since 1997

週刊ハーツ

2022.07.23

07月23日 中野マシンガンズ戦 2-10

2022年7月23日(土)15:00~17:00
玉川野毛町公園(ホーム)
Gリーグ第5戦
【南海ハーツ vs 中野マシンガンズ】(1回戦)

M 041 005 0  10
H 001 000 1   2

投:小西〔負〕-住吉
捕:住吉-横井

本塁打:なし
三塁打:宮本(ハ)
二塁打:下田(マ)、葛西(マ)

 1 (中)久原【24】
 2 (捕)住吉【 1 】
 3 (投)小西【29】
 4 (指)筒井【18】→(二)成岡【11】
 5 (三)横井【 6 】
 6 (一)高松【49】
 7 (左)土屋【13】
 8 (右)宮本【19】
 9 (二)兵藤【23】
10(遊)楓貴〔助っ人〕
11(指)藤本【 5 】
12(指)角田【 3 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=菊地選手(中野マシンガンズ)
 優秀=下田選手(中野マシンガンズ)
 優秀=宮本選手(南海ハーツ)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=宮本(チーム唯一の長打、鋭いライト線への三塁打で好走塁も)
敢闘賞=角田(3回に反撃開始のライト前タイムリー)
技能賞=住吉(ボールを見極め、2四球を選ぶ)
守備賞=土屋(初回先頭打者のレフト線のフライをランニングキャッチ)
山山賞=なし

試合動画

 Gリーグ第5戦は、目下4連勝中と快進撃の中野マシンガンズがGリーグ5試合連続の2桁得点で、南海ハーツに圧勝。打線のつながりが素晴らしく、菊地投手の安定感も重なり、破竹の5連勝。何とか他の4チームで追いかける展開に持っていきたいところだ。

 ハーツの先発は小西〔左〕。マシンガンズ先頭の橋口選手がレフト線にフライを打ち上げると、土屋がランニングキャッチ〔右〕。大学の先輩・小西を、後輩の土屋が助ける。小西は4番の松原選手から三振を奪うなど、無失点で上々の立ち上がり。

 マシンガンズの先発は菊地投手〔左〕。コントロールが良く、変化球もうまく織り交ぜ、三振からスタート。2番・住吉〔中〕はボールをよく見極め、四球出塁するが、4番・筒井〔右〕の強烈なサードゴロを葛西三塁手がきっちり処理り、ハーツも無得点。

 順調な立ち上がりを見せた小西だが、2回は制球に苦しむ。マシンガンズ5番・榎本選手〔左〕のセカンド内野安打(兵藤がよく追いつき素早く送球するもセーフ)の後、6四死球で4点を献上。しかしこの回のアウトは全て三振〔右〕と、力強いストレートの威力は特筆できる。粘り強く球を見極めたマシンガンズが試合を優位に運ぶ流れに。

 3回表のマシンガンズは無死一塁で、7番・菊地選手〔左〕が投手の足元を鋭く抜けるセンター前ヒット。続く下田選手の投ゴロで、小西はダブルプレーを狙うが、二塁への送球が高く抜けてしまい、その後のランダウンプレーでも内野の送球エラーが重なり、マシンガンズは労せず1点を追加〔右〕。

 何とか反撃したいハーツは3回裏、先頭の9番・兵藤〔左〕がレフトへのヒットで出塁。続く楓貴選手(筒井監督の次男)は惜しくもショートゴロ〔中〕で二封。その後、盗塁と内野ゴロで二死三塁となり、成長街道まっしぐらの角田〔右〕が勝負強くライト前タイムリー。貴重な得点を挙げた。

 ハーツは4回表から住吉〔左〕がリリーフ登板。初球を4番・松原選手〔右〕にレフト前ヒットされるも、その後をしっかり抑え無失点。住吉は5回も点を与えず、試合を作る。

 6回表のマシンガンズは集中打が出る。無死二塁で榎本選手〔左〕がレフト前ヒット。続く葛西選手のセカンドゴロで1点追加すると、菊地選手〔中〕もレフトヘライナーヒット。ここで8番・下田選手〔右〕がライトの頭上を越えるダメ押し2点タイムリー二塁打。この回、計5得点で試合を決める。

 ハーツ打線でこの日一番の見せ場は、6回裏の宮本だ。全選手を通じて最高の当たりで、先頭打者としてライト線への三塁打〔中〕。しかも猛暑の中、スピードを緩めることなく三塁まで全力疾走。スライディングも上手く、見事なチャンスメイク。しかし後続が三者連続三振で、得点ならず。

 ハーツは最終7回裏二死から、この日2四球目を選んだ住吉が走った際に、3番・小西〔左〕が巧くライトへ打球を放ち、意地のタイムリー。次打者は今季初出場で、試合前に膝を痛めた筒井に代わり途中から4番に座る成岡〔右〕。成岡もケガからの復帰を目指す最中だが、フルスイングするも惜しくもヒットは出ず、ゲームセット。

 中野マシンガンズが連勝の勢いのまま、南海ハーツを10-2で下した。マシンガンズ打線は後半に数多くのヒットが出たが、前半はボールの見極めで、着実に得点した。新入団の松原選手、北村選手が打線に加わり、さらにつながりが良くなったこと、またこの2人が内外野に加入したことで、守備陣も強化された印象だ。
 そしてこの試合では、マシンガンズは内野ゴロを確実にアウトにし、菊地投手を助けた。下田捕手の配球も見事で、ハーツ打線に的を絞らせない。菊地投手も緩急織り交ぜ、打ち気にはやるハーツメンバーのタイミングを巧みに外していた。
 一方のハーツは守備でもミスが目立ち、そこから傷口を広げてしまった。もちろん四死球を減らすことも失点の少なさにつながる。攻撃面では、ハーツは三者凡退も多く、結果として淡泊な打撃内容が浮き彫りとなった。
 この日は負けるべくして負けたと言わざるを得ない。それでもGリーグはホーム&ビジターで各チームと2試合対戦できる。次のマシンガンズ戦はビジターだが、今度はミスを減らし、接戦に持ち込み、勝機をうかがいたい。

文責【6】

コメント

コメントフォーム

表示:PC