週刊ハーツ

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2023.03.11

03月11日 エースハンターズ戦 4-6

2023年3月11日(土)13:00~15:00
野毛町公園(ビジター)
フリーマッチ
【エースハンターズ vs 南海ハーツ】

H 200 020 0  4
A 030 102 0  6

投:小西-高松〔負〕-矢野

 1 (遊)矢野【32】
 2 (指)土屋【13】
 3 (一)高松【49】
 4 (投)小西【29】
 5 (二)兵藤【23】
 6 (捕)筒井【18】
 7 (中)宮本【19】
 8 (左) 森  【 0 】
 9 (三)横井【 6 】
10(右)角田【 3 】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=土屋(5回、一時同点打となる2点打含む2安打1盗塁の活躍)
敢闘賞=矢野(3回に三塁打をを含む2安打と躍動)
敢闘賞=角田(5回、右安打で出塁し、二塁から激走し一時同点となるホームイン)
技能賞=宮本(7回、基本通りのセンター返し。2打席凡退からキッチリ修正)
守備賞=角田(二塁、中堅、右翼間に落ちそうなフライをライトから好捕。慣れない一塁守備でも3刺殺と奮闘)
守備賞=筒井(暑さに負けず、捕手でフル出場。ストッピングが光る)
守備賞=森(6回、相手の鋭いライナーをキャッチ)
山山賞=土屋(角田選手フライキャッチの瞬間にフォーカス)

試合動画

 ハーツは初回、矢野、土屋の若手1、2番の連続安打で好機を作ると、4番・小西が相手三塁手の失策を誘い、先制した。さらに小西は相手が打球処理にもたつく隙を見て二塁を陥れる好走塁を披露し1死二、三塁とした。続く5番・兵藤が四球を選び1死満塁で迎えるは筒井。ここは三ゴロで本塁封殺となるも、相手捕手の一塁送球間に二塁から小西が判断良くホームを陥れ、この回2点を挙げた。 

 先発の小西は1、3回と持ち前の緩急で無得点に抑えたが、2回に長打攻勢を浴びるなど3失点。さらに4回、相手3番にホームランを浴びたが4回4失点と踏ん張った。 

 5回は9番・横井が敵失で出塁すると、続く角田が右翼へクリーンヒット。暴投も絡み2死二、三塁とすると、ここで土屋が鮮やかなセンター返し。横井に続き、二塁から角田も激走し4-4の同点とした。 

 その裏、横井監督は小西から高松にスイッチ。さらに本来外野の角田を一塁に抜擢。この作戦に高松が呼応するように横井、矢野の三遊間にゴロを打たせれば、両者とも無難にさばきストライク送球を発動。角田の3刺殺を後押しし、この回三者凡退で切り抜けた。 

 6回2死から2点を失ったものの高松もテンポの良い投球を披露。さらに7回にマウンドに上った矢野も1イニング無失点と結果を残し「投の3本柱」の仕上がりの良さをうかがわせた。 

 試合は惜しくも4-6と粘り及ばず。打線は相手投手の制球の良い2投手を前に右打者が計6つの三ゴロに抑えられるなど術中にはまってしまった。加えて昨季終盤に見せたような足技も初回の小西を除き不発に終わった。 

 ただ相手チームも試合運びは巧みで、自滅するような展開には持ち込めず。積極的スイングや、余計な四球を出さない、取れるアウトはしっかり取っていくスタイルはハーツもお手本にしたいところだ。

文責【0】

今週のベスト3ショット

2023.03.04

03月04日 あしたば戦 3-6

2023年3月4日(土)11:00~13:00
世田谷総合運動場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

H 101 000 1  3
A 015 000 x  6

投:矢野〔負〕

 1 (指)高松【49】
 2 (指)宮本【19】
 3 (投)矢野【32】
 4 (捕)綿貫【14】
 5 (三)筒井【18】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (左)辻本【37】
 8 (中)土屋【13】
 9 (一)藤本【 5 】
10(右)角田【 3 】
11(遊)横井【 6 】

スコア:藤本智子

★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(チーム初ヒット含むマルチ安打、全3得点)
技能賞=宮本(技ありのレフト前ヒットでチャンスメイク)
技能賞=筒井(フルスイング、会心のセンター前ヒット)
技能賞=土屋(ミート抜群のセンター前で先頭出塁)
守備賞=土屋(右グラブ使用、レフトでバックアップ好捕)
守備賞=矢野(ショートライナーをジャンプ一番)
山山賞=兵藤(先制と勝ち越しの押し出し四球、2打点)

試合動画

 ハーツにとって27年目、横井監督1年目のシーズンが始まった。この日は11人(+スコアラー)のメンバーが集合、前日にメールで送られた新監督からの「1行エール」を胸に、ようやく暖かくなった日差しの下、グラウンドに飛び出した。

 「横井ハーツ」の先頭打者は「今季初ヒット&初得点を期待」のエールで送り出された高松。積極的に初球を打ってレフト前へ。ハーツはそこから、矢野、綿貫の三、四番の四球で満塁とし、二死後、兵藤が0-2からよく選んで押し出し四球、高松が期待通りにチーム初得点を記録し、幸先よく1点を先行した。

 2回にいったん同点とされたハーツだが、3回には再び上位打線が火を噴く。高松中前打の後、宮本が左前にきれいに落として一、二塁。矢野、綿貫が今度は連続三振してどうかと思われたが、五番の筒井が中前打で満塁とチャンスをつなげると、兵藤が再び押し出し四球を選んで勝ち越した。

 しかしその裏、この日がシーズン初戦でもあり、懸念された守備の球際の弱さが出てしまう。4安打1四球で3点を失い、逆転を許したあと、一塁手の送球落球や三塁手がライナーをはじく失策などが続き、余分な2失点。ハーツは最終回に敵失絡みで1点返したが、結果的にはこの回の5失点がゲームを決める形となった。「横井ハーツ」の開幕投手を担った矢野は、この日は課題の初回も3者凡退でスタートするなど、打者1巡目は快調な投球だったが、ちょっと気の毒な結果となってしまった。

 ちなみにこの開幕戦、通算300打点まであと1点と迫り、期待を込めて四番に起用された綿貫の記録達成はならず。とはいえこの日は、土屋にも目の覚めるようなライナーの中前打、横井にもヒットが出て、打線は6安打と初戦としては活発、守っては、肩を痛めていつもとは逆の右手にグラブをつけた土屋が外野で4本のフライをキャッチ、中にはセンターがはじいたボールをレフトでダイレクトにつかむプレーや左で投げての好返球もあり、存在感を見せた。最終回には高松も登板、この日もチームのリズムを立て直す投球を見せるなど、いい動きを見せたメンバーも多く、敗れはしたが、守備の破綻さえなければまずまず戦える、という手応えが残った新監督初戦ではあった。

 新監督初勝利は次戦以降に持ち越されたが、次戦はどうやら若手メンバーの参加も多く、守備はより固めていけそう。ベテラン勢も、暖かくなり試合数を重ねてくれば多少は動きも良くなることだろう(まあ今後は歳を重ねるばかりなので保証はないが……)。次戦こそは、守備の破綻を減らして、新監督に勝利を届けたいところだ。

文責【5】

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