週刊ハーツ

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2018.10.27

10月27日 TEAMシゲル戦 10-14

2018年10月27日 15:00~17:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】

S 232 07  14
H 010 18  10

投:住吉〔負〕→今泉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:住吉
二塁打:相澤、住吉、綿貫

 1 (中)今泉【63】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (投)住吉【51】
 4 (一)筒井【18】
 5 (捕)横井【 6 】
 6 (指)宮本【19】
 7 (遊)相澤※
 8 (右)綿貫【14】
 9 (左)久原【24】
10(三)清水※
11(指)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(安定したバットコントロールで、三塁打&二塁打)
守備賞=なし
山平賞=久原(足だけで魅せた、若きスピードスター)
山平賞=綿貫(いつでもどこでも右打ち健在)

 Gリーグの2試合目は12月1日に延期となり、フリーマッチとして行われたTEAMシゲル戦。
 先制点を挙げたのはシゲルだった。初回二死満塁から、6番山口選手〔左下〕がしぶとくライト前ヒットで2点を先制。
 一方、ハーツ打線は槇田投手〔中下〕の落ち着いた投球の前に、なかなかジャストミートできず、1回裏に3番住吉〔右下〕が左中間三塁打で出るも得点ならず。

 シゲルは2回表にもタイムリーで3点を挙げ、5-0とリードを広げる。ハーツはその裏に内野ゴロで1点を返したあと、三塁ランナー久原がワイルドピッチ時に果敢にホームを狙う〔左下〕。キャッチャーの好判断で惜しくもアウトとなったが、若さあふれる積極的な走塁は見習いたいところだ。
 シゲル打線は活発で、3回表も7番柳選手〔中下〕がレフトへの二塁打でチャンスメイクすると、その後もヒットが続き、2点を追加。早くも7-1と試合を優位に進める。ハーツ先発の住吉〔右下〕は要所で三振を奪うなど、いつもの良さを見せるが、この日は右打者の内角側に抜ける球もあり、思い通りの投球とはいかなかった。

 試合が大きく動いたのは5回。ハーツはこの回から今泉〔左下〕にスイッチするが、ピッチングも冴えた8番槇田選手のセンター前〔中下〕からシゲル打線がヒットを重ね、4番瀧澤選手〔右下〕のライトへの二塁打などで大量7点を奪う。この日のシゲル打線は破壊力抜群だった。

 何とか意地を見せたいハーツ打線は、ようやくその裏の最終回につながる。まず先頭の9番久原が四球で出ると、得意の足で二盗、三盗、送球が逸れる間に足だけで1得点〔左下〕。2回の積極的な走塁が、ここで生きた形だ。その後も、住吉の左中間二塁打〔中下〕、8番綿貫の流し打ち二塁打〔右下〕などで一挙8得点。この回だけでルーズヴェルト・ゲーム(8-7)を完成させ、10-14と追い上げるが、ここまで。TEAMシゲルが投打の歯車も噛み合い、南海ハーツに完勝した。

 このままいくとGリーグ最終戦となる12月のシゲル戦を前に、ハーツはきっちり対策を立てていかないと、多彩なハロウィーン打線に翻弄されてしまう。守備陣が投手を盛り立て、接戦に持ち込み、勝機をうかがいたい。
 なかなか9人そろうのも難しいチーム状況で(それはシゲルさんも同じようだ)、ここから先の試合は寒さもだんだん厳しくなるが、優勝の二文字に向けて、ハーツメンバーは、あしたば、シゲルと残す公式戦2試合で集中力を発揮してくれるだろう。

【文責・背番号6】

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2018.10.20

10月20日 調布マリナーズ戦 3-17

2018年10月20日 15:00~17:00
井の頭恩賜公園野球場(ビジター)
フリーマッチ
【調布マリナーズ vs 南海ハーツ】

M 2 14 0 1  17
H 3  0  0 0   3

投:高松〔負〕→住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:久原

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (投)高松【49】
 5 (一)岩本【 1 】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (左)中村※
 8 (指)太田【16】
 9 (右)永山【36】
10(三)柴川【 4 】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=久原(ハツラツとしたプレーで唯一の長打を放つ)
守備賞=なし
山平賞=高松(強豪相手に得意の緩球、高低で挑む)
山平賞=住吉(点差の開いたゲームの後半を締める)

 ハーツの主力、岩本〔下〕の約1年ぶりの復帰戦となったこの一戦だが、対戦相手は前評判に違わぬ実力で大量17得点、一方ハーツは散発2安打に抑え込まれ、大差で敗れた。加えて、中盤には主審の判定に対する野手の声が内野を飛び交う場面もあり、試合終了と同時に激しい雨に見舞われるなど、スッキリしないゲームになった。

 試合開始は、外野から本塁に差し込む日の高さが、ちょうど打者の目線付近にある時間帯。ハーツ先発の高松〔左下〕は、立ち上がり制球に苦しんだものの、自然条件を味方に付けながら、得意の山なりボールで高低をつき、相手四番以下3人を凡打に打ち取り、初回を2失点でしのぐ。代わってハーツ初回の攻撃は二死から4連続四球を選び1点を返すと、相手投手の暴投、さらには相手捕手の返球ミスを見逃さない岩本の好走塁〔右下〕もあり、計3点を奪い逆転に成功した。

