週刊ハーツ
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2025.07.26
07月26日 新宿ブンブン戦 7-4
2025年7月26日(土)11:00~13:00
世田谷公園B面(ホーム)
第21戦《Gリーグ第9戦》
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】(2回戦)
B 220 00|0x 4
H 210 22| 7
投:高松-小林〔勝〕-横井
1 (遊)成岡【11】
2 (二)小林【61】
3 (捕)綿貫【14】
4 (三)筒井【18】
5 (投)高松【49】
6 (左)加藤【43】
7 (右)横井【 6 】
8 (一)丸山【39】
9 (中) 黄 【47】
ベンチスタート:兵藤
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=加藤選手(南海ハーツ)
優秀=筒井選手(南海ハーツ)
優秀=鈴木選手(新宿ブンブン)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=丸山(ライト越え三塁打で追い上げの起点に!)
殊勲賞=小林(好リリーフで勝利投手! 打でも1安打2打点)
殊勲賞=綿貫(5回裏、ダメ押しのセンター前2点タイムリー!)
殊勲賞=高松(先発で試合を作り、タイムリーと勝ち越し死球!)
殊勲賞=成岡(レフト前ヒットに5盗塁、好判断で同点のホームを踏む!)
守備賞=加藤(2回二死満塁のピンチでレフトフライを好捕)
守備賞=筒井&綿貫(2回無死満塁で強烈なサードゴロを本封)
辻本賞=高松(3回に南海ハーツ史上初の通算600盗塁を達成!)
辻本賞=兵藤(ケガで出場ならずも、スコア付けでチームに貢献)
Gリーグ第9戦。南海ハーツは、前回の新宿ブンブン戦で完投勝利を飾った高松〔左〕がチームの期待を背負い、先発のマウンドへ。幸先良く1アウトを取るが、そこからブンブン打線はきっちり球を見極める。まず押し出し四球で先制すると、神風選手は三遊間へ強いゴロを放つ。タイムリーかと思われたが、ショートの成岡〔右〕が抜群の反射神経でグラブに当て、素早く三塁へ送球しホースアウト。この間に2点目は入ったが、守備陣が高松を盛り立てる。
ブンブンの先発は、新入団の若手・鈴木投手。1回裏、すぐに追いつきたいハーツは、1番の成岡が四球で出ると、二盗、三盗。ここで2番の小林〔左〕がショートへ打球を運び、この間に成岡がホームイン。そして5番・高松〔右〕は新打法でセンターへ力強くライナーを放ち、同点タイムリー。
2-2で迎えた2回表、ブンブンは先頭の鈴木選手〔左〕がセンター越えの鋭い当たり。ハーツ守備陣が中継ミスする間に、俊足を生かし一気にホームイン。勝ち越しの一打となり、ブンブンベンチが盛り上がる。その後、無死満塁とし、押せ押せムードだったが、ここでもハーツ守備陣が高松を助ける。高野選手が放った強烈なサードゴロに筒井が完璧に反応し、本封〔中〕。捕手の綿貫も脚を目一杯伸ばしながらの好捕で、2人が守備賞。その後、ブンブンは押し出し死球で4-2とするが、二死満塁で、藤井選手が放ったレフト右の強烈なライナーを、今度は加藤が体勢を崩しながら好捕〔右〕。もしこの打球が抜けていれば、走者一掃で試合が決まってしまったかもしれない。こちらも守備賞となり、結果的にこの回の加藤と筒井の守備にブンブンさんが高い評価(勝敗の分岐点)を与え、Gリーグの最優秀賞と優秀賞に。
守備で光るプレーを連発したハーツだが、試合は劣勢。2回裏、少しでも点差を縮めたいところで、先頭の丸山〔中〕が見事なミート力で、ライトの頭上を破る三塁打。途中、三塁は間に合わないかもとハラハラしたベンチだったが、一気に追い上げムードへ。ここでも小林が打点をあげる内野ゴロを放ち、3-4。ハーツもブンブンにしっかりついていく。
高松は3回表を無失点で切り抜け、粘りのピッチング。4回表も続投で頑張るが、一死から、またもや鈴木選手がセンター越え二塁打。牽制エラーで三進したところで、ここが勝負所と見た監督の横井はタイムを取り、小林にスイッチ〔左〕。前週のエースハンターズ戦では継投のタイミングで反省もあっただけに、ここは迷わず小林に託す。その小林は期待に応え、次打者をサードゴロに打ち取り、点を与えない〔右〕。この回を無失点で切り抜けたのが大きかった。
4回裏、ハーツは打撃絶好調(4割越え)の成岡がレフトへ会心のヒット〔左〕。成岡はシーズンを通して調子が良く、特に左へ強い打球を打ち続けている。走者となれば常に積極的、ショートの守備でも動きが抜群で、完全にチームを牽引している。この回も二盗を決め、無死満塁から捕手の一瞬の隙を突き、同点のホームイン。そして筒井、高松の連続死球で、ついにハーツが5-4と勝ち越し〔右〕。
5回表も小林は力強いピッチングで無失点。いよいよ流れはハーツに。そして5回裏、ハーツは小林〔左〕のレフトへのヒットで一死満塁とすると、前回のブンブン戦で4安打の綿貫〔右〕が最高のバットコントロールでセンターへダメ押しの2点タイムリー。
6回表、2人目の打者で時間切れとなったため、試合は5回表裏までの7-4で南海ハーツが逆転勝ちした。中盤まではブンブンさんのペース。なかなか厳しい展開だったが、全体を通して守備陣が投手を助け、大事なところで打線がつながるなど、全員野球の勝利と言えるだろう。
3回裏には、高松がハーツ通算600盗塁(チーム初)を決め〔中〕、勝利に花を添えた。高松は通算700安打(もちろんハーツ内で前人未到)も間近で、来季までには達成してくれるだろう。
南海ハーツはGリーグ9試合を終え、5勝4敗。上には中野マシンガンズ、永福コルセッツ、エースハンターズがいて、どのチームも強さを発揮している。マシンガンズさんはここ数年ずっと強いが、リーグに参入してくれたコルセッツさんと、エースハンターズさんが年を追うごとにどんどん強くなっているのが特筆されるだろう。リーグはかなり盛り上がっていると思う。ハーツが残す3試合はこの3チームだ。いずれも強敵だが、チャレンジャーの精神で、夏を越え、秋の勝負に挑んでいきたい。
文責【6】
2025.07.19
07月19日 エースハンターズ戦 4-9
2025年7月19日(土)9:00~11:00
八潮北公園(ビジター)
第20戦《Gリーグ第8戦》
【エースハンターズ vs 南海ハーツ】(1回戦)
H 040 00|1 4(5)
A 006 03|x 9
投:小西〔負〕-小林-矢野
1 (一)高松【49】
2 (遊)成岡【11】
3 (三)矢野【32】
4 (捕)筒井【18】
5 (左)加藤【43】
6 (中)小林【61】
7 (投)小西【29】
8 (二)横井【 6 】
9 (指)丸山【39】
10(右)土屋【51】
11(指)兵藤【23】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=仲村選手(エースハンターズ)
優秀=田島選手(エースハンターズ)
優秀=小林選手(南海ハーツ)
MGP=鹿島選手(エースハンターズ)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=成岡(この日も絶好調でマルチ安打。守備でもリーダーシップ)
敢闘賞=小林(チャンスメイクの2安打に、リリーフでもナイスピッチ)
敢闘賞=小西(先発で好投に、力強く先制タイムリー)
技能賞=高松(レフトへの二塁打でチャンスメイク)
技能賞=加藤(先制時の起点となるセンターオーバー)
守備賞=土屋(ライトゴロ達成に、前進フライ好捕も)
守備賞=高松(一塁守備でよく動き、送球も好捕)
辻本賞=筒井(捕邪飛を塁間半分まで追いかけ、擦り傷も何のその)
4勝3敗で迎えたGリーグ第8戦。
南海ハーツは1回表、好調の成岡〔左〕がレフトへクリーンヒット。しかし得点ならず。ハーツの先発は小西〔右〕。昨年までに比べ出席回数は減っているものの、野球への情熱、試合時の熱いハートは健在。初回からコントロール良く、速球も冴え、無失点スタート。
2回表に試合が動く。この回先頭の5番・加藤〔左〕がセンターオーバーで出塁。続く小林〔中〕も一二塁間へしぶとくヒット。ここで長距離砲の小西〔右〕が力強くレフトへ運び、1点先制。怒涛の3連打で勢いづく。このあとエラーもあり、計4点。
大量リードをもらった小西は2回裏も絶好調。2三振を奪うなど、3人でチェンジに。そして3回表、先頭の1番・高松〔左〕がレフトへ貫録の二塁打。続く成岡〔右〕もレフトへ運び、無死二三塁。ここまでは完全にハーツの流れだった。しかしクリーンアップでまさかの無得点。実はここから流れがエースハンターズに傾くことに。
3回裏、ここまで好投の小西から、先頭の鹿島選手が二塁打。その後も各打者がしっかり小西の球をミートし、この回計6安打で6得点。一気に逆転となる。監督としては、1、2回の小西の投球を見て、後半まで投げ続けられそうと思い、継投の準備をしていなかった。結果的に交代のタイミングを逃し、エースハンターズが優位な展開に。
リードしたところで、エースハンターズは4回表から新入団の若手・仲村投手にスイッチ。先発の宮本(俊)投手は投球術に長け、仲村投手はパワー系だ。ハーツ打線はここからほとんどヒットが出ず、劣勢に回る。何とか悪い流れを止めるべく、ハーツは4回裏に小林〔左〕を投入。現在は短いイニングに限られるも、ノビのある直球と持ち前の制球力で小林は無失点。そして5回裏から矢野〔右〕へリレー。しかし勢いに乗ったエースハンターズはボールをしっかり見極め、この回3点。9-4とリードを広げる。
6回表、筒井死球後、小林〔中〕が執念の右中間二塁打を放ち(仲村投手からチーム初安打)、小西の内野ゴロ間に1点を返すが、反撃もここまで。最終スコアは5回表裏までで、エースハンターズが南海ハーツを9-4で下した。
ハーツはこれでGリーグ4勝4敗となり、五分に。なかなか連勝とはいかず、苦しい勝負が続くが、残り4試合を懸命に戦っていこう。まだまだ暑い時期にリーグ戦も組まれている。まずはケガ人を出さずに、各週の参加メンバーで全力を尽くすのみ。甲子園予選に挑む球児たちのように、チャレンジャーの精神で、次週の新宿ブンブン戦も頑張ろう!
