南海HEARTS
2025.08.16
2025年8月16日(土)13:00~15:00
J&Sフィールド(ホーム)
第24戦《小島由起夫選手追悼試合》
【南海ハーツ vs 早稲田ベースボールクラブ】
W 220 61|0 11
H 102 00|x 3
投:高松〔負〕-成岡-加藤-横井
1 (遊)成岡【11】
2 (二)太田【16】
3 (投)高松【49】
4 (指)山口【31】
5 (捕)筒井【18】
6 (一)藤本【 5 】
7 (左)加藤【43】
8 (三)矢野【32】
9 (中) 黄 【47】
10(右)横井【 6 】
11(指)渡部【10】
★ハーツ表彰★
敢闘賞=山口(小島さんのバットで、左中間へ完璧なヒット)
敢闘賞=成岡(打撃絶好調、この日も2安打。マウンドでも熱投)
敢闘賞=加藤(球を引きつけ、フェン直の左中間二塁打。投手でも安定感)
技能賞=渡部(久しぶりの参加で、三遊間内野安打)
技能賞=高松(先発で制球よく、粘投で試合を作る)
技能賞=藤本(しぶとくライト前へ落とすヒット)
技能賞=黄(サードに強烈なゴロを放ち内野安打)
守備賞=筒井(二死満塁のピンチで捕飛を気合でキャッチ)
守備賞=加藤(ピンチでレフトフライを何度も好捕)
守備賞=矢野(サードゴロを動きよく捌きピンチを救う)
辻本賞=太田(試合に間に合い、暑さに負けずセカンドを3イニング守る)
今年お亡くなりになった小島由起夫選手の追悼試合として行われた早稲田ベースボールクラブ戦。
先発の高松〔左〕は初回、内野陣のエラーが重なるなか、粘りのピッチングで2失点に収める。その裏、ハーツは先頭の成岡が好調維持で、レフトへヒット〔右〕。二盗、三盗でチャンスメイクすると、3番高松のサードゴロ間にホームイン。点差は1に。


2回表、早稲田打線はヒット4本を重ね2得点。みなバットが振れている。4-1と点差を広げる。
反撃したいハーツは2回裏に加藤〔中〕が左中間に完璧な二塁打を放つが、得点ならず。

しかし3回裏に打線がつながる。先頭の黄〔左〕が三塁内野安打で出塁すると、久しぶりに参加の渡部〔右〕も遊撃内野安打で続く。


ここで1番成岡〔左〕がレフトへタイムリー。さらに1点を加えると、4番に座った山口〔右〕が小島さんのバットでレフトヘ会心のヒット。語らずして結果を出す、さすがの存在感を放った。


3-4と1点差に追い上げ、流れはハーツに傾くか。4回表から投手は成岡へ〔中〕。まだマウンド経験は少ないが、この日はストレートも走り、低目へ決まるストライクもあった。しかし早稲田打線は粘り強い。球を見極め、打てるボールは積極的に振っていく。惜しいエラーもあり、残念ながらこの回6失点。それでも向上心豊かな成岡は、また次の登板で実力を上げてくるだろう。

4回裏、先頭の藤本〔中〕がライトへしぶとくヒット。得点にはならなかったが、ベテラン勢の頑張りが見えた試合となった。

5回表には加藤〔中〕が登板。しっかりピッチングを組み立てることができる加藤は、今後もハーツ投手陣の一翼を担ってくれるだろう。

試合は3-11で敗れたが、強烈な暑さのなか、11人の選手たちはよく頑張った。小島さんも褒めてくれるのではないだろうか。
試合後は小島さんを偲ぶ会を行った。藤本が持参してくれた小島さんの写真は試合中はベンチから、偲ぶ会では真ん中からハーツナインを見守った。
ここ数年は南海ハーツのなかでも急にメンバーを失うことが複数回あり、いつ何が起こってもおかしくないと実感する。まずは健康に野球を楽しむこと、それが一番だと切に思う。
文責【6】
Copyright (C) Nami Hearts All Rights Reserved.