週刊ハーツ

2023.08.05

08月05日 ビッグアプセット戦 2-19

2023年8月5日(土)13:00~15:00
上井草スポーツセンターB面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ビッグアプセット】

NH 100 01|0   2
BU 593 20|x  19

投:小西〔負〕-矢野-高松

1 (遊)矢野【32】
2 (中)宮本【19】
3 (投)小西【29】
4 (三)高松【49】
5 (捕)筒井【18】→角田【 3 】
6 (右)山口【31】
7 (左)丸山【39】
8 (一)藤本【 5 】
9 (二)横井【 6 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(ロングリリーフで安定したピッチング)
敢闘賞=小西(チーム全打点、2本のタイムリー)
技能賞=宮本(センターへ強い打球のクリーンヒット)
守備賞=筒井(暑いなか、フルマスクでチームを鼓舞)
守備賞=矢野(ナイス中継でショートから本塁補殺)
守備賞=小西(好判断で三塁を狙ったランナーを刺す)
辻本賞=角田(コーチャーや投球練習時の受け手としてチームをサポート)

試合動画

 猛暑が続き、強い日差しが照りつけるなか、迎える本戦。8/19のGリーグに向けて、最後の練習試合。相手は強敵、ビッグアプセット。現在Gリーグ首位を走る南海ハーツは、順位がいつ入れ替わってもおかしくない。この試合を勝ちで終え、励みをつけ、次戦のGリーグを迎えたいところだ。

 初回、相手のエラーで出塁した矢野が宮本の内野ゴロにより二塁まで進み、打席には3番小西。タイムリーヒットを放ちセカンドから矢野が返り幸先よく先制。

 その裏、マウンドに上がるのは先発の小西。先頭打者にフォアボールを与えてしまうと、その後もコントロールが定まらず同点に追いつかれ、逆転を許す。ここで遊撃に入っていた矢野にスイッチ。小西は無念の降板となった。南海ハーツは初回に5失点、苦しいスタートに。

 早い回からマウンドを託された矢野であったが、緊急登板の難しさなのか、2回はコントロールが定まらない。こちらも四球で失点を重ねたところで、本日登板予定のなかった高松にマウンドを譲る。実績豊富な高松は失点を許しながらも、要所を押さえるピッチングを見せ、ロングリリーフを担った。

 高松の姿を見た各選手が一矢報いたい気持ちが高まりつつあるなか迎えた5回表、南海ハーツの攻撃。1アウトで、打席に入ったのは横井。好投を続けてきた相手投手から、しぶとくライトへヒットを放ち、ネクストバッターの初球に盗塁を決め、宮本もセンターへクリーンヒットを放ち、1アウト1、3塁。最後のチャンスで、小西に巡る。エースピッチャーはもちろんこの回も無失点で抑えたい。対する29番の背中からは、必ずランナーを返すというオーラが感じられる。そして勝負球は、レフトへ電光石火のごとく運ばれ、それを見たランナー横井がゆっくりとホームイン。一塁ベース上には、投手としては結果を出せなかったかもしれないが、チームのクリーンナップを任され、重圧に打ち勝ち、打者としてきっちり結果を出す小西の姿があった。

 スコアは2-19で悔しい敗戦となったが、南海ハーツは、この試合で何か重要な気づきを得られたかもしれない。負けゲームこそ、学ぶべきところは多いものだ。各選手は誰一人下を向かず、真夏のグラウンドをあとにした。

文責【3】

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