 しかし高松の2イニング目は、微妙な判定の死球を皮切りに長短適時打を浴びせられ、打者19人の攻撃に14点を失ってしまった。ハーツ打線は1回途中から代わった相手2番手投手に抑え込まれ、結局、奪った安打は高松〔左下〕、久原(二塁打)〔右下〕の2本に終わった。

 見どころの少ないこの試合だったが、攻守で光っていたのは久原。基本に忠実に中堅方向に打ち返す打撃は、相手2番手投手の力ある投球にも負けることがなかった。守っても中堅を襲う打球を危なげなく捕球し、アウトカウントを確実に積み上げた。また高松の後を継いだ住吉〔下〕も、力をセーブした投球で2イニングをていねいに投げ切った。

 久しぶり実戦復帰の岩本は2四球。本来の打棒を見せるチャンスこそなかったが、今後、参加試合が増えれば、往時の打撃を楽しませてくれるにちがいない。その一方で、ミスターハーツの高松が本塁上のクロスプレーの際に左手首を負傷するというアクシデントもあり、Gリーグ戦残り2試合を残すハーツとして高松の回復状況が気になるところだ。

【文責・背番号23】

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2018.10.13

10月13日 中野マシンガンズ戦 10-4

2018年10月13日 13:00~15:00
上高田運動施設B面(ホーム)
Gリーグ 第6戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(2試合目)

M 004 00(8)   4
H 630 01(x)  10

投:住吉〔勝〕(→高松)
捕:横井(→綿貫)

本塁打:なし
三塁打:柴川、筒井
二塁打:なし

1 (中)今泉【63】
2 (右)綿貫【14】
3 (投)住吉【51】
4 (三)高松【49】
5 (一)筒井【18】
6 (捕)横井【 6 】
7 (遊)柴川【 4 】
8 (二)兵藤【23】
9 (左)永山【36】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=今泉(南海ハーツ)
 優秀=横井(南海ハーツ)
 優秀=石井(中野マシンガンズ)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(先発完投でチームの勝利に貢献!)
敢闘賞=筒井(ダメ押し三塁打を含む猛打賞)
敢闘賞=今泉(シャープな2安打、全打席出塁で1番打者の働き)
守備賞=横井(快足橋口選手の二盗を阻止)
山平賞=柴川(リードを広げる2点タイムリー三塁打)

 まさかの4週連続中止で試合から遠ざかっていた南海ハーツ。
 Gリーグ第6戦は、中野マシンガンズとの対戦だ(マシンガンズさんはこの試合で今季のGリーグ全日程終了)。

 ハーツ先発の住吉投手〔左下〕は、冷静かつ気迫ある投球で1、2回を無失点。
 打撃陣は初回から6得点と、好調な滑り出し。ただしこの回は5四球と3エラーが重なったため、ヒットは5番筒井のショート後方の高い打球のみ〔右下〕。

 連打が出たのは2回裏。一死二塁から6番横井〔左下〕が左中間安打で、一三塁。盗塁で二三塁とした後、7番柴川〔中下〕がライトへの三塁打で二者を迎え入れる。そして二死三塁から、1番今泉〔右下〕がライトへの鋭いヒットで、9-0とリードを広げた。

 マシンガンズの反撃は3回表。3番石井選手〔左下〕、4番橋口選手〔右下〕の連続タイムリーなどで一気に4点を返し、ハーツに迫る。

 この後は両チーム0行進が続き、5回裏にハーツは4番高松のミラクルな内野安打〔左下〕と、筒井の豪快なレフト越え三塁打〔右下〕で加点し、10-4とする。

 結局、Gリーグの試合結果は5回裏終了までのスコアになったが、6回表にマシンガンズは驚異的な粘りを見せる。四球で溜めたランナーを次々とタイムリーで返す見事な攻撃で、なんと大量8得点。惜しくも時間切れでカウントされなかったものの、打線の破壊力を見せつけた。

 ハーツ打線は筒井〔左下〕が3安打、今泉〔中下〕が2安打、3割バッター兵藤〔右下〕も堅実にヒットを放ち、久しぶりの実戦だったわりには、コンスタントに安打も出て、打線のつながりが感じられた。

 この日の勝利で南海ハーツはGリーグ4勝2敗となり、TEAMシゲルと並び、あしたばも4勝3敗で迫っている。優勝争いは、この3チームに絞られた格好だ。この後の直接対決2試合がとても大事になってくる。
 秋の長雨に泣かされたハーツだが、野球に飢えた戦士は、10月の初試合で躍動した。いいかたちで、Gリーグ終盤戦に挑んでいきたい。

【文責・背番号6】

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2018.09.08

09月08日 あしたば戦 8-3

2018年09月08日 15:00~17:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
Gリーグ 第5戦
【南海ハーツ vs あしたば】(1試合目)

A 000 30(2)  3
H 002 51(x)  8

投:住吉〔勝〕→高松〔S〕
捕:横井→綿貫

本塁打:安藤(あ)、住吉(ハ)
三塁打:長堂(あ)、横井(ハ)
二塁打:なし

 1 (左)久原【24】
 2 (二)綿貫【14】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (遊)柴川【 4 】
 8 (中)今泉【63】
 9 (右)永山【36】
10(指)兵藤【23】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)
 優秀=今泉(南海ハーツ)
 優秀=安藤(あしたば)

