since 1997

週刊ハーツ

2022.06.11

06月11日 ラジカルズ戦 4-4

2022年6月11日(土)13:00~15:00
二子玉川区民運動施設D面(ビジター)
フリーマッチ
【ラジカルズ vs 南海ハーツ】

R 003 100  4
H 300 100  4

投:住吉-小西-矢野
捕:筒井-住吉

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (投)住吉【 1 】
 2 (遊)矢野【32】
 3 (二)小西【29】
 4 (捕)筒井【18】
 5 (一)高松【49】
 6 (三)横井【 6 】
 7 (中) 森  【 0 】
 8 (右)兵藤【23】
 9 (左)宮本【19】
10(指)角田【 3 】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=森(新打法で右へヒットし、センターでジャンピングキャッチ!)
殊勲賞=横井(初回、センターにライナーで先制の2点タイムリー!)
敢闘賞=住吉(先発で2回を被安打0の無失点)
敢闘賞=矢野(最後の2回を被安打1で、こちらも無失点)
技能賞=宮本(4回、得点圏で同点の打点を挙げる巧打)
守備賞=森(センターで3本のフライを好捕、ゲッツーにも貢献)
守備賞=住吉(これぞ、動けるキャッチャー。ファウルフライをダッシュでキャッチ)
守備賞=高松(初回の一塁ファウルフライを前進で好捕)
山山賞=なし

試合動画

 4月2日以来のラジカルズさんとの再戦。南海ハーツは前回2-6で敗れている。2カ月ぶりの試合でリベンジなるか。
 ハーツの先発は防御率1点台に突入し、安定感が増している住吉〔左〕。先頭バッターの一塁ファウルフライを高松〔右〕が懸命に前進し、ナイスキャッチ。守備陣にも助けられ、住吉は立ち上がり良く、三者凡退に。

 1回裏、ハーツは一死一二塁から4番・筒井〔左〕がライトへ強いライナーを放つが、左へ追った右翼手がファインプレー。その後、高松が四球を選び二死満塁。ここで6番・横井〔中〕がスライダーによく反応し、センターへライナーヒット。三塁ランナーの矢野に続き、二塁ランナー小西〔右〕も好走塁で、2点を先制する。ハーツは森のサードゴロエラーの間にもう1点追加し、幸先の良いスタート。

 2回表、無死二塁で、5番・石渡(秀)選手の放った打球はセンターへのライナー。これを森〔左〕ががっちりキャッチする。ここ数年、若手の久原、土屋の台頭、そして4月16日には守備賞を獲得した宮本の存在もあり、なかなかセンターを守る機会のなかった森だが、若手最年長の俺を忘れちゃいけないぜ!という気合で、序盤から積極的な守備を披露。一死二三塁となり、7番・平野(諒)選手のライナーは左中間を抜ければランニングホームランという当たりだったが、この打球も森がジャンピングキャッチ〔中〕でスーパープレー。三塁ランナーは抜けると確信して、三本間の真ん中あたりまで来ていて、中継に入ったセカンド小西がこれを見逃さず、三塁に送球しアウト〔右〕。素晴らしい連係で住吉を助けた。

 この日のハーツは小刻みな継投。3回から小西〔左〕がマウンドへ。先頭バッターから三振を奪うが、2四球と盗塁で一死二三塁。ここで11番・神崎選手が止めたように見えたバットで、一二塁間にゴロを放つ〔右〕。セカンド住吉がグラブを出すが、ボールはその下を無情に抜けていき、渋い2点タイムリーとなる。この後、ワイルドピッチでラジカルズは3-3の同点とする。

 4回表、ラジカルズは1番・永野選手が死球出塁すると、俊足を生かし二盗、三盗。一死後、3番・勢田選手〔中〕はライトへ打ち上げる。犠牲フライになるかどうかという打球だったが、ライトが惜しくも捕球できず、貴重な勝ち越し。4月も試合巧者ぶりを発揮したラジカルズがじわりじわりと追い上げ、逆転する。しかし小西は5番打者から三振を奪い、任された2イニングを投げ終える。

 ラジカルズの先発・中田投手からマウンドを引き継ぎ、2回、3回をゼロで抑えていた藤原投手に対し、4回裏のハーツは横井がラッキーなエラー出塁。ここで7番・森〔左〕が新フォームで渋くセカンドの右横を抜けていく安打を放ち、無死一三塁。試合前に、小西が数名の選手のバッティングフォームを見ながらアドバイスを送ってくれた。初回の横井、この回の森のヒットは、小西打撃教室の成果が出たようだ。森の盗塁もあり、一死二三塁となったハーツは、9番・宮本〔中〕のショートゴロで、三塁ランナーの横井がホームへ突っ込む〔右〕。前進守備だったため、タイミングはアウトかと思われたが、完全捕球となっておらず、ハーツは何とか同点に。

 5回表からハーツは矢野〔左〕がマウンドへ。この回は四死球こそあったが、5人で抑え無失点。そして6回の先頭打者では、矢野とバッテリーを組んだ住吉〔右〕がキャッチャーファウルフライに機敏に反応し、見事なプレー。矢野は13番・中田選手にライト前ヒットを許すも後続を抑え、2イニングを無失点。しっかり自分の役割を果たした。

 最終6回、裏の攻撃のハーツにはサヨナラの可能性がある。打順も4番からで何とか1点を取りたかったが、筒井が倒れると、出塁は5番・高松〔中〕のサードゴロエラーのみ。横井三振後、高松は最後のチャンスに果敢に二盗を成功させ、森に託すが、打球は外野に飛ばず、キャッチャーフライで残念ながら無得点。5回、6回を託された多良投手は、被安打0で直球にも伸びがあり、素晴らしい投球だった。

 あと1本出ていれば、強豪ラジカルズさんに勝利できる場面だったが、4-4で引き分けた経験を次につなげていきたい。現在のハーツは、住吉、小西、矢野の3投手が切磋琢磨しながら、技術を上げている。投手が安定していると、確実に試合は作れるし、最近は守備陣の好プレーも多い。まず守りでリズムを生み出し、打撃へ――そういえば、前週は1安打、そしてこの週も2安打。6連勝時にあれだけ当たっていた打線も小休止。次週は打撃陣が投手を助ける展開にしようではないか。

文責【6】

コメント

コメントフォーム

表示:PC