週刊ハーツ

月別アーカイブ

2017.05.27

05月27日 中野マシンガンズ戦 9-8

2017年05月27日 15:00~17:00
世田谷公園野球場B面(ホーム)
Gリーグ 第2戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1試合目)

M 0003212 8
H 114201x 9

投:住吉〔勝〕→岩本〔S〕
捕:綿貫

二塁打:久原、岩本

1(中)横井【6】
2(捕)綿貫【14】
3(遊)岩本【1】
4(三)高松【49】
5(一)藤本【5】
6(投)住吉【51】
7(二)太田【16】
8(左)久原【24】
9(指)永山【36】
  (右)兵藤【23】守備のみ

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=久原(南海ハーツ)
 優秀=藤本(南海ハーツ)
 優秀=下田(中野マシンガンズ)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=藤本(変幻自在の右前3安打、4打点、本盗含む3盗塁)
敢闘賞=久原(適時打2本、2打点)
敢闘賞=住吉(6イニング、被安打3、奪三振5の好投)
守備賞=住吉(火の出るような投手ライナーを反応よく好捕)
守備賞=久原左翼手(左翼で堅守、守りでも投手を盛り立てる)
山平賞=藤本(受難の4失策も、打って走って稼いで取り返す)
山平賞=太田(安打、打点、盗塁。最年長記録を更新)

 ベテラン2人とフレッシュマンの打棒が、ハーツのGリーグ連勝へと導いた。
ハーツは1回裏、二番の起用に応えた綿貫が得意の右打ち〔左下1〕で出塁すると、盗塁、敵失で迎えた一死二、三塁の好機に四番高松が左犠打〔中下1〕で先制。続く2回は四球出塁の藤本を二塁に置き、久原が左翼頭を越す適時二塁打〔右下1〕を放ち1点を追加する。そして3回、先頭の岩本が左翼頭上越え二塁打〔左下2〕で出塁、高松、住吉の四死球で無死満塁とすると、藤本は一、二塁間を破る2点適時打〔中下2〕。太田の内野ゴロで1点を加え、続く久原が今度は中前にきれいに弾き返し〔右下2〕、この回4得点、3回を終えて6-0と大きく相手を引き離した。


 ハーツの先発は住吉。3イニングを無安打、4三振、無得点に封じていたが、4回、内野陣の乱れと、自らの四死球でピンチを広げ、被安打1ながら3点を失う。その裏ハーツは二死ながら四球出塁の高松を二塁に置いて、藤本がこの日2本目の適時打を放つ〔左下〕。続く太田が中前にしぶとく落とし〔中下〕、二死一、三塁。さらに太田が二盗を敢行するすきに、三走藤本が判断よく本盗を決めた〔右下〕。

 しかしマシンガンズも粘る。5回、四球と失策出塁の走者を足と犠飛を絡めて、無安打で2点を返すと、6回にも打順下位の菊地選手の安打、下田選手の二塁打〔左下〕で1点を追加し、8-6の2点差に迫る。なおも無死二塁となったが、続く3人を住吉が抑え込みリードを保つ。その裏ハーツは自らの力投でピンチをしのいだ住吉が左前打〔中下〕で出塁、すかさず二盗を決めると、またまた藤本が右前適時打〔右下〕、貴重な1点を追加した。

 7回、ハーツは先発住吉〔左下〕に変え、岩本を救援に送る。ところが味方の拙守に足を引っ張られ2点を失い、その差は1点。二死二三塁のピンチに、粘る相手打者から岩本〔中下〕が三振を奪い、辛くもハーツが勝利を手にした〔右下〕。

 最大6点差のあったこの試合も終わってみれば9-8の大接戦。ハーツの勝因は何といっても、打順下位に名を連ねた藤本、太田、久原の打、だ。チーム11安打のうち、この3人で7安打を放ち、7打点をあげた。一方、接戦を強いられた要因は6失策という内野陣の乱れに加え、一番横井、二番綿貫の2人が1出塁に終わり、得点機を中軸につなげられなかった点にもある。とはいえ、大量リードから接戦に持ち込まれるというメンタル維持が難しい状況のなかで、Gリーグ開幕2連勝という幸先良いスタートを飾ったハーツ。今後も大人らしい戦いに期待したい。