文責【6】
【今週のベストショット by Tsucchy】
2025.07.13
07月13日 NEO-YANKEES・シニア戦 2-9
2025年7月13日(日)9:35~11:00
落合中央公園(三塁側)
第19戦《シニアリーグ第3戦》
【NEO-YANKEES・シニア vs 南海ハーツ】
NH 002 00 2
NY 211 05x 9
投:横井〔負〕-兵藤
1 (三)高松【49】
2 (中)成岡【11】
3 (左)綿貫【14】
4 (捕)筒井【18】
5 (投)横井【 6 】
6 (右)中原【44】
7 (二)丸山【39】
8 (遊)兵藤【23】
9 (一)藤本【 5 】
ベンチスタート:太田【16】、山口【31】、岩田【36】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=成岡(強烈な二塁打2本で好機演出)
敢闘賞=筒井(2点をたたき出す適時打で四番の仕事)
守備賞=筒井(捕邪飛をガッツでダイビングキャッチ)
守備賞=高松(冷静に障害物を計算してファウルフライをキャッチ)
辻本賞=太田(出場希望もコールド負けで出番作れず)
辻本賞=丸山(試合後、汚れた更衣室を清掃)
前週のシニア強化試合後に新たなモチベーションを得たハーツメンバー。この日は随所に気合あふれるプレーで接戦に持ち込む展開にまでこぎつけたが、最後は自力の差を見せつけられ、悔しいコールド負けとなった。
先攻のハーツは、初回、成岡〔中〕が左越二塁打を放つと、すぐさま三盗を決め、先制のチャンスをつかむ。続くは綿貫。ここぞという場面で勝負強さを発揮する綿貫の放った打球は二塁手正面の痛打。勢いにつられて飛び出した成岡は帰塁が間に合わず塁上で憤死、併殺となって初回、ハーツは無得点に終わった。
その裏、先発横井〔左〕は先頭を四球で歩かせてしまう。二盗を許し二番打者の犠打で一死三塁のピンチを迎えるが、次打者の小飛球を捕手の筒井が気迫のダイビングキャッチ〔右〕。続く四番も、力投の横井の前に投手前の小飛球、ピンチを脱したかと思われたその瞬間、横井のグラブから無情にもボールがこぼれ落ちた。次打者には左前に運ばれ、2点の先制を許してしまった。続く2回は、一歩先を読む高松の頭脳的なポジショニングにより先頭を三邪飛に打ち取るが、次打者に左前打、続いて四球を与えると、二死後左前適時打を浴び、追加点を奪われた。
しかし、この日のハーツはすぐさま反撃。3回表一死後、高松が四球で出塁すると、成岡〔左〕が二打席連続の二塁打を放ち、二三塁のチャンスをつくる。綿貫が倒れて二死となるが、頼れる四番、筒井〔右〕が左中間に気合で運び、2点を返した。2対3、いよいよ痺れる展開になってきた。
その裏、横井は、先頭を四球で歩かせると、二盗を許し、暴投で無死三塁のピンチを招く。次打者にも四球を与え、一三塁とピンチを広げる。しかし、相手ミスによる走塁死に続き、一塁後方の難しい飛球を藤本が好捕し、二死三塁。次打者の打球は力ない投手前飛球。横井は懸命に追うが、またもグラブに収まらなかった。悔いの残る失点だったが、気合を入れ直した横井は、二塁走者をけん制で刺し、この回を最少失点で切り抜けた。
4回に入り、相手は2番手投手につなぐ。ハーツ打線は、4回、5回と続けて3者凡退に片づけられる。一方横井も4回は連打を浴びながらも無失点で切り抜けた。
2対4、ハーツ2点のビハインドで迎えた相手5回裏の攻撃は、先制打を許した5番打者から。2-2と追い込んだ後、またも左前に運ばれてしまう。猛暑の中、ここまで4イニングを投げ抜いてきた横井だが、少しずつリズムが崩れ始める。次打者にストレートの四球、暴投で無死二三塁。続く打者から三振を奪うが、筒井が止めきれず、振り逃げ。一塁送球が乱れる間に三塁走者が本塁に還り、なおも二三塁。次打者には中前にはじき返され、その後も死球、投失により失点を重ね、一二塁に走者を残したところで、兵藤〔中〕がリリーフにあがる。しかし、もはや相手の勢いは止まらない。あっさり左越打を打たれ、この回、計5失点。2対9となり、コールド負けが宣告された。
試合時間1時間25分は、ハーツとして、シニアリーグでの最長試合時間。手ごたえを感じる部分もあったが、いかんせん放った安打は、ともにマルチ安打の成岡、筒井の計4本のみ。対する相手は8安打を放ち6四死球を選んだ。懸命に守ったハーツだったが、勝利をたぐりよせることはできなかった。
2025年のシニアリーグも残すところ1試合。まだまだ、一人ひとりがやれることはある。来年以降につながるプレーに期待したい。
試合後はお決まりの反省会。2軒目を求めて馬場を彷徨っていると、この日の相手チームの主力メンバーと遭遇。今後、フリーマッチでのお手合わせの可能性を残し、彼らと別れた。シニア野球の輪はこうして広がっていくのだろう。
文責【23】
2025.07.12
07月12日 あしたば戦 9-2
2025年7月12日(土)13:00~15:00
世田谷公園B面(ホーム)
第18戦《Gリーグ第7戦》
【南海ハーツ vs あしたば】(2回戦)
A 100 001|1x 2(3)
H 004 302| 9
投:横井-兵藤〔勝〕-矢野〔S〕
本塁打:矢野〔1号〕
1 (遊)成岡【11】
2 (三)矢野【32】
3 (投)横井【 6 】
4 (捕)筒井【18】
5 (左)加藤【43】
6 (二)兵藤【23】
7 (右) 黄 【47】
8 (一)丸山【39】
9 (中) 森 【 0 】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
優秀=矢野選手(南海ハーツ)
優秀=東岡選手(あしたば)
MGP=成岡選手(南海ハーツ)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=矢野(3ランホームランにロングリリーフセーブ!)
殊勲賞=加藤(満塁走者一掃、貴重な勝ち越しタイムリー三塁打!)
敢闘賞=成岡(レフト越え二塁打含むマルチ安打に好走で2得点)
技能賞=兵藤(1イニング無失点で勝利投手)
技能賞=丸山(レフトへ流し打ちのクリーンヒット、チャンスメイク)
技能賞=黄(レフトへ力強く会心のヒット)
守備賞=成岡(後方の遊飛好捕に、遊ゴロを安定処理)
守備賞=黄(満塁のピンチでライトゴロ達成)
辻本賞=森(最終打席でよく走り、三塁内野安打)
真夏に差しかかった7月だが、この日は気温が30度を越えず、暑さを感じない曇り空。Gリーグ前半戦3勝3敗の南海ハーツにとって、第7戦のあしたば戦は後半を占う試合とも言える。
ハーツは3投手の継投で臨む。オープナーは横井〔中〕が務めた。いきなり、あしたば3番・東岡選手のライト越え三塁打で先制を許すが、そのあとを踏ん張り、2回1失点。
あしたばの先発は恵美投手。制球が良く、球速も増し、Gリーグ屈指の好投手だが、なぜか横井は彼の球にタイミングが合う。1回裏、二死から放った打球はショートの頭上を抜けるライナーヒット〔中〕。外野の打球処理ミスの間に三塁まで到達する。しかし後続が続かず、同点とはならず。
早め早めの継投で、ハーツは3回に兵藤〔左〕がマウンドへ上がる。一死満塁のピンチとなるが、ここで成岡〔中〕が前進守備からショート後方のフライを懸命に追いかけ好捕。続く鈴木選手はライト前タイムリーかと思われたが、強肩の黄〔右〕が好判断でライトゴロ達成。ともに守備賞を受賞した堅守で、粘投の兵藤を盛り立てる。
守備で流れを引き寄せたハーツは3回裏、二死から1番の成岡〔左〕が三塁線を破るヒットで出塁。矢野が四球でつなぐと、3番・横井〔中〕が三塁手の右を抜く同点タイムリーで、俊足の二塁ランナー成岡がホームイン。筒井が四球で満塁とすると、ここで5番・加藤〔右〕がライトへ値千金の勝ち越し走者一掃タイムリー三塁打! ハーツは4-1と逆転する。
ここまでの継投は予定どおり。4回表から、ハーツはこの日のリリーフエース・矢野〔中〕を投入。今シーズンの矢野はリリーフ登板時にいい投球を続けている。立ち上がり、2四球でランナーを溜めるも、そこから2つの空振り三振を奪い、あしたばに点を与えない。
追加点を奪いたいハーツは4回裏、先頭の黄〔左〕が力強いスイングで三遊間を完璧に抜くヒット出塁。続く丸山〔右〕はきれいな流し打ちのレフト前でチャンスメイク。
二死となるが二三塁で、2番・矢野〔中〕がライトへ鋭いライナーを放ち、ボールは右中間を転々。2人の走者を迎え入れ、自らも俊足を飛ばし、ホームイン。貴重な中押しとなる3ランホームラン!
