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週刊ハーツ

2019.04.13

04月13日 あしたば戦 6-0

2019年4月13日 15:00~17:00
世田谷公園野球場A面(ホーム)
Gリーグ 第2戦
【南海ハーツ vs あしたば】(1試合目)

A 000 000 0  0
H 600 000 x  6

投:松尾〔勝〕-住吉〔S〕
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (遊)住吉【51】
 2 (捕)綿貫【14】
 3 (指)高松【49】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (投)松尾【17】
 6 (中)久原【24】
 7 (指)永山【36】
 8 (二)兵藤【23】
 9 (指)筒井【18】
10(一)藤本【 5 】
11(左)宮本【19】
12(三)柴川【 4 】

☆Gリーグ表彰☆
最優秀=横井選手(南海ハーツ)
 優秀=筒井選手(南海ハーツ)
 優秀=福本選手(あしたば)

★ハーツ表彰★
殊勲賞=松尾(勝負どころで踏ん張り見せ4回ゼロ封。打っても適時打)
敢闘賞=横井(先制打含むマルチ安打で四番の仕事)
敢闘賞=住吉(3回6奪三振の好リリーフでS)
技能賞=なし
守備賞=柴川(セカンドで投手横を抜けたゴロを素早く処理)
山山賞=筒井(選考理由別掲)
山山賞=藤本(選考理由別掲)

動画はコチラ

 ハーツにとってのGリーグ第2戦。ハーツは初回に打線がつながり、先制攻撃に成功。ここで挙げた6点を松尾-住吉の好リレーで守り、6対0の完封勝利でGリーグを2連勝とした。

 1回表、二死満塁のピンチをしのいだハーツはその裏、あしたば先発の安藤投手の立ち上がりをとらえた。住吉、綿貫の一、二番がよく見て連続四球を選ぶと、高松が左前打〔左1〕で続き無死満塁。ここで打席に向かうのは、今季、四番に据えられながらここまで本来の打撃が出ていない横井。だがこの日の横井はひと味違った。初球を三遊間突破〔中1〕、先制の走者を迎え入れる。なお無死満塁が続き、松尾も左前に適時打し2点目〔右1〕。2人目の走者が本塁で憤死となり〔左2〕、攻撃が止まってもおかしくないところだったが、ハーツはその後も敵失で1点を加え、なお二死満塁から筒井が右前に2点適時打〔右2〕。送球エラーの間に一塁走者もかえって、この回一挙に6点を挙げた。


 横井はこの日2安打を放ち、四番の仕事。ヒザを柔らかく使って低めにもアジャストする形が出始めており、これをきっかけに上向いてくれれば打線に芯が通ってくることになる。

 そしてこの日はなんといっても先発・松尾とリリーフ・住吉の投手陣が頑張った。松尾〔左1〕は味方が得点した後の回を3者凡退に抑えてハーツ主導のリズムを固定させると、3、4回はピンチは招いたものの最後は踏ん張りを見せて責任回数の4回を無失点。5回からリリーフした住吉〔右1〕は、最初の回こそややボールが散って球数を要したが、根負けせずに投げ切って3イニングで6奪三振の好投を見せた。2投手とも、あしたばの誇る強力上位打線、長堂〔左2〕、安藤〔中2〕、三好〔右2〕各選手にいい当たりを1本も許さず、3人で内野安打1本、1四球に抑えたのが大きかった。Gリーグ表彰には野手のほうが選ばれたが、見事な完封リレーだった。


 また、この日のハーツは12人が集まったこともあって、比較的余裕を持った守備シフトを敷くことができ、守備にも好プレーが出た。柴川はセカンドに回った4回に、投手横を抜けたゴロを素早く処理し、一塁に刺す好プレー〔左〕。また、3回に無死一、二塁で、投前の飛球が捕り切れずツーバウンドになったところを、相手走者の動きを見て冷静に三封、捕ゴロとした綿貫のプレー〔右〕も光った。

 これでハーツはGリーグ2連勝。2回以降追加点が取れなかったのは課題といえば課題だが、今季も実力伯仲とみられるGリーグでは、とにかく一つ一つ白星を重ねていくことが大事。好スタートを切れたのは何よりだ。これからも強敵との対戦が続くが、一戦一戦を大事に戦っていきたいところだ。

今週の山山賞!

 今季より、巧まずしてチームに笑いをもたらすプレーを見せたエンターティナーに送られる「山山賞」が新設されました。果たして今週はどの選手が? クローズアップでお届けします。

 まず1人目は筒井。選考理由となったシーンはダブルだ。
1回表、サードのランナーコーチで、満塁から松尾の左前打のとき、二塁走者に無理な本塁突入を指示し、走者はアウトに。これによってチャンスが潰えるか……と思わせておいて、二死満塁で回ってきた打席で2点適時打! まさに自作自演!?
さらに、すでにゲーム成立後、残り時間でのエクストラのゲームでのこと。二死三塁から死球で出塁すると、いきなり初球に二盗を試み、アウトになってゲーム終了に。打席には、この日不本意な打撃が続いた藤本が「今度こそ」と入ったところだったが……なぜここで???

 もう一人の山山賞は藤本。打者三振のとき、いったんボールをそらした捕手・横井が念のために一塁に送った、加減した送球にタイミングが合わずポロリ。横井を慌てさせた。打者走者が走る意思がなかったためアウトになり、横井ともどもホッとひと息。

【文責・背番号5】

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