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週刊ハーツ

2019.04.06

04月06日 新宿ブンブン戦 4-12

2019年4月6日 13:00~15:00
東台野球場B面(ホーム)
フリーマッチ
【南海ハーツ vs 新宿ブンブン】

H 101 101   4
B 611 22X  12

投:高松〔負〕-今泉-住吉
捕:綿貫-横井

本塁打:なし
三塁打:なし
二塁打:なし

 1 (指)住吉【51】
 2 (指)岩本【 1 】
 3 (遊)今泉【63】
 4 (右)横井【 6 】
 5 (中)久原【24】
 6 (指)兵藤【23】
 7 (左)永山【36】
 8 (二)山口【31】
 9 (一)筒井【18】
10(三)柴川【 4 】
11(投)高松【49】
12(捕)綿貫【14】

★ハーツ表彰★
殊勲賞=なし
敢闘賞=兵藤(完璧な今季初安打から、一気にマルチヒット!)
技能賞=綿貫(得意のおっつけで、センターとライトへ1本ずつ)
守備賞=横井(初回、右中間のフライをジャンピングキャッチ)
守備賞=久原(左中間を抜けそうな打球に俊足で追いつき、単打に)
山山賞=山口(セカンドでの機敏な身のこなしと正確な送球)

 4月最初のフリーマッチは新宿ブンブンさん。Gリーグでの対戦を前に互いのチーム力を試す試合となったが、初回からブンブン打線爆発で、毎回得点の破壊力に南海ハーツは圧倒された。

 1回表にエラーがらみでハーツは1点を先制。その裏のブンブンは、先頭打者が四球で出塁し二盗を決めると、2番打者がライトの左へ大飛球。横井が背走後、一か八かでジャンプすると、タイミングよくグラブに入り、まずは一死。しかしここからがすごかった。3番打者がライト戦へ適時二塁打〔左〕を放つと、打線がつながり、一挙6得点。ハーツは先発の高松〔中〕から今泉〔右〕にスイッチする。

 反撃したいハーツは、2回表に6番兵藤が今季初ヒットとなる会心の当たり〔左〕をセンターに放つ。この日のブンブンの先発は速球と変化球のコンビネーションが良い若手選手〔右〕。好投手が投げ込んだ自信の球を弾き返したシュアな打撃は高く評価できる。

 1-7となって迎えた3回表、今度は12番綿貫〔左〕がセンター前へ技ありのヒット。それを起点に1点を返し、何とか接戦に持ち込もうとする。しかしブンブンはすぐに再反撃し、手を緩めない。2-8となったが、4回表にまたしても兵藤が頑張る。勝負強いライト前タイムリー〔右〕で3-8とし、ハーツは粘りの姿勢を見せる。

 しかしブンブンはさらに上を行く。今泉を継いだ住吉〔左〕にも襲いかかり、5回裏には力勝負を制した4番打者の右中間三塁打〔中〕などで2点を追加。毎回の計12得点で勝負を決める。ハーツは最終6回に綿貫〔右〕が得意の右打ちで、兵藤に続きマルチ安打を放ち、何とか意地を見せるが、点差を縮めるには至らなかった。

 試合自体は完敗のハーツだったが、守備での見せ場があった。この日が自身の開幕日となった山口が2回には機敏な動きで〔左〕、3回には落ち着いたストライク送球で〔中〕、セカンドゴロを堅実に捌き、チームに貢献。同じく3回にはセンター久原が右中間の守備位置から中前打に追いつき、素早い返球〔右〕で、普通なら二塁打以上のコースを単打に留める。
 チーム全体で計4安打、打撃がふるわなかった週でも、こうした守備で集中力を切らさない姿勢は、後々の試合で必ず生きてくるだろう。

 今年の新宿ブンブンは投打ともにかなりの充実ぶりがうかがえる。ハーツナインは、この日がフリーマッチでよかった、と心底から思ったはずだ。次週は、あしたばとのGリーグ。今季はリーグの各チームとも常時12~14人くらいのメンバーが毎週集まり、ベンチも賑やかだ。ここまで人数がそろうシーズンは珍しいのではないか。それだけ自チームの野球が楽しい、という証拠だろう。Gリーグが盛り上がっていくのは何よりも嬉しいことだ。勝ちにこだわり、そして楽しむことを忘れずに、春の野球に邁進していきたい。

【文責・背番号6】

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