★ハーツ三賞★
殊勲賞=住吉(前半の好投と、逆転満塁ホームラン!)
敢闘賞=高松(値千金の先制打と、ナイスセーブ)
敢闘賞=横井(今季初長打と、捕手でも貢献)
敢闘賞=今泉(左へ右へ、見事なマルチ安打)
守備賞=横井(俊足恵美選手の盗塁を阻止)
山平賞=柴川(貴重なダメ押し適時打)

 首位のTEAMシゲルを追うには、両チームとも負けられない一戦。
 南海ハーツ対あしたばは静かな立ち上がりとなった。
 ハーツ先発の住吉は、初回からコンビネーション良く、相手に的を絞らせないピッチング。ランナーを背負った場面で三振を奪うなど〔左下〕、あしたば打線に点を与えない。バッテリーを組んだ横井も、何とか住吉投手を盛り立てたい気持ちで、俊足の恵美選手の二盗を阻み〔中下〕、守備のリズムは良い。一方、あしたば先発の安藤投手も負けていない。こちらも力強い速球で三振を奪い〔右下〕、3回表まで両チームはゼロ行進。

 試合が動いたのは3回裏。先頭の永山が三塁強襲ヒットで出ると〔左下〕、ハーツは二死満塁とし、迎えるは通算500本安打のMr.南海。4番高松はいつもの勝負強い打撃で、均衡を破る先制のレフト前ヒット〔中下〕。そして続く筒井のサードゴロ時に、二塁ランナー住吉のスピード感あふれる走塁が冴えた。三塁ベースを踏む東岡選手より一瞬早くサードに滑り込み〔右下〕、この間に兵藤が生還。貴重な2点目となった。

 しかし互いに好敵手と認め合う両チーム。あしたば打線も黙ってはいない。4回表、一死から3番長堂選手が特大のレフト越え三塁打〔左下〕でチャンスメイク。4番三好選手の死球を挟み、5番安藤選手がバット一閃〔中下〕。レフトの頭上を越す会心の当たりは逆転3ランホームランとなる〔右下〕。

 先制、逆転と目まぐるしい展開となり、3-2とあしたばがリードして迎えた4回裏。ここでドラマが待っていた。先頭の柴川が四球で出塁すると、続く8番今泉は技ありの三遊間ヒット〔左下〕。またも二死満塁となり、2番綿貫がきっちり四球を選び、同点。そして3番住吉に回ってくる。先ほどは打者・安藤選手にやられたが、今度は投打が入れ替わり、リベンジのチャンス。ここ数年で長打力を身に付けた住吉が放ったラインドライブの打球〔中下〕はレフトのグラブの先を越え、そのままフェンスまで転々。俊足の住吉は前の走者・綿貫に迫る勢いで、ランニング満塁ホームラン!〔右下〕 ハーツは7-3と再逆転。 

 5回裏のハーツは、代わった恵美投手から6番横井がレフト越えの三塁打〔左下〕。実は横井はこの打席が今シーズン初の長打。ここ数年で単打ばかりになっていたことを内心気にしていたが、秋を前に吹っ切れた格好だ。そして7番柴川〔中下〕はセンター右へのヒットで、貴重な追加点をたたき出す。続く今泉〔右下〕が今度はライトへのマルチ安打で、ハーツ打線は最後まで集中力を切らさなかった。

 試合は6回表まで進むも、時間切れで裏にはたどり着けず、スコアは5回終了時の8-3で南海ハーツが勝利。5回から登板した守護神・高松〔左下〕が、抑えバッテリーの女房役を務める綿貫〔右下〕とともに締めた。

 この試合、面白い数字のマジックもあった。両軍先発の、あしたば・安藤投手〔左下〕は背番号15、ハーツ・住吉投手〔右下〕は51。反転すると互いの背番号となる二者が、ともに前半は好投し、打者として打ち崩したのもこの二人。違いはホームラン時のランナーの数だけ。その1点の差が、そのまま勝ち負けにつながったようにも見えた。
 チーム力に差がない(フリーマッチでは、むしろあしたばさんのほうが良い結果を出している)2チームだからこそ、勝敗の境目はごくごく小さなもの。コインを裏返したら、試合の風向きも一気に変わる。二刀流を地で行く15番と51番の背中が、野球の面白さと怖さを教えてくれたような、印象深い試合だった。

【文責・背番号6】

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2018.08.25

08月25日 ラッキーストライクス戦 8-8

2018年08月25日 14:30~16:30
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs ラッキーストライクス】

H 022 04  8
L 043 1x  8

投:住吉
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:藤本

1(中)久原【24】
2(三)兵藤【23】
3(投)住吉【51】
4(一)筒井【18】
5(捕)横井【 6 】
6(遊)柴川【 4 】
7(二)藤本【 5 】
8(左) 森  【 0 】
9(右)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=藤本(先制の2点二塁打)
山平賞=久原(好判断の本盗含め3盗塁)
山平賞=横井(技あり適時打&フルマスク)

 猛暑日の中、9人でのゲーム。ハーツは最終回表に同点としたが、ここで時間切れとなった。
 先制したのはハーツ。2回表、敵失と四球などで作った一死二、三塁の好機に、藤本〔左下〕がライト線に落とす二塁打を放って2点を奪った〔右下〕。

 しかし、ハーツは守備が持ちこたえられなかった。この日は、フライの上がり際が強烈な日差しと常に重なって見えなくなってしまうコンディションで、守備陣はかなり苦労した。2回には3安打2四死球に失策も絡み、4失点で逆転されてしまう。

