週刊ハーツ

2023.07.08

07月08日 新宿ブンブン戦 11-9

2023年7月8日(土)13:00~15:00
世田谷総合運動場(ホーム)
Gリーグ第6戦
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(2回戦)

B 035 10    9
H 140 24  11

投:高松-小西〔勝〕

 1 (中)久原【24】
 2 (遊)矢野【32】
 3 (投)高松【49】
 4 (二)小西【29】
 5 (捕)筒井【18】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (左)菊池【 8 】
 8 (指)宮本【19】
 9 (指)兵藤【23】
10(一)藤本【 5 】
11(右)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=高松選手(南海ハーツ)
 優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=神風選手(新宿ブンブン)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(2安打3打点、勝負強さで勝利に貢献!)
殊勲賞=矢野(猛打賞で3打点、左へ右へ広角打法!)
敢闘賞=小西(好救援でハーツの逆転を呼び込む)
敢闘賞=久原(今季初安打に、勝ち越し内野安打。守備も安定)
敢闘賞=筒井(最終回、先頭で右中間二塁打。フルマスクでも貢献)
技能賞=宮本(センターへの巧打に、最終回、同点に追いつく打点)
技能賞=兵藤(レフトとセンターの間に運ぶ、技ありヒット)
技能賞=藤本(センターへ今季初ヒット。2四球で出塁率10割)
守備賞=菊池(初回にレフト前のフライをランニングキャッチ)
守備賞=矢野(満塁のピンチにショートでライナー好捕、ゲッツーに)

試合動画

 Gリーグ第6戦。好敵手とも言える新宿ブンブンとの一戦。7月に入り夏の暑さが忍び寄る中で野球という熱闘が今始まる。
 先発投手は投手野手と二刀流でチームに貢献している高松。初回は相手打線を三者凡退に抑え上々の立ち上がりを見せる。打線は初回、矢野のレフト前ヒットと盗塁で二塁。その後、三塁まで進むと相手のワイルドピッチで1点を先制。

 2回表、南海ハーツは内野フライのお見合い、ワイルドピッチ、盗塁が重なり逆転を許してしまう。しかし、2回裏宮本のセンターへのクリーンヒット、藤本の鋭い選球眼によるフォアボール、久原、矢野のヒットに加え、高松のレフトへの二塁打で4点を返し逆転に成功する。

 3回表、相手打線が火を吹き、ヒット、盗塁、フォアボールで再逆転を許すと、横井監督は投手を高松から小西へスイッチ。小西はヒット、デッドボールなどありながらも後続を断つ。3回裏は相手投手に打線が抑えられ、無得点となるが、小西は粘りの好救援を見せ、5回まで相手打線を1点で抑え味方の援護を待つ。

 南海ハーツは4回裏に2点を返し、最終回。チーム内で声を出し合いサヨナラ勝ちを狙いにかかる! 先頭打者の筒井がバットのグリップエンドを少し残し、オーラ漂う集中力を発揮し二塁打で出塁。続く横井もその集中力に触発され二塁打、そして三盗と打線が奮起。1点差となり、宮本の打球でついに同点。兵藤、藤本もセンターへのヒットで繋ぎ、2アウト2、3塁でバッターボックスに立つのはリードオフマンの久原。相手投手の配球を読みスイングした打球は、チームに貴重な1点をもたらす当たりとなり、勝ち越しに成功。最終スコア11-9で、南海ハーツが新宿ブンブンに奇跡的な逆転勝利となった!


 久原の放った一打は南海ハーツのムードメーカーとしてだけではなく、Gリーグの一戦で貴重な1勝を呼び込む結果となり、今後の南海ハーツに良い流れをもたらすキーマンとなるだろう。

 Gリーグ表彰として、南海ハーツから高松が2安打3打点の活躍で最優秀選手。矢野が猛打賞3打点かつショートでの華麗な守備により優秀選手に選出された。

 この試合は、相手チームにリードを許し苦しい展開だったが、チーム内で選手同士声を出し合い、鼓舞することで試合の流れを1勝という形で引き寄せることができた。大きな収穫であり、かつ今後も継続していきたい。

 最後に、本試合では熱中症とみられる症状が出たメンバーがいた。そのメンバーは他の選手と交代し休養をとり、体調は快方に向かい大事には至らなかった。しかし今後、暑さが本格的になる中で熱中症対策として塩分・水分・ミネラル補給が必須。野球の技術を磨くだけではなく、野球を行う上での知識を学ぶ大切さをチーム内で共有し、体調管理に努めたい。

文責【3】

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