週刊ハーツ
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2024.11.30
11月30日 エースハンターズ戦 6-1
2024年11月30日(土)13:00~15:00
玉川野毛町公園(ホーム)
第39戦《フリーマッチ》
【南海ハーツ vs エースハンターズ】
A 100 000 0 1
H 400 110 3x 6(9)
投:鈴木〔勝〕-小西-矢野
1 (中)久原【24】
2 (右)高松【49】
3 (二)小西【29】
4 (一)筒井【18】
5 (三)矢野【32】
6 (捕)小林【61】
7 (指)横井【 6 】
8 (指)兵藤【23】
9 (左) 森 【 0 】
10(遊)成岡【11】
11(投)鈴木【助】
★ハーツ表彰★
殊勲賞=鈴木(先発で4回1失点の2勝目! 最終回に初安打、満塁走者一掃のタイムリー二塁打!)
殊勲賞=小西(初回に逆転2点タイムリー二塁打! リリーフでも2回を0封)
敢闘賞=森(打撃好調維持、センターとライトヘマルチ安打&積極走塁)
敢闘賞=成岡(鋭く振り抜き、レフトへタイムリー)
技能賞=高松(しぶとい打撃で内野安打2本&一塁からホームイン)
技能賞=矢野(レフトへのヒットでチャンスメイク&最終回無失点締め)
技能賞=久原(先頭打者安打で、2盗塁、1得点)
守備賞=筒井(ファーストでがっちり捕球&捕邪飛好捕)
守備賞=成岡(ショートで前進からランニングスロー)
守備賞=矢野(サードで2つのゴロを堅実に捌き、捕手でも貢献)
守備賞=小林(捕手として体で何度もボールを止め、好リード)
今季からGリーグに参戦している好敵手でもあるエースハンターズ戦。11人全員の力で勝利をもぎとった。
ハーツは初回の守り、鈴木投手〔中〕が先頭に死球を与えると、二盗を決められ無死二塁に。そこから内野ゴロ2本で先取点を献上した。
そんな嫌な流れを一掃するようにその裏、打線が奮起。1番・久原〔左〕がいきなり中前打を放つと高松〔中〕も内野安打で出塁。無死一、三塁の好機を作ると3番・小西〔右〕が左中間を破る二塁打。三走・久原に続き、一塁から高松も激走し、逆転に成功した。
勢いは止まらず、4番・筒井〔左〕の内野安打と盗塁で作った無死二、三塁の場面で矢野の三ゴロで加点。さらに2死三塁で7番・横井〔右〕が左前安打。この回、一挙4点を奪った。
試合を優位に進められるかと思えたが、楽な展開には当然ならず。2、3回は打者3人で打ち取られる苦しい中、鈴木投手が好投で相手に流れを渡さなかった。2回以降は制球、テンポも抜群。4回を投げ切り被安打0、5奪三振。リードする小林捕手も「速球だけでなく、チェンジアップ、カーブ、スライダーの制球が良かった」とうなるほどだった。三振以外は7つ内野ゴロに取った。鈴木選手は打撃でも躍動。7回に兵藤〔左〕、森〔中〕の連打、成岡の四球で作った無死満塁のチャンスで左翼へ走者一掃の二塁打をマークした〔右〕。
鈴木選手以外も投手陣は躍動。2番手で登板した小西〔左〕は2回無安打2奪三振の好救援を見せれば、矢野〔右〕も1回2奪三振と力強い投球を披露。緊張感のある試合展開の中、3投手による“ノーヒットワンラン”を成立させた。外野への打球も0。投手陣の層の厚さを示すことができた。
文責【0】
2024.11.23
11月23日 ラジカルズ戦 8-15
2024年11月23日(土)9:00~11:00
二子玉川区民運動施設D面(ビジター)
第38戦《ヤング強化試合》
【ラジカルズ vs 南海ハーツ】
H 3 0 0 5 8
R 11 1 1 2 15
投:小西〔負〕-鈴木-矢野
1 (投)小西【29】
2 (遊)矢野【32】
3 (中)土屋【13】
4 (三)池田(助っ人)
5 (二)兵藤【23】
6 (捕)筒井【18】
7 (一)高松【49】
8 (右)丸山【39】
9 (左)横井【 6 】
10(指)小林【61】
11(指)鈴木(助っ人)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(初回先制タイムリー)
