週刊ハーツ

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2017.03.25

03月25日 アメーバ戦 10-10

2017年03月25日 12:00~14:00
谷中公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 20620 10
H 22222 10

投:住吉→高松→松尾
捕:福田→羽鳥

本塁打:岩本【1号】、住吉【1号】
二塁打:松尾、住吉

1(遊)松尾
2(投)住吉
3(一)岩本
4(三)高松
5(捕)福田
6(中)羽鳥※
7(二)滝村※
8(左)久原
9(指)横井
10(右)永山
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(柵越えホームランと二塁打のマルチヒット)
守備賞=松尾遊撃手(三遊間の深いゴロを強肩でアウトに)
守備賞=住吉遊撃手(センターに抜けるかという当たりを横っ飛びで刺す)
山平賞=岩本(先制打となるレフトへの柵越えホームラン)
山平賞=福田(相手の隙を見て、見事なホームスチール)

 足立区の谷中公園への遠征となったこの試合〔左下〕。
 1回表にアメーバは先頭バッターがライト越えの三塁打で出塁すると、3番のレフト前タイムリーで先制、5番にもタイムリーが出て2-0とする。
 対するハーツは1回裏に2番住吉【51】が左中間への二塁打〔中下〕で出塁すると、3番岩本【1】がレフト柵越えとなる2ランホームラン〔右下〕ですかさず2-2の同点に。2回裏にも2点を追加し、4-2と逆転に成功する。

 3回表、アメーバ打線はハーツの2番手・高松【49】〔左下〕に対し単打を重ね、打者11人で一挙6点。再逆転し、8-4とリードを広げる。しかし3回裏、この日好調の住吉がレフト柵越えのソロホームラン〔中下〕で再び反撃を開始すると、四球で出塁した福田【9】が二盗・三盗後になんとホームスチールを決める〔右下〕。スコアは8-6と接戦模様に。

 4回表にさらに2点を挙げ、10-6と二桁得点に成功したアメーバに対し、4回裏のハーツは、8番久原【24】が俊足を生かし内野安打〔左下〕で出塁すると、続く9番横井【6】のレフト前、10番永山【36】のレフト前にポトリと落ちるタイムリー〔中下〕で追い上げ、1番松尾【17】の左中間二塁打〔右下〕で8-10とする。

 5回表のアメーバ打線をハーツの3番手・松尾が2奪三振の三者凡退で抑えると、その裏のハーツはまたも粘りを見せ、土壇場で10-10の同点に。二死二三塁のサヨナラのチャンスに横井はセンターに打球を上げるもキャッチされサヨナラならず、乱打戦は引き分けで幕を閉じる。

【文責・背番号6】

2017.03.18

03月18日 湾岸サムライズ戦 4-8

2017年03月18日 15:00~17:00
野毛町公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【湾岸サムライズ vs 南海ハーツ】

H 030100 4
S 33110x 8

投:住吉〔負〕→松尾
捕:永山→成岡

二塁打:成岡

1(左)成岡
2(投)住吉
3(遊)松尾
4(中)宮本
5(三)高松
6(一)藤本
7(二)太田
8(捕)永山
9(右)横井

★ハーツ三賞★
敢闘賞=成岡(フルスイングで3打点。レフトで好捕&急遽捕手としても貢献!)
守備賞=太田(5回にナイスベースカバー&フライ好捕で飛び出したランナーもアウトに)
山平賞=松尾(今シーズン初安打から一気に猛打賞)
山平賞=太田(最年長安打&盗塁を今季も更新)
山平賞=宮本(チームの危機に怪我をおしての出場、四番に座る)
山平賞=横井(右手人差し指にテーピングのまま9番ライトで出場)

 今季2度目の野毛町公園野球場。準備万端で試合に臨みたいところだったが、怪我人続出のチームにあって、まず9人揃うまでにひと苦労。体調万全でない中、宮本【19】が出場を決断し、負傷中の横井【6】もスタメンに名を連ねる。
 追い打ちをかけるように、相乗りのタクシーがなかなか捕まらなかったメンバーや、駐車場の空き待ちを余儀なくされた選手のグラウンド入りが遅れ、湾岸サムライズさんを待たせてしまう状況に(申し訳ありませんでした)。