7-2で迎えた6回裏、森〔左〕が三塁前のゴロでよく走り、内野安打。続く成岡〔中〕はコンパクトに振り抜くと、打球はぐんぐん伸び、レフトの頭上を越える二塁打。矢野が歩いて一死満塁となり、横井〔右〕は猛打賞を記録するダメ押し2点タイムリーをレフトヘ放つ。
試合は7回表まで進み、あしたばは1点を返すも、二死となったところで時間切れ。Gリーグの正式スコアは6回までとなり、9-2で南海ハーツがあしたばに勝利した。1イニング零封の兵藤が勝ち投手、ロングリリーフの矢野にセーブがついた。
この日のハーツは年に数回あるかないかの理想的な試合展開。3投手の継投(想定イニング)もほぼ予定どおりに進み、野手は堅守で投手陣を盛り立てる。逆転してからは中押し、ダメ押しもあった。9人ぎりぎりでの試合だったが、7人にヒットが出て、矢野、加藤、横井が仲良く3打点ずつ。こんなにうまく試合が運ぶことは滅多にないが、ライバル・あしたばさんに勝てたことを素直に喜ぼう(Gリーグ対戦は1勝1敗)。ハーツはリーグ後半の初戦に勝ち、今シーズン通算4勝3敗。1つの勝ち越しとなった。このあとGリーグが2試合続く。力を増していきているエースハンターズさん、そして新宿ブンブンさん。真夏の闘いとなるが、1試合1試合を大切に、前へ進んでいこう。
文責【6】
2025.07.05
07月05日 Tokyo Amateurs戦 5-14
2025年7月5日(土)13:00~15:00
大泉中央公園(ホーム)
第17戦《シニア強化試合》
【南海ハーツ vs Tokyo Amateurs】
NH 401 0|0x 5
TA 452 3| 14
投:松尾〔負〕-横井-兵藤-小林
1 (三)高松【49】
2 (投)松尾【17】
3 (右) 黄 【47】
4 (捕)筒井【18】
5 (遊)横井【 6 】
6 (指)兵藤【23】
7 (二)丸山【39】
8 (指)中原【44】
9 (左)土屋【51】
10(中)矢野【32】
11(指)小林【61】
12(一)藤本【 5 】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=中原(満塁チャンスに見事な2点適時打)
技能賞=松尾(タイミングを外されながらもうまく拾って右前打&4盗塁、足で1点稼ぐ)
技能賞=高松(適時打にはならずも、走者を置いてヒット放つ)
守備賞=小林(一塁前ゴロを好ダッシュで捕りバックホーム、走者を挟殺に)
守備賞=矢野(三塁横を襲う強烈な当たりをスライディングキャッチで押さえアウトに)
辻本賞=筒井(暑い中、フルマスクで完走。お疲れ様でした)
7/5、ハーツのシニア強化試合。大泉中央公園でのTokyo Amateursとのマッチアップ。ハーツは序盤の猛攻が実らず、気づけば大きな点差が開いての敗戦だった。
初回、先攻のハーツ打線はチャンスを確実にモノにする。2番松尾〔左〕がライトへクリーンヒットで出塁すると、機動力を生かして二盗三盗に成功。そしてワイルドピッチで早々に1点を先制。さらにハーツは塁を埋めて満塁とすると、6番兵藤のサードゴロの間にランナー黄が返り、2点目。続いて満塁で、8番中原〔右〕がセンター前に2点タイムリーヒット! 初回に一挙4点を先制して、幸先良いスタートとなった。
ハーツ先発は松尾〔中〕。経験豊富な松尾の投球に期待。だが、Tokyo Amateurs打線は粘り強かった。無死二三塁から三遊間を破られての得点など、1回裏にすぐさま4点を返されて、試合は振り出しに戻る。
2回表、ハーツは藤本が振り逃げから二盗を決め、続く1番高松〔中〕が三遊間をきれいに破る! 二塁から果敢にホームを狙った藤本だが、間一髪アウト。ここはTokyo Amateursの中継からのバックホームが光った。
3回のハーツの攻撃、2番松尾が出塁するとすかさず二盗。続けて三盗を狙った際、キャッチャーの三塁悪送球で松尾がホームに生還。1点を返す。ここでも松尾の機動力が生きた。
3回裏、ピッチャーは横井〔左〕にスイッチ。先頭バッターの三塁横への強烈な打球に、サード矢野〔中〕が飛び込みキャッチ&送球。すばらしい守備を見せた。この流れに乗って後続を切っていきたいところだったが、塁を埋められて2点タイムリーと、Tokyo Amateurs打線をなかなか止められない。2アウトまできていたが、ピッチャーを兵藤〔右〕へスイッチ。兵藤はしっかりこの回を締めた。
4回表、反撃したいハーツだが、ランナーを出せずに無得点。4回裏、Tokyo Amateursにまた満塁から走者一掃され、3点を失う。ここでピッチャーは小林〔中〕にスイッチ。小林は打者2人をシャットアウト。
ハーツ5回表の攻撃は、少しだけ時間があったため、小林の打席だけ立たせてもらうことに。小林はこの球場でどでかい柵越えホームランをかっ飛ばしているので、再現なるかという打席。小林〔中〕は1球目のスローボールを強振!するもレフトフライ。試合終了となった。
総括すると、ハーツの初回の攻撃は良かった。積極的な走塁とチャンスでの1本も出た。今後も積極的な姿勢は続けていきたい。一方、守備面ではフォアボールやエラーはつきものだと思うが、1つでも少なくしていけるよう、集中力を持って取り組んでいきたい。
文責【44】
【今週のベストショット by Tsucchy】
2025.06.29
06月29日 新宿リンクス・シニア戦 0-9
2025年6月29日(日)9:30~10:40
西戸山公園(三塁側)
第16戦《シニアリーグ第2戦》
【新宿リンクス・シニア vs 南海ハーツ】
H 000 00 0
T 410 4x 9
投:横井〔負〕
1 (三)高松【49】
2 (遊)兵藤【23】
3 (右)丸山【39】
4 (捕)筒井【18】
5 (投)横井【 6 】
6 (左)中原【44】
7 (中)岩田【36】
8 (一)藤本【 5 】
9 (二)太田【16】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=横井(9失点はちょっと多いが、暑さの中で完投)
敢闘賞=太田(暑さの中フル出場、フライ、ゴロもさばく)
技能賞=筒井(先制打にはならずも、クリーンヒットでチーム初安打)
技能賞=高松(1安打、三盗も決め、守備でも冷静に本封)
守備賞=兵藤(ショートでベースより向こう側のゴロを捕っての走者封殺)
辻本賞=森(朝早くから大敗につき合いスコア付け。熱中症配慮の差し入れも)
猛暑の中、行われたシニアリーグ第2戦。ハーツシニアは9人ギリギリで臨んだ。熱中症リスクに加え、誰か一人でも負傷したら没収試合という厳しい環境下、試合は0-9と完敗だった。それでも最後まで食らいつく粘りは見せ、次戦以降に希望の光を灯した。
初回、兵藤〔左〕が敵失で出塁。3番・丸山の一ゴロの間に二塁に進み、2死二塁の先制のチャンス。ここで打席には4番・筒井。その初球、持ち前のフルスイングから左翼へクリーンヒットを放つ〔中〕。兵藤が、二塁から本塁を狙ったが、相手の中継のプレーの前に惜しくもタッチアウト〔右〕。先取点とはならなかったが、制球力の良い相手投手に対し、上々の滑り出しだ。
先発マウンドに上がったのは横井〔左〕。1週間前のシニア強化試合では打者2人に対し、2四球で降板と悔しい思いを払しょくしたいところだ。初回の立ち上がり、先頭に四球、2番打者に右中間を破る二塁打、さらに3番に死球といきなり無死満塁の大ピンチ。しかしここから横井は踏ん張った。相手4番を三振に取ると、続く5番打者は三ゴロに。三塁・高松も鋭いダッシュかつ冷静に本塁封殺〔右〕で横井を援護した。
なおも2死満塁の押し出し四球を手始めに3四球1安打を絡められ初回に4点を献上。ただ、ストライクゾーンに決まったボールは力があり、藤本監督も続投を決断。4回5奪三振で完投した。前日も猛暑の中で丸山と若手とで練習したと思えないほど、底知れぬスタミナを発揮し、指揮官の起用に応えた。9失点はいずれも2死から奪われたもので悔いは残ったが、今後、投球の場数を踏めば飛躍できそうな予感を漂わせた。
点差以上に収穫があったのは、猛暑、劣勢の中でもケガ無く、集中力を欠くことなくプレーできたこと。大ベテラン・太田〔中〕が二塁を守りゴロ、フライをさばく姿はチームに勇気を与え、兵藤も中堅へ抜けてもおかしくないゴロをキッチリ処理。右中間を襲う打球に対し丸山、岩田が激走を見せ、筒井は当たり前のようにフルマスク。中原も脇腹に死球を食らうなど、失礼ながら、いつ誰が負傷してもおかしくない不安をよそに戦い抜いた。
シニア勢が見せた長年の草野球で培った体力と根性はさすが。試合前は綿貫がエールに、試合中も藤本智、森も駆け付けるなど応援されるチームに仕上がりつつある。この後の飲み会の盛り上がりは不変で体力の回復と切り替えも驚異のスピード。この底力がある限り、藤本体制での1勝も遠い日のことではなさそうだ。
文責【0】
2025.06.21
06月21日 YBC-67戦 1-19
2025年6月21日(土)14:00~16:00
外濠公園総合グラウンド(ビジター)
第15戦《シニア強化試合》
【YBC-67 vs 南海ハーツ】
Y 01 13 5 19
H 00 0 1 1
投:兵藤〔負〕-横井-高松-成岡-矢野
1 (三)高松【49】
2 (指)矢野【32】
3 (遊)横井【 6 】
4 (捕)筒井【18】
5 (中)成岡【11】
6 (右)中原【44】
7 (二)丸山【39】
8 (投)兵藤【23】