敢闘賞=鈴木(遅刻で先発回避も好救援)
辻本賞=丸山(9時試合開始で8時過ぎ?にはグラウンド入り。姿勢が素晴らしい)
辻本賞=池田(声でチームを鼓舞)
強風吹きすさぶ河川敷グラウンドでのラジカルズ戦。若手強化試合として臨んだ一戦だったが、護岸工事の影響で一部メンバーの集合が遅れ、ハーツは、試合開始直前に、スターティングラインアップの変更を強いられることになった。
ハーツ先攻で始まったこの試合、相手投手の制球の乱れと敵失で1点を先制。続く二死満塁のチャンスに、久々参加のミスターハーツ、高松が変化球をうまくとらえて左前に運び〔中〕、さらに2点を加え、3対0。開始早々、ハーツがこの試合の主導権を握ったかに見えた。
ところが、急遽、先発を務めることになった、この試合の責任監督、小西〔中〕は、立ち上がりからボールにバラツキが目立ち、追い込んでからの決め球に苦しんだ。先頭を歩かせ、次打者は中堅ゴロで一死を奪ったものの、その後、2四球を与え、3安打を浴びて同点に追いつかれてしまう。さらに内野陣の失策、3四球、2本の適時打で、気が付けば11失点。長い長い1回の守りを終えた。
反撃に移りたいハーツ打線だったが、2回、3回ともに三者凡退に終わる。
2回裏の守り、小西のあとを受けたのは、先発予定だった鈴木選手。急ぎウォームアップでの登板となったが、2イニングを無四球、2失点にとどめ、打線の奮起に期待をつなぐ〔中〕。
4回の攻撃は、先頭の池田選手が内野安打で出塁。3四球と敵失で5点を返すが、その裏、鈴木から繋いだ矢野は、代わり端、バックの乱れからのピンチをしのぎ切れず、さらに点差を広げられてしまった(途中でビデオカメラの三脚が風で倒れてしまったため、以降の写真キャプチャーはできず)。
ゲームスコアは15対8だが、放った安打は、ハーツ2本(うち1本は内野安打)に対し、ラジカルズは10安打。うち6本は中堅方向と、ラジカルズの基本に忠実な打撃が目立った。また、ラジカルズの思い切った守りも目をひいた。中堅から右翼へ風が流れるなか、左翼手と中堅手は思い切った前進守備をとり、ハーツ守備陣では安打にしてしまいそうな打球を平凡な打球のごとく処理していた。この日のようなコンディションの場合には、守りにおいてアグレッシブな姿勢も必要だ。それが自然に出せるラジカルズと、リスクを恐れてふだん通りに固執してしまうハーツ。守りの面でも差を感じさせられた一戦だった。
試合内容は残念なものだったが、この試合の辻本賞を通じ、ハーツの野球を楽しむうえで大切なことを改めて確認する機会にもなった。集中力が削がれそうな展開にも、終始、チームを元気づけてくれた池田選手、十分なウォームアップの時間を見込んで毎回、試合に臨んでいる丸山。2人に敬意を表するのは当然だが、わが身に落とすことがさらに重要だと感じている。
文責【23】
【今週のベストショット by Tsucchy】
2024.11.16
11月16日 エースハンターズ戦 9-8
2024年11月16日(土)13:00~16:00
大井ふ頭中央海浜公園E面(ホーム扱い)
第37戦《Gリーグ第12戦》
【南海ハーツ vs エースハンターズ】(2回戦)
A 000 035 0 |02 8(10)
H 112 112 1x|00 9
投:小林-矢野-小林〔勝〕-兵藤
1 (中)久原【24】
2 (投)小林【61】
3 (遊)矢野【32】
4 (一)筒井【18】
5 (捕)丸山【39】
6 (二)兵藤【23】
7 (左)横井【 6 】
8 (三)西野【助】
9 (右)土井【助】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=筒井選手(南海ハーツ)
優秀=小林選手(南海ハーツ)
優秀=柏選手(エースハンターズ)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=筒井(サヨナラ犠牲フライ&猛打賞で3打点の大活躍!)
