週刊ハーツ

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2019.11.30

11月30日 ブルードラゴンズ戦 2-11

2019年11月30日 12:00~14:00
外濠公園総合グラウンド(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ブルードラゴンズ】

H 110 00   2
D 314 03  11

投:高松〔負〕
捕:筒井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (左) 森  【 0 】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (一)横井【 6 】
 6 (三)兵藤【23】
 7 (遊)大島※
 8 (二)太田【16】
 9 (右)田中※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=筒井(師弟対決で、強烈なレフト線安打)
技能賞=久原(ともに俊足を活かし、内野安打と2盗塁)
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 4年ぶりの対戦となったブルードラゴンズ戦。まず試合開始前のグラウンド状況はこんな感じ〔左〕。このままでは厳しかったですが、両チームの選手が早めに球場入りし、土入れやグラウンド均しでライト付近も何とか守れる状態になり、無事にプレーボール〔右〕。今回、久しぶりの対戦の橋渡し役を担ってくださったのが、YBC-67の大島さん。この日の助っ人として活躍してくれただけでなく、早朝に誰よりも早く外濠公園に到着し、水捌け作業に最も貢献していただきました。ありがとうございます。

 ブルードラゴンズには、かつて南海ハーツでプレーしていた選手がいる。吉田投手と、広崎選手である。吉田投手〔左〕はハーツ創成期のエースとして通算40勝(歴代2位)。通算40万球の投げ込みを経て会得した抜群のコントロールは健在で、66歳とは思えない素晴らしいボールが古結捕手のミットに吸い込まれていく。ブルードラゴンズ監督の広崎選手〔中〕は高松投手〔右〕との対戦を楽しみにしていただろう。

 先攻のハーツは、先頭の久原〔左〕がショート左への内野安打。俊足を活かして出塁すると、すかさず二盗を決める。一死満塁となったところで、5番横井〔右〕が初球を叩きセンターへ。犠牲フライとなり、ハーツが1点を先制。

 一方、1回裏のブルードラゴンズは3番古結選手〔中〕のセンター左へのタイムリーなどで3点を挙げ、逆転する。

 追いつきたいハーツは2回表、7番大島選手〔1左〕のセンター越えヒットなどで無死一二塁とすると、迎えるは8番太田〔1右〕。吉田投手との対戦は、今季の最年長対決だったかもしれない。「打ちやすい所へ投げてよ」というジェスチャーは、勝手を知る吉田選手への粋な挨拶にも見えた。太田は粘った末にチームバッティングの進塁打で、一死二三塁とチャンスを広げる。ここで打席に入った田中選手〔2左〕は、筒井の仕事仲間でハーツの野球に初参加。初打席ヒットとはならなかったが、試合後の飲みにも同席してくれた。来シーズンの参加もお待ちしています。ハーツは久原の三遊間の打球で、三塁ランナー兵藤が返り〔2右〕、2-3と1点差に迫る。


 2-4と差が2点に広がった3回表、ここで見応えのある場面が実現した。ハーツ4番筒井とブルドラ・エース吉田の対決〔左〕である。ハーツに筒井を誘ったのが吉田さん。言わば師弟対決である。この勝負に勝ったのは、今季絶好調の4割男・筒井の豪快なフルスイングだった〔中〕。レフト線への強烈なヒット。続く横井〔右〕もレフトへヒットを放ち、一死一二塁とするが、吉田投手は粘りのピッチングで追加点を与えない。

 結局、この後はハーツ打線にヒットが出ることはなく、ブルドラは効果的に加点し、終わってみれば、11-2でブルードラゴンズが快勝。ライバル対決は、ハーツにとって悔しい敗戦となった。
 この日を迎える前から、ブルードラゴンズのブログは盛り上がりを見せていたようで、吉田投手はハーツ打線を細かく研究し、グラウンドでは「ルーキーの小西選手はどこ?」(この日は欠席)、「打撃フォームのいい若手がいるね」(森選手〔中〕のことのよう)など、嬉しい言葉も聞けた。