 15:15プレイボールとなった試合は、1回裏からサムライズ打線がハーツの先発・住吉【51】に襲いかかる。先頭バッターこそ三振に倒れるものの、4番・5番の連続長短打などで一気に3点を先制。
 対するハーツも2回表に、5番高松【49】のレフト前ヒットを起点として、9番横井のラッキーな内野安打を挟み、1番成岡【11】が豪快なレフトへの二塁打で3-3の同点とする。

 しかしサムライズは攻撃の手を緩めず、2回裏にも1番バッターの右中間二塁打などで3点を挙げ、6-3と試合を優位に進める。
 ハーツは3回表に2番住吉、3番松尾【17】の連打でチャンスを作るも、惜しくも得点ならず。
 サムライズは3回裏、4回裏にも着実に1点ずつ加え、ここまで毎回得点。

 この日、ハーツで光ったのは7番太田【16】。今季初出場ながら、4回表にはセンターへの見事なクリーンヒット。すかさず盗塁も決める。自らが持つチームの最年長安打&盗塁の記録を更新。そして見せ場は5回裏の守備。ショートへの速いゴロにも的確なセカンドへのベースカバーで一死を取ると、次の打者のセカンドフライを確実にキャッチ、飛び出した一塁ランナーも刺し、一人で3つのアウトに絡む。

 試合はサムライズが終始、主導権を握り、そのままハーツを押し切るかたちで8-4で勝利を収める。試合前の選手の集まりも良く、準備の差がそのまま結果に出たとも言える。

 この日の試合で、ハーツにはまた不安要素が。普段守り慣れていない捕手を先発で務めた永山【36】が捕球時に左手親指付け根を痛め、腰痛も再発。監督までDL入り寸前という満身創痍のチーム状況に。
 果たして無事にGリーグ開幕を迎えることができるのか。連覇継続に黄色信号が灯りそうな状況だが、他の4球団にとってはハーツ包囲網の掛け時とも言える。昨年の戦いを見ても、大きな力の差はない5チーム。勝負どころで強かったハーツだが、それを保っていけるかが鍵となるだろう。
 春はもうそこまで。怪我人の回復を待ちつつ、昨年のチーム首位打者・綿貫【14】らが揃う4月までに態勢を整えていきたいところだ。

【文責・背番号6】

(※この試合は手違いで試合のビデオ撮影ができなかったため、写真掲載がなく、申し訳ありません)

2017.03.11

03月11日 中野マシンガンズ戦 11-2

2017年03月11日 13:00~15:00
世田谷総合運動場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】

H 0306002 11
M 0000020  2

投:岩本〔勝〕→松尾〔S〕
捕:住吉

二塁打:岩本2、成岡、ミノグチ2

1(一)横井
2(捕)住吉
3(投)岩本
4(三)高松
5(左)松尾
6(遊)ミノグチ※
7(右)成岡
8(二)藤本
9(中) 森 
10(指)永山
※は助っ人

★ハーツ三賞★
殊勲賞=岩本(5回無安打投球&二塁打2本)
敢闘賞=成岡(2安打&犠飛。走塁もソツなく3得点)
敢闘賞=高松(先制口火&中押し打の2安打)
守備賞=住吉(後ろへそらさぬ手堅いキャッチング&強肩で機動力封じ)
山平賞=藤本(一、二塁間ゴロに追いつき一塁ダイブも及ばず等々)

 ハーツは攻めては12安打9点、守っても7回5安打2失点と投打がかみ合い、好敵手・中野マシンガンズを圧倒、今季初勝利を挙げた。
 ハーツは2回、先頭の高松【49】の左前打〔左下〕から一死三塁とすると、経験者の強力助っ人・ミノグチ君(以下敬称略)が中越えに豪快な二塁打〔中下〕を放ち先制。なお一死三塁から成岡【11】の中犠飛(失策)〔右下〕や内野ゴロの間に加点し、3点を挙げた。

 さらに4回には、松尾【17】の四球から無死三塁とすると、ミノグチ中前適時打、成岡左前打、藤本【5】右前打〔左下〕と3連打、一死後、捕逸と永山【36】の左前適時打〔中下〕で加点すると、岩本【1】のライトへの2点適時二塁打〔右下〕、高松の左前打適時打と続き、打者11人を送って6点を挙げ、勝負を決めた。

