週刊ハーツ

2024.12.07

12月07日 新宿ブンブン戦 14-4

2024年12月7日(土)15:00~17:00
世田谷総合運動場(ビジター)
第40戦《シニア強化試合》
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】

H 406 04|1x  14(15)
B 102 01          4 

投:兵藤〔勝〕-横井

 1 (三)高松【49】
 2 (遊)横井【 6 】
 3 (右)丸山【39】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (中)成岡【11】
 6 (投)兵藤【23】
 7 (指)山口【31】
 8 (左)土屋【13】
 9 (二)矢野【32】
10(指)小林【61】
11(指) 森  【 0 】
12(一)藤本【 5 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=兵藤(4連続三振奪うなど3回力投。打っても2安打)
敢闘賞=矢野(ダメ押し三塁打&好走塁)
敢闘賞=小林(満塁走者一掃ポテンヒットなど4打点)
敢闘賞=土屋(強烈な適時打など2安打2打点)
敢闘賞=横井(久しぶりのマウンドで2回1失点好投)
技能賞=丸山(全4打席出塁のラッキーボーイ)
技能賞=筒井(四番の働き先制打&守備でも冷静に捕ゴロ成立)
技能賞=成岡(好走塁&最終打者で適時打締め)
技能賞=森(二死無走者からダメ押し点生む働き)
守備賞=高松(小フライを右手キャッチでさばく)
辻本賞=山口(12月の今季初出場でチームの士気上げる)

試合動画

 今季最後のシニアチームの強化試合。来季からシニアチームの指揮を取る藤本のシニア監督としての初采配ともなり、12月にして今季初参加の山口ら、シニア8人、ヤング勢も4人が顔をそろえた。

 1回表、ハーツは先頭の高松が四球を選び二盗、さらに三盗も決め〔中〕、無死三塁を作った。緊張感も漂う試合開始早々「これは先制点が入るぞ」という状況を作ることに成功したこの三盗は、チームがゲームの流れをつかむうえでは大きかった。この日の高松はノーヒットに終わったが、これだけでもトップバッターとしての価値は十分あったと言える。

 ハーツは横井、丸山も四球を選び無死満塁。ここで登場したのがシニアの四番・筒井〔左〕。すかさず右前に運ぶ先制適時打で四番の仕事。さらに内野ゴロの間に1点、兵藤〔中〕のヒットでまた満塁とした後、山口〔右〕の遊ゴロの間にまた1点、さらに二走の成岡も相手の送球の間に一気に還る好走塁を見せ、この回4点。シニアで組んだ上位打線が見事につながった。

 2回は無死二、三塁から二死満塁としながらチャンスを逃したハーツだが、3回にまた打線が爆発する。兵藤〔左〕のこの日2本目のヒットなどで二死満塁とすると、土屋〔右〕が強烈な中前2点適時打。

 なお満塁としたところで、小林〔左〕が一塁後ろに落ちるヒット。三走、二走に続いて一塁走者の矢野も好走して“走者一掃のポテンヒット”となりこの回5点目。さらに森〔右〕の内野安打で1点。この時点で10対1と、今度は主にヤングの力で勝利を大きく引き寄せた。

 ハーツの先発は兵藤〔中〕。初回は太陽安打的な二塁打から内野ゴロの間に1点は失ったものの、フライに、ゴロにと、慣れないセカンドでもさすがの動き見せた矢野の守備にも支えられ(もしもセカンドもシニア守備陣だったらどうなったか分からない面もなくはないが)、とにかく無難に立ち上がった。

 2回には先頭打者を出したものの、そのあとは低めに制球されたボールを軸に3者三振。3回の先頭打者からの三振も加えて、4者連続三振を記録した。3回には2安打と犠飛などで2点を失ったが、自己最長の3イニングを3失点にまとめた。何といっても与えた四球は1つだけというところが素晴らしく、自信にしていい投球だった。
 4回からは横井〔中〕が久しぶりのマウンドへ。こちらも四球を1つ与えたのみで2三振を奪う安定の投球を見せた。

 ハーツは5回にも土屋〔左〕のこの日2本目のヒットからチャンスをつかむと、矢野〔右〕の豪快な左越え三塁打でダメ押し。

 矢野も内野ゴロで還った後、二死無走者から森〔左〕のヒットと盗塁でチャンスを作ると、藤本〔右〕の適時打でダメ押しのダメ押し。さらに敵失で1点を加えた。

 最後は監督が時間の確認を忘れて予定の継投ができなくなる誤算はあったが、大量リードと高松の好守にも支えられ、横井が悠々と投げ切り。時間切れ寸前の6回の攻撃では丸山〔左〕の二塁打から最後の打者と宣告された成岡〔右〕が適時打で締めるおまけもついて、14(15)対4の勝利となった。

 シニア勢はもちろん、支えたヤング勢も全員が何かしら活躍しての大勝。藤本シニア監督にとってはこの上ないスタートとなった。もちろん、この結果自体は素晴らしく、自信を持っていいと思うが、ただ、これはあくまでも強化試合。このリズムと勢いを来季のリーグ戦につなげていくことができなければ意味がない。
 ヤング勢にも助けてもらいながら、最終的にはシニア勢のみでもこの流れとリズムでゲームを進められるようにしていくことが、これからの課題だと言えよう。 

文責【5】

【今週のベストショット by Tsucchy

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