 ハーツはそれでも、3回表に四球で出た久原が二盗、三盗。続く兵藤も四球の一、三塁から、二盗を仕掛けた兵藤が一、二塁間に挟まれる間に判断よくホームを陥れて1点差〔左下〕、その後、二死三塁とすると、横井がタイミングを外されながらも変化球をうまく拾って左前へ落とす適時打で同点とした〔右下〕。

 だが、その裏には再び長打に守備陣の失策が重なりハーツは3失点、4回にもセカンド横をゴロで抜く本塁打を打たれて1点と差をつけられた。ハーツは5回表に2番手以降の投手から四死球を選んで〔左下〕同点とするが〔右下〕、時間切れとなった。

 実はこの日は、ハーツは四死球は多く選んだものの、ヒットはわずかに2本。守備でもまずいプレーが多く出た上、走塁でも場面にそぐわない盗塁死が出るなど、細かく見れば課題はいろいろ噴出したゲームではあったが、この日に関しては、プレーどうこうより、とりあえず猛暑日の中、9人でのゲームを、熱中症になる人を出さずに何とか乗り切った、ということが先だったといえるかもしれない。

 この日はさまざまな状況が重なり、猛暑日に9人でゲームに臨むことになったが、ゲームのクオリティーを保つ意味でも、やはりできればこの設定は避けたいところ。また、この日は住吉〔左下〕-横井〔右下〕のバッテリーが結果的に完投&フルマスクと頑張ってくれたが、猛暑日にはできればバッテリーはリレーを考えるなり、一度以前にやったように、間に休憩時間を挟むなり、を考えるべきかと思う。プレーに集中できる環境を整える意味でも、そのあたりはもう少し考えていきたいところだ。

【文責・背番号5】

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2018.08.18

08月18日 湾岸サムライズ戦 1-12

2018年8月18日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 湾岸サムライズ】

S 012 54  12
H 000 01   1

投:住吉〔負〕→柴川→高松
捕:横井→福田

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (中)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (左)福田【 9 】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (一)石塚※
 8 (遊)柴川【 4 】
 9 (指)太田【16】
10(右)永山【36】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
敢闘賞=久原(初回、先頭打者としてチーム唯一の安打)
守備賞=柴川(初回、6-4-3併殺の起点。三塁を襲う痛烈なゴロを確実処理)
守備賞=兵藤(正確な送球で6-4-3を完成。一二塁間後方飛球を好捕)
守備賞=住吉(4回、一死満塁のピンチに本塁封殺)
守備賞=福田(4回、左翼後方の大飛球を背走好捕)
守備賞=横井(不慣れな捕手ながら邪飛を確実キャッチ)
山平賞=太田(最年長打点のチーム記録更新)

 旧盆が明け、一気に過ごしやすくなった天候のもとでの一戦だったが、このところ湿りがちなハーツ打線が奪った安打は初回先頭打者の久原の一本のみ〔下〕。昨年4月のサムライズとの対戦では、初回に8安打を集中、高松がチーム史上初の500安打を達成するなど、活発な打線が目立っていた。前回長打を放った、松尾、綿貫を欠く打線とはいえ、あまりの落差に、1-12の大敗、涼しさを通り越しお寒い試合となってしまった。

 本塁打2本を奪われ、2ケタ失点を喫したハーツだったが、被安打は5イニングで5本のみ。守備陣も再三にわたり好守、堅守を見せ、試合を締めたが、三人の投手〔住吉:左下〕〔柴川:中下〕〔高松:右下〕で14四死球と乱れに乱れた。

 なかでも目を覆いたくなるような投球に終始してしまったのが、4回から登板の柴川。一死満塁のピンチを遊撃・住吉の好プレー〔下3枚〕で脱したと思われたその直後から5連続四死球を与え、この回のあと一死が奪えず、高松にマウンドを譲った。ここ数試合、安定した投球を見せていた柴川だけに、イニング中に何とかアジャストしてほしかった。次回のリベンジに期待したい。

 この試合、ハーツベンチが最も盛り上がりを見せたのは、最終5回。チーム最年長、太田〔左下〕が放った一塁ゴロで、三塁走者の横井が生還〔右下〕、自らのもつ最年長打点のチーム記録を更新した。

 恒例の競馬ブレイクまであと1試合。9月に入ればGリーグ戦も続く。攻守ともにリフレッシュして、前半戦最終ゲームに臨みたい。

【文責・背番号23】

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2018.08.11

08月11日 あしたば戦 4-5

2018年08月11日 15:00~17:00
下高井戸運動場A面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs あしたば】

H 04   4
A 14x 5

投:柴川〔負〕
捕:横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:小泉(あ)、加我(あ)

 1 (左)成岡【11】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)横井【 6 】
 7 (投)柴川【 4 】
 8 (右)福田【 9 】
 9 (中)今泉【63】
10(指)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=福田(逆転となるレフトへの2点タイムリー)
守備賞=成岡(大きなレフトフライをファイトで好捕)
守備賞=高松(的確な判断でサードゴロを二封。前のゴロも軽快に捌く)
山平賞=筒井(祝・通算300安打達成!)

