週刊ハーツ

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2019.07.27

07月27日 東映フライヤーズ戦 1-3

2019年7月27日 16:00~18:00
外濠公園総合グラウンド(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 東映フライヤーズ】

F 000 012 0  3
H 001 000 0  1

投:今泉-柴川-小西〔負〕-住吉
捕:横井-綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:横井、今泉

 1 (左)久原【24】
 2 (中)小西【29】
 3 (三)柴川【 4 】
 4 (遊)住吉【51】
 5 (投)今泉【63】
 6 (右)永山【36】
 7 (一)藤本【 5 】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (捕)横井【 6 】
10(指)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=なし
技能賞=なし
守備賞=住吉、今泉(643のゲッツー鮮やか)
山山賞=なし

動画はコチラ

 ハーツは貧打で接戦を落とし、3連敗となった。

 1回表、ハーツは先頭の久原が内野安打〔左〕で出塁すると二盗、三盗〔右〕。一死後、柴川の四球と二盗、住吉の四球で一死満塁のチャンスをつかんだ。しかし、後続が一邪飛、投飛と抑えられ、先制機を逃した。

 それでもハーツは3回裏、先制に成功する。綿貫の四球〔左〕と小西の右前打〔中〕、敵失で一死満塁。打者・住吉のとき、四球のカウントとなり、押し出しとみて走者はそれぞれゆっくりと次の塁に向かったが、審判の勘違いで3ボールの判定。走者が挟まれるランダウンプレイが発生し、二塁走者がアウトになる間に三塁走者がかえって、1点を挙げた〔右〕。

 この日のハーツ投手陣は、先発・今泉〔左〕が制球よく投げて3イニングを2安打無四球、無失点の好投、接戦を演出した。2番手の柴川〔右〕も、4回は住吉、今泉のコンビによる643のゲッツーもありいいスタートを切ったが、5回は打たれたヒットは1本ながら、味方の3失策に足を引っ張られて同点に追いつかれた。

 続いて6回からは、この日、正式にチームに加わった小西〔左〕がマウンドに上がったが、失策から二死三塁のピンチを招くと、適時打〔右〕で逆転を許し、その後は制球を気にしたかやや手投げになって、かえって制球を乱してしまい押し出しで失点した。この辺りは今後、場数を踏めば解消できてくるとは思われるが……。

 追う展開となったハーツは、6回裏に住吉の右前打〔左〕と今泉の二塁打〔右〕で二死二、三塁とするが後続が倒れ無得点となるなど、途中からマウンドに上がった相手の好投手にそのまま抑え込まれ、追いつくことはできなかった。

 この日のハーツ打線は、上記以外では横井が5回にライトへ二塁打〔中〕を放ったのみの5安打。終盤3回だけで7三振を奪われた最後の投手に関しては、力が違った感もあるが、それ以前の投手からは、もうちょっと食い下がって点を取りたかったところ。4回までは少しタイミングをずらされて打ち取られる打球が目立ったが、少ないスイング数でいかにアジャストするかを、もっと考えていく必要があるかもしれない。あるいは同じアウトになるにしても、崩されて当てるよりも、強いスイングで空振りする形を心掛けるようにするなど、各打者が投手次第で工夫していかなければならない部分もあるだろう。

 今後は投打ともに戦力的に苦しい戦いも予想され、例えばGリーグで勝負に持ち込もうと思えば、それはそれぞれがおのおののベストに近いフォーマンスを出していけて初めて、という状況になる可能性もある。そこへ向けた意識を、それぞれのメンバーが新たにする必要があるかもしれない。

【文責・背番号5】

2019.07.13

07月13日 新宿ブンブン戦 9-11

2019年7月13日 15:00~17:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
Gリーグ 第6戦
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(1試合目)

B 603 2  11
H 304 2   9

投:柴川〔負〕-高松-住吉
捕:綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井(ハ)、佐々木(ブ)

 1 (左)横井【 6 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (三)高松【49】
 4 (一)筒井【18】
 5 (遊)住吉【51】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (右)山口【31】
10(投)柴川【 4 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=佐々木選手(新宿ブンブン)
 優秀=石塚選手(新宿ブンブン)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=なし
技能賞=なし
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 Gリーグ第6戦。ここまで3勝2敗のハーツとしてはこれ以上の星は落とせない。いつも以上に集中力を求められた一戦だったが、相手(5安打)を上回る安打(7本)を放ちながら、初回先頭打者からの6連続四死球をきっかけにした6失点が最後まで響き、反撃及ばず、痛い星を落としてしまった。