 ハーツ先発の岩本〔左下〕は、ボールの威力、制球ともよく、マシンガンズ打線を抑え込み、外野に運ばれたのも左飛2本のみとほぼ完ぺきな投球で5回をノーヒット。今季に期待を抱かせる内容を見せた。
 ハーツは6回から今季初登板となった松尾〔中下〕が3連打されるなど2点を失ったが、最終回にミノグチ、成岡の連打で好機を作ると、野選と失策で2点を追加した。写真〔右下〕は好リードと強肩の牽制が光った住吉【51】。

 全打席で強打を披露した助っ人・ミノグチに依存した部分も少なくなかったとはいえ、岩本が好調を維持、高松、藤本、永山に今季初安打が生まれ、成岡も存在感を発揮しての集中打が出たことはチームとしては収穫。攻撃陣に関しては、とりあえず、あとは松尾の状態が上がってくれば、というところか。
 ただ、一方で大きな心配もある。この日は横井【6】がゲーム中に突き指して3人目のDL入り。仕事の関係等で出られないメンバーも少なくないことから、今後はメンバーをそろえるにも四苦八苦という状況となりそう。守備のポジションのやり繰りも含め、しばらくはチームにとって苦しい局面が続きそうだ。

【文責・背番号5】

2017.03.04

03月04日 ビクトリーズ戦 4-4

2017年03月04日 13:00~15:00
野毛町公園野球場(ホーム)
開幕戦(フリーマッチ)
【南海ハーツ vs ビクトリーズ】

H 10021 4
V 20002 4

投:住吉
捕:福田

1(左)横井
2(二)兵藤
3(一)岩本
4(三)高松
5(捕)福田
6(投)住吉
7(遊)筒井
8(指)藤本
9(中) 森 
10(右)永山
11(指)山口

★ハーツ三賞★
敢闘賞=岩本(先制打含み2安打2打点)
守備賞=兵藤(冷静な捕球と転送で併殺完成)
山平賞=筒井(豪快左越え安打と同点中犠飛)
山平賞=横井(2出塁2得点で責任果たす)
山平賞=住吉(制球に苦しむも5回9K完投)

 Gリーグ6連覇を目指す永山体制2年目は、初対戦のビクトリーズ戦で開幕。昨年途中より加入の森【0】、大阪勤めから戻ってきた藤本【5】などを含め、11人のメンバーがそろった。
 ハーツは1回表、先頭の横井【6】がショート右へのヒット、すぐ二盗を決め、暴投で三進。兵藤【23】も四球と盗塁で無死二、三塁とすると、岩本【1】が三遊間突破。幸先よく先制した。

 ハーツの開幕投手は昨年MVPに輝いた住吉【51】。しかし、立ち上がりは判定にも苦しみ、ストライクが取れない。内野安打を挟み4四球、2つの押し出しで2点を献上。それでも一死満塁からは連続三振で踏みとどまった。
 ここで大量失点を喫しなかったことが後半の反撃につながる。ハーツは4回、住吉の中前打などで一死二、三塁とすると、第1打席でも左越えに快打を放った筒井【18】が中犠飛を打ち同点。二死二塁から遊ゴロ失で勝ち越した。

 ハーツは最終回を宣告された5回表にも岩本の適時打で追加点を挙げ、開幕戦勝利は目の前かと思われたが、その裏、住吉が3連続死球を含む4四死球と乱れ、暴投もあって同点に。引き分けとなった。
 住吉は立ち上がりとスタミナには課題を残したが、ピンチを招きながらも連続三振で切り抜ける粘りを4度も見せたのは立派。守備陣では、ショートのはじいたボールをベースに入りながらキャッチ、冷静な転送で併殺を奪ったセカンド兵藤のプレーが光った。

 ただ、このゲームでは兵藤がけん制捕球の際に右手薬指を痛め骨折。さらに後日、筒井もグラウンド外で負傷(骨折)と、ケガ人のニュースが相次ぐ事態に。Gリーグ開幕へどうチームを整備していくか、いきなり試練に襲われる船出となった。

【文責・背番号5】

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