 15時の時点で、小雨がぱらつき始め、遠くで雷音も鳴る微妙な天候。場合によっては試合前の中止も考えられたが、理解のあるあしたばさんが相手でもあり、プレイボールとなった。
 1回表の南海ハーツは、あしたば先発の恵美投手の前に三者凡退。
 その裏のあしたばは、先頭バッターの小泉選手がファウルで粘った末に三塁線を抜く二塁打〔左下〕で出塁。その後、塁が埋まり、一死満塁で、5番長堂選手が大きなレフトフライ〔中下〕。これを成岡がきっちりキャッチし、犠牲フライにはなったものの、先発・柴川〔右下〕はこの回を最少失点で切り抜ける。

 ハーツ打線は2回に機能する。一死から5番筒井が持ち前のフルスイングでセンター前にクリーンヒット〔左下〕。これが通算300安打となり、記念の一打になった。続く6番横井もライトへのライナーヒット〔中下〕で、一二塁に。柴川が歩き、一死満塁となったところで、久しぶりに登場の8番福田がレフト線へのヒット〔右下〕で二者が返り、ハーツが2-1と逆転。

 続く今泉が四球で再び一死満塁となり、打席には10番永山。3ボールとなったとき、審判から降雨中断のコール〔左下〕。もしこのまま試合が終わっていたら、最終打者まで一巡しなかったことになり、雨の場合の特別規定により、筒井のヒットを含む打者記録がカウントされないところだった。何とか試合は再開され、筒井の300安打は無事に記録に残ることに。永山は4球目もしっかり見て、押し出し四球〔中下〕。1番成岡も綺麗なレフト前タイムリー〔右下〕で打線がつながり、この回、計4点。

 流れはハーツだったが、この雨の中、そう簡単に試合は進まない。
 2回裏、あしたばの先頭バッターは、スパイクを新調したばかりの安藤選手。しかし運悪くこの雨で汚れてしまう恐れがあったが、初球を完璧なタイミングでレフト前へ〔左下〕。省エネバッティングで足取り軽く一塁へ。続く8番加島選手のサードゴロを高松三塁手が的確な判断で二封〔中下〕。しかし9番若林選手を打撃妨害で(バットにキャッチャーミットが触れた)生かしてしまい、ランナーが溜まる。二死二三塁となったところで、この日は11番だったが巧打者の吉岡選手を迎える。柴川投手は雨の中、コントロール重視の丁寧な投球で、吉岡選手をショートフライに打ち取るが〔右下〕、名手住吉遊撃手がまさかの落球。この回を無失点で終えることができず1点差に。続く助っ人陣の連続タイムリーで、あしたばが5-4と逆転したところで、雨のため再び中断。

 天候回復を待ったものの、続行不可能で、ここまで。皮肉なことに、試合終了を決めてから、一瞬、晴れ間がのぞくという、空の心変わりに翻弄された一日となった。この天候のなか、試合につき合ってくださった、あしたばさん、岡田審判、ありがとうございました。

【文責・背番号6】

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2018.08.04

08月04日 Outlaws戦 5-1

2018年08月04日 14:30~16:30
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs Outlaws】

H 100 004   5
O 000 001x 1

投:柴川〔勝〕→住吉〔S〕
捕:横井→阿部

本塁打:なし
三塁打:住吉
二塁打:なし

 1 (左)成岡【11】
 2 (一)藤本【 5 】
 3 (捕)横井【 6 】
 4 (遊)住吉【51】
 5 (右)宮本【19】
 6 (中)阿部※
 7 (二)木村※
 8 (投)柴川【 4 】
 9 (指)兵藤【23】
10(三)高松【49】
※は助っ人

★ハーツ三賞★
殊勲賞=柴川(先発で3回ゼロ封の好投)
敢闘賞=住吉(2本の適時打&好救援)
山平賞=横井(渋い2安打で好機つくる)

 ハーツは柴川-住吉の投手リレーで、若手チームのアウトローズとの接戦をものにした。
 ハーツは1回表、久しぶりに参戦の成岡〔左下〕が敵失で出塁すると二盗。横井〔中下〕のヒットと盗塁で一死二、三塁とすると、住吉〔右下〕の内野安打で先制。ただ、2回以降は、キレのいいストレートと、低めへの変化球をうまく組み合わせる相手の好投手に封じられ、5回まで、助っ人の木村選手のヒット1本に抑えられ、無得点が続いた。

 だが、この日のハーツは、ピッチャーが素晴らしい頑張りを見せて、初回の1点を守った。先発の柴川〔左下〕は、制球よく投げ、3回を2安打、1四球の無失点に抑えた。3三振を奪ったほか、投ゴロ2本、投飛2本と、うまく相手のタイミングを外した。4回からマウンドに上がった住吉〔右下〕は、6回に長打を許して1点を失ったが、こちらも2回1/3を2安打1四球と、まずまず安定したピッチングを見せてリードを守った。

 ゲームは接戦で進んだが、ハーツは6回、相手投手が代わったところで、2四球に盗塁を絡めて無死二、三塁とすると、横井が中前に落とす適時打〔左下〕を放って1点。送球間に二進し、なお無死二、三塁。ここで、この日は四番に入った住吉が、左中間に2点三塁打〔中下〕。さらに宮本〔右下〕の内野ゴロの間に生還して、この回4点を挙げ、試合を決めた。

