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週刊ハーツ

2021.10.16

10月16日 アメーバ戦 2-16

2021年10月16日(土)13:00~15:00
小豆沢A面(ビジター)
フリーマッチ
【アメーバ vs 南海ハーツ】

A 220 39  16
H 100 01   2

投:高松〔負〕
捕:綿貫-筒井

本塁打:背番号4(ア)
三塁打:背番号24(ア)
二塁打:背番号34(ア)、背番号4(ア)

 1 (二)西塚【92】
 2 (遊)住吉【51】
 3 (三)横井【 6 】
 4 (捕)綿貫【14】
 5 (投)高松【49】
 6 (一)筒井【18】
 7 (右)藤本【 5 】
 8 (左)山口【31】
 9 (中)宮本【19】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=藤本(適時打含む3安打2盗塁)
技能賞=横井(適時打含む2安打2盗塁)
技能賞=西塚(広い守備範囲見せ、一番セカンドで奮闘)
守備賞=なし
山山賞=山口(積極的なオーライの発声も捕球できず)
山山賞=綿貫(初回の守備でイップス発症、その後も好守にツキなし)

試合動画

 この日のハーツは、偶然若手選手の欠席が重なり、ほぼベテラン勢での構成。ベテランの味を発揮しての戦いを誓ったが、イメージ通りには進まず、2対16の大敗を喫した。

 先発の高松〔中〕は、14四死球を出したことに加え、バックが5イニングで5失策と乱れ、失点を重ねることになった。それでも、相当な球数を要しながらも5回を完投と責任を果たした。

 攻撃陣は、チャンスは作ったが決定打を欠き、5イニングで11残塁を記録した。
 1回は四球の住吉〔左〕が2盗塁して作った一死三塁から横井〔中〕の右前打で1点を挙げたが、その後の一死二、三塁から後続が凡退。2回は藤本〔右〕の中前打を足場に一死二、三塁としたが後続が凡退。

 3回には横井〔左〕の中前打と盗塁で無死二塁としたが、三盗を企てたとき、綿貫〔中〕の打球が一直となって併殺、その後高松〔右〕の内野安打と盗塁で二死三塁とするが後続が凡退。

 4回は藤本〔左〕の中前打と山口〔右〕の三遊間内野安打から二死満塁と攻めるが後続が凡退。

 5回には高松〔左〕の内野安打などで満塁とし、藤本〔右〕の幸運なヒットで1点を返すが、続く無死満塁からは3人が凡退、という具合で、8安打5四死球を得て10盗塁しながら2点に終わった。

 この日はこのところ好調な横井、まだまだ足で内野安打も稼げる高松、試合前から「バットがない」と大騒ぎの挙げ句、借りたバットで3安打した藤本と、3人がマルチ安打したが、それぞれ三番、五番、七番と打順が散っていたためつながらず。もとより得点効率を考えて組んだ打順ではなかったが、前半からリードを許す展開も相まって、思うような攻撃ができなかった。

 そんな中で、未来へ楽しみを抱かせるプレーを見せたのが、「一番セカンド」にチャレンジした西塚〔左〕。この日は数字的には結果が出たとは言えないが、守備では深めのポジショニングから広い守備範囲を見せ、多くの打球に追いついていた。ポジション取りの深さについては、今後、多少の試行錯誤は必要だろうが、もともとスローイングは安定しているだけに、慣れれば問題なく打球をさばけるようになるだろう。打撃でも、ファウルにはなったが鋭いスイングでレフトへいい当たりを連発〔右〕。ソフトボール出身なので、こちらも軟式での投手との距離感、スピード感に慣れてくれば、というところか。

 そして、このゲームでもっとも大きく浮かび上がってきた課題は、やはり守備。外野で「オーライ」をかけながらの落球など、捕れるはずのフライを逃すシーンも何度かあった。守備の乱れは、ベテランばかりの布陣で、ある程度予想されたことではあったが、「だから仕方ない」では進歩もない。自分もベテラン勢の一員として感じるところだが、年齢を重ねると、とっさの反応が鈍くなるので雑な部分をカバーできず、球際に弱くなるところがあるのは確か。常に基本に立ち返り、しっかりしたプレーをしていくことが必要となるだろう。とはいえ、「俺が捕る!」の気持ちで積極的に声を出していくこと自体は悪いことではないはず。この日のプレーにへこたれず、アグレッシブにチャレンジする姿勢は、ベテランになっても持ち続けたいところだ。

【文責・背番号5】

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