9 (指)加藤【43】
10(左) 森 【 0 】
11(指) 黄 【47】
12(一)藤本【 5 】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=矢野(最後の攻撃で一矢報いる適時打)
技能賞=横井(三角球場マジックで二塁憤死も、左中間へのクリーンヒット)
守備賞=成岡(冷静だったらトリプルプレー? 中飛キャッチから本塁で走者刺す)
辻本賞=黄(せっかく来てくれたのにあまりにも参加感の薄い展開に)
これが同じハーツシニアなのか。YBC-67とのシニア強化試合は1-19。6月1日の公式戦で5-7と怒とうの粘りを見せた姿とは一転、大敗を喫した。失点のみならず12人で臨んだ打線も2安打と沈黙。試合時間は2時間近くありながら、4番以降は1打席しか立てないという悲しい結末に終わった。
序盤、先発の兵藤〔中〕は踏ん張った。初回は1死満塁の窮地を見逃し三振、三ゴロで切り抜け無失点。2回には中飛をキャッチした成岡がタッチアップを狙った走者をホームで刺すビッグプレーでピンチの芽をつむなど2回終了までは0-1。走者を背負いながらもスコア上では互角の戦いを見せた。
試合が大きく動いたのは3回。兵藤が1死三塁の場面に適時二塁打を浴びなおも1死一、三塁の場面で藤本監督は横井〔左〕にスイッチ。火消しを図ったが2人の打者に対して四球を与え無念の降板。高松〔右〕の緊急登板を余儀なくされた。想定外の展開となり、3投手合計でこの回4安打10四球13失点。大勢は決した。
4回に高松と矢野がそれぞれ2盗塁。矢野〔中〕の左翼への適時打で1点はかえしたが、攻撃の見せ場はこれのみだった。
1週間後にはシニア公式戦が待っている。果たして、この状態から立ち直れるのか。大勝、大敗、接戦…これまで、ありとあらゆる試合展開を演じてきたハーツ。「本番に強い」と意気込む高松の言葉を信じたいところだが…。公式戦こそ劇戦、劇勝を期待したい。
文責【0】
2025.06.14
06月14日 中野マシンガンズ戦 3-11
2025年6月14日(土)15:00~17:00
世田谷公園A面(ホーム)
第14戦《Gリーグ第6戦》
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1回戦)
M 041 6|3 11(14)
H 111 0|x 3
投:矢野〔負〕-土屋-小林-横井
1 (三)高松【49】
2 (遊)小林【61】
3 (二)横井【 6 】
4 (投)矢野【32】
5 (捕)筒井【18】
6 (左)加藤【43】
7 (右)土屋【51】
8 (一)丸山【39】
9 (中) 黄 【47】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=下田選手(中野マシンガンズ)
優秀=小田切選手(中野マシンガンズ)
優秀=小林選手(南海ハーツ)
MGP=菊地選手(中野マシンガンズ)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=小林(先制犠飛に、志願の登板)
敢闘賞=矢野(先発で3回1/3を懸命に投げる)
守備賞=高松(好判断で153のゲッツー)
守備賞=土屋(最終回の大飛球を好捕)
守備賞=筒井(守備の要で投球、送球を何度も好捕)
南海ハーツのGリーグ第6戦は、まず空のご機嫌と睨めっこ状態から始まった。今シーズンは雨に泣かされ、5月は3試合が中止。この日も小雨がぱらつき、判断が難しかったが、中野マシンガンズさんとも相談し、決行へ。
ハーツの先発マウンドに登ったのは矢野〔中〕。ここ最近はリリーフでナイスピッチングを続けている。1回表、先頭打者こそ四球で出塁を許すものの、クリーンアップから2三振を奪い、無失点スタート。
1回裏、矢野に先制点をプレゼントしたいハーツは、1番・高松〔左〕がきっちり四球を選ぶ。高松が握る青色のバットは、南海ハーツ殿堂入りを果たしている小島選手(背番号7)から頂いたものだ。この試合の前日、高松から小島さんと親交のあったハーツメンバー宛てに訃報が届いた。今年の春、突然だったそう。愛弟子の山口から伝えられたとのこと。渡部、成岡、筒井から小島さんの思い出のエピソードとお悔やみの言葉が立て続けに届く。ハーツ創設期からホットコーナーを守り続け、その堅実な守備は羨望の的だったという。シュアな打撃も含め、ハーツの球史に残る名プレーヤー。その後、三塁手を引き継いだのが高松だった。だからこそ、この出塁は高松にとっても意味のある一打席になったに違いない。大切なランナーを三塁に置き、2番の小林〔中〕が大きなフライをセンターへ打ち上げる。本塁への送球をしっかり見て、逆方向へ駆け抜けた高松の好走で〔右〕、ハーツは貴重な先制点。
良い流れで初回の攻防を終え、波に乗りたいハーツだったが、相手は強打と堅守のマシンガンズ。2回表、すぐに反撃に出る。まずはじっくり球を選び、無死一二塁。ここでハーツに好守が出て、投ゴロを矢野が素早く三塁へ投げ一死、受けた高松は機敏に一塁へ送球。これがタイミングぎりぎりでのゲッツーとなり、流れはハーツへと思われたが、強打の助っ人選手が特大三塁打を放ち、1-1の同点に。何とか持ちこたえたいハーツだったが、二死満塁から巧打の石井選手がきれいにセンターへ弾き返し逆転。菊地選手にもタイムリーが出て、マシンガンズが4-1とリードする。
2回裏、点差を縮めたいハーツは、先頭の土屋〔左〕がしっかり球を見極め、四球出塁。今年からマシンガンズに加入した、サウスポーの小田切投手〔中〕に立ち向かう。土屋が二盗を決め、続く丸山〔右〕はセンターへ抜けそうなゴロを放つ。しかし守備範囲の広い石井遊撃手がセカンドベース上で追いつく。ダメかと思われたが、一塁送球が逸れる間にハーツはラッキーな追加点で2点差に迫る。
マシンガンズは3回表にも1点を加えるが、ハーツもその裏に4番の矢野〔左〕が四球を選び、二盗、三進でチャンスメイク。そして加藤〔右〕は投手の左へゴロを放つ。ここは小田切投手が右手を懸命に伸ばしグラブの先でキャッチ(好プレー)、しかし一塁送球が逸れてしまい、矢野が生還。ハーツは2回に続き、幸運な得点で3-5とし、マシンガンズに引き離されない。
ここまではどちらに勝利の女神が微笑んでもおかしくない展開だったが、4回表に試合は大きく動く。粘り強く投げ続けていた矢野に対し、一死から菊地選手、葛西選手が連打で二三塁に。ここで下田選手が矢野の変化球にうまくバットを合わせ〔左〕、前進守備の小林遊撃手の右を抜ける技ありの一打で2点を追加。マシンガンズが流れをぐっと引き寄せる。その後満塁となったところで、ハーツは投手を土屋〔中〕にスイッチ。もともと継投は構想にあったが、一死満塁の場面での登板は酷だった(監督として申し訳ない)。2者に投げ6点差になったところで、小林〔右〕が志願の登板。しばらくマウンドから遠ざかっていたが、さすが昨年のGリーグMVP、持ち前の制球力と変化球の切れで、フルスイングの橋口選手を打ち取る。しかしこの後エラーもあり、マシンガンズはこの回3投手から6点を奪い11-3とし、大きくリードを広げた。
ハーツ最後の攻撃となった4回裏も、粘りのピッチングの小田切投手を打てず、完投を許す。右の菊地投手に、左の小田切投手が加わり、もともと堅守のマシンガンズはさらに強くなった。得点圏での波状攻撃も健在だ。試合は5回表まで続き、最終回は横井〔中〕が登板するが、先頭から四球を続けてしまい、「四球で溜めた走者を返されてビッグイニング」というハーツ投手陣の課題があらためて浮き彫りに。しかし最後に守備陣が頑張り、土屋がライトへの大きなフライを好捕、小林も広い守備範囲で最終打者をアウトにし、この回3失点で試合を終える。
中野マシンガンズが11-3(4回表裏まで)で南海ハーツを下し、4勝1敗で永福コルセッツと並び、上位を快走。ハーツはGリーグの半分を終え、3勝3敗の五分に。7月2週目からGリーグ3連戦が待つハーツは、どんどん暑くなる気候にも負けず、あしたばを含めたAクラスのチームを追いかけていきたい。今年のGリーグでは既に多くの投手が登板を果たしている。一試合一試合が経験であり、この先、数年を見据え、ディフェンス力を高めていきたい。シニア強化試合、ヤング強化試合と、それぞれの特徴を生かしたゲームをこなしつつ、その成果を公式戦で見せていこう。
文責【6】
2025.06.07
06月07日 TEAMシゲル戦 10-6
2025年6月7日(土)11:00~13:00
台東リバーサイドスポーツセンターA面(ビジター)
第13戦《Gリーグ第5戦》
【TEAMシゲル vs 南海ハーツ】(2回戦)
H 242 020|0x 10
S 131 010| 6
投:小西〔勝〕-矢野
1 (三)高松【49】
2 (捕)小林【61】
3 (遊)矢野【32】
4 (一)筒井【18】
5 (投)小西【29】
6 (左)横井【 6 】
7 (中) 黄 【47】
8 (二)兵藤【23】
9 (右)丸山【39】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
優秀=小西選手(南海ハーツ)
優秀=合力選手(TEAMシゲル)
MGP=兵藤選手(南海ハーツ)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=矢野(満塁走者一掃のタイムリー三塁打に好リリーフ!)