【文責・背番号23】

2017.05.20

05月20日 あしたば戦 3-14

2017年05月20日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
宮本選手還暦記念試合(フリーマッチ)
【南海ハーツ vs あしたば】

H 0003000  3
A 140027x 14

投:松尾〔負〕→住吉→宮本
捕:福田→綿貫

三塁打:松尾
二塁打:宮本、福田

1(中)宮本【19】
2(二)太田【16】→藤本【5】
3(一)筒井【18】→永山【36】
4(三)岩本【1】
5(捕)福田【9】
6(遊)渡部【10】→横井【6】
7(右)住吉【51】
8(左)成岡【11】→綿貫【14】→兵藤【23】
9(投)松尾【17】→高松【49】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=宮本(打っては猛打賞、守っては好捕、最後は投手で、まさに宮本デー!)
守備賞=宮本(レフトへの大飛球を巧みなポジション取りで完璧キャッチ)
守備賞=住吉(ライトでは守備範囲の広さと強肩を披露、ファーストでは背走フライキャッチ)
山平賞=福田(特大二塁打と、最終打席では左打席でも見事なライナー)
山平賞=松尾(貴重なタイムリー三塁打と、暑い中、投げてもしっかり5イニング)

 南海ハーツ結成2年目から在籍し、選手としてのキャリアだけでなく、長年チームのホームページとグラウンド確保を担い、多大な貢献をしてくだった宮本隆平選手の還暦記念試合〔左下〕。宮本さんのご指名で、あしたばさんが対戦してくれました。

 1番打者として登場した宮本は、いきなり初回に投前安打〔中下〕。その瞬間、ベンチは大いに盛り上がる。すかさず盗塁も決め、得点こそならなかったが、颯爽と定位置センターのポジションへ〔右下〕。

 1回裏、あしたばは先頭打者・東岡がレフト線に二塁打。3番吉岡の左中間ヒット〔左下:打球を追う宮本選手〕で1点先制。
 2回表に早くも、なかなか見られないプレーが起こる。無死一三塁から9番松尾の放った打球はショートフライ。しかしこの時、一塁ランナー成岡がスタートを切っており、戻れず二死。その隙を突いた三塁ランナー住吉だったが、惜しくも本塁でタッチアウト〔中下〕。まさかのトリプルプレーに。
 2回裏もあしたばは打線がつながり、7番熊谷の右中間三塁打〔右下〕などで一挙に4点を加え、5-0とリードを広げる。

 3回表、この回も宮本が魅せる。ライトへの完璧な二塁打〔左下〕でチャンスメイク。まさに「主役は私だ」と言わんばかりの活躍ぶり。ベンチもさらに盛り上がる。試合が動いたのは4回表。5番福田が豪快なレフト越え二塁打〔中下〕で出塁すると、8番綿貫の犠牲フライ、松尾の三塁打などで2点を返し、宮本へつなぐ。ここでも期待に応え、宮本は猛打賞となるファーストへのタイムリー内野安打〔右下〕。ベンチは最高潮に沸いた。

 この日の宮本は守備でも活躍〔左下〕。レフトへ移った3回裏に、長打かと思われた飛球を見事なポジション取りで好捕。そして最後はマウンドへ。打者5人に対し、しっかり抑えて自責点なし。打撃でも守備でも、文字通り“宮本デー”となった。
 試合は、あしたば打線が後半にも爆発し、6番長堂のグランドスラムなどで14-3と大勝。
 そして試合終了後には、あしたばさんからサプライズ。宮本選手への贈り物が贈呈されました〔中下、右下〕。

 選手たちは移動し、18時からは三軒茶屋のお店で宮本さんを祝う会へ。
 楽しく歓談ののち、ハーツ恒例の“赤いちゃんちゃんこ贈呈式”〔左下〕。そしてチームからも素敵な贈り物が〔中下〕(企画の渡部・岩本・福田選手に感謝です)。最後はみんなで記念撮影〔右下〕(小島さんは試合の、住吉選手は祝賀会のカメラマンをありがとうございます)。
 宮本さん、おめでとうございます! 今までも、そしてこれからも、ハーツとともによろしくお願いいたします。

