

2017年04月15日 15:00~17:00
東調布公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【土曜会 vs 南海ハーツ】

H 110513 11
D 100120  4

投:住吉〔勝〕→松尾→岩本
捕:綿貫→福田

三塁打:綿貫
二塁打:久原2、宮本、高松、松尾

1(遊)松尾
2(捕)綿貫
3(三)岩本
4(二)高松
5(左)福田
6(投)住吉
7(指)筒井
8(指)宮本
9(一)藤本
10(中)久原
11(右)永山

★ハーツ三賞★
殊勲賞=宮本(2点適時二塁打含む2安打3打点)
敢闘賞=久原(二塁打2本で2得点)
守備賞=岩本三塁手(サードゴロ3本を確実に処理)
山平賞=福田(敵失含め全打席出塁して3盗塁2得点)
山平賞=筒井(故障中ながら犠飛で激走生還)

 ハーツは、ゲーム後半に打線がつながって大量点を挙げ、大勝した。
 2週間ぶりのゲームとなったこの日は、事故による骨折明けの筒井【18】、治療中でゲームには不出場の兵藤【23】、横井【6】を含め、13人のメンバーが顔をそろえた〔左下〕。
 ハーツは初回、先頭の松尾【17】の右翼二塁打〔中下〕を足場に敵失で先制、その裏にすぐ追いつかれたが、2回に二死二塁から永山【36】のセンター返しの適時打〔右下〕で勝ち越しに成功した。


 さらに4回には、四死球で無死満塁とすると、宮本【19】がライトへ鮮やかに2点二塁打〔左下1〕、続く藤本【5】の左飛〔中下1〕で三塁から筒井が足を引きずりながらも激走して生還し1点〔右下1〕、久原【24】も左越えに豪快な二塁打〔左下2〕を放つなど、一気に5点を挙げてゲームの大勢を決めた。ハーツはその後も5回に宮本の適時打〔中下2〕、6回には久原の二塁打を起点に綿貫【14】の三塁打〔右下2〕などで3点と着々加点した。



 ハーツ攻撃陣は、宮本が今季初安打を含めマルチ安打、福田【9】も今季初安打〔左下〕を放ったうえ3盗塁〔中下〕と、全体的に上昇気配。そしてこの日目立ったのが何といっても久原。左中間に強烈な二塁打を2本放ち〔右下〕ブレーク、この連続長打はスイングスピードの速さの証明であり、今後、さまざまな投手にタイミングが合わせられるようになれば楽しみな存在になってきそうだ。


 ハーツ投手陣は、住吉【51】〔左下〕から松尾〔中下〕、岩本【1】〔右下〕と3投手がリレー。それぞれにマウンドの感触を確認した。中1週空いたこともあったか、守備では若干ミスも出たが、近づいてきたリーグ戦へ向け、チーム全体としては、投打に上り調子を実感できたゲームであった。


 この日は、ゲームの最後に来て、力投を続けていた相手投手が、ちょっとした動きで大きなケガをされてしまい、それをもってゲームセットと、やや後味のよくない幕切れとなってしまった。不可抗力ではあったと思うが、大きなケガは敵も味方もなく、できるだけ避けたいもの。早い回復をお祈り申し上げます。

【文責・背番号5】

2017.04.01

04月01日 湾岸サムライズ戦 14-8

2017年04月01日 15:00~17:00
世田谷公園野球場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 湾岸サムライズ】

S 104201  8
H 80303x 14

投:松尾〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:松尾【1号】
三塁打:綿貫
二塁打:住吉

1(左)成岡
2(遊)住吉
3(投)松尾
4(三)高松
5(捕)綿貫
6(中)山下※
7(一)篠田※
8(二)滝村※
 (右)横井
※は助っ人
*横井は怪我のため打席は立たず

★ハーツ三賞★
殊勲賞=松尾(完投、今季1号本塁打を含む3安打)
敢闘賞=住吉(先制二塁打含む3安打)
守備賞=横井右翼手(骨折おしての、守備のみ出場で、2刺殺)
山平賞=高松(通算500安打達成)

 春の選抜大会決勝順延の余波がハーツにも。参加可能予定の2名がこの日の決勝のために欠席となってしまったのだ。永山監督【36】も不在。助っ人予定者1名の直前の事故によるけが欠場。加えて前日からの雨で試合決行の判断も難しい状況のなか、何とか6人が試合に間に合い、相手チームの助っ人を急きょ借り受けることで、負傷中の横井【6】を含めようやく9人のメンバーがそろうという危うい状態だった。

 この日の相手は、2週前に対戦、敗北を喫しており、ホームを変えての雪辱戦だ。兵藤監督代行【23】がジャンケンに敗れ、後攻となったハーツ。0-1で迎えた1回裏、1番成岡【11】が左前安打〔左下〕で出塁すると、2番住吉【51】は左翼手の頭上を大きく超える二塁打〔中下〕を放ち、成岡が一気に本塁を駆け抜け、すぐさま同点に追い付く。3番松尾【17】が倒れた後、4番高松【49】の技あり安打〔右下〕から2四球をはさんで6安打を連ね、この回、8得点をあげる。


 8-5と追い上げられた3回、住吉、松尾の連続内野安打に、四球、敵失を絡めて効率よく3点を追加。4点リードで迎えた5回には、先頭の松尾が右翼線に今季1号本塁打〔左下〕を放つと、高松はこの日、2本目の安打〔中下〕を放ち、ハーツ初の通算500安打を達成した。続く綿貫【14】も得意の右打ちで三塁打〔右下〕とし、その後の敵失で本塁に還り、この回も3得点をあげた。


 今季初先発の松尾は、試合前の飲酒(補記:グラウンド担当の横井が、天候等を考慮し、早い段階で一旦中止の方向性を示してしまったため←試合の時間帯には天候が回復し、無事に行えることに)というハンディを自らに課しての登板。強打の相手打線に時折、連打を浴びながらも、緩急をつけた丁寧な投球で、6イニング119球を投げ切った。

 14-8とスコアだけを見れば乱打戦だが、ハーツメンバーは助っ人、守備だけ出場の横井も含め、全プレイヤーが持ち場をしっかりこなした。
 初回の8安打中、長打はわずかに1本、大量得点にもおごることなくシュアな打撃を心がけていた。守っても、立ち上がりこそ内野陣の動きに硬さが目立ったが、中盤以降はいつにもましてキビキビとした守りで、打たせてとる松尾をしっかり支えた。捕球後の送球が困難な右翼手・横井は2刺殺に加え、中堅を守った助っ人・山下さんとの連携により捕球後のロスを最小限に抑えるという機転で、試合を引き締めた。今季初マスクの綿貫も、低めにボールを集める松尾の投球を巧みなミットさばきで後ろに逸らさず、守りの要として機能した。

 試合開始の直前まで、まともな戦いができるかと気をもんだ一戦だったが、終わってみれば、1年を通じてもそうそうない好ゲーム。「ここぞ」というときのハーツの集中力の高さも垣間見えた。

【文責・背番号23】

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