殊勲賞=小西(先発で5回を粘りのピッチング、勝利投手!)
技能賞=兵藤(2回先頭でチャンスメイクのセンター前ヒット)
技能賞=丸山(きれいに振り抜き、ライトの頭を越えるヒット)
技能賞=高松(よく走り内野安打で、ダメ押しの1打点)
守備賞=兵藤(643のゲッツー&バックアップで好送球)
守備賞=矢野(643ゲッツーの起点)
2勝2敗で迎えたGリーグ第5戦。TEAMシゲルさんとの2回戦だ。南海ハーツは1回表、二死満塁から6番の横井〔中〕が投手の足元を抜くセンター前ヒットで2点を先制。
ハーツの先発は、前回のGリーグで三者連続奪三振を記録し、ストレートに切れが出ている小西〔中〕。初回はエラーなどで1点を失うも、投球自体は安定していて、長いイニングを任せられそうな予感。
2回表、先頭の兵藤〔左〕がセンターの前へ打球を運び出塁。続く丸山〔中〕もきれいにバットを振り切り、右翼手の頭上を越えるクリーンヒット。シニア勢がチャンスメイクし、一死満塁から3番・矢野〔右〕がセンター右へ鋭いライナーを放ち、走者一掃のタイムリー三塁打。5-1とリードを広げる値千金の一打となる。
なおもチャンスが続き、4番の筒井は高々とレフトヘフライを打ち上げる〔中〕。犠牲フライかと思われたが、レフトは強肩の佐々木選手。三塁ランナーの矢野は自重するが、肩が良すぎて送球は大きく逸れる。この間に矢野が生還し、惜しくも筒井の打点とはならなかったが、この1点も貴重な追加点に。
シゲル打線も毎回のように粘りを見せ、2回裏には長距離砲の合力選手がこちらも満塁走者一掃のタイムリー二塁打。6-4の2点差に迫られたハーツだが、3回表には先頭の横井〔中〕の安打からエラーと暴投で2得点。3回終了時点で8-5となる。
5回表、ハーツは高松〔左〕のショート内野安打と小林のセカンドゴロ間に2点を追加し、10-5とする。先発の小西はランナーを背負いながらも粘りのピッチングで5回まで投げ、10-6とリードを保ったままリリーフの矢野へ。マウンドを引き継いだ矢野〔右〕は制球が良く、6回を三者凡退。試合は7回表まで進んだが、打者3人目で時間切れとなり、スコアは6回終了時の10-6で南海ハーツがTEAMシゲルに勝利した。
これで南海ハーツはGリーグ3勝2敗に。今季はあしたばさんがスタートダッシュ。好投手の牧野選手を擁する永福コルセッツさんも着実に白星を積み上げ、2チームが4勝1敗で首位を走る。中野マシンガンズさんも3勝1敗と好調だ。ハーツも一つひとつ勝ちを重ね、上位チームを追いかけていきたい。現在はベテランとヤングの力が噛み合って、良い試合ができている。次週は強豪マシンガンズとの1回戦。厳しい戦いになると思うが、この日に集まったメンバーで全力を尽くし、勝機を見出したい。
文責【6】
2025.06.01
06月01日 東交・シニア戦 5-7
2025年6月1日(日)8:00~9:20
落合中央公園(三塁側)
第12戦《シニアリーグ第1戦》
【東交・シニア vs 南海ハーツ】
H 100 04 5
T 060 1x 7
投:兵藤〔負〕-横井
1 (三)高松【49】
2 (遊)横井【 6 】
3 (二)綿貫【14】
4 (捕)筒井【18】
5 (中)成岡【11】
6 (左)松尾【17】
7 (右)岩田【36】→西野【42】
8 (一)丸山【39】→中原【44】
9 (投)兵藤【23】
監督:藤本【 5 】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(先制点生むいきなりの二塁打含む2安打)
敢闘賞=綿貫(鮮やかな右打ちで先制適時打含む2安打)
敢闘賞=松尾(二死満塁から2点差に迫る2点適時打)
技能賞=兵藤(最終回、内野安打で猛反撃のきっかけ)
技能賞=筒井(最終回、満塁のチャンスに火の出るような左前適時打)
技能賞=成岡(最終回、炎の4連打を3人目としてつなぐ)
守備賞=筒井(捕手前の当たりを好判断で処理し捕ゴロに)
守備賞=高松(強いゴロをショートバウンドでうまく処理)
守備賞=丸山(ファーストで難しい送球にも好捕連発)
守備賞=西野(ポジショニングよく、ライトで大飛球を好捕)
辻本賞=森(スコア記入。敵味方問わず50歳以上のプレーヤーたちの可能性に感動。生きがいを見出す)
昨季全4試合2ケタ失点と苦しんだシニア勢が奮起した。午前8時開始の東交・シニアとの今季シニアリーグ初戦は5-7と惜敗。藤本監督体制公式戦初陣で、勝利には届かなったが随所に好プレーを見せた。
相手は50歳以上と思えぬほど動きにキレがある選手が多数いた。2回には3番打者が右翼フェンス直撃のすさまじい打球を放ったり、守っても制球力の良い右腕を中心に無失策。そんなチームにハーツシニア勢は全員が個性を発揮し食らいついた。
まずは初回。先頭・高松〔左〕がいきなりの二塁打。1死後、3番に座る綿貫〔右〕が得意とする流し打ちで、右翼前へ運び、高松が激走し先取点となるホームを踏んだ。一塁コーチャー・岩田の走者を鼓舞する「リーリーリー」の掛け声も健在で、ハーツ打線が相手投手の立ち上がりを攻め立てる。
その裏の守りも先発・兵藤〔中〕が踏ん張った。先頭に四球を出し、二盗、三盗を決められるも後続を2三振に取るナイスピッチング。2回も遊ゴロ、一飛に仕留めテンポ良く2アウトを取った。しかし、ここから一気に相手打線に流れが傾く。打ち取ったかに見えた打球が失策を誘発したり、内野安打になったり…。不運な打球と四球で2死満塁となると、そこから5連打を浴びまさかの6失点。藤本監督が試合後、反省の弁をのべたが、兵藤の内容が悪くなかっただけに、継投の見極めも難しかった。
一方的な試合展開もよぎる中、3、4回は横井〔左〕が無安打1失点の好リリーフ。粘りの投球にバックもキッチリ応え、三塁・高松〔中〕はジャンピングスローを決めるなど4つのゴロを処理。逸れた送球は一塁・丸山〔右〕がきっちりカバーする阿吽の呼吸でアウトを積み重ねた。途中から右翼に入った西野も前の打席でフェンス直撃の打球を放った3番打者の大飛球を的確なポジショニングで好捕。リズムの良い守りで最小失点にとどめ1-7で5回の攻撃に突入した。
5回の先頭は代打・中原〔左〕。相手の好守に阻まれるも鋭い打球を左翼へ放ち、チームを勇気づける。続く兵藤〔中〕が内野安打で出塁すると、高松〔右〕がこの日2本目の安打を左前へ。
さらに3番・綿貫〔左〕が徹底した右流し打ちで満塁に。綿貫は今季、打率.750の驚異的な打撃を見せており、このヒットで記念すべき南海ハーツ通算400安打を達成(高松、松尾、筒井に次ぐハーツ史上4人目)。技の綿貫の後は筒井〔中〕が剛打を発揮。4番にふさわしい左前へ力強い打球を放ち5点差に。さらに成岡〔右〕も中前適時打で続き点差を4とした。
ここで打席に迎えるは6番・松尾〔左〕。きっちり、ボールを引きつけて捉えた打球は中前へ。三走・綿貫〔中〕、二走・筒井〔右〕に続き、成岡も快足を飛ばし一塁から一気にホームを狙ったが、三本間で挟殺となり惜しくもアウト。時間切れで、試合終了となった。
あと2点及ばなかったが、収穫はもりだくさん。兵藤、横井がしっかり試合を作り、取れるアウトをキッチリ取れば勝負できることを証明した。加えて、5回2死から藤本監督が「炎の4連打」とたたえた猛打を含む1イニング6安打4得点の攻撃は見事。元気の良い攻守での声掛けは絶えず、途中出場の選手たちもキッチリと仕事を果たし最後まで雰囲気良く戦えた。
ハーツシニア勢の爆発力と潜在能力、伸びしろは十分。守備、走塁面などの課題もしっかり見えただけに、次戦こそ藤本体制初勝利を。期待は膨らむばかりだ。
文責【0】
2025.05.24
05月24日 永福コルセッツ戦 2-5
2025年5月24日(土)15:00~17:00
玉川野毛町公園(ホーム)
第11戦《Gリーグ第4戦》
【南海ハーツ vs 永福コルセッツ】(1回戦)
C 050 000 0 5
H 000 020 0 2
投:高松〔負〕-矢野-小西
1 (左)加藤【43】
2 (中) 黄 【47】
3 (投)高松【49】
4 (三)小西【29】
5 (遊)矢野【32】
6 (二)小林【61】
7 (右)成岡【11】
8 (指)横井【 6 】
9 (捕)筒井【18】
10(一)丸山【39】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=牧野選手(永福コルセッツ)
