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週刊ハーツ

2024.03.16

03月16日 新宿ブンブン戦 2-13

2024年3月16日(土)14:00~16:00
東台B面(ホーム)
第4戦《シニア強化試合》
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】

B 520 60  13
H 200 00   2

投:高松〔負〕-兵藤

 1 (遊)兵藤【23】
 2 (二)岩田【36】
 3 (三)横井【 6 】
 4 (一)筒井【18】
 5 (捕)丸山【39】
 6 (指)菊池【 8 】
 7 (指)土屋【13】
 8 (中)矢野【32】
 9 (左)小西【29】
10(右)角田【 3 】
11(投)高松【49】

★ハーツ表彰★
敢闘賞=岩田(会心の一撃。レフト線の大二塁打)
敢闘賞=兵藤(無死満塁を2奪三振、無失点。今季はシニアで投手としても期待大)
敢闘賞=小西(レフトオーバーの特大二塁打。外野からのナイスな中継)
技能賞=横井(痛烈なレフト前ヒット。この年齢になって、ようやく一皮剥けたか)
技能賞=土屋(ベンチからの声出しが、実に心地良い。自身ダブルヘッダーをこなす)
辻本賞=矢野(この週は本調子でなかったか。でも昨季MVPは健在)
辻本賞=丸山(今年初試合で三遊間に技ありのヒット)

試合動画

 今季第4戦。次週から早々とGリーグ第1戦が始まる中、南海ハーツでは新たな試みに挑戦する。それは“シニア強化試合”である。シニアリーグに向け、スタメンをシニアメンバー中心に構成し、走攻守にわたり能力強化を図る試みでだ。その初戦、対戦相手はGリーグチームの新宿ブンブン。相手にとって不足なし。シニアメンバーの力を試すチャンスとして貴重な練習試合にしたい。

 南海ハーツは初回から、苦戦を強いられる。先頭打者に四球、盗塁を決められると、エラーも重なり5失点。
 しかし、南海ハーツもすぐ反撃。先頭打者が倒れるも、今季初出場2番岩田の誰も真似できないバッティングで二塁打と三盗。今季からシニアメンバーに加入する3番横井がタイムリーヒットを放ち1点を返す。4番筒井が四球を選び、盗塁を絡め1アウト二三塁。こちらも今季初出場5番丸山の内野ゴロで3塁走者が生還し、この回2点を返す。

 しかし、2回も新宿ブンブンの流れ。四球、盗塁、エラーと悪循環。3回は無失点に抑えたものの先発投手高松にはほろ苦い登板となった。

 4回からは、昨季からシニアリーグで登板している兵藤が初登板。四球はあるものの三振もとり上々の立ち上がり。だが、新宿ブンブンは兵藤の球を芯で捉え始める。結果、4回は6失点とダメ押し点となった。
 だが、5回もマウンドに上がる兵藤はノーアウト満塁とピンチを招くが、2者連続三振と意地をみせ、最後はショートフライに打ち取り、この回無失点! 兵藤にとっては大きなピンチで抑え、シニアリーグへつながる投球だったのではないか。

 南海ハーツ打線は2回から沈黙。相手投手に打ち取られヒットは出るものの無得点で終わった。結果、2-13で敗戦。シニア強化試合としては、守備の課題がさらに浮き彫りとなった。

 しかし、兵藤のピンチで抑えた投球、小西のシニアメンバーを立てながらも勝ちへの意識を忘れず、見事な二塁打、三塁コーチャーとして的確な指示、サードから投手兵藤を鼓舞する姿はシニア監督・高松も大絶賛! 初出場の岩田、丸山のヒットなど得るものも多く貴重な練習試合となった。

 次週は今季初のGリーグ戦。横井監督の采配が重要となるが、本戦で横井監督がサード守備の際、鋭い打球が手にあたり負傷交代。試合後、検査した結果は突き指(骨折なし)の診断。今後も試合中に怪我をする場合があるかもしれない。チームとして1人でも欠けたらムードが崩れかねない。そう考えると今日一番の幸いは横井監督が大事に至らなかったことかもしれない(本人談:まだ腫れが引かず、次週の出場は指の状態しだいですが、一日でも早く治したい)。

文責【3】

【今週のベストショット by Tsucchy

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