敢闘賞=小林(計7イニングを投げ、10勝目。打でもしぶとく2安打)
技能賞=久原(持ち味を生かした三塁前バントヒット)
技能賞=矢野(サヨナラの足掛かりを作るヒット含む2安打)
技能賞=兵藤(センターへのタイムリーとリリーフで好投)
技能賞=丸山(ライトへのクリーンヒット)
守備賞=兵藤(ピンチで強い打球にも見事な反応、4つのゴロを捌く)
守備賞=筒井(ファーストでがっちり、チームを引っ張る)
守備賞=小林(セカンドに入り、軽快なステップで好守)
辻本賞=久原(センターで常に声を出し続け、チームを鼓舞)
サヨナラ勝利!! Gリーグ11勝1敗で幕
楽勝ムードも一転、五回、六回に「まさか」の逆転許す
兵藤 土壇場で流れを引き戻す超美技
4番筒井 3安打猛打賞&サヨナラ犠飛の活躍
小林 先発&リリーフで粘りの投球、2桁勝利達成
既にGリーグ優勝を決めてはいるが、来季のことを見据えて、しっかりと有終の美を飾りたい。そんな一戦である。
先発小林〔中〕は安定感抜群の通常運転。速球をコーナーに決め、テンポ良く打者を打ち取っていく。四イニングをゼロ封する。
ハーツ打線は毎回得点。初回は筒井〔中〕のセンター前タイムリー、二回は二死一三塁で相手エラーの間に、得点。
三回、矢野敵失、筒井安打〔左〕で掴んだ好機を、兵藤〔中〕、横井〔右〕が連続タイムリー。シニア勢の活躍でさらに2得点。
四回、二死から矢野内野安打〔左〕→盗塁後に、この日好調の筒井〔右〕がセンター前にクリーンヒット。小刻みだが毎回得点を重ね、試合を有利に進める。
ところが「草野球」。五回から暗転する。五回表の守備。一死から四球、連打、失策が絡み、3失点。小林の速球に相手打線が合わせてきたことに加え、守備の乱れが痛かった。
五回の攻撃で、敵失で出塁した横井が、土井選手の二塁ゴロで生還する。1点追加したが、試合の流れはハーツに戻ってこない。
六回表。救援した矢野〔中〕が三連続四球で満塁のピンチ。小林が再登板するが、完全に相手ペース。打たれはしなかったが、四死球、失策(鮮やかなトンネル!?)、と全てが失点につながり、逆転を許してしまった。
まさかの逆転だったが、ハーツ打線はつなぐ攻撃。六回裏、敵失や押し出し四球で無安打ながら同点に追いつく。
七回表。一死一二塁のピンチで兵藤の超美技が飛び出した〔中〕。ライト前に抜けたかと思う一二塁間の痛烈なゴロを、ダッシュよく追いつき、ワンハンドキャッチ。これで流れを引き戻した。この土壇場で。素晴らしいプレーだった。
こうなれば勝利の女神はハーツに微笑む。小林敵失、矢野センター前〔左〕で掴んだ無死二三塁のチャンス。打者は筒井。相手守備陣はマウンドに集まる。「敬遠かな」と思ったが、勝負してくれるようだ。これは「ラッキー」と前向きに受け止めた。きっちりとレフトへフライを打ち〔右〕、三塁走者小林が生還。Gリーグ最終戦は劇的なサヨナラ勝利!
序盤から中盤は楽勝ペースだったが、まさかの逆転。殿堂入り、山平氏の名言「草野球にセイフティリードはない」を証明したかのような試合。それでも再逆転したのだから誇っていいと思う。それを演出したのは兵藤の超美技。絶賛していい。小林は珍しく四死球を連発した。しかしながら、これは審判さんとの相性もある。ひょっとしたら甲子園の審判に見受けられる「判官びいき」なのかもしれん。そんな中、気持ちを切らさずによく粘った。小林はシーズン10勝を達成。草野球で2桁勝利は見事と言うしかない。投手・筒井の年間12勝も見えてきた。追い抜くか、11勝で止めておくかは、貴紀しだい、あるいは監督しだい?
