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週刊ハーツ

2023.09.23

09月23日 あしたば戦 1-11

2023年9月30日(土)14:30~16:30
砧C面(ビジター)
Gリーグ第10戦
【あしたば vs 南海ハーツ】(2回戦)

H 000 000 1        1
A 200 135 x(3)  11(14)

投:小西〔負〕-矢野-松尾

 1 (遊)松尾【17】
 2 (投)小西【29】
 3 (三)横井【 6 】
 4 (中)矢野【32】
 5 (一)筒井【18】
 6 (捕)綿貫【14】
 7 (左)岩田【36】
 8 (二)萩原【助】
 9 (指)大島【助】
10(右)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=友廣選手(あしたば)
 優秀=長堂選手(あしたば)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
敢闘賞=小西(先発で5回を投げ、速球、制球ともにGood)
敢闘賞=筒井(最終回、意地のレフト前タイムリー)
技能賞=松尾(7回裏の登板で制球良く、秋の投球に期待。ショートの堅守もさすが)
技能賞=大島(3回センターへクリーンヒット)
守備賞=矢野(2つのセンターフライをスーパーキャッチ、ランナーも刺す)
辻本賞=岩田(レフトで試合開始から最後まで声でチームを鼓舞)

試合動画

 数々の球場に足を運んだが、最も移動に難儀するのがこの砧(目黒区管轄) 。割と近い小田急沿線に住んでいながら、1時間半かかった。まぁ準備運動と考えればいいか(苦笑)。

 Gリーグ最終戦。初戦は勝利した強豪あしたば。連勝と行きたいところ。
 初回。久々参加の松尾が「打ちたい」気持ちをグッと抑えて四球を選ぶ。二番小西の初球に二盗を試みるが、相手捕手の強肩にタッチアウト。これでハーツの足が止まった。
 「あの松尾が刺されるのか…」早くも暗雲が立ち込める。

 その裏。ヒット2本に四球がからみ、2失点。しかしながら今日のハーツは違った。ズルズル行かない。踏ん張った。

 それを支えたのはなんと言ってもセンター矢野。二回の裏、右中間を破るかと思われた強烈なライナーを判断よく追いつき、最後はジャンピングキャッチ。20年以上在籍しているが、間違いなく5本の指に入るファインプレーである。三回にも魅せた。センター前を襲った打球を地面スレスレでキャッチ。すぐさま一塁に遠投。ダブルプレーである。このプレーも凄まじかった。

 ハーツ打線は相変わらずの低空飛行。「打線」。そう。線にならなければならないのだが、全く繋がらない。

 あしたばの長堂投手は制球良く、速球も走っていたが、個々の工夫がないので打ち崩せない。打席の位置を変えるとか、バットの長さを考えるとか、方法はいくつか考えられるのだが、ただ振り回しているだけではゼロ行進もむべなるかな…。

 三回に助っ人2名(YBC 萩原さん、大島さん)の連打と松尾の四球で満塁と追い詰めたのが唯一の見せ場。最終回、筒井の一打で完封を逃れるのが精一杯だった。

 これでGリーグは終戦。5勝5敗。負ける試合はいつも大量得点差。残された約10試合で来年の方向性を試す戦いをしなければいけない、そう感じた最終戦だった。

文責【18】

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