週刊ハーツ

2023.07.22

07月22日 永福コルセッツ戦 6-4

2023年7月22日(土)12:00~14:00
外濠公園総合グラウンド(ビジター)
Gリーグ第7戦
【永福コルセッツ vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 310 2|0    6
C 110 2|2x  4(6)

投:小西〔勝〕

 1 (左)土屋【13】
 2 (中)久原【24】
 3 (遊)矢野【32】
 4 (投)小西【29】
 5 (指)高松【49】
 6 (一)筒井【18】
 7 (二)松尾【17】
 8 (捕)菊池【 8 】
 9 (三)横井【 6 】
10(指)兵藤【23】
11(右)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=兵藤選手(南海ハーツ)
 優秀=矢野選手(南海ハーツ)
 優秀=松田選手(永福コルセッツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(2打数2安打2打点、勝負強い打撃で勝利に導く!)
殊勲賞=小西(気合の完投で勝利に貢献! 最終回はレフトヘ巧打)
敢闘賞=矢野(初回にエンタイトル二塁打でビッグイニングを作る)
技能賞=久原(先制点につながるバントヒット。押し出し四球も貴重)
技能賞=筒井(打撃好調、右中間への強烈なヒットで打率も3割越え)
技能賞=菊池(打撃上昇中、レフトへのヒットに、捕手としても要の働き)
守備賞=矢野(最終回の中継、完璧なストライク送球で同点を防ぐ)
辻本賞=角田(右中間への快打に四球で全出塁、つなぎの野球を体現)
辻本賞=土屋(1番打者として3四球全出塁、先制のホームイン)

試合動画

 Gリーグ第7戦。試合前のGリーグ成績は4勝2敗。Gリーグ優勝にはさらなる貯金が欲しいところだ。
 対戦相手は永福コルセッツ。コルセッツはGリーグで7/8にTEAMシゲルに14-4で初勝利。南海ハーツは春先4/22にGリーグでコルセッツと対戦し5-1で勝利を収めているが、シゲルから14点も奪う打線は計り知れない! 春先から徐々に力を付け、上位を狙う準備を整えてきている。ハーツはコルセッツの勢いを本戦で止めて、さらなる高みを目指したい! いざプレイボール!

 ハーツは1番から4番まで若手中心で俊足と粘り、長打力を兼ね備えたメンバーで先制点を狙う。5番からはベテランと中堅メンバーで追加点を取るスタメンで勝利への道筋を描く。

 1回表、先頭打者は土屋。鋭い選球眼と粘りを見せフォアボールを選び先頭打者の役割を発揮。続く久原の打席に土屋が二盗。久原は相手の意表をつくピッチャーへのバントヒット、ファーストのエラーが重なり土屋はセカンドからホームイン。久原もセカンドまで達する。さらに久原が三盗を決め、打席には3番の矢野。相手投手が制球難と動揺で苦しむ中、狙いすました打球は左中間へ。エンタイトルツーベースとなり久原が生還。5番高松の内野ゴロで矢野が生還し、ハーツは初回に3点を先制する。

 その裏、ハーツの先発投手は闘志あふれるピッチングが持ち味の小西。先頭打者にレフト前ヒットと二盗、内野のエラーも重なり、初回に1点を奪われるが後続を抑える。

 2回のハーツの攻撃、先頭打者はハーツのホームベースを守るキャッチャー菊池。レフトへヒットを放つと二盗、三盗を決め守備だけではなく、攻撃と走塁で存在感を見せる。その後、1アウトとなり10番兵藤。センターへヒットを放ち、菊池をホームへ還す。11番の角田は右中間へポテンヒットを放ち、打線をつなげる。その後、ワイルドピッチ、二盗でランナー2、3塁。1番土屋に打席が回ると、再びフォアボールを選び満塁とするが、後続が続かずこの回は1点のみとなる。2回裏も1点を返され、互いに点を取り合う展開となる。3回は互いに無得点となり最終回へと向かう。

 4回表、ハーツは早々に2アウトを取られるが、ここから粘りを見せる。監督横井がセンターへヒットを放つと二盗を決める。続く兵藤がセンターへクリーンヒットを放ち横井をホームへ迎え入れる。ワイルドピッチがありランナーがセカンドへ進み、続く打者角田はフォアボール。1番へ戻り土屋の打席はこの日3つ目となるフォアボールを選び本戦3打席全て出塁し、監督の期待に応える。2アウト満塁で2番の久原。相手投手に2ストライクと追い込まれるも驚異のバットコントロールでファールで粘り、フォアボールをもぎ取り、押し出しで追加点を奪う。3番矢野もファールで粘りを見せるが、ファーストライナーとなる。しかし、相手投手を苦しませる攻撃を見せ、貴重な2点をこの回に奪う。

 4回裏、コルセッツの攻撃は小西を攻めたてるが2点止まりとなり、スコア6-4でコルセッツから苦しみながらも辛勝し、1勝を勝ち取った。

 Gリーグ表彰として、ハーツから兵藤が2打数2安打2打点で最優秀選手賞。矢野がビッグイニングとなるエンタイトルツーベースとホームへの正確なバックホーム送球で失点を防ぎ優秀選手賞に選出された。

 結果、本戦の勝利でGリーグ成績が5勝2敗となりGリーグ首位へ。本戦では攻撃面は相手のフォアボールをきっかけに、盗塁、ヒット、ファールでの粘り打ちで点を重ね、守備面はバッテリーの粘りの投球と配球。そして、堅い守備で失点を防いだことが勝利につながった。

 まだまだ修正点などはあるが監督の目指す野球、チームメンバー内のリスペクト精神を心掛け、お互い技術を高め合うことがGリーグ優勝への近道ではないだろうか。

文責【3】

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