週刊ハーツ
2023.03.04
03月04日 あしたば戦 3-6
2023年3月4日(土)11:00~13:00
世田谷総合運動場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】
H 101 000 1 3
A 015 000 x 6
投:矢野〔負〕
1 (指)高松【49】
2 (指)宮本【19】
3 (投)矢野【32】
4 (捕)綿貫【14】
5 (三)筒井【18】
6 (二)兵藤【23】
7 (左)辻本【37】
8 (中)土屋【13】
9 (一)藤本【 5 】
10(右)角田【 3 】
11(遊)横井【 6 】
スコア:藤本智子
★ハーツ表彰★
敢闘賞=高松(チーム初ヒット含むマルチ安打、全3得点)
技能賞=宮本(技ありのレフト前ヒットでチャンスメイク)
技能賞=筒井(フルスイング、会心のセンター前ヒット)
技能賞=土屋(ミート抜群のセンター前で先頭出塁)
守備賞=土屋(右グラブ使用、レフトでバックアップ好捕)
守備賞=矢野(ショートライナーをジャンプ一番)
山山賞=兵藤(先制と勝ち越しの押し出し四球、2打点)
ハーツにとって27年目、横井監督1年目のシーズンが始まった。この日は11人(+スコアラー)のメンバーが集合、前日にメールで送られた新監督からの「1行エール」を胸に、ようやく暖かくなった日差しの下、グラウンドに飛び出した。
「横井ハーツ」の先頭打者は「今季初ヒット&初得点を期待」のエールで送り出された高松。積極的に初球を打ってレフト前へ。ハーツはそこから、矢野、綿貫の三、四番の四球で満塁とし、二死後、兵藤が0-2からよく選んで押し出し四球、高松が期待通りにチーム初得点を記録し、幸先よく1点を先行した。
2回にいったん同点とされたハーツだが、3回には再び上位打線が火を噴く。高松中前打の後、宮本が左前にきれいに落として一、二塁。矢野、綿貫が今度は連続三振してどうかと思われたが、五番の筒井が中前打で満塁とチャンスをつなげると、兵藤が再び押し出し四球を選んで勝ち越した。
しかしその裏、この日がシーズン初戦でもあり、懸念された守備の球際の弱さが出てしまう。4安打1四球で3点を失い、逆転を許したあと、一塁手の送球落球や三塁手がライナーをはじく失策などが続き、余分な2失点。ハーツは最終回に敵失絡みで1点返したが、結果的にはこの回の5失点がゲームを決める形となった。「横井ハーツ」の開幕投手を担った矢野は、この日は課題の初回も3者凡退でスタートするなど、打者1巡目は快調な投球だったが、ちょっと気の毒な結果となってしまった。
ちなみにこの開幕戦、通算300打点まであと1点と迫り、期待を込めて四番に起用された綿貫の記録達成はならず。とはいえこの日は、土屋にも目の覚めるようなライナーの中前打、横井にもヒットが出て、打線は6安打と初戦としては活発、守っては、肩を痛めていつもとは逆の右手にグラブをつけた土屋が外野で4本のフライをキャッチ、中にはセンターがはじいたボールをレフトでダイレクトにつかむプレーや左で投げての好返球もあり、存在感を見せた。最終回には高松も登板、この日もチームのリズムを立て直す投球を見せるなど、いい動きを見せたメンバーも多く、敗れはしたが、守備の破綻さえなければまずまず戦える、という手応えが残った新監督初戦ではあった。
新監督初勝利は次戦以降に持ち越されたが、次戦はどうやら若手メンバーの参加も多く、守備はより固めていけそう。ベテラン勢も、暖かくなり試合数を重ねてくれば多少は動きも良くなることだろう(まあ今後は歳を重ねるばかりなので保証はないが……)。次戦こそは、守備の破綻を減らして、新監督に勝利を届けたいところだ。
文責【5】
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