南海HEARTS
2026.03.28
2026年3月28日(土)15:00~17:00
J&Sフィールド(ホーム)
第6戦《Gリーグ第1戦》
【南海ハーツ vs TEAMシゲル】(1回戦)
S 100 110 3
H 105 000 6
投:加藤〔勝〕-矢野〔S〕
1 (投)加藤【43】
2 (中)星野【34】
3 (三)高松【49】
4 (捕)筒井【18】
5 (遊)矢野【32】
6 (二)兵藤【23】
7 (左)横井【 6 】
8 (右)岩田【36】
9 (指)山口【31】
10(一)丸山【39】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
優秀=矢野選手(南海ハーツ)
優秀=尾台選手(TEAMシゲル)
MGP=加藤選手(南海ハーツ)
★ハーツ表彰★
殊勲賞=加藤(先発投手として好投。打ってもトップバッターとして3安打、まさに大谷翔平ばりの活躍。文句なし)
敢闘賞=矢野(突然の救援登板も緩急を使って見事に乗り切る。もうトラウマはなくなったかな)
技能賞=筒井(3回ニ死満塁で四球押出しで勝ち越し。記念すべき400打点を押出しで達成するとはいかにも筒井さんらしい)
守備賞=高松(2回痛烈な三遊間のあたりを好捕、一塁へ見事な送球でバッターランナーをさす)
辻本賞=岩田、星野(とにかく、外野からの声出しがすごい。ピンチのときに大きな力となる)
2026年度のGリーグ開幕戦。新監督の丸山にとっても初のGリーグ采配となる。丸山が先発投手に指名したのは入団2年目の加藤〔中〕だった。昨年5月のあしたばさんとの混合紅白戦で、白組・筒井監督が加藤を投手として初起用。それ以来、小林に次いで制球力のある加藤は投手としての実力を高めてきた。草野球の投手はまず第一に四球を出さないことが大事。加藤はそれをよく理解し、TEAMシゲル戦のマウンドに登った。1回表、バッテリーエラーで1点の先制を許すが、安定感があり、危なげない立ち上がりとなった。

1回裏、加藤にはもう一つの大役が待っていた。丸山は打撃面でも期待を込めて、加藤を1番打者に起用。投げ終えたばかりですぐに打席に入った加藤〔中〕はライト線にうまく運び、先頭打者安打。大谷ばり二刀流での活躍の幕開けだ。このあと相手の内野エラーもあり、ハーツもラッキーな得点。1-1で拮抗した序盤となる。

2回表、投手の加藤を助けたのは守備陣だ。まず先頭打者のセンターフライを新入団選手の星野がしっかりキャッチ。星野は太田と矢野の元仕事仲間で、岩田、横井と並び、大の中日ドラゴンズファン。背番号の34は山本昌からいただいた。1月の早稲田ベースボールクラブ戦では、正式メンバーとして初出場。その後のチーム飲みでは早くも馴染んでいた。
加藤は次の打者から三振を奪い、二死とする。そして柏木選手の放ったゴロは三遊間を抜くかと思われたが、その瞬間、サード高松のグラブがぐっと出て、どんぴしゃのタイミングでキャッチ〔中〕。すかさず一塁へ送球し、丸山もナイスキャッチ。このファインプレーに両チームから拍手が起こる。さすが、長年、ミスター南海ハーツとしてチームを引っ張ってきた男。Gリーグという負けられない試合で、この勝負際の強さこそ、ミスターたる所以だ。

試合が動いたのは3回裏。二死後、起点となったのはまたもや加藤だ。今度はセンターへ抜群のバットコントロールでヒット出塁〔左〕。そして2番に抜擢された星野も続く。思い切りよくバットを振り抜くと、ライトへ嬉しい正式加入後初ヒット〔中〕。続く高松が死球で満塁とすると、この試合までに399打点を挙げ、通算400打点間近の4番・筒井がバッターボックスへ。当然、タイムリーで決めたかっただろうが、そこはチームの勝利優先の4番打者。しっかり球を見極め、押し出し四球で勝ち越し。立派な400打点目だ〔右〕。



さあ、勝ち越しただけで満足してはいけない。ここからのハーツ打線の粘りが素晴らしかった。矢野、兵藤がボールをよく見て連続で押し出し四球。ハーツは4-1とリードを広げる。しかしまだチームにタイムリーは出ていない。ここで打席に入ったのは7番・横井。前週、ようやく今季初ヒットを打ったばかりで、まだ春眠から目覚めたばかりだが、ここは勝負強く、ライトへ2点タイムリー〔中〕。実はこの打席で横井はバットを目いっぱい短く持っていた。とにかくミート第一で振ったのだ。ライバル・柏木投手から打てたのも自信になっただろう。ハーツは6-1とし、好投している加藤を後押しする。

6-2で迎えた5回表、加藤は続投するが、先頭から2者連続四球。ここでファーストから監督の丸山がゆっくりマウンドへ歩み寄る。続投か継投か、本当に判断に迷う場面だったが、2番手に矢野を送る〔中〕。厳しい場面での登板となったが、矢野も落ち着いたピッチング。この回を1失点で乗り切る。矢野は6回表も続投で、無失点。見事にクローザーの役割を担った。試合は6回裏まで続き、このイニングが終了した段階で時間切れとなり、南海ハーツが6-3でTEAMシゲルに勝利。

打では加藤が5回にも安打を放ち、圧巻の猛打賞達成〔左〕。今季初出場の山口もサード前のゴロで懸命に走り、内野安打〔右〕。ともに次に繋がる一打となった。


この日、私はレフトを守っていたが、ともに外野を守った、センター星野、ライト岩田のチーム全体への声かけが素晴らしかった。常に声を張り、アウトカウントを確認し、守備陣を鼓舞する。この声こそがチームを勝利に導いたと思えたほどだ。
文字どおり、チーム一丸で勝ち取ったGリーグ開幕戦勝利。この勝ち星は丸山監督就任後初勝利ともなった。もともと強力打線が持ち味のTEAMシゲルさんに対し、終始、優位に試合を進められたことは大きな収穫だ。加藤、矢野の好投、ノーエラーで盛り立てた守備陣、みな充実した2時間になったことだろう。
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