優秀=松田選手(永福コルセッツ)
優秀=筒井選手(南海ハーツ)
MGP=須藤選手(永福コルセッツ)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=筒井(唯一外野へ運ぶ完璧なヒット)
敢闘賞=矢野(3回1/3を好リリーフ)
敢闘賞=小西(三者連続奪三振含む2回零封)
技能賞=成岡(5回、二盗&三盗でホームを踏む)
技能賞=小林(全力疾走で一塁内野安打)
守備賞=加藤(見事なポジショニングで左飛を何度も好捕)
Gリーグ2勝1敗同士で対戦する南海ハーツと永福コルセッツ。ハーツは高松、矢野、小西の3人が先発候補だった。速球派の矢野か小西に託す案もあったが、4月26日の新宿ブンブン戦で完投しチームを勝利に導いた高松の制球力に期待し、内外野の守りを固める布陣でハーツは試合に臨んだ。
1回表、マウンドに登った高松〔中〕は落ち着いたピッチング。そしてレフトの加藤が抜群のポジショニングで3本の左中間へのフライをすべて好捕。無失点スタートで、まずは良い流れ。
1回裏、新1・2番コンビの加藤(打率1位の5割越え)・黄(打率2位の4割越え)で塁を賑わせたかったが、コルセッツ先発の長身・牧野投手は直球が走り、コントロールも良く、二者連続奪三振のロケットスタート。三者凡退で、初回から手強い相手という印象。
2回表、コルセッツは丁寧にボールを見て、四球でランナーを溜める。しかし高松もフライで二死を取り、二三塁という状況。ここで松田選手がしぶとくライト前に落とし、二者生還。コルセッツが2点を先制する。この後も粘り、ランナーが溜まったところで投手が矢野に交代。結局コルセッツは5点を挙げて、試合を優位に進める。
しかしここから矢野〔左〕は3回1/3を自責ゼロ、継いだ小西〔右〕も三者連続奪三振を含む2回零封。コンスタントにヒットを放つコルセッツ打線に決め手を与えず、ハーツ打線の反撃を待つ。
対する牧野投手は絶好調。3回8人目までパーフェクト。しかし漢・筒井が意地を見せる。自慢のフルスイングで三遊間を破るクリーンヒット〔中〕。それでも牧野投手は全く崩れない。4回まで危なげなく無失点投球。
苦しい展開は続いていたが、ハーツの内野陣は投手を盛り立てる。5回表、無死満塁のピンチで小林遊撃手と小西三塁手がともに落ち着いた動きで本封。二死満塁で黄中堅手がフライを前進ランニングキャッチでコルセッツに点を与えない。
続く5回裏、一死から小林〔左〕が一塁内野安打で出塁すると、二盗後に成岡〔右〕のサードゴロエラーでホームイン。出塁した成岡も積極的に走り、二盗、三盗を成功させ、捕手の送球エラーで生還。俊足の二人が脚を生かし、2点を返す。
何とか3点差を追いつきたいハーツだったが、牧野投手は6、7回も三者凡退で付け入る隙がなく、試合は2-5のままコルセッツがハーツに完勝。この先も牧野投手が主戦として各チームに投げていくとすると、コルセッツは優勝争いに絡んでくるだろう。野球は投手が良いと、それだけでかなり有利なスポーツだが、ハーツ打線も次回は策を練っていかねばならない。
ハーツ投手陣で光明は、矢野と小西がともに素晴らしい投球を見せたこと。先発とリリーフではプレッシャーも異なるが、二人は近いうちにGリーグでの先発機会が回ってくるだろう。この日のように守備陣が投手を支え、打線がしっかり点を取っていくこと。牧野投手には抑えられたが、3割打者が6人いるハーツメンバーの打撃の調子は決して悪くない。5月末のヤング強化試合、6月初めのシニアリーグで、若手とベテランがともに調子を上げ、6月のGリーグ2試合に挑んでいこう。
文責【6】
2025.05.03
05月03日 南海ハーツ&あしたば混合紅白戦 紅12-8白
2025年5月3日(土)15:00~18:00
東台B面(ホーム)
第10戦《南海ハーツ&あしたば混合紅白戦》
【紅組 vs 白組】
W 202 000 130 00 8
R 020 421 030 00 12
白:安藤-佐藤〔負〕-加藤-兵藤-小西
紅:恵美-進太郎-恵美〔勝〕-土屋-横井-若林-矢野-進太郎
《白組》
1 (左)福田【H9】
2 (遊)加藤【H43】
3 (投)安藤【A15】
4 (三)小西【H29】
5 (一)友廣【A54】
6 (中)佐藤【A10】
7 (二)兵藤【H23】
8 (右) 黄 【H47】
9 (指)鈴木【A13】
10(指)池内【H】
11(捕)筒井【H18】
《紅組》
1 (三)進太郎【H】
2 (左)加島【A9】
3 (一)丸山【H39】
4 (指)山口【H31】
5 (投)恵美【A0】
6 (遊)成岡【H11】
7 (右)土屋【H51】
8 (二)若林【A4】
9 (中)矢野【H32】
10(捕)横井【H6】
11(指)三好【A1】
Gリーグチームとの混合紅白戦。第2弾は、あしたばさんと実現した。前日午後に大量の雨が降り、この日の東台は前のコマまでグラウンド不良のため中止に。15時スタートが幸いした。
紅組の監督は横井、白組の監督は筒井で、それぞれにスタメンを練って、プレーボール。
紅組の先発はGリーグ屈指の好投手・恵美選手〔左〕。1回表、最初の打者2人をしっかり抑えるが、白組のクリーンアップが力を発揮する。まず3番・安藤選手がサードとショート後方に技ありのヒット〔中〕。続く4番・小西選手はセンターへ鋭い当たりのヒット〔右〕。小西選手が二塁をうかがう間に、安藤選手が好判断でホームイン。
さらに5番・友廣選手〔左〕のショート内野安打で二死一三塁とチャンスを広げると、6番・佐藤選手〔右〕がライトへきれいに運び、2点目。白組が幸先良く先制する。
白組の先発は、4月のハーツとのGリーグでも好投した安藤投手〔中〕。1回裏を危なげない投球で無失点。
紅組が反撃に出たのは2回裏。先頭の5番・恵美選手〔左〕がレフト越えの大きな二塁打を放つと、土屋選手〔中〕のサード内野安打で恵美選手が好走塁のホームイン。矢野選手〔右〕もしぶとくセンターの前に打球を運び、2-2の同点に。
3回表、最初の見せ場が訪れる。恵美投手が一死を取ったところで、白組の打席には久しぶりに参加の福田選手。ここで紅組は息子さんの進太郎投手(中学1年生)がマウンドへ〔中〕。進太郎くんはストレートだけでなく、変化球も交えながらお父さんと対戦。直球にはノビがあり、堂々とした投球。結果は惜しくも四球となるが、見応え十分だった。
白組の上位打線は好調で、2番・加藤選手が左中間へ会心の二塁打〔左〕。一死二三塁とすると、安藤選手〔中〕がレフトへタイムリーを放ち、勝ち越し。さらに小西選手〔右〕もレフト前タイムリー。白組が4-2とする。3回一死から再びマウンドに戻った恵美投手は、速球と切れのあるカーブで4回表を三者凡退。安定感のある投球で、味方の反撃を待つ。
4回裏、白組は佐藤投手が登板〔左〕。メインは外野手だが、もともと投手経験もあり、コントロールの良さが持ち味。白組らしくユニフォームも白でコーディネート。先頭の恵美選手は2打席目もバットコントロール良く、ショート右への内野安打で出塁〔中〕。続く成岡選手〔右〕はレフト線への美しい二塁打で、無死二三塁に。
ここでマリナーズユニフォームの土屋選手〔左〕が貴重な働き、右中間への2点タイムリーで4-4の同点に。佐藤投手は踏ん張り二死を取るが、三茶仲間の横井選手〔中〕がショート後方へ落ちるタイムリーで紅組が5-4と逆転。そして勝負強い三好選手〔右〕がレフト線へのタイムリー二塁打で6-4とする。
5回表から紅組は土屋投手にスイッチ〔中〕。この回こそピンチを広げるも、無失点で切り抜け、6回は三者凡退で監督の期待に応えた。
5回裏、白組・筒井監督はピッチャーに加藤選手を抜擢〔左〕。小学生以来の登板で、ほぼ未経験だったそうだが、上背もあり、投手らしい雰囲気。2番・加島選手〔中〕の安打、6番・成岡選手〔右〕のタイムリーなどで2点を失うが、今後経験を積んでいけば、ハーツの投手陣入りも大いに期待できそうだ。
白組は6回裏から兵藤投手が登板〔左〕。進太郎選手〔中〕のきれいなレフト前タイムリーで1失点となるが、7回は無失点投球。もともと球にノビがあり、きっちり結果を出すのはさすがだ。7回表に登板した横井選手〔右〕は、両チーム投手メンバーの中でいちばん不安定な投球をしてしまったが、土屋三塁手、恵美遊撃手の好守に助けられ、なんとか1失点で凌ぐ。