 この日のハーツ打線は、現在の調子をもとに組み替えたラインアップ。上位5人で見れば、10打数7安打、4四球、1犠飛、8得点、6打点、10盗塁と期待通りに機能した。それに対して、下位5人は、柴川の中堅を襲う一打が好捕され併殺になるという不運があったとはいえ、7打数0安打、5四球、1得点、2打点、2盗塁と、思うような結果が得られず、高松監督の強い思いに応えられなかった。

 ハーツ先発のマウンドは、ここ数試合の好救援で、監督からの期待も大きい柴川〔左〕。しかしこの日のマウンドの姿は、まったく別人。制球ままならず、先頭から一死も奪うことができないまま、3四球、2死球でマウンドを高松〔右〕に譲る。急きょ登板の高松は、ふだんのごとく粘りの投球を見せたが、重苦しい流れを跳ね返すまでには至らず、ハーツは初回大量6点を失ってしまった。

 その裏、ハーツはすぐさま反撃を見せる。先頭横井が四球を選び出塁すると、二盗、三盗〔左1〕を鮮やかに決め、2番綿貫〔右1〕の内野ゴロでホームに還り、1点を返す。続く、高松〔左2〕、筒井〔中2〕、住吉〔右2〕の3連続長短打で、2点を追加し、6対3と追撃態勢を整えた。


 2回、高松が相手打線を0点に抑えるが、ハーツ打線も柴川の一打〔左1〕が併殺となり無得点に終わる。3回、高松が連続死球を与えたところで、住吉〔右1〕にスイッチ。しかし、無死満塁から適時二塁打を浴びてしまった。その裏のハーツは、一死から綿貫〔左2〕、高松〔中2〕、筒井〔右2〕が三連打、さらに相手投手の制球難もあり4点を返す。3回を終えて、9対7、ハーツが2点を追う展開となった。


 最終の4回、ハーツは2点を奪われ、その差は4点に広がる。粘るハーツ打線は、筒井のこの日3本目の安打〔左〕で1点を返し、住吉の犠飛〔右〕でさらに1点を奪う。しかし反撃もここまで。両チームで24四死球が乱れ飛ぶ乱戦は、ハーツの敗北で結末を迎えた。

 ハーツの敗因は、9四球を選びながらも、好機に適時打が奪えなかった打線。とくに下位は、四球こそ選んでいたものの、進塁打を放つことさえままならなかった。気持ちのうえでは、チーム一丸となって戦っていたはずだが、結果がついてこなかった。

 この日の対戦チーム、新宿ブンブンさんは16人が参加〔中〕。それに対しハーツは10人。参加メンバーの差で圧倒されたわけではないだろうが、この時点で、いつもの集中力あるハーツではなかったのかもしれない。

 このゲームで、今期の前半戦が終了。次戦は7/27から再開となる。
 前半戦、好調を維持できている選手も、課題山積の選手も、記録達成を目前にした選手もいる。各自各様の思いを胸に、後半戦のハーツ野球を、思う存分、楽しんでいければと思う。

↓↓↓

 最後に、前半戦最終試合後の高松監督からのコメントを掲載します。

「ブンブン戦は、前半戦の、いや、シーズンを通しても、最も重要な、絶対勝たねばならない試合でしたが、残念ながらその試合を落としてしました。勿論、全ての責任は監督にあります。そのことを謝罪した上で、この敗戦の意味は参加したメンバー皆が受け止めるべきとの思いから、表彰はなしとします。Gリーグ公式戦は残り2試合です。連勝して、せめてもの意地を見せましょう」