 試合後には、2チーム合同飲みでさらに親交を深めることができました。
 私にとっては、ハーツの投手として活躍した吉田さんと話せる機会ができて嬉しかったし、そのボールを受ける好青年の古結選手や、マッチメイクで連絡を取り合った広崎監督との会話も楽しかったです。こちらも高松監督を中心に、トークでも勝負を挑みましたが、普段は饒舌な筒井さんも吉田さんの前では無口に見えるほど、吉田さんのしゃべりは絶好調で、飲み会の人数では勝ったハーツもブルドラに完敗でした。

 ブルードラゴンズさんとは「来シーズンも定期的に試合をしましょう」と話しています。いつも対戦時や助っ人協力などで細やかな心遣いをいただく大島さんが所属するYBC-67さん、高松監督と横山監督の友情も厚いアメーバさんなど、Gリーグ以外でも定期戦を行いたいチームがあります。今後も野球を通じた素敵な交流ができますように。チームの輪を広げていきましょう!

【文責・背番号6】

2019.11.16

11月16日 東京イーグルス戦 17-8

2019年11月16日 14:00~16:00
外濠公園総合グラウンド(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 東京イーグルス】

E 311 201   8
H 373 202  17

投:高松〔勝〕
捕:筒井

本塁打:山下
三塁打:なし
二塁打:横井、中野

 1 (一)藤本【 5 】
 2 (三)兵藤【23】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (遊)横井【 6 】
 6 (二)清水※
 7 (中)山下※
 8 (右)山崎※
 9 (左)中野※
10(指)筒井(楓)※
※は助っ人

★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(圧巻、6イニングス完投勝利)
敢闘賞=筒井(この日も2安打1打点3得点。4番の仕事)
敢闘賞=横井(ツキも味方に2安打1打点)
技能賞=藤本(お手本のような右打ちを鮮やかに決める)
守備賞=兵藤(遊撃前ゴロを横取り、間一髪、間に合う)

動画はコチラ

 夜のプレミア12スーパーラウンド日韓戦を前に、ハーツ野球も日韓戦の装い。韓国草野球優勝チームのメンバー2名を助っ人に並べる相手に対し、一方、ハーツも、筒井Jr.を含めて5名の助っ人という一戦は、両チーム乱打戦を繰り広げるなか、ハーツ先発の高松〔中〕がしり上がりに調子をあげ、6イニングスを完投勝利で飾った。助っ人山下選手のグランドスラムをはじめ助っ人5人で9安打の活躍で大量得点。ハーツメンバーも、兵藤を除き全員安打と気を吐き、4回までに全員得点を記録した。

 先発高松は立ち上がり制球が乱れ、いきなり3点を失うが、その裏ハーツは筒井〔左〕の適時打、助っ人山下選手の2点適時打ですぐさま同点に追いつく。1点リードを許した2回裏の攻撃は一死後筒井Jr.〔中〕が中前打で出塁、敵失で追いつくと、さらに敵失、四球、内野安打で2点を追加、そして迎えた二死満塁の好機に、助っ人山下選手〔右〕が右翼超えのグランドスラムを放ち、この回計7点を奪って、実質、試合を決めた。

 3回以降も、ハーツ打線は万遍なく、よく打った。高松〔左〕、筒井〔中〕、横井〔右〕はいずれもマルチ安打。高松、筒井はともに3得点と、この日のバッテリーは打でも守りでも、終始、試合を盛り上げた。とくに高松は、本来なら疲れの見え始める5回、この試合初めての三者凡退無失点と圧巻の投球を見せた。

 先週のアメーバ戦に続く勝利。5月11日~5月25日の3連勝以来の連勝となった。
 シーズン当初はメンバー集めに苦しむことのなかったハーツだが、ここにきて、ほぼ皆勤メンバーの故障離脱などもあり、助っ人含む9名の確保がままならない状態になっている。チームとしてもメンバー募集を進めていくが、身近に野球を楽しみたい、体を動かしてみたいという人を見かけたら、なんとか、ひと声かけて、グラウンドまで足を運んでもらえる機会をつくってもらえるとありがたい。