8回表、紅組はヤングメンバーの若林投手にスイッチ〔左〕。ツーアウトまではしっかり取るが、二死満塁から黄選手の押し出し四球があり、自称「みっちゃん(←若林くん)の師匠」、シゲちゃんこと鈴木選手〔右〕がレフト越えの大きな二塁打で2点を加える。若林投手はこのあとを抑え、8回表終了時で紅9-8白の痺れる展開に。
8回裏、白組はハーツの速球派、小西選手をマウンドに送る〔左〕。小西投手は三振を取れば、四球も出す投球で、押し出し四球のあと、3番・丸山選手〔右〕が勝利に近づく2点タイムリー。紅12-8白とするが、小西投手も意地のピッチングで、この回のアウトはすべて三振。
9回表、紅組のクローザーとして登板したのは矢野投手〔中〕。この日、いちばん球が走っていたのは彼かもしれない。速球のコントロールも良く、三者凡退で9回を締める。
本来はここで試合終了予定だったが、時間が多く残っていたため、エキストライニングに。その後は白組は小西投手が最後まで投げ、9回裏には三塁手に抜擢された黄選手が強肩を生かしたサードゴロ守備で両軍から拍手を浴びるなど、経験の少ないポジションでの好守で盛り上がった。紅組は矢野投手が10回も投げたあと、11回表は再び福田進太郎投手に託した〔中〕。ここで素晴らしいピッチング、なんと大人を三者凡退に仕留め、見事なクローザー役となった。
最終的には11回の表裏まで進み、12-8のまま試合終了。全選手、お腹いっぱい、3時間枠をしっかり使い、楽しめた混合紅白戦となった。互いによく知っているチーム同士だけに、この打者のときはどんなポジショニングで、など楽しめる要素もあり、同じチーム同士の投打の対戦もたくさん実現した。ゴールデンウィークの東台野球場に笑顔の花が咲き、みな満足そうに球場をあとにした。
文責【6】
【今週のベストショット by Tsucchy】
2025.04.26
04月26日 新宿ブンブン戦 14-7
2025年4月26日(土)15:00~17:00
世田谷総合運動場(ビジター)
第9戦《Gリーグ第3戦》
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(1回戦)
H 052 25|5 14(19)
B 030 04|x 7
投:高松〔勝〕
1 (遊)小林【61】
2 (三)矢野【32】
3 (中)横井【 6 】
4 (指)筒井【18】
5 (投)高松【49】
6 (左)加藤【43】
7 (右) 黄 【47】
8 (捕)綿貫【14】
9 (二)兵藤【23】
10(一)丸山【39】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=高松選手(南海ハーツ)
優秀=綿貫選手(南海ハーツ)
優秀=岡田(浩)選手(新宿ブンブン)
MGP=兵藤選手(南海ハーツ)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=高松(5回完投勝利4奪三振&4安打3打点の大活躍!)
殊勲賞=綿貫(すべて右打ち、二塁打含む4安打3打点!)
敢闘賞=加藤(4安打1打点3得点にレフトでも堅守)
敢闘賞=兵藤(勝負強くセンターへ2本のタイムリー)
技能賞=矢野(2安打でチャンスメイク、2得点)
技能賞=丸山(巧みなバットコントロールでライトへタイムリー)
守備賞=兵藤(ピンチでポテンヒットになりそうな二飛を好捕)
Gリーグ1勝1敗で迎えた3戦目の対新宿ブンブン戦。いつも一筋縄ではいかず、点の取り合いでの根比べ(コンクラーベ)だ。
一回表南海ハーツの攻撃。2安打で満塁になるも無得点。
南海ハーツ先発は高松投手〔中〕。こちらも2K、出塁させずの上々のピッチング。
静かに始まるも、2回表綿貫〔中〕のヒットから始まり5得点。その裏、やはりブンブンさんの攻撃で3得点。全く5得点ではセーフティリードとはならず。
そこを分かっている南海ハーツ。その後毎回得点を重ねて14対7の快勝。また、新加入の加藤〔左〕が4安打。ベテラン高松〔中〕、綿貫〔右〕のバッテリーもお互い方角が違う狭角打法で4安打。
途中強い雨が降る中、高松投手が完投。最後に力が尽きたのか、高松投手が矢野選手のところに歩み寄り「ピッチャー交代しない?」みたいな素ぶりをみせるが、なんとか投げ切った。シニア戦時間(1時間半)なら持ちそうだ。
話は変わるが、メジャー行っての菅野がスゴイ。こんなキレッキレの変化球を投げていた?という球を投げている。ジャイアンツのここ最近の不動のエースは分かっていたが、メジャーに行って、こんなにキレッキレの変化球を自信満々に投げられるピッチャーだとは思わなかった。槇原とかもあったが、菅野もストライク入っているのに、不満顔しているイメージだったが、メジャーはファーストストライクからぶん回すから合うのだろう。
メジャーリーグから南海ハーツの話に戻すが、高松投手も歳を重ねて変わり身があるかもしれない、というのを今回捕手として受けていてあった!? 得意の球速は変わらないがクイックモーションだけで速い球を投げてるつもりもなく正攻法投球法でいった。今年のシニア戦で投げるかは分からないが期待はなきにしもあるでいきましょう!
文責【14】
2025.04.19
04月19日 鬼道衆戦 5-8
2025年4月19日(土)11:00~13:00
東台B面(ビジター)
第8戦《シニア強化試合》
【鬼道衆 vs 南海ハーツ】
H 002 030 0 5
K 103 031 x 8
投:横井-矢野〔負〕
1 (三)中原【44】
2 (二)池内【助】
3 (左)西野【42】
4 (捕)筒井【18】
5 (投)横井【 6 】
6 (遊)矢野【32】
7 (中)加藤【43】
8 (右) 黄 【47】
9 (指)太田【16】
10(一)藤本【 5 】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=横井(投げて4回自責1。打って一時逆転の三塁打含む2安打3打点)
敢闘賞=中原(復帰戦いきなりの三塁線突破含むマルチ安打)
技能賞=加藤(一時逆転打となる2点適時打)
技能賞=藤本(お待たせしました、通算300安打達成)
守備賞=加藤(初マスクでファウルフライを好捕)
晴天の東台野球場。真夏並みに暑くなるという予報の中、鬼道衆さんとのマッチメイクで行われたシニア強化試合。
この試合、シニア監督(兼選手)の藤本は「通算300本」に王手をかけて臨む。シニアメンバーたちは自らの課題やテーマに取り組む試合となる。ヤングメンバーは自分たちの力をのびのびと出してもらえればOK。
結果から言えば、藤本は見事「通算300本」を達成! ハーツの歴史にまた名を刻んだ。この先も350、400本と記録を伸ばしていってもらいたい。チームとしてはそんな藤本に勝利を届けたいところだったが、試合は5-8で敗戦。ただ、点を取り合う拮抗した試合だった。
先攻ハーツの攻撃、1回、先頭の中原。ほぼ1年ぶりの参戦ということで不安な様子も、いきなり三塁線を破るヒット〔中〕。幸先のいいスタートとなった。しかしこの回、後は続かず無得点。
1回裏鬼道衆の攻撃。ハーツ先発は横井〔中〕。横井のテーマはなるべく回数を投げること。鬼道衆1番はボテボテの内野安打で出塁、2番も出塁、3番フォアボールといきなり満塁のピンチを招く。続く4番打者にはサードゴロを打たせるも、サードからのホーム送球がワンバウンドとなり、1点を許してしまう。しかし横井は後続を連続三振&ショートフライに打ち取り、この回を1失点でしのいだ。
3回表ハーツの攻撃。先頭中原〔左〕、二打席連続のヒットで出塁。1アウト後、西野〔中〕センター前ヒットで1、2塁。筒井はセカンド後方へフライを打ち上げるも(インフィールドフライ)セカンド取れず、ランナー2、3塁。ここで横井〔右〕がセンターへの2点タイムリー三塁打で逆転!(ハーツ2-1)
3回裏鬼道衆の攻撃。先頭二飛失策から、次打者のセカンドゴロ送球エラー間に1点を返される。ここで相手4番打者にセンターを超えるランニングホームランで2点を追加される。鬼道衆再逆転(ハーツ2-4)。その後、2アウト満塁までピンチを広げるが、横井が粘りのピッチングで、最後はピッチャーフライに打ち取る。
4回表ハーツの攻撃。1アウト後、黄がセンター前ヒット〔左〕。2アウト後、「通算300本」がかかる藤本の打席。ここで藤本〔右〕は見事ライト前にクリーンヒット! 「通算300安打達成!」。2アウト1、3塁の逆転チャンスで今日2安打の中原へ。しかし中原はショートフライで無得点。