【文責・背番号6】

2017.05.06

05月06日 新宿ブンブン戦 15-9

2017年05月06日 13:00~15:00
東台野球場B面(ビジター)
Gリーグ 第1戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(1試合目)

H 40137 15
B 01071  9

投:松尾→住吉〔勝〕
捕:綿貫

本塁打:住吉〔2号〕、松尾〔2号〕
三塁打:綿貫

 1 (左)横井【6】
 2 (遊)住吉【51】
 3 (二)岩本【1】
 4 (三)高松【49】
 5 (投)松尾【17】
 6 (一)筒井【18】
 7 (指)宮本【19】
 8 (指)藤本【5】
 9 (中)森【0】
10(捕)綿貫【14】
11(右)永山【36】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)
 優秀=横井(南海ハーツ)
 優秀=石塚(新宿ブンブン)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(先制2ランなど2安打1四球3盗塁&リリーフでピンチしのぐ)
敢闘賞=横井(2安打3盗塁で2度のビッグイニング起点)
敢闘賞=松尾(1点差から突き放す満塁本塁打)
守備賞=高松三塁手(満塁のピンチで三遊間の強い当たりを好捕し二封)
守備賞=松尾投手&遊撃手(投手ライナーを反応よく好捕し併殺&ショートで返球を好中継)
山平賞=宮本(2安打1打点2盗塁)

 ハーツは、7点リードをいったんは追いつかれるという苦しい展開から再び新宿ブンブンを突き放し、チームのGリーグ開幕戦を飾った。
 ハーツは1回表、先頭の横井が左前打〔左下〕で出て二盗、続く住吉が中越えに2ランを放ち〔中下〕、幸先よく先制。さらに松尾の右前適時打〔右下〕と宮本の遊撃越え適時打で、この回4点を先行した。

 2回に1点返されたハーツだが、3回には住吉の二盗、三盗を生かして岩本の左前適時打〔左下〕で1点、4回には敵失をきっかけに宮本〔中下〕、藤本〔右下〕の連打や綿貫の右犠飛で3点を加え、4回表を終わって8対1と、ゲームの流れは一方的になったかと思われた。

 しかし4回裏、ハーツは先発の松尾が変調、制球が乱れ始める。死球で出した先頭打者こそけん制で誘い出して一死を取った〔左下〕ものの、そこから2四球1安打で満塁とされると、石塚選手に2点二塁打〔中下〕、後藤選手に左前適時打を浴び4点差に。さらに四球での満塁から、ハーツは高松が三遊間の強い当たりを好捕し二封する好守を見せるが3点差。なおも内野ゴロの間に1点、押し出しで1点と、あっという間にリードは1点となった。
 ハーツはたまらずイニング途中で住吉に投手を交代するが、押し出しでついに同点。しかし住吉〔右下〕は続く打者を三振に取り、何とか同点止まりでピンチをしのいだ。

 再び振り出しに戻っての5回表。しかしハーツにはまだ反発力が残っていた。この回先頭の横井が中前打〔左下〕で出ると二盗、住吉も執念で中前に落とし一、二塁。重盗で二、三塁とすると、岩本の三ゴロ失の間に勝ち越した。ハーツはなお死球で満塁とすると、この日は不本意な途中降板に終わった松尾がセンター右を破る満塁本塁打〔中下〕、バットで取り返す形で勝負を決定づけた。ハーツはその後も二死一、二塁から綿貫の右越え三塁打〔右下〕で2点を追加した。
 その裏、ブンブンは二死満塁から石塚選手が左前打し、1点を返すが、ハーツは二走を好中継で刺し、そのまま時間切れとなりゲームセットとなった。

 苦しみながらもなんとかGリーグ開幕戦を飾ったハーツ。このところのGリーグは実力伯仲となっているだけに、6連覇を目指す今季は、たとえ苦しんだとしても最終的に白星とできれば良しと考えるべきところか。ただ一方で、松尾、住吉とつないでの5回9失点は、今季の投手陣に一抹の不安を抱かせたことも確か。今後もGリーグではチーム一丸、タフな気持ちが要求されるゲームが続くことになりそうだ。