【文責・背番号23】

2019.11.09

11月09日 アメーバ戦 9-6

2019年11月9日 12:00~14:00
亀戸野球場A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

H 012 06  9
A 301 20  6

投:高松-小西〔勝〕-今泉
捕:筒井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:筒井、兵藤

 1 (右)山口【31】
 2 (遊)今泉【63】
 3 (投)高松【49】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (左)小西【29】
 6 (中)久原【24】
 7 (一)横井【 6 】
 8 (三)兵藤【23】
 9 (二)太田【16】
10(指)藤本【 5 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(ダメ押しの左越え二塁打含む3安打&3盗塁)
敢闘賞=小西(3打数3安打4盗塁をマーク、そして初勝利)
技能賞=山口(三遊間突破で通算200安打達成!)
技能賞=筒井(逆転のノロシ上げる2点二塁打)
守備賞=兵藤(ピンチで一、二塁間の難しい当たりを捕り本塁封殺)
守備賞=小西(初回のピンチに外野飛球2本をさばく)
守備賞=横井(冷静に飛び出した走者を刺してゲームセットに持ち込む併殺)
山山賞=なし

動画はコチラ

 ついに出た! 王手をかけてから約1カ月、みんなのアイドル山口が、通算200安打を達成だ〔中〕。先頭打者で打席に入った3回表、持ち味の強烈なラインドライブ……、とはいかなかったが、ゴロで三遊間を真っ二つ。それなりに「らしい」打球で節目の記録を達成した。仕事の関係もあって、出場試合が限られる中で、着々と積み重ねた勲章に拍手を送りたい。

 さて、この日のゲームのほうは、アメーバを相手に、常に先手を許す展開。初回に守備の乱れもあって3点を奪われ、2回に小西〔1左〕がヒットから二盗、三盗して兵藤〔1右〕の中前敵打で1点返し、3回表に二死二、三塁からの小西〔2左〕が2点適時打していったん追いついたが、その裏に勝ち越され、4回にも代わりばな、やや制球が定まらなかった小西〔2右〕が2点を追加されるという苦しい流れになった。


 ただ、その中でもハーツ守備陣はピンチを背負った場面でよく守った。1回には4連続出塁を許した後、レフトの小西が大きいフライを2本しっかりとキャッチし、なんとか3点でとどめた。3回には1点失ってなお走者を三塁に置きながら、高松〔左〕が2者連続三振に斬って取ってピンチ脱出、4回には一死満塁で、一、二塁間の当たりを捕った兵藤〔右〕が、よくホームに投げて走者を封殺。これらの守りでしのいだことが、終盤の反撃につながる。

 山口の記念試合を勝利で飾りたいハーツは、3点を追う5回裏、藤本、山口が四球出塁していい形で上位打線に託す。高松も四球で一死満塁となった後、筒井〔1左〕がレフトへ2点適時打を放ち、1点差に詰め寄った。さらに小西〔1右〕に幸運な内野安打が出て同点。小西の二盗で二、三塁とした後、久原〔2左〕がピッチャーのグラブをはじいて中前に抜ける2点適時打を放って勝ち越し。仕上げは二死三塁から兵藤〔2右〕がレフトオーバーに強烈な適時二塁打を放って、この回、一挙6点を挙げた。


 逆転したハーツは、締めくくりに満を持して今泉〔中〕を投入……したはずだったが、あとで分かったことだが今泉はこの日、体調がすぐれず無理を押しての出場だったようで、立ち上がりから3連打を許し無死満塁。なんとか次打者を投ゴロに打ち取ったが、なお一死満塁のピンチが続く。

 だが、ハーツにはまだツキが残っていた。続く打者の打球はレフトを襲ったが、ほぼ正面。当たりに誘われたか相手の走者が飛び出したところを、飛球を取った横井が冷静に三塁送球してゲームセット。これも山口の人徳か!? 記念試合は大逆転勝利(小西もハーツ入団後初勝利)で、めでたく幕を閉じた。

【文責・背番号5】

2019.11.02

11月02日 あしたば戦 2-19

2019年11月2日 13:00~15:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

A 272 44  19
H 000 02   2

投:横井〔負〕-兵藤-高松
捕:筒井-横井

本塁打:福本(あ)
三塁打:なし
二塁打:加島2(あ)、佐藤(あ)、長堂(あ)

