南海HEARTS
2025.04.05
2025年4月5日(土)13:00~15:00
世田谷公園B面(ビジター)
第6戦《Gリーグ第2戦》
【あしたば vs 南海ハーツ】(1回戦)
H 002 000 0 2
A 140 401 x 10
投:土屋〔負〕-小林-矢野
1 (二)小林【61】
2 (投)土屋【51】
3 (三)横井【 6 】
4 (遊)矢野【32】
5 (捕)筒井【18】
6 (右)加藤【43】
7 (一)丸山【39】
8 (左) 黄 【47】
9 (指)兵藤【23】
10(中) 森 【 0 】
11(指)久原【24】
☆Gリーグ表彰☆
最優秀=安藤選手(あしたば)
優秀=友廣選手(あしたば)
優秀=横井選手(南海ハーツ)
MGP=鈴木選手(あしたば)
★ハーツ表彰★
敢闘賞=小林(犠牲フライでハーツ最初の打点&ロングリリーフ)
技能賞=久原(この日のチーム初安打、初得点)
技能賞=黄(左中間にライナーヒット&レフト線の守備も堅実)
守備賞=久原(右中間のフライによく追いつき好捕)
守備賞=矢野、土屋(満塁ピンチでゲッツー完成)
開幕から2連勝を狙ったあしたばとのGリーグ第2戦。内野陣の送球エラーが計4つ。イニングの先頭が2回、満塁時のホーム送球が2回と、大事な場面で痛いミスが重なり、終わって見れば、10失点につながった。
一方、Gリーグ開幕戦で11安打14得点と火を噴いた打線もこの日はあしたばの安藤投手、恵美投手の両右腕を前に散発4安打。3度の三者凡退を喫するなど2-10と攻守走で圧倒された。
初回の攻防が明暗を分けたか。ハーツは先頭・小林が四球、盗塁、相手のけん制失策で無死三塁の好機を作るも、得点に至らず。一転、あしたばはその裏、先発・土屋〔中〕の立ち上がりを攻め暴投を絡め無安打で先取点を奪った。2回にはハーツの2失策を逃さず。3安打を重ねて4点を挙げた。
突き放される苦しい展開にも、ハーツは2回の守りで遊撃・矢野、二塁・土屋による6-4-3の併殺で満塁の窮地をしのぐ。流れに乗るように3回、久原〔左〕がチーム初安打となる中前打。三塁まで進むと、小林〔中〕の左犠飛でホームを踏み、1点をかえした。さらに土屋が四球と盗塁で二塁へ進むと3番・横井監督が右前へ適時打〔右〕。2死走者なしから加点し、2-5とした。しかし得点シーンはこの回のみ。4回以降もゼロ行進に終わった。
あしたばは、髄所に粘りを発揮した。3回の小林の犠飛も完全な長打性の当たり。相手の佐藤左翼手の深めのポジショニングと球際の強さを見せつけられた。打線も失策につけこむだけでなく、8人の打者が安打を記録。その全てが中堅から逆方向という徹底ぶりだった。6回はハーツ・矢野に対して恵美選手が11球粘り四球をもぎ取る場面も〔中〕。矢野の速球が走っていただけに悔しい場面だった。
ハーツも見せ場は作った。特に黄の成長曲線は著しい。3回の守りでは左翼線に転がる打球をバックハンドでキャッチ。難しい体勢から素早くカットマンの遊撃・矢野へ返球し、長打性の当たりを単打にとどめた。打っても反応よく鋭い打球を中前へ〔左〕。攻守で存在感を示した。また久々の参戦の久原も途中出場ながら中堅守備で左中間、右中間への打球を好捕。指定席だった1番ではなくラストバッターでありながらも3回、自らの安打を生かしホームイン。自身の役割を打順に関係なく全うした。横井監督も右へ左へ2安打と好投手を前にチーム唯一の複数安打をマーク〔右〕。Gリーグ優秀選手に輝いた。
まだまだGリーグも始まったばかり。完敗の悔しさを糧に次なる戦いへ挑む。
文責【0】
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