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週刊ハーツ

2026.01.25

01月25日 早稲田ベースボールクラブ戦 4-5

2026年1月25日(日)11:00~13:00
西戸山公園(ビジター)
第2戦《シニア強化試合》
【早稲田ベースボールクラブ vs 南海ハーツ】

H  121 000|0x  4
W 010 022|      5

投:兵藤-高松-横井〔負〕

 1 (中)土屋【51】
 2 (捕)筒井【18】
 3 (三) 黄  【47】
 4 (一)高松【49】
 5 (左) 森  【 0 】
 6 (右)星野【34】
 7 (投)兵藤【23】
 8 (二)岩田【36】
 9 (遊)横井【 6 】
10(指)太田【16】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=土屋(久しぶりの出場で右方向への痛烈2安打、守備でも獅子奮迅。写真班でも活躍)
敢闘賞=高松(3安打で猛打賞。投球も、バックに足を引っ張られながら自分なりに抑える)
敢闘賞=黄(サードのポジションで意欲的な動き。適性を感じさせ、伸びしろたっぷり)
技能賞=岩田(たまたま出したグラブにボールが入ってファインプレー。白球がグラブに吸い込まれる瞬間は美しかった)
技能賞=兵藤(目立たないけど、普通のショートゴロを普通にアウトにした。こういうの大事)
守備賞=土屋(ピッチャー返しの痛烈な打球にセンターから猛ダッシュ、そのままベースを踏んでフォースアウト。他にも「破られた」と思った打球にきっちり追いついて何度も投手を助けた)
守備賞=森(目を瞑った打球をいくつも好捕して失点を防いだ。大活躍)
辻本賞=太田(超久々に三ゴロエラーで出塁して、うれしくて走っちゃった。最年長盗塁)
辻本賞=横井(ピッチャーフライを胸に当てて落とした人は初めて見た。変則回転も関係ないなあ)

試合動画

 南海ハーツの2026年最初の試合は、早稲田ベースボールクラブさんにお誘いいただき、1月開催となった。普段ならシーズンオフだが、シニアメンバーを中心に10人がそろう。最大の注目はシニアの新監督となった太田だ。慣例で、ハーツのスタメン発表は前日だが、生え抜き最長(かつ最年長)の太田にはそんなものは関係なし。太田以外の9人は30分前に球場に集まり、「本当に太田さんは来るかなあ」と未定のスタメンボードを眺めている。しかしシニアGMの高松は確信していた。新入団の星野選手の顔見せの試合、太田は必ず来ると。

 太田シニア監督本人は予定どおり5分前に到着(まだ私服)、そして前回の早稲田戦より万全の準備、ちゃんとスタメンを記した紙を右手に握っていた。さあ、プレーボール寸前に自分が先発投手と知らされた兵藤だったが、そんなことには動じない強心臓の持ち主。慌てず準備に入る。
 ハーツは先攻のため、最初に打席に入ったのは若手の土屋〔左〕。スマートにライトへ打ち返し、すかさず二盗を決める。そして三進後、黄のサーゴロ間に先制のホームを踏む。4番に座った高松〔右〕もレフト線へクリーンヒットで、今年のハーツは期待に満ちた滑り出しに。

 1回裏の兵藤〔中〕はヒットを1本許すが、落ち着いたピッチングで無失点スタート。その後、3回まで投げ、ストライクを先行させるなど、守りやすさを感じさせるナイスピッチングを披露。

 2回表、新入団の星野〔左〕がボールをしっかり見て四球を選ぶと、兵藤も四球で無死一二塁。ここで、いつでも“持ってる男”の岩田が新年早々ミラクルな打球を放つ〔右〕。明らかにタイミングは合っていなかったが、バットの先でこすった白球はものすごい回転で楕円形にゆがみ、投手の前へ。守備泣かせの打球で内野安打となり、無死満塁に。満塁男の中原がいれば最高だったが、横井のサードゴロエラー間に1点追加。そして土屋のライトへの打球でさらに1点。

 3回表もハーツ打線は好調維持、新クリーンアップの黄〔左〕、高松〔中〕、森〔右〕がいずれもレフトヘ三連打で1点。3イニング連続得点で、打線が序盤から機能する。

 3回裏、またしても両チームから注目を浴びたのはセカンドの岩田だ。無死一塁から、若手打者が放った強烈な一二塁間の打球にグラブを素早く差し出し〔中〕、ワンバンで見事にキャッチ(というかボールが勝手にグラブの中へ!?)、その後の一塁送球も完璧で、正真正銘のファインプレー。このシーンはぜひ上のリンクからビデオで見てほしい。その後、森もレフトで球際強くフライを何度もキャッチ。味方の好守が数多く出たということは、それだけ兵藤がリズム良く投げた証拠と言えよう。

 4回表は太田劇場に。三ゴロ失で出塁すると、俊足を存分に披露し、二盗成功〔中〕。何度も何度も更新してきた、最年長盗塁記録を今年も樹立。進化し続ける太田シニア監督、恐るべし。

 4回裏からマウンドに登った高松〔左〕は、昨年末の新宿ブンブン戦同様に安定したピッチング。サードを守った黄の溌剌とした守備も光り、この回無失点。5回裏は不運も重なり2点を失うが、二死満塁、1点差の大ピンチで、センターに抜けたゴロに土屋が猛然とダッシュし捕球すると、そのままセカンドベースへスライディング〔右〕。なんと奇跡のフォースアウトを取り、同点を許さず5回を終える。

 終始、ハーツのペースで試合は進んでいたが、後半に早稲田BBCが追い上げ、接戦で終盤に。6回裏はとても大事なイニングとなる。流れを考えれば、高松続投も十分に考えられたが、筒井の助言もあり、太田は横井〔中〕をマウンドに送る。蚤の心臓の横井だが、ここは心を決め、腕を振る。先頭バッターを勢いのない投ゴロに打ち取るが、俊足が勝り、内野安打で生かしてしまう。一死を取るも、守備陣の送球エラーの間に同点のホームを許す。それでも何とか粘り、二死二三塁。今度は次打者を一塁線寄りのピッチャーフライに。タイミングはきりぎりだったが、落ち着いて捕ればスリーアウトで同点死守。しかし昨夏シニアリーグの再来、走りすぎて胸に当ててしまい、落とすという…。痛恨の勝ち越し点を許す結果に。

 それでも最終7回表に、ハーツは一死満塁と逆転のチャンスを作る。こうした粘りを発揮できたのは光明だ。しかしあと1本が出ずに二死となり、ここで時間切れ。6回の時点で、あと数ミリのところまで来ていた勝利がするりと逃げてゆく。野球の神様は簡単には微笑んでくれなかった。1点に泣くことにはなったが、全員、初回からしっかり体が動き、計8安打、守備でも好プレー連発。結果的に、登板した3投手の自責はいずれもゼロ。1月始動を考えれば、申し分のない一日となった。

 試合後の飲みには、新人の星野も参加してくれて、“飲み”ハーツは今年も健在。あとは太田シニア新監督と、本体の丸山新監督に勝利をプレゼントするだけだ。3月第1週まで待てないメンバーも多いのではないだろうか。結成30年目となる2026も、楽しみがいっぱいだ。

文責【6】

【今週のベストショット by Tsucchy

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