5回表、ハーツ先頭池内がサードエラーで出塁。西野フォアボール、筒井デッドボールでノーアウト満塁。ここで続く横井〔左〕が見事にセンター前ヒット! 池内が還り1点を返し、西野も果敢にホームを狙うがタッチアウト! 3塁へ達した筒井は足を痛め、ここで臨時代走。2アウト後、ランナー2、3塁から、加藤〔右〕がセンターに2点タイムリーヒット! この回3点を取りハーツ再逆転(ハーツ5-4)。
5回裏、ハーツはピッチャーを横井から矢野〔中〕へ交代。横井は4回をしっかりと粘って投げきり、お役御免(キャッチャーも筒井から加藤に交代)。矢野はデッドボールとフォアボールでランナー1、2塁とし、続く6番打者にレフト線へのツーベース、2者生還を許す。その後、2アウト3塁から、ファーフトゴロをもたつく間に1点を与えてしまう。しかし、この後は矢野がしっかり抑える。この回、鬼道衆が3点を奪い再逆転(ハーツ5-7)。
6回表、反撃したいハーツだが、ランナー出せず3者凡退に終わる。
6回裏、鬼道衆の攻撃。矢野、先頭にフォアボール。ワンナウトからサードゴロも送球エラーで2、3塁。続く打者もショートゴロだが、フィルダースチョイスで1点を献上。矢野は打者をゴロに打ち取っていたが、ハーツ内野陣の送球の課題が出てしまった(ハーツ5-8)。
7回表、3点を追うハーツ最終回の攻撃。ランナーを出していきたいところだったが、誰も出られず試合終了。
試合の総括としては、点を取られても取り返す、みんなでつなぐバッティングができたこと、横井が4回をしっかり粘って試合をつくったこと、藤本の通算300本達成が大変すばらしかった。
逆転された後の6回、7回の終盤の攻撃で、粘りを出せなかったことは惜しく、守備面では、ゴロやフライの捕球までは問題ないが、その後の送球に課題が出た。シニアメンバーたちは送球面を意識して取り組みたいところだ。
文責【44】
2025.04.12
04月12日 南海ハーツ&中野マシンガンズ混合紅白戦 白7-6紅
2025年4月12日(土)15:00~17:00
玉川野毛町公園(ホーム)
第7戦《南海ハーツ&中野マシンガンズ混合紅白戦》
【紅組 vs 白組】
W 100 114 7
R 002 022 6
白:菊地-矢野-石井〔勝〕
紅:赤木-橋口〔負〕
《白組》
1 (左)成岡【H11】
2 (遊)石井【M1】
3 (中)矢野【H32】
4 (捕)筒井【H18】
5 (投)菊地【M15】
6 (二)兵藤【H23】
7 (一)下田【M10】
8 (右)相川【M46】
9 (三)増田【M20】
《紅組》
1 (中)橋口【M7】
2 (右) 黄 【H47】
3 (遊)小林【H61】
4 (二)松原【M8】
5 (投)赤木【M19】
6 (三)横井【H6】
7 (左)大貫【M14】
8 (一)藤本【H5】
9 (捕)丸山【H39】
中野マシンガンズさんとの初の試み、混合紅白戦。両チーム9人ずつが集まり、シャッフルしての試合が実現した。中野マシンガンズの下田監督がいる側を白組、南海ハーツの横井監督がいる側を紅組として試合開始。
紅組の先発は赤木投手〔左〕。白組は先頭の成岡選手が四球で出塁。二盗、三盗を決めると、投球が逸れた間に果敢にホームへ走り、先制点〔右〕。写真が示すとおり、躍動感あふれる走塁で、肉離れから復帰した直後とは思えないほどのハッスルぶり。成岡はこの後も全出塁、計6盗塁と走りで存在感を見せた。
白組の先発は菊地投手〔中〕。南海ハーツが毎回苦戦する好投手。1回、2回と無失点の上々な立ち上がりだ。
3回表、白組は先頭の矢野選手〔左〕がセンターへゴロで抜けるヒットで出塁。無死二三塁とし、5番菊地選手の放った打球は右中間へのフライ。ここでライトの黄選手がよく追いつきランニングキャッチしたのがまず素晴らしかった。しかし三塁ランナーはハーツでトップクラスの走力を誇る矢野、犠牲フライで1点は間違いないと思われた。ところが黄のホームへの送球が完璧だった。友人の矢野をアウトにしてダブルプレー〔右〕。守備賞があったなら、最有力候補の衝撃的な肩を見せてくれた。
3回裏の紅組は橋口選手〔左〕のラッキーなライト前ヒットなどで一死二三塁としたところで、白組が矢野投手〔中〕にスイッチ。黄選手との対決では三振を奪い貫録を見せるが、3番の小林選手がセカンドへしぶとくタイムリーを放つ〔右〕。さらに二塁ランナー橋口の好走塁で紅組が2-1と逆転。
4回表、白組は相川選手がレフトへ痛烈なヒット〔左〕。赤木投手はここまでよく投げていたが、二死三塁から成岡選手の放った打球が三塁線を襲い〔右〕、横井がアウトにできず、2-2の同点に。
5回表から紅組は橋口投手〔左〕にスイッチ。小林捕手とのヤングバッテリーが実現する。この日の橋口投手はストレートが走り、変化球の制球も良い。白組クリーンアップから2三振を奪うが、二死三塁からいぶし銀の兵藤選手が狙いすました打球をライトへ放ち〔右〕、貴重な勝ち越しタイムリー。白組が3-2とする。
5回裏の紅組は1番からの好打順。2番の黄選手が矢野投手との2度目の対決で、きれいにセンターへライナーヒットを放つ〔左〕。三振と安打で二人の友情対戦は引き分けといったところか。二死となるが、4番の松原選手〔右〕がセンターへきっちり運び、盗塁で二三塁の見せ場を作る。
ここで打席に入るのは5番の赤木選手。最初の打席ではサードへの強烈なライナー。バットは振れている。鋭く振り抜かれた打球はレフトの頭上を越える値千金の逆転2点タイムリー二塁打〔左〕。ここまでの流れではMVP級の活躍だ。続く横井もセンターへライナーヒットを放ち〔右〕、紅組が押せ押せムード。
逆転、また逆転の紅4-3白で迎えた6回表、白組は最後の反撃に出る。二死満塁と攻め立て、打席には4番の漢・筒井。2年前の還暦試合では、対戦相手のマシンガンズさんが記念のTシャツを作ってくれて、満面の笑顔を見せた場面が忘れられない。マウンドには、在籍期間こそ被っていないが、会社の後輩となる橋口投手。渾身の一球にフルスイングで応えた打球は三遊間を破り、まず同点〔左〕。二塁ランナーの成岡選手が隙のない走塁を見せ、5-4と勝ち越しのホームイン。続く菊地選手もしぶとく2点タイムリー二塁打を放ち〔右〕、7-4と紅組を突き放す。
さあ時間的にも最後の攻撃となる6回裏の紅組。マウンドには前の回からクローザーとして登板している石井投手〔左〕。この回の先頭は藤本選手。ここまで通算299安打を放ち、あと1本で大台に乗る。紅白戦は年度の記録には載らないため、この日の達成はないのだが、しぶとくライトへヒットを放つ〔中〕。この安打で調子を上げ、早い時期に300本に到達するだろう。そして一死一二塁から3番の小林選手がやってくれた。この試合でただ一人の猛打賞となる左中間へのタイムリー〔右〕。中継の乱れもあり、さらに1点を追加し、なんと白7-6紅に。またもここでいい場面。石井投手対4番の松原選手。ヒットが出れば同点だったが、石井投手が粘りの投球で1点差を守りきる。
逆転、逆転、再逆転……さらに再逆転の手に汗握る好ゲーム。多くの選手がヒットを放ち、投手リレーも豪華、自チーム同士の投打の対決も実現し、脚で魅せた選手、守りで貢献した選手、それぞれが楽しみ、収穫を得た試合になったように思う。一緒に混合紅白戦の構想を練ってくれた、中野マシンガンズの下田監督に感謝するとともに、この日グラウンドに集まった18人全員にありがとう。参加メンバーが「また混合紅白戦をやりたいね」と言ってくれたのが嬉しかった。
試合後には両チームの合同飲み会を行い、二次会では、あしたばの加島さんが自由が丘で営むダイニングバー「ロトンダ」に移動し、カウンターにいたあしたば選手も含め、3チームでの交流が実現した。
この試合の前の時間帯では、同球場でエースハンターズさんとTEAMシゲルさんがGリーグを行っていて、さまざまな場面でリーグ7チームの親交が深まっている気がする。
ハーツは翌4月13日(日)早朝のシニアリーグは残念ながら雨天中止となってしまったが、日常の中に野球があり、その時間だけは仕事を忘れ、ナインが白球を追いかける。こんな楽しい日々を今シーズンも最後まで続けていこう。
文責【6】
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