 1 (左)山口【31】
 2 (二)太田【16】
 3 (投)横井【 6 】
 4 (三)兵藤【23】
 5 (中)久原【24】
 6 (遊)今泉【63】
 7 (一)高松【49】
 8 (捕)筒井【18】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=横井(ノーヒットノーランを防ぐ、貴重な三遊間ヒット)
技能賞=なし
守備賞=なし
山山賞=なし

動画はコチラ

 連敗を4で止めたい南海ハーツが下高井戸運動場に迎えたのは、ライバルあしたば。15人のメンバーが揃っている。対するハーツは急遽の人数不足で8人。あしたばさんのご厚意で、ライトを借りながらの試合となった。

 ハーツ先発の横井〔左〕は、投手としてはなかなか結果を残せていないが、メンバーが限られるこの日は何とか試合を作りたいところ。しかしまたもや初回から荒れたピッチングをしてしまった。バッターからの逆光にも助けられ、2三振は奪ったものの、あしたば4番三好選手〔中〕に先制タイムリーを浴びるなど2失点のスタート。2回にも佐藤選手〔右〕にタイムリー二塁打が出て、同世代に打ち込まれる。この回はさらに失点を重ね、早くも0-9と大きくリードを広げられる。

 一方、あしたば先発の長堂投手〔左〕は上々のピッチング。南海ハーツ通算200安打目前の先頭打者・山口〔中〕は、きっちり四球を選ぶが、最年長選手として元気にスタメンに名を連ねる太田〔右〕以下もヒットでつなぐことはできず無得点。ハーツはこのまま4回までノーヒットを継続してしまう。

 3回からマウンドに登ったのは兵藤〔左〕。横井が長いイニングもたなかったため、少ない準備での登板になってしまった。この回のあしたば打線は、加島選手〔右〕のセンターへの二塁打などで2点を追加、攻撃の手を緩めない。

 あしたばは4回にも1番福本選手〔左〕の満塁ホームランが飛び出し、勝負を決定づける。ここでさらに緊急登板となった高松〔中〕だが、さすがのピッチングだった。あしたばの強力クリーンアップを3人で片づけ、意地を見せる。その裏のハーツは、今泉〔右〕の放った打球も一二塁間を抜けることはなく、三者凡退。いよいよ長堂投手の大記録達成か、という展開に。

 長堂投手のノーヒットノーラン継続で迎えた5回裏。しかし、あしたばはここで恵美投手にスイッチ。この回先頭の筒井〔左〕は、いつものフルスイング。打球はショートゴロとなったが、4割男の迫力におされたのか、エラーで出塁。山口も四球で続き、太田の進塁打で一死二三塁に。ここで打席に入るのは、投手として寂しい結果だった3番横井〔中〕。守りでダメなら打撃でと気合だけで放った打球は、三遊間へ。ショートのグラブの僅か先を抜ける、ハーツのこの試合初安打となり、筒井と山口を迎え入れ、2-19に。点差は大きく離れていたが、何とかノーヒットノーランは阻止した。しかし最後の打者・久原〔右〕が打ち取られ、完敗となったハーツ。

 あしたばとは、長年ライバルとしていい勝負を繰り広げてきたが、夏場のGリーグでも大敗、この日も大きく差をつけられてしまった。現在の南海ハーツは、まず人数を揃えるのが難しい状態に陥っている。春先には14人などベンチがいっぱいになる日も多く、助っ人に頼ることもなかったが、今は苦しい状況と言わざるを得ない。良き仲間で20年以上の伝統を誇る草野球チームだが、夏から秋にかけ、チーム運営の難しさを肌身で味わうことに。野球はひとりではできない。2人でも3人でも駄目だ。最低でも9人揃うことで、試合が成り立つ。これまで毎週、野球ができてきたことに感謝しながら、メンバーの意識を高め、継続の大切さを胸に刻み、一歩ずつ前に進んでいこう。

【文責・背番号6】

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