文責【18】
2024.11.09
11月09日 FLAT Baseball Club戦 15-2
2024年11月9日(土)14:00~16:00
京成鉄橋上流2面(ビジター)
第36戦《フリーマッチ》
【FLAT Baseball Club vs 南海ハーツ】
H 301 901 1 15
F 000 200 0 2
投:矢野〔勝〕-池田〔S〕
本塁打:池田1号
1 (中)久原【24】
2 (遊)筒井【18】
3 (投)矢野【32】
4 (捕)丸山【39】
5 (左) 森 【 0 】
6 (二)兵藤【23】
7 (三)池田(助っ人)
8 (一)藤本【 5 】
9 (指)横井【 6 】
10(右)西野(助っ人)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=森(猛打賞で3打点! クリーンアップの働き)
殊勲賞=池田(ホームランを放ち、計3打点! 抜群のリリーフ)
敢闘賞=筒井(2安打2四球1死球で全打席出塁)
敢闘賞=藤本(2安打2打点。いずれもクリーンヒット)
敢闘賞=矢野(先発好投で勝利投手。打でも1本)
技能賞=丸山(4番の働き、レフトへきれいな流し打ち)
技能賞=兵藤(レフトへ鋭いタイムリーヒット)
技能賞=久原(しぶとい打撃でレフトヘ1安打)
技能賞=西野(シュアなバッティングでレフトへタイムリー)
守備賞=筒井(ショートゴロとフライを堅実にこなす)
守備賞=森(大きなレフトフライを好捕)
守備賞=池田(サードで3つのゴロを捌き、安定の守備力)
初回からジグザグ打線が機能
昨年12月以来の再戦となった、FLAT Baseball Club戦。
この日のハーツはジグザグ打線。といっても左右ではなく、ヤング→シニアの順で交互に。普段とは違った打順で楽しんでもらう趣旨もあったが、それぞれの役割を各選手が自覚し、打線がつながった。
先攻のハーツは1番・久原、2番・筒井が連続で四球を選び、チャンスメイク。一死満塁から5番・森〔中〕がレフトへタイムリーを放ち先制。その後もワイルドピッチなどで3-0とする。
ハーツの先発は矢野〔中〕。今シーズンは制球力も安定し、直球のノビも良い。この日まで5勝1敗と結果も出ている。まず2回までは無安打、落ち着いたマウンド捌きで0を重ねていく。
3回表、ハーツは先頭の筒井〔左〕が三遊間へ内野安打。二死三塁となるが、ここでまたも森〔右〕がセンターへタイムリー。若手最年長がチームを引っ張り、4-0とリードを広げる。
来季へ向けて新しい顔ぶれも参加
そして4回表、簡単に二死となったが、この日初参加の西野選手(シニア世代)が勝負強くレフトへタイムリー〔左〕。ここから打線がつながり、愛妻家No.1の久原〔中〕がレフトへヒット。丸山の押し出し四球のあと、森〔右〕がサードへの内野安打で猛打賞、なんと3打席連続の打点。
攻撃はまだ終わらず、兵藤〔左〕がレフトへきれいなタイムリー。そして、太田、横井、矢野と同業の池田選手(ヤング世代)が3打席目にライトへ2点タイムリーを放ち〔中〕、ベールを脱ぐ。つづく藤本〔右〕もレフトヘ2点タイムリーを放ち、存在感を示した。なんとこの回9得点。13-0とハーツ優位の展開に。
先発の矢野は4回裏に2点を失ったものの危なげない投球で4回を投げ抜く。
5回表には、その矢野〔左〕と4番の丸山〔中〕が連続ヒット。特に丸山は美しい流し打ちで、技術の高さを見せた。
そしてハーツは5回裏から継投に入る。この日が初参加の池田投手へスイッチ〔右〕。本職はサードで、3つのゴロを華麗に捌き、ピッチャーもできるということでマウンドへ。体格も良く、ストレートにはノビがあり、スライダーも投げるという。なんと5~7回を被安打2の無失点リリーフ。三振も4つ奪い、能力の高さを披露した。
そして14-2で迎えた7回表、池田選手が放った打球は左中間への大きな飛球〔中〕。そのままダイヤモンドを一周し、ランニングホームラン!
なおも攻撃をつづけるハーツは、藤本〔左〕がこの日2本目のヒット。そして最終回までただ一人ヒットのなかった横井が、ついに1安打を放ち〔右〕、これで全員安打を達成。
正規メンバーに助っ人2人が加わった南海ハーツは投打ががっちり噛み合い、15-2で勝利をつかんだ。2番ショートに入った筒井が2安打、全打席出塁、遊撃でもゴロとフライを堅実に捌き、森、池田選手とともに守備賞を受賞。そして先発の矢野が6勝目を挙げ、良い形で試合を終えることができた。
次週は今シーズンのGリーグ最終戦。まだメンバーが9人に達していないが、何とか人数を集め、有終の美を飾れるように、進めていきたい。
文責【6】