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週刊ハーツ

2022.07.09

07月09日 フラワーズ戦 5-4

2022年7月9日(土)15:00~17:00
石神井公園B野球場(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs フラワーズ】

H 302 000  5
F 100 201  4

投:矢野〔勝〕-住吉
捕:住吉-矢野

本塁打:なし
三塁打:【5】(フ)
二塁打:【55】(フ)、【88】(フ)

 1 (中)土屋【13】
 2 (投)矢野【32】
 3 (捕)住吉【 1 】
 4 (一)高松【49】
 5 (遊)横井【 6 】
 6 (二)兵藤【23】
 7 (左)宮本【19】
 8 (右)角田【 3 】
 9 (三)菊池〔助っ人〕
10(指)筒井【18】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=横井(先制打含む2度のタイムリーで4打点、2盗塁)
敢闘賞=角田(こちらも2安打2盗塁でチャンスメイク)
技能賞=土屋(1番打者として、マルチ安打に2盗塁、2得点)
守備賞=矢野(動けるキャッチャー初披露、捕飛を難なくキャッチ)
守備賞=高松(グラブ捌きと正確な送球で、一塁・二塁を堅守)
山山賞=なし

試合動画

 2018年以来のフラワーズ戦。1回表のハーツは1番・土屋〔左〕がライトの前に落ちる安打で出る。二盗とエラーなどで二死二三塁とすると、5番・横井〔右〕がセンターへ2点タイムリー。さらにサードゴロエラーで3-0。ハーツは幸先良く先制する。

 ハーツの先発バッテリーは、矢野〔左〕-住吉〔中〕。今季、主にマウンドを任されているのは、矢野、住吉、小西だが、筒井監督の構想では、3人ともにピッチャーだけでなく、キャッチャーも経験させたいという思いがある。ひとつは皆、肩が強いこと。草野球では一塁に出ると、ほとんどのチームが盗塁を仕掛ける。そしてセーフの確率がかなり高い。投手をできる選手が捕手としても出場すれば、相手チームは盗塁を仕掛けにくくなる。
 1回裏のフラワーズは二死一三塁から、5番打者〔右〕がセンターのグラブの先を越える二塁打で1点を返す。

 2回表、ハーツは8番・角田〔左〕がカーブにうまくタイミングを合わせ、ライトの前に落ちるヒット。左対左の対決だったが、しぶとい打撃を見せた。一死後には二盗を成功させる〔中〕など、実戦でプレーに磨きがかかってきたが、筒井のファーストフライ〔右〕で飛び出してしまい、ゲッツーに。アウトカウントを常に頭に入れ、打球の行方をしっかり目で追う基本を大切にしたい場面だった。

 3回表のハーツは無死一二塁で3番・住吉〔左〕の放った打球はいい当たりだったが惜しくもレフトフライ。しかしワイルドピッチがあり、二死二三塁と得点チャンスに。ここで横井〔中〕が広く空いた右中間を狙うと、ちょうどその真ん中に打球が跳ね、初回に続き2点タイムリー。次打者・兵藤〔右〕も鋭い当たりのショート内野安打。この回の追加点で、ハーツは5-1と優位な展開に。

 4回表、代わり端の2番手投手から、角田が今度は会心のライト前ヒット〔左〕。マルチ安打で練習の成果を見せる。続く菊池選手の打席では、またも二盗を決める〔中〕。ワイルドピッチで三進し、筒井のサードゴロでは果敢にホームを狙うがここはタッチアウト。成功も失敗もあるが、積極プレーが目立つようになったことは収穫だ。続く土屋はライトへどんぴしゃのライナーヒット〔右〕。この日の打撃陣では、横井、土屋、角田が2安打ずつと気を吐いた。

 先発の矢野は3回を三者凡退とし、4回から住吉〔左〕にバトンタッチ。そしてバッテリーがそのまま入れ代わり、矢野が初マスクを被る。代わり端、1番打者がレフトへ大きな三塁打を放ち〔中〕、次打者の三塁ゴロ間に1点(送球エラーで打者走者は二進)。3番打者の二塁打で1点を加え、5-3に。さらに内野のエラーが続き、一死一三塁のピンチを迎えるが、ここで矢野が動ける捕手の真骨頂、キャッチャーフライに素早く反応し〔右〕、飛び出した一塁ランナーも刺しダブルプレー。住吉を助けた。

 2イニング目に入った住吉は安定感を見せ、この回からセカンドに回った高松〔左〕が巧みなハンドリングと正確な送球で守り立てる。高松は6回にも難しいバウンドにうまくグラブを合わせ、内野を引き締めた。高松と入れ代わりでファーストに回った筒井〔中〕も強烈な一塁ゴロをがっちり。この回の一二塁間は特に素晴らしかった。
 最終回の住吉はボーク絡みで1点は失うが、最後の打者をレフトフライに打ち取り、これを宮本がしっかりキャッチ〔右〕。終わってみれば、5-4の1点差となったが、終始リードを保ったハーツがフラワーズ戦を制した。

 フラワーズさんとは4年ぶりの対戦だったが、声がよく出て明るく、試合をしていて楽しかった。草野球はもちろん勝負にこだわりながらも、互いのプレーを尊重し、気持ちよく試合を進められるのが一番いい。そういう意味でも、良き相手に恵まれたことに感謝したい。ぜひ再戦したい好チームだった。

文責【6】

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