 次回、Gリーグ戦は8月10日です。

【文責・背番号23】

2019.07.06

07月06日 中野マシンガンズ戦 1-11

2019年7月6日 13:00~15:00
上高田運動施設野球場B面(ビジター)
フリーマッチ
【中野マシンガンズ vs 南海ハーツ】

H 000 010 0  1
M 522 002 x 11

投:高松〔負〕-兵藤-筒井-高松-柴川
捕:綿貫-横井

本塁打:石井選手(マシンガンズ)
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)柴川【 4 】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (一)横井【 6 】
 5 (投)高松【49】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (左) 森  【 0 】
 9 (三)兵藤【23】
10(二)山口【31】
11(右)宮本【19】
12(指)筒井【18】
13(指)小西※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=なし
技能賞=綿貫(最終回にノーヒットワンランを逃れたチーム唯一の安打)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 今シーズン早くも4回目の対戦となった中野マシンガンズ戦。空の表情は微妙だったが、野球好きのナインのために、試合時間帯だけは雫のまばたきを我慢してくれたようだ。多彩な投手リレーを見せたハーツに対し、マシンガンズは速球派の橋口投手から菊地投手へとつないだ。吉と出たのは、どちらのチームだったのか。

 南海ハーツの先発は高松〔中〕。先頭打者から順調に内野ゴロを打たせるも、サード、セカンド、ファーストが揃ってエラーやフィルダースチョイスでランナーを生かしてしまい、不運な失点。内野手がきっちり処理していれば三者凡退だっただけに、悔やまれる初回に。

 2回裏、マシンガンズは3番石井選手〔左〕がライナーで左中間に打球を運ぶ。俊足を生かし、そのままホームイン。2ランホームランとなり、早くも7-0と大量リード。一方のハーツ打線は、マシンガンズ先発の橋口投手〔右〕の前になかなかヒットが出ず、沈黙。この日の曇り空のように、スカッとしない。

 流れを変えるべく3回裏からマウンドに上がったのは兵藤〔中〕。前回の登板では1イニングを投げ、経験を積みつつある。普段のキャッチボールでは、その球筋の良さを何人もの選手から称賛されているだけに、高松監督の期待も大きい。この日は立ち上がりにランナーを出すものの、前回よりも落ち着きが感じられ、任されたイニングを2失点でしっかり投げ切った。

 打線が湿りがちだったハーツの中で、一番のニュースと言えば、筒井〔左〕の登板だろう。今でもシーズン最多勝記録を保持しているのは筒井だという。背番号も18、エースナンバーだ。速球でビシビシ押す投球とはいかなかったが、久しぶりにマウンドを楽しんでいる様子が窺えた。ランナーを溜めたところで、再び高松のリリーフを仰いだものの、満足感があったのではないだろうか。圧巻だったのは高松。一死満塁から、たった1球で1番打者をピッチャーゴロに打ち取り〔右〕、判断よくホームへ送球、捕手綿貫から一塁横井へと転送され、併殺成立。見事すぎる火消しぶりだった。

 5回表、ハーツ唯一の得点は横井の四球から。4番としての責任を果たせていない思いからか、スランプがないと言われる足だけでもチームに貢献しようと、二盗〔左〕、三盗。満塁から、兵藤がきっちり四球を選び〔右〕、押し出しで1点を返す。この時点でもチームはノーヒットだったが、ノーランだけは免れた。

 なかなか見せ場のないハーツにとって収穫だったのは、5回、6回を投げた柴川〔中〕。前週のYBC-67戦で投球のコツをつかんだ背番号4は、スライダーの曲がりが良く、狙って三振を取りにいくシーンも見られた。この日好調だったマシンガンズの選手からも「今の球、何?」という声が漏れるなど、今後の武器となり得るボールだと言えよう。

 さて、最終回を迎えても依然として無安打継続中のハーツ打線。6回から代わった菊地投手に対し、一本打つことができるのか。こういう時に無類の強さを発揮するのが、プレッシャーとは無縁の男、綿貫だ。ファウルで粘りに粘り、だんだんタイミングをつかんでくると、ついに出た! フルスイングで得意の右中間に運んだ打球は人工芝の上で跳ね〔中〕、ハーツは何とかノーヒットワンランを逃れることができた。

 それにしても、1-11で大きな見せ場なく、ライバル中野マシンガンズさんに完敗してしまったのは寂しいところだ。今シーズンのGリーグ対戦は終わっているが、現在1勝3敗。このままでは苦手意識を作ってしまう。幸い、8月にもフリーマッチが組み込まれている。次のチャンスでは、新生ハーツ打線を見せることができるか。
 次週のGリーグ第6戦、新宿ブンブン戦は、優勝戦線に生き残るためにも大事な試合となる。打線も天気も梅雨明け宣言で、夏に突入しよう。

【文責・背番号6】

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