 投手陣がいいリズムを作ったこの日のハーツは、守備陣も、エラーは時折出たものの、連鎖反応で大きな崩れを起こすことなく、接戦を守り切った。

 またこの日は、最高気温36度の猛暑だったが、蒸し暑さはあったものの曇りだったこと、投手陣が四球をほとんど出さずに踏ん張ったために守備時間が長くならなかったこと、さらには、ベンチで休むメンバーにも気づかいをしながら守備交代を行ったり、間に5分間の休憩時間を入れた兵藤監督代行のベンチワークも功を奏し、熱中症や故障者を出すことなく終えることができた。今後の酷暑の中でのゲームに向け、いい前例になるのではないだろうか。

【文責・背番号5】

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2018.07.21

07月21日 LFD戦 2-11

2018年07月21日 16:00~18:00
夢の島野球場4面(ビジター)
フリーマッチ
【LFD vs 南海ハーツ】

H 100 001  2
L 020 54x 11

投:今泉〔負〕→住吉→柴川
捕:柴川→綿貫→今泉

本塁打:兵藤
三塁打:永山
二塁打:なし

 1 (左)久原【24】
 2 (二)兵藤【23】
 3 (遊)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (右)綿貫【14】
 6 (一)筒井【18】
 7 (捕)柴川【 4 】
 8 (中)横井【 6 】
 9 (投)今泉【63】
10(指)太田【16】
11(指)永山【36】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=兵藤(祝・南海ハーツ入団後初ホームラン!)
守備賞=久原(レフト線を抜けそうな当たりに追いつき、単打に)
山平賞=太田(果敢なスタートで最年長盗塁記録更新)

 猛暑が世間を騒がすなか、心地よい海風が吹き、16時スタートも相俟って、意外に過ごしやすかった夢の島野球場。
 初回の南海ハーツは、2番兵藤が会心の当たり〔左下〕。打球は左翼手の頭上を鋭く越えるライナー〔中下〕。兵藤は長い脚を生かして、ダイヤモンドを駆け巡る。ハーツ入団後初ホームラン〔右下〕となる記念すべき一打になった。

 真新しい63番のユニフォームに身を包み、ハーツの先発マウンドに登ったのは今泉〔左下〕。2イニングを2失点に抑え、先発投手としての責任を果たした〔右下〕。

 今泉を継いだ住吉も3回は三者凡退の安定したピッチング。しかし4回はLFDが粘りの打撃を見せ、計5得点。7-1とハーツを突き放した。5回を任された柴川は守備の乱れに足を引っ張られる場面もあり、自責はないものの4失点。ハーツは1-11と大量のビハインドを背負い、LFDに試合を決められる。

 最終の6回表に永山得意の引っ張り〔左下〕で、三塁打が飛び出し〔右下〕、それを起点にハーツはようやく1点を返すが、そこまで。2-11で投打に隙のないLFDの前に屈した。

 しかしハーツには渋い見せ場があった。3回表、四球で塁に出た太田が果敢にスタートを切る〔左下〕。相手捕手の肩は決して悪くなかったが、美しいスライディングで二盗成功〔右下〕。南海ハーツの最年長盗塁記録を今年も更新した。的確な判断と思い切りの良い走塁は、若手組も見習いたいところだ。

 また守備では3回の左翼線を抜けそうな当たりに、俊足のレフト久原が追いつき、単打に止めるナイスプレーが光った。久原は打撃も守備も試合ごとに確実に成長している。若さゆえの吸収力だけでなく、試合に臨むまでの地道な努力が結果に結びついている印象だ。
 1点を防ぐ守備、こういうところをきちっとやっておけば、接戦で試合後半に勝負を持ち込むことも可能になってくるだろう。今シーズンの南海ハーツは、取っても取られてもスコアに2桁が並ぶ試合が多く、大味な展開になりがちだが、Gリーグの後半戦は接戦を競り勝つ野球が必要になってくる。
 暑サニマケズ、夏場の1試合1試合を大切にし、今年のハーツ野球と呼べるものを形作っていきたい。

【文責・背番号6】

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2018.07.14

07月14日 アウトローズ戦 10-6

2018年07月14日 15:00~17:00
下高井戸運動場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs アウトローズ】

O 012 30  6
H 900 1x 10

投:住吉→今泉→高松〔勝〕
捕:柴川→横井

本塁打:久原
三塁打:なし
二塁打:兵藤

 1 (左)久原【24】
 2 (遊)今泉【63】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)柴川【 4 】
 7 (中)横井【 6 】
 8 (指)宮本【19】
 9 (二)藤本【 5 】
10(右)山口【31】
11(指)永山【36】
12(指)兵藤【23】

★ハーツ三賞★
殊勲賞=久原(初回、先制の先頭打者本塁打)
敢闘賞=兵藤(幸運な二塁打で、満塁走者一掃)
守備賞=山口(初回、右中間破りそうな打球を好捕)
守備賞=住吉(4回、一死満塁のピンチに、三遊間の痛打を好捕、併殺の起点となる)
山平賞=高松(3番手で登板、三者凡退で勝利投手)
山平賞=宮本(芸術的な三遊間破る安打)

 外気が肌に触れるだけで火傷しそうな猛暑のなか、ハーツ初回の攻撃がゲームを決めた。
 ハーツの先発は住吉。先頭打者にいきなり死球を与え暴投で二進を許す不安定な立ち上がりで、一死二塁から相手三番打者の打球は右中間へ。しかし右翼手山口は暑さをもろともしない俊敏な動きで好捕、失点を防いだ。

