since 1997

週刊ハーツ

2022.06.25

06月25日 YBC-67戦 0-9

2022年6月25日(土)13:00~15:00
西戸山公園(ビジター)
フリーマッチ
【YBC-67 vs 南海ハーツ】

H 000 000 0  0
Y 601 110 x  9

投:宮本〔負〕-高松-住吉
捕:横井-綿貫

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:大島(Y)、佐藤(Y)

 1 (中)久原【24】
 2 (右)渡部【10】
 3 (三)小西【29】
 4 (遊)住吉【 1 】
 5 (二)矢野【32】
 6 (指)綿貫【14】
 7 (左)土屋【13】
 8 (捕)横井【 6 】
 9 (指)高松【49】
10(投)宮本【19】
11(一)筒井【18】
12(指)角田【 3 】

スコア:藤本(智)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=高松(スクランブル登板も慌てることなく2イニングをきっちり)
敢闘賞=角田(基本に忠実なライトの守備で、チームに貢献)
技能賞=宮本(打撃好調、この日もセンターへライナーヒット)
守備賞=土屋(抜けそうなレフトへの当たりをファインプレー)
守備賞=小西(数多いサードゴロをしっかり捌き、送球も安定)
山山賞=綿貫(連続試合安打更新ならず、悔しいライトゴロ)
山山賞=渡部(満塁で頭脳プレー? セカンドから好送球で本塁封殺)
山山賞=久原(センターの名手が、プロ仕様?のアイブラックで目測を誤る)

試合動画

 今シーズン3度目のYBC-67戦は、打線が散発3安打と沈黙、初回の失点も響き、0-9の完封負け。南海ハーツはここまで2連勝だったが、YBCさんのきっちりした野球の前に、手も足も出ず、対戦成績は2勝1敗となった。

 YBCの先発は、鉄腕・菅野投手〔左〕。ハーツの1番は元気印の久原だが、30歳差も何のその、冷静にショートフライに打ち取る〔中〕。2番は久しぶりに参加の渡部〔右〕。きっちり球を見極め四球出塁するが、初回のハーツは無得点。

 一方、ハーツの先発は、志願登板の宮本〔左〕。前週に1イニング無失点でしっかり調整し、満を持してのマウンドとなる長身サウスポー。ハーツベンチも期待をかけるが、この日は制球に苦しむ。1~5番まで5四死球で2点を失ったところで、筒井監督は高松投手〔右〕にスイッチ。

 ここで勝負強い大島選手〔左〕の放った当たりはセンターへ。名手・平は一瞬前進するが、打球はその上を越えてフェンスへと。2点タイムリー二塁打となり、4-0。無死満塁から、8番・若林選手〔中〕は会心の打球。しかしここはレフトの土屋がファインプレーでフライをキャッチ。ただし犠牲フライには十分で1点追加。9番・菅野選手〔右〕もしぶとくライト線にタイムリーを放ち、何とこの回、打者一巡で計6点。YBCは実質的に初回で勝負を決める。

 何とか反撃したいハーツは2回表、5番・矢野〔左〕が三塁線を抜けるヒットを放つ。しかし、その後の綿貫、土屋、横井〔右〕が全く打てず、菅野投手の快調なピッチングが続く。

 2回裏の高松は一死一二塁で投ゴロに素早く反応〔中〕、三封し、ゲッツーなるかと思われたが、一塁の筒井が珍しくイージー送球を捕球できず。しかし高松は次打者を抑え、この回無失点。2イニングをしっかりと投げ切る。

 YBCは7月に控える公式戦を見据え、3回に好投の菅野投手から松本投手〔中〕にスイッチ。継投を選んだ。その松本投手は春の大会で完封勝利でチームを準決勝に導いているだけあって、安定感抜群。2イニングを1四球のみ、被安打0でハーツを抑える。

 ハーツは3回裏から住吉〔左〕が登板。前週は最後を任されたが、すぐに時間切れとなり、ほとんど投げられなかったこともあり、この日は筒井監督からロングリリーフを託される。一死から7番・佐藤選手がタイミングばっちりでレフトヘ二塁打〔右〕。その後、三盗を仕掛けた際にキャッチャーの横井が三塁へワンバンを放ってしまい、外野へ抜け、佐藤選手がホームイン。ここは代わったばかりの住吉を助けるプレーを見せてほしかった。

 4回裏のYBCは一死一二塁から、当たっている2番・吉竹選手〔左〕がレフトへ会心のタイムリー。集中力のある攻撃で追加点を挙げ、8-0とリードを広げる。その吉竹選手は5回からマウンドへ〔中〕。まさに投打の二刀流だ。一死一塁となったところで、ハーツのエンターテイナー・綿貫が打席へ。連続試合安打を継続したい綿貫は、ファウルで粘り、得意のライトへゴロを放つ。一二塁間を破る完全なヒットコースなのだが、ライトの鈴木選手が猛ダッシュ。無駄のない打球処理で、一塁送球。綿貫も全く無駄なく足を動かし、最後はスライディングのようなかたちになり、タイミングはほぼ同時〔右〕。しかし審判は高々と右手を挙げアウト。この日、いいところのなかったハーツ打線の中で、ベンチがいちばん盛り上がった瞬間だった。

 5回裏、YBCは先頭の4番・鈴木選手〔左〕がレフトへ安打。その後、満塁となり、佐藤選手が押し出し死球。続く若林選手の打球はセカンドに上がる。インフィールドフライかと思われたが、コールはされておらず、渡部は捕球はできなかったが、冷静にホームへストライク送球し、ホースアウト〔右〕。綿貫も好判断で三塁へ送球し、ダブルプレー。

 6回表のハーツは二死から、このところ当たっている宮本〔左〕がセンターへライナーヒット。続く筒井〔中〕は三塁線へ内野安打。チャンスを作るが、12番・角田〔右〕がセカンドゴロに打ち取られ、得点ならず。

 6回裏一死からショートゴロを横井が痛い送球エラー。ランナーを出してしまうが、ここで次打者のライトフライを角田〔中〕が落下点にしっかり入りキャッチ。基本に忠実なプレーで投手を助ける。個人練習を欠かさない角田の努力が目に見えるかたちで出始めている。住吉は計4イニングをねばり強く投げ切った。

 ハーツは最終7回も吉竹投手に三者凡退に抑えられ、抵抗もできないまま完封負け。YBCさんにとっては物足りない試合になってしまったかもしれない。しかし渡部〔中〕が4回にいい当たりのライトフライを放つなど、今後につながる場面は嬉しい。サードを守った小西の堅守も光る。猛暑が続くなか、次週はあしたばさんとのGリーグ第4戦。開幕3連勝の勢いを継続し、首位を走るマシンガンズさんに離れずついていきたい。

文責【6】

コメント

なみファン

全く無駄なく足を動かし

という描写に大笑いしました

2022.07.02 14:01

コメントフォーム

表示:PC