【文責・背番号5】

2017.05.04

05月04日 夢のドリームス戦 3-30

2017年05月04日 18:00~21:00
大田スタジアム(ビジター)
フリーマッチ
【夢のドリームス vs 南海ハーツ】

H 100000  0   0  2  3
D 013112 12 10 x 30

投:岩本〔負〕→長堂→住吉
捕:福田→長堂

三塁打:長堂
二塁打:横井

1 (三)長堂※
2 (一)佐藤※
3 (捕)福田【9】
4 (投)岩本【1】
5 (遊)住吉【51】
6 (中)横井【6】
7 (右)山口【31】→兵藤【23】(守備のみ)
8 (二)藤本【5】
9 (左)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=福田
敢闘賞=長堂
守備賞=なし
山平賞=住吉

 毎年恒例となった、夢のドリームスさんとの対戦〔左下〕。
 ドリームスの先発は、好投手の根岸選手。劣勢も予想されたが、ハーツ1番の助っ人・長堂選手がいきなりセンター越えの三塁打〔中下〕。一死満塁とし、5番住吉はきっちりライトへの犠牲フライ〔右下〕。ハーツが1点を先制する。

 ハーツ先発の岩本〔左下〕は初回を2奪三振の好投で無失点。上々の滑り出しを見せる。ハーツはその後も3回には3番福田〔中下〕、4番岩本〔右下〕、5番住吉の三連打など、打線は好調でヒットを重ねる。しかし根岸投手は要所をしっかり締め、ハーツに追加点を許さない。このピッチングが後半に向けてドリームス優勢の起点となった。

 ドリームスは2回裏に同点とすると、3回には犠牲フライなどそつのない走塁で3得点。4回には6番長島選手のレフト越えホームラン〔左下〕も飛び出し、5-1と徐々にリードを広げる。しかしハーツ打線も負けておらず、5回表には二死から6番横井〔中下〕と7番山口〔右下〕が連続安打。なんとこの時点で安打数はハーツ7本に対しドリームス2本と、スコアとは逆の不思議な展開に。

 この辺りまではいい緊張感の中、試合ができたのだが、ドリームスは2回以降毎回得点を続け、攻撃の手を緩めない。対するハーツは次第に体力的な疲れも出てしまったのか、守備でエラーが目立つようになる。2番手は長堂、3番手は住吉と、Gリーグで考えたら各チームエース級の黄金リレーとなったハーツだったが、それでもドリームスの勢いを止められない。ここは広い広い大田スタジアム。外野の間を抜ければ、ほぼランニングホームラン覚悟の球場。この日の外野陣はレフト永山、センター横井、ライト山口の布陣。山口にはナイスキャッチもあり、永山も左右のグラブを器用に使いこなしながら3人で必死に守るも、外野をボールは転々。ドリームスは7回に12点、8回に10点をあげ、大量30得点。

 迎えた最終回、この回から登板のドリームス女性投手に対し、ハーツは福田の左打席での綺麗な安打、住吉の右中間、横井のレフト越え二塁打などで2点を返すがここまで。3-30とハーツ史上最多失点での敗戦となってしまった。
 しかしこの日には朗報が。怪我から復帰の兵藤が終盤にライトの守備で実戦復帰。まだ完治とはいかないが、助監督の戦列復帰は、今後大きな力となっていくだろう。

 最後は両チーム仲良く記念撮影。この日はドリームスさんが大田スタジアムを4時間取ってくださり、ハーツはその内2時間分を使わせていただきました(実際の試合時間は約3時間)。審判はドリームスの選手のお父さんがボランティアで務めてくださり、費用面も含めとても協力的な対応をしていただきました。ドリームスの池田監督、いつも窓口となってくれる夏苅さん、そして全選手、スタッフのみなさんに、この場を借りて御礼を申し上げます。
 試合は大差となってしまいましたが、これに懲りずに、またぜひ対戦してください!
 助っ人の佐藤さん、長堂さん、そして応援に駆けつけてくれた、あしたばの紳士【13】もありがとうございました。

【文責・背番号6】

ページの先頭へ