 その裏ハーツの攻撃。先頭の久原がジャストミート〔左下1〕した打球は、ワンバウンドで中堅手の頭を大きく超え、打球は転々〔中下1〕、反対面のグラウンドのベンチ脇まで。その間に久原は一気に本塁まで駆け抜けた〔右下1〕。この先制パンチに相手投手のリズムは崩れ、今泉、住吉、高松、筒井、柴川と、5連続四死球で2点を追加。一死後、藤本〔左下2〕が右犠飛を放ち加点。続く山口が歩いて二死満塁となったところで、たまりかねた相手チームは投手交代を告げるが、その代わりばな、永山が右前にはじき返し〔中下2〕この回6点目。さらに二塁後方に舞い上がった兵藤の打球〔右下2〕はワンバウンドで大きくはねる当たりとなって、走者一掃、ハーツの初回は一挙9点を挙げるビッグイニングとなった。


 ところが2回以降は、長崎北陽台出身、21歳二番手投手の勢いある投球に押され、出塁しても2イニング連続で一塁牽制死するなどハーツは追加点を奪えない。一方、ハーツ投手陣は2、3、4回と毎回失点を重ね、9-6と3点差まで迫られてしまう。しかし4回裏、相手3番手投手の制球の乱れと野手の失策から貴重な追加点をあげた。

 最終5回、ハーツのマウンドを守るのは大魔神、高松〔中下〕。テンポのよい投球に相手打線は手玉に取られ、あっさり3人で攻撃を終えた。10-6でゲームセット。高松が勝利投手の座を手にした。

 2ケタ得点で勝利をものにしたハーツだが、終わってみれば奪った安打は初回の3本以外は、宮本の芸術的な左前安打〔左下〕のみ。12四死球と相手投手の乱れに救われた格好だったが、初回の山口の好捕のほかにも、左中間を大きく破る当たりを三塁打にとどめた中堅手横井、遊撃手今泉、二塁手藤本の中継〔中下〕、一死満塁のピンチで痛烈な三遊間の当たりを好捕、6-5-2の併殺を演出した遊撃手住吉〔右下〕など、猛暑のなかでも集中力を失うことなく、失点を防いだ守りにも目を向けたい。

【文責・背番号23】

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2018.07.07

07月07日 キッドナッパーズ戦 4-12

2018年07月07日 15:00~17:00
光が丘公園野球場D面(ビジター)
フリーマッチ
【キッドナッパーズ vs 南海ハーツ】

H 000 202   4
K 009 300  12

投:住吉→横井〔負〕→高松→柴川
捕:柴川→綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:住吉

 1 (中)   森   【 0 】
 2 (二)兵  藤 【23】
 3 (投)住  吉 【51】
 4 (三)高  松 【49】
 5 (遊)横  井 【 6 】
 6 (右)綿  貫 【14】
 7 (捕)柴  川 【 4 】
 8 (一)藤  本 【 5 】
 9 (指)山  口 【31】
10(左)永  山 【36】
11(指)真々部【 8 】

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(打って二塁打含む3安打1打点、投げて2回ゼロ封)
守備賞=柴川(サードで強烈ライナーキャッチ&ファウルフライ背走好捕)
山平賞=柴川(リリーフで1回無失点)
山平賞=綿貫(6回に意地見せる2点適時打)

 日本中が豪雨の中、雨上がりのグラウンドではあったがゲームができ、永山や真々部ら久しぶりのメンバーを含め、11人が集まった。
 ハーツは1回表、二死から住吉〔左下〕が左前へ初安打するが無得点。打者1巡目はその1本のみで、キレ、制球ともにいい相手の先発投手〔中下〕に、完全に抑え込まれた。
 一方、ハーツ先発の住吉〔右下〕は、時々ボールが抜け、2死球はあったものの、それ以外は変化球をうまく使って、2回を3三振、ゴロアウト3個で無失点と、いいピッチングを見せた。

 ハーツはこの日は調整の意味合いがあり多くの投手を使ったが、3回からマウンドに上がった横井がつかまった。5四球に4安打がからみ、1イニングで9失点。時折いいボールもあったが、投げてすぐに見切られてしまうボールが多い点は変わらず。なんとかその部分を変えていきたいところだが……。

 投手陣では、4人目でマウンドに上がった柴川〔左下〕が、1回を1四球のみの無失点と好投を見せた。捕手〔右下〕としての需要もあるので、なかなかマウンドに上がる機会がないが、今後につなげていってもらいたいところ。また柴川は、この日はサードの守備でも、強烈なライナーや、難しいファウルフライを好捕し、いいところを見せた。

 3回まで抑えられていたハーツ打線は、4回に反撃開始。敵失と四球で作った無死一、二塁から、住吉の適時二塁打〔左下〕で1点、続く高松の三ゴロが野選を誘い、もう1点を返した。さらに四球と柴川の内野安打で二死満塁としたが、続く藤本は粘ったものの三振に倒れ、追加点はならず。ハーツはそのあとは2番手投手から最終6回に綿貫の適時打〔中下〕で2点を返したにとどまった。なお、攻撃ではこの日、久びさに顔を見せた真々部〔右下〕が左前にクリーンヒットを放った(そのあとは強引な走塁で憤死してしまったが……)。

 この日は、結果的に大敗とはなったが、3回の大量失点を除けば、集中力が切れる場面もなく、点差ほど悪いゲームではなかった。欲を言えばもう少し打線の調子が上がってほしいところだが、久しぶりに来た人を含め、少し夏の暑さに体を慣らすことができたという面では、意味はあるゲームだったと思う。

※この日は人数が11人いたのですが、終盤、二塁走者がいるのにランナーコーチがだれも出ていないケースがありました。兵藤さんと森君、今泉さん、小生あたりで、いつも概ねカバーはできていますが、出塁や打順の巡りの塩梅で立てないケースもあるので、特にバッテリー以外の選手は、ランナーコーチを頭から消してしまわないようにお願いします。 

【文責・背番号5】

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2018.06.30

06月30日 新宿ブンブン戦 11-6

2018年06月30日 15:00~17:00
東台野球場A面(ビジター)
Gリーグ 第4戦
【新宿ブンブン vs 南海ハーツ】(2試合目)

H 520 04  11
B 300 12   6

投:住吉〔勝〕→高松
捕:柴川→綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)綿貫【14】
 2 (指)藤本【 5 】
 3 (投)住吉【51】
 4 (三)高松【49】
 5 (一)筒井【18】
 6 (右)宮本【19】
 7 (指)山口【31】
 8 (捕)柴川【 4 】
 9 (二)兵藤【23】
10(中)今泉【63】
11(左) 森  【 0 】
12(遊)横井【 6 】
13(指)久原【24】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=住吉(南海ハーツ)〔左下〕
 優秀=宮本(南海ハーツ)〔中下〕
 優秀=愛莉(新宿ブンブン:堅い二塁守備&中前打。加えて好走塁も見せつけられました)〔右下〕

★ハーツ三賞★
敢闘賞=住吉(4回奮投で復活を印象づける勝利)
敢闘賞=高松(満塁の好機でキッチリ先制適時打)
守備賞=今泉(四回、前進中飛捕球からの併殺成立)
山平賞=筒井(2度の強烈な左飛。うち一つは犠飛となる)
山平賞=久原(相手捕手のタッチをかいくぐる巧みなスライディング。チームを活気づける)

 30度を超える猛暑。3週間ぶりの実戦…。不安要素を抱えて臨んだGリーグ第4戦。ハーツは打線が初回5点、五回4点と集中打をたたみかかけるなど合計11得点。投げては故障明けの住吉が4回83球の力投。一度もリードを許すことなく11対6で新宿ブンブンを退けた。これでGリーグの成績も2勝2敗となり勝率5割に復帰。逆転優勝へ望みをつないだ。

 初回はベテラン勢の活躍が光った。一番・綿貫が口火となる右前打〔左下1〕を放つと、続く藤本も一・二塁間を破る安打〔中下1〕。三番・住吉〔右下1〕も相手失策で出塁し無死満塁の好機。ここで迎えるは四番・高松。頼れる主砲が持ち前の勝負強さを発揮し、左翼へ適時打〔左下2〕。加えて相手失策も絡み3点を先制した。猛攻はまだ続く。六番・宮本が一塁線を破る適時打〔中下2〕。この強烈な当たりに相手右翼手が打球処理を誤ると、宮本は隙を逃さず三塁を陥れる激走。これに負けじと八番・柴川〔右下2〕も中前へ安打を放ち一挙5点を奪った。

 しかし、これで勝利を確信できるほど公式戦は甘くない。一回裏の守りでは失策、死球に加え遊撃手・横井と左翼手・森の間に落ちるポテンヒットも重なるなど3点を返された。それでも先発・住吉〔中下〕は踏ん張った。二、三回には2奪三振を含む打者6人を完璧に抑える快投。フルスイングが売りの新宿ブンブン相手に怯むことなく4回4失点。故障からの復活を印象づける投球でこの試合の最優秀賞にも輝いた。

 随所に好プレーも生まれた。四回裏1死満塁の窮地では中堅手・今泉が一歩目鋭くフライをキャッチ。さらに素早い送球を見せ、飛び出した二塁走者を封殺しダブルプレーを完成させた。また三、五回の攻撃で五番・筒井が強烈な打球を連発〔左下〕〔右下〕。いずれも左飛となってしまったが、インパクトの瞬間はチームの誰もが長打を確信。逆風に加え相手の好守に阻まれるなど不運も重なったが、そのパワーでチームを勇気づけた。

 そしてチーム最年少の久原も輝きを放った。まずは試合開始時刻の到着ができなかったが、自分の1打席目には間に合わせる要領の良さを発揮。さらに五回の2打席目で安打を放つと〔左下〕、走塁では住吉の中前打〔中下〕で二塁から本塁へ生還。タイミングはアウトだったが相手捕手のタッチをスライディングでかいくぐる芸当を披露してみせた〔右下〕。

 永山監督不在の中、兵藤監督代行の采配も光った。指揮官としてはGリーグ初勝利となった一戦。猛暑の中、打撃に専念できるベテラン勢を上位に置き、守備で先発する選手は体力の消耗を考え、下位に起用。ケガ人を出すことなく戦えた要因となっただろう。

 試合後はハーツ2017年の個人表彰式が行われた。ここでは太田が、早退する山口のいる時間に到着を間に合わせる好プレー。やはりハーツの持ち味はこの団結力。逆転でのGリーグ7連覇へ総力結集で突き